データ
概要
聖と魔を併せ持つ完全体の魔王型デジモンで、七大魔王に属し、七つの大罪のうち「傲慢」を司る。「七大魔王」の他のデジモンたち(いずれも究極体)とは異なり完全体ではあるが、彼らを差し置いて七大魔王最強の存在として君臨している。
ルーチェモンが成長した高貴な青年といった出で立ちで、成長期時代の面影は残しつつも、左半身の翼6枚は悪魔のように変わっている。右半身の翼6枚は形こそ天使の翼のままではあるが、首元の1枚は(左半身の悪魔の翼と同じように)黒く染まっている。
成長期が登場してから約1年後の2002年12月に発売された「ディースキャナ3.0」にて初登場。カードゲームでは2003年2月発売の「ブースター19~黙示録の暗黒魔竜(DARK WING APOCALYPSE)~」にてサタンモードと共に初登場を果たし(カード番号はそれぞれBo-968・Bo-969)、同時期に放送されていた『デジモンフロンティア』でラスボスとして暗躍した。
ちなみにデジモンストーリーシリーズには長らくこの姿のみが登場しており、第2作ではエンジェモンとデビモンのジョグレス体という扱いであった。第4作でようやく成長期が参戦するも、その頃には進化が廃止されてしまっていた。
なお、必殺技の『デッド・オア・アライブ』はフロンティアでは◯、×、△、□の4つの記号が描かれた光球を投げつけるという技になっている(おそらくプレイステーションのボタン配置が元ネタ)。クロスウォーズでは赤い火球となっている。
公式設定
聖と魔を併せ持つ究極の魔王型デジモンで“七大魔王デジモン”最強の存在。超古代に反逆戦争を起こし、多くの魔王型デジモンと共にダークエリアに封印されていた。
その力は他の究極体をも超え、“神”と呼ばれる存在に匹敵すると言われている。全てのものを慈しむ神のような一面も持ちながら、この世界全体を破壊せんとする悪魔の様な相反する存在である。そのためこの世界を一度破壊し、新たなる新世界を創造することを目論んでいた。
必殺技は打撃の乱舞で敵を空高く舞い上げたあとに、敵の四肢を固定して地面に叩きつける破壊技『パラダイスロスト』と、聖と魔の光球で立体魔方陣を作り出し敵を封じ込める『デッド・オア・アライブ』。この魔方陣に閉じ込められると完全に消滅するか、大ダメージを負うか1/2で決まってしまう。
進化ルート
プットモン→キュピモン→ルーチェモン→ミミックモン→ルーチェモンFM→ルーチェモンSM