以下はキャラクターについて解説する。作品の概要については『リロ・アンド・スティッチ』の項目を参照のこと。
概要
CV:山寺宏一
悪の天才科学者ジャンバ博士が違法な遺伝子実験によって創りだした、エイリアンの試作品626号。
本来は六本脚で頭と背中に触角を持つが、地球では犬になりすますために普段は中足と触角を体内に隠している。しかし外見は犬というよりコアラに近い印象がある。デザインのイメージはコウモリらしい。
一人称は「スティッチ」または「僕」。
自分の体重の3000倍のものを持ち上げられる怪力(3000倍を少しでも超えると耐えられなくなる)、銃弾と炎への耐性、暗視能力などを持ち、あらゆる武術に長けている。
地球の言語は片言でしか喋らないが、理解力はあり、知能レベルはスーパーコンピューター並に高い。身体を構成する成分密度は鋼鉄と同じなため、水に浮かぶことが出来ない金槌。だが、リロ達の影響でサーフィンが趣味になった(泳げないのは治っていない)。
唯一の本能は触れるものすべてを破壊することだが、逃亡中に不時着したカウアイ島でリロに出会い変化があらわれ、自分の居場所と家族を探すことになる。
『リロ・アンド・スティッチ』シリーズ完結後、ハワイを離れてからは宇宙スクーターで暴走行為をしていたが、宇宙嵐に巻き込まれて沖縄のイザヨイ島に落下。そこで出会った現地の少女ユウナ宅に居候する。
こちらでは日本語を巧みに話せるようになっており、ちたまの石に宇宙一の力を授けて貰うべく「43のイイコト」を成し遂げようと奮闘、エイリアンとも異なる「妖怪」達とも交流していく。
しかし、善行の数を示すジャンバの発明「イイコトカウンター」の数値がワルイコトをすると下がっていく/腕から外れると0カウントになる仕様のために中々上手くいかない。
『スティッチ!』シリーズ第3期『スティッチ!ずっと最高のトモダチ』ではユウナの通うイザヨイ小学校の廃校に伴い、彼女の従姉妹である流石鶴子の赴任先である沖縄ニュータウンへユウナと共に引っ越した。やがて大人になり、娘も誕生したリロ(CV:半場友恵)とも再会、リロの心残りも解けるのだった。
今でもリロは彼にとって大切なオハナと認識されているようである。
後に『スティッチ!ずっと最高のトモダチ』において、パワーチップなる力の源が埋め込まれてる事が発覚。(まぁずっと最高のトモダチではそのパワーチップを狙ってあいつがスティッチのいとこ達を改造して送り込んでくるのだが。)
その製造方法はかなりぶっ飛んでいて、なんと惑星同士の衝突のエネルギーを固形化した物というぶっ飛び振り。と言うかそれを作ったジャンバ博士は凄い。本当に凄い。本気を出したらマジで地球危ないのでは……
食嗜好は雑食性で人間の食べ物だけでなく、ゴミや金属、虫なども噛み砕いて食べる事ができる(ただしゴミを食べると体調を崩す)。
また、コーヒーやカカオなどのカフェインを含む食べ物を摂取すると凶暴化するが、濃度によっては抵抗できる。ちなみに本人の好物はココナッツケーキ。
試作品624号のエンジェルを愛しており、その純愛の深さは行動にも見られる(エンジェルのグッズを持っていたり、エンジェルに対する不満を言ったプリークリーに飛び掛って威嚇する等)。
ゲスト出演
ツイステッドワンダーランド
D社本家が深くかかわるアプリゲーム「ツイステッドワンダーランド」の期間限定イベント「Lost in Book with Stitch ~真夏の海と宇宙船~」にてゲストキャラとして、ガントゥとともにコラボ出演。またツイステ内の限定イベント上では本家の姿のまま出演するのは彼が初である(ツイステ本編ではミッキーがキーパーソンとして出演)。
キングダムハーツ
D社とスクウェア・エニックスの共同開発ゲーム「キングダムハーツ2」および「キングダムハーツ3」にて、召喚キャラクターとしてゲスト出演。
また、「2」と外伝「バースバイスリープ」ではシナリオ上でも活躍するキャラとなっている。
「BbS」では原作同様、銀河連邦の宇宙船に収容されていたところでテラ、アクア、ヴェントゥスと立て続けに出会うこととなり、彼らとの交流を経て心や友、絆といった概念に触れていく。
その過程で、彼らの持つ「つながりのお守り」に触発され似たようなオブジェを自作したが、ガントゥによって破壊されてしまった。
アクア編とヴェン編のイベント・ボス戦では仲間キャラとして共闘してくれる。
その約10年後にあたる「2」では、ホロウバスティオンにある賢者アンセムの研究室に突如として現れる。コンピュータの上に乱暴に着地し、怒ったドナルドと一悶着起こすと逃げて行った。
後にハートレスの大群が襲撃してきた際は、再建委員会のメンバーに乗じて戦う姿を見せている。