データ
概要
朽ちた樹木が折り重なり融合した体を持ち、翼が生えたドラゴンのような見た目をした植物型完全体デジモン。
全身はところどころ腐食していて、樹皮がめくれた部位にはカビが生えているだけでなく、体内には大量の虫が詰まっており、さらにその虫が体を動かす筋肉の役割を果たしているという恐るべき生態を持ち、枯れ葉の翼で飛び立つたび、体の節々から虫がこぼれ落ちていく姿はとてもおぞましいものである。
必殺技は鋭い杭のような牙で敵を串刺しにする「ドライアドスティンガー」と、体内に蠢く無数の小さな虫を口からまるでドス黒い瘴気のようにを吐き出し相手の肉体を枯れ果てさせる「ブラステッドディザスター」。
アニメでの活躍
デジモンアドベンチャー:
トロピアモンに続き今作第44話でアニメ初登場。
ムーチョモンやプワモンが住む森を枯らしてしまい、ペタルドラモンの怒りを買う。その後は遠くまで逃げ延びつつもペタルドラモンを侵食し、弱ったところを待ち伏せしていた。ペタルドラモンとの一騎打ちのために黒い虫のバリアで太一たちを閉め出し、ペタルドラモンに致命傷を負わせるも、ヒカリの叫びに応えたエンジェウーモンの光を授かったペタルドラモンの生命力に圧倒され、最期は相手共々新たな森となる。
余談
デジモンペンデュラムZで初登場したデジモンの一種で同時期にドラゴン要素も持つ植物型完全体デジモンという同じ特徴を持つトロピアモンが登場しているが向こうは『生きている植物』要素をメインにしているに対しこちらは『死にかけた植物』要素をメインにしている。
名前の由来は『指輪物語』に登場する精霊(特に木霊)の一種『エント』から来ていると考えられるがエントの外見は『樹木そのもの』または『人と樹木が合体したような見た目』で表現されるのがほとんどでビジュアルに関してなら同じ植物型完全体デジモンのジュレイモンの方がエントに近い。
進化ルート
ニョキモン→ピョコモン→ポームモン→パラサウモン→エントモン→ヒュドラモン
関連タグ
ペタルドラモン、サンフラウモン…ドラゴン要素がある植物型デジモンの先輩
ブギー…ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのキャラクターで体内に多数の蟲を入れて筋肉代わりにするという共通点がある。