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ジャック・スケリントン

じゃっくすけりんとん

「ジャック・スケリントン」とは、アニメ映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』に登場するキャラクターである。
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概要編集

CV:クリス・サランドンダニー・エルフマン(歌唱)、市村正親(日本語版)


丸顔で長身痩躯の骸骨である男性。

寝る時にないはずの瞼を閉じたり、肉がついているかのように表情豊かな所はご愛嬌。この為ディズニーファンから本当の正体は「案山子」では無いかと考察されている。


相手を怯えさせ怖がらせる天才で、ハロウィン・タウンの人気者。住民たちからは「かぼちゃ畑の王(パンプキンキング)」と称えられている。


性格編集

不気味な容姿なれど明るく紳士的な人柄で、見知らぬ他人にもフレンドリーに接する献身的・行動的な性格。その悪意のない純粋さは、どこか子供っぽくもある程。


ただし若干思い込みが激しく、人の話を聞かずに行動する悪癖があり、我々人間とはズレたハロウィンタウンの価値観も加わって、ありがた迷惑な結果に繋がってしまう事もしばしば。


シルエットを見ただけのサンタクロースについて、(「自分たちが今までやってきたこととは違うことをしている」と理解し、それを語った上で)「全身真っ赤の巨大なロブスター」「背中の袋に生首を詰め、空を飛び回る」などと間違った見解を自信満々に語っていた。

しかもサンタの名前を「サンディ・クローズ(砂の爪)」と勘違いして覚えていたため、「かなりの怖い者」と誇大に喧伝している。


ただし上記の通り、視野は狭いが決して傲慢でも頑固でもなく、自分が間違っていた事に気づけば、すぐに行動を改め謝罪・反省できる好人物である。

直後に「まぁいいだろう!」と立ち直っていたのは些かポジティブすぎるが、即座にクールダウンして行動しているので、そっとしておいてほしい。


作中での活躍編集

毎年同じことの繰り返しにマンネリ化を感じ、ナイーブになっていたところ、偶然訪れたクリスマス・タウンの陽気で明るいクリスマスの様子に心を奪われ、クリスマスを自分たちで作り出そうと計画を立てる。


しかし、そもそも「クリスマス」とは何なのかを全く理解しないままおっ始めてしまったため、自身を含めた住民たちの根本的な価値観の違いや、盛大な勘違いのせいで事態は悪化の一途を辿り、人間界に不気味極まりないプレゼントを良かれと思ってばら撒いてしまう。


ネズミコウモリの死体を使った帽子はまだマシな方で、人に襲いかかる凶暴なおもちゃやリース、果ては生きた大蛇やコウモリなど、どれも迷惑極まりない。


ついには本物のサンタクロースを誘拐・監禁して、代わりに自身が念願のクリスマスを実行するも、上記のトンデモプレゼントの連発で迷惑を被った人間からのクレームの嵐により、とうとう軍の砲撃で撃ち落とされてしまう。


ここでようやっと自分がしでかしたことの重さを実感・反省してからは、事態を収拾すべくブギーに捕らわれ殺されかけていたサンタクロースを救出し、ブギーを倒した後に謝罪。最後は謝罪を受け入れたサンタクロースに「人には領分というものがある」と諭された。


ゲームでの活躍編集

GBAソフト「パンプキン・キング」編集

本編の前日談にあたり、当然ハロウィンについては多少謎の不安を感じながらも楽しみにしていた。

作中ではブギーの放った虫や、悪ガキ3人組の用意した機械をつぶしていき、無事にハロウィンを行うべく戦っていくのだが、システムやシナリオの都合上時には住民たちに便利屋よろしく使われることも…。

最後は無事ブギーを倒し、街の平和を取り戻す。


PS2ソフト「ブギーの逆襲」編集

こちらは本編の後日談。またもマンネリに何か物足りなさを感じ、フィンケル・シュタイン博士(ヒロインであるサリーの生みの親)の元を訪ねたところ、伸縮自在なスライム状の「ソウル・ラバー」を渡され、しばしアイディア探しの旅に出る。


それから約2か月後(ハロウィン終了から始まり、劇中でジャックが「今日は12月23日」と答えているシーンがあることからたぶんそのくらいの期間)、悪ガキ3人組が蘇らせたブギーに支配されたハロウィン・タウンを取り戻すべく奮闘する。


キングダムハーツ」シリーズ編集

ハロウィン・タウンで住民たちとともに登場。恐ろしい敵であるハートレスをサプライズの道具として活用しようとしたり、カボチャ型の爆弾をそこらにバラまいたりと色々しでかしてくれる。


それから一年後の物語であるKH2では原作と同じくクリスマスに魅了されてサンタクロースになろうとしていたが、こちらでは騒動を起こす前に本物のサンタクロースから「クリスマスには私が、ハロウィンにはお前が必要」と諭されており、人間界に迷惑なプレゼントをばら撒かずに済んでいる。


ちなみに、エピソードクリア後はコスチュームが普段のスタイリッシュなものからサンタクロースの衣装へと変化する。


Fall_Guys:Ultimate_Knockout編集

2021年12月16日から27日まで開催された期間限定ショー「悪い子、それとも良い子?ショー」及びその連動イベント「サンタ・ジャックのチャレンジ」として登場。

出現するステージがその時のギミックの難易度によって「悪い子リスト」と「良い子リスト」に振り分けられ、難易度の高いギミックが設置された場合が「悪い子リスト」となる。


4人1組チームのスクワッドモード扱いで、優勝賞品は通常のスクワッドモードと同じく1人につきクラウンシャード20個。このショーをプレイして提示された目標(全10種)を達成することで、サンタスタイルのジャックのスキンなどのアイテムがもらえる。


ツイステッドワンダーランド編集

2024年のハロウィンイベントに登場が決定。

ディズニー原典キャラのゲスト出演はスティッチに次ぐ二人目で、しかも本人をモチーフにした新キャラ、スカリー・J・グレイブスも登場するVIP待遇となっている。

自分達の世界に迷いこんだナイトレイブンカレッジの面々やスカリーを快く出迎え、今年は彼らをテーマにハロウィンを盛り上げようと、相変わらずのズレた努力ぶりを発揮する。

なお、レオナ知人のジャックと区別する為「スケリントン」と姓呼びしている。


関連イラスト編集

ジャック7変化ユリイカ。

ブルックとジャック・スケリントンThe Nightmare of Halloween


関連タグ編集

ナイトメア・ビフォア・クリスマス

サリー NBC ハロウィン クリスマス


ジャイアント・ピーチ:1996年の映画。ジャック・スケリントンとしてカメオ出演

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