概要
バイフーモン所属のデーヴァ。干支は「戌」の完全体であるデジモン。
神社の狛犬のような姿をしており、マクラモンとシンドゥーラモンの兄貴分を務めるが、彼らはあまり恩義を感じていない模様(桃太郎のお供の逸話からか?)。
また、なんでも白黒つけたがる性分に加えて「宝鎚(パオツェイ)」というハンマーの姿に変形出来ることから、議長や裁判官の役割を買って出る事もあるようだ。必殺技は宝槌を使って大地震を起こす「シュヴァボージャナ」。
活躍
デジモンテイマーズ
CV:石井康嗣
スーツェーモン所属のデーヴァにして、スーツェーモンに信頼されている。インプモンの願いを聞き、ベルゼブモンに進化させ、テイマーズと戦うよう指示した。
デュークモンとベルゼブモンとの決闘の最中ロップモン(アンティラモンから退化)を始末しようとしたが、デュークモンに一撃で倒され、ベルゼブモンにロードされた。
彼の死によりアンティラモンを除いたデーヴァメンバーは全滅する事になった。
インプモンとのやり取りや彼をベルゼブモンに進化させるなどデーヴァ内では比較的大物のように描かれていたが、ベルゼブモンの戦闘時に乱入しロップモンを始末し損ねデュークモンに瞬殺されるというあんまりな結末であった。そもそも彼の戦闘の参加した際は既にロイヤルナイツクラスと七大魔王クラスの究極体上位デジモン同士の対決であり既に強さのインフレ的には完全に置いて行かれている。
彼を倒したデュークモン本人も「例えデーヴァであっても、このデュークモンの敵ではない!」と台詞を言うなど既に相手にならない扱いをされており中々悲惨である。
なお、こちらは公式デザインとは異なり、黒目が描かれている。
デジモンクロスウォーズ
ムシャモン配下のバグラ軍のデジモンであり、凧を使って城に潜入しようとするゼンジロウの妨害を行なったが、ドルルモンのドリルバスターで倒された。
デジモンストーリー超クロスウォーズ
デジメロディを入力する事でアイテムを貰える…が、歩行グラが登場するのみでプレイヤーキャラにはできない(何の為に出てきたんだお前…)。
デジモンリアライズ
デーヴァの一体として登場。
進化
見るからにシーサモンと関係のありそうな見た目をしているが、カードゲームではライドラモンから進化する(これに関しては「デジモンアドベンチャー02」において友情のデジメンタル使用時にガブモン系のイメージが浮かび上がることから来た人選ではないかと思われる。アーマー体に純粋な犬型がいないからといえばそこまでなんだけど…)。
ちなみに、仮にシーサモンの進化ルートに収まった場合、シーサー→狛犬型のデーヴァの裁判官→ダークエリアの裁判官というルートが完成する。
進化元
- ライドラモン
- オポッサモン(Dα-543)
- ゴートモン(St-970)
- ナイトチェスモン(黒/白)/ボアモン(Dα-581)
- ドーベルモン/グリズモン(St-805)
- ランクスモン/ヨウコモン/アイスデビモン/キュウビモン(バイタルブレス)
ジョグレス進化元
進化系
- クズハモン:巫女モード/サクヤモン/パラサイモン/サクヤモンX(バイタルブレス)
- ジャスティモン(Bo-75t)
- ハイアンドロモン(Bo-762)
- バイフーモン(DM02-037)※バイフーモンの配下共通の究極体
- ベルゼブモン(Bo-821)
- メタルガルルモンX(Dα-495)
ジョグレス進化
- シェンウーモン(Dα-597(DSかJT所属の完全体+デーヴァ))
- スーツェーモン(Dα-601(NSoかWG所属の完全体+デーヴァ))
- チンロンモン(Dα-595(DRかWG完全体+デーヴァ))
- バイフーモン(Dα-598(MEかNSp所属の完全体+デーヴァ))
- カオスドラモン(St-957(チャツラモン+ギロモン))
- サーベルレオモン(St-785(ヴァジラモン+チャツラモン))
余談
TCGバトルスピリッツではCB07『デジモン 決めろ!カードスラッシュ』にて系統:完全体・神皇・異合の青属性スピリットとして登場。
相手に手札の破壊を迫り、一枚ドローする効果、手札が減った際に完全体・究極体のデジモンを回復させる効果を有する。「異合」は合体動物が属する系統であるにもかかわらず、チャツラモンがこの系統を有している理由はこのカードのベースが『戌の十二神皇グリードッグ』だからである。