CV:ケン・ペイジ
「お前ギャンブルは好きか?よしやろう!!」
概要
フルネームは「ウーギー・ブギー」または「ウギー・ブギー」(ディズニー内の表記すら統一されていない)で、多数の虫や蛇が詰まった麻袋のお化け。袋を焼かれたり解かれたりしてもまた修復して虫を詰めれば問題なく復活できるらしい。
人を驚かせたり怖がらせることが好きなハロウィン・タウンの住人の中でも危険な部類で、自称「町の影の支配者」。
1のぞろ目に腹を立て、机を叩いて目の合計値を11にを変えるなど、イカサマが得意なギャンブラーで、常時サイコロを2つ持ち歩き、ことあるごとに振っている。
自室には絵柄のキングが剣を振るうトランプ型のオブジェや、胸にスロットがセットされたガンマン風のロボットなど、カジノを模した意匠のトラップが多数設置され、拷問部屋にもなっている。
ちなみに冒頭では月に映ったブギーの影が多数のコウモリとなってカメラ側へと飛んでくるシーンがあるが、これも彼の能力なのか、あるいは何かしらトリックを使ったのかは不明。「恐怖の夢ならお任せ」とも歌っていたので、子供達に悪夢を見せる能力はある模様。
作中の行動
ナイトメア・ビフォア・クリスマス本編では序盤と中盤にシルエットのみで登場し、終盤で子分のロック・ショック・バレルが拉致したサンディ・クローズを送ってきたところで完全に姿を見せる。
その際容姿について「どっちもどっちかな?」と体型がそっくりなことを歌っていたが、その太っちょなサンタを歌って踊りながら軽々と振り回して見せるなど、巨体に見合う怪力と意外に軽やかなステップを見せた。
その後サンディ・クローズを救出にきたサリーも強力な肺活量(?)で引き寄せ捕らえてしまい、二人を文字通り料理すべくマグマに放り込もうとするが、元々ジャックの存在を疎んでいた為、死んだと思って喜んでいたが、すんでのところで彼に妨害される。
ジャック相手に部屋に仕組まれたトラップを駆使して戦い、最終的に全て看破され逃走を企てるが、ロボットの稼動スイッチを押した際偶然解けた糸をジャックに掴まれ、そこから縫い目を裂かれめくれ上がった袋の中から虫の塊たる体内が露呈。重力のまま虫が散らばった後、大半はマグマに落ちて、最後に残った1匹はサンディ・クローズに踏みつぶされるという、人によってはトラウマになりそうな程壮絶な最期を遂げた。
なお後日談となるゲーム「ブギーの逆襲」では前述のとおり悪ガキ3人組の手で復活しており、ジャックが離れた隙にサリーを誘拐したりフィンケルスタイン博士を洗脳(というよりも脳味噌自体を入れ替えた。ちなみに元の脳味噌は無防備かつ野晒しで博士の周囲に置いてあり、博士との戦闘では文字通り頭をこじ開け元の脳味噌を叩き込むかなり荒々しい扱いをする)で従わせ、生み出したモンスター達でハロウィン・タウンを制圧してしまっただけでは飽き足らず、クリスマス以外のホリデー・タウンの象徴達を拉致監禁し、支配してしまっている。
戻ってきたジャックに対しては自身の分身「シャドー・ブギー」や3人組をけしかけ、最後は大量の虫や各ホリデーの関連品を取り込み巨大化して襲い掛かるも、再度ジャックに引導を渡された。
なおツイステとのコラボでは、悪ガキ3人から存在は示唆されているが未登場だった。