概要
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』に登場するキャラクターで本作のヒロイン。
偶然心を持って生まれた継ぎ接ぎだらけの人形で元はフィンケルスタイン博士が家政婦として生み出した。見た目は口裂け女とフランケンシュタインを彷彿とさせるが性格は心優しく、サンタクロース曰く『この町(ハロウィンタウン)で唯一マトモ』とのこと。家政婦として束縛する博士との関係は悪く、物語開始早々二回も毒を盛る有様で本編ではイヌホオズキの毒スープ(博士に対しては睡眠薬として作用する)を飲ませている。
ジャックに想いを寄せており、クリスマス計画で熱を上げ過ぎて暴走する彼の姿に不安を覚え、街中がクリスマス計画で浮かれる中、ただひとりハロウィンタウンの在り方から外れたその計画の行く末を懸念して何とか止めようする。
終盤ではジャックと両想いになり、雪に覆われた月夜の中でキスをする。
能力
かなり知恵が回る人物であり、前述の毒入りスープの他、霧を発生させる薬物を使うなど薬物の知識に精通している。博士に毒入りスープの毒見を要求された際には事前に用意していた穴あきスプーンでスープを飲んだフリをして博士を出し抜いた。
人形であるため肉体の分離が可能で、分離した肉体も自分の意志で動かすことが可能。また、糸と針があれば分離した肉体を元に戻すこともできる。
予知能力の様なものももっているらしく、劇中では花占いをした際にジャックのクリスマス計画の行く末に悲劇が待ち受けていることを悟るきっかけとなった。
ゲームでの活躍
「ブギーの逆襲」
本編の1年後、ハロウィンの新しいネタ探しの旅に出たジャックの身を案じながら手紙で折った紙飛行機を飛ばすがその後、ブギーたちに捕まってしまう。
ヒロインということもあって割と序盤に救出され、以降は各場面で登場してジャックを助言してくれる(ちなみにブギーに操られた博士を助けるためとはいえ、例の毒スープを再び作っている)。
終盤ではサンタクロースのそりを強奪したブギーを追いかけるためにジャックの元へ骸骨トナカイを届ける。
「キングダムハーツⅡ」
ソラたちに原作同様のクリスマス計画を実行しようとしているジャックを止めるように頼み込む。また、彼女自身もサンタクロースと出会った際にジャックの願い事を聞き入れないように頼み込むがブギーに襲われる。
騒動が終わった後、自分は何もあげられないと嘆くジャックに「どんなプレゼントがいいのか?」と聞かれた際には「ジャックと一緒にいる時が最高のプレゼント」とさり気無く告白している。
リア充爆発しろ!!
「ツイステッドワンダーランド」
2024年のハロウィンイベントに登場。
ジャックのフォローなどをしつつ相変わらず博士の家政婦をしている。博士のスープに眠り薬を混ぜるなどの行動をレオナに気付かれているが、レオナはそのしたたかさと逞しさに好感を抱いていた。
料理上手ではあるが、材料はツイステ世界の感覚では食用にしないものばかりであるため、NRC生からはドン引きされている。
余談
- ジャックと共に本作のメインキャラクターとして紹介されることがあり、東京ディズニーランドにあるホーンテッドマンションで期間限定で行われるイベントではピアノを弾くのを披露しているほかに締めとして最後にジャックと二人で登場している(但し、このイベントでは本編とは真逆にクリスマスを楽しんでいる様子があり、ジャックの夢の出来事ではないかと考察するファンもいる。もしくは事前にサンタクロースに許可をもらっているのだろうか?)。
- 2023年発売の小説「パンプキン・クイーンに栄光あれ」では主人公を務めている。