概要
選ばれし子供たちに協力する謎の老人。デビモンを倒した後に立体映像となって姿を現し、サーバー大陸へ向かい、紋章を集めるように指示した。
その正体は、デジタルワールドの安寧を望むもの「ホメオスタシス」に仕える自律型エージェントの生き残りで、本来は青年の姿をしていた。
しかし、ピエモンの襲撃により他のエージェントたちは全滅してタグと紋章を奪われ、唯一生き残ったゲンナイも体に黒い物体を埋め込まれてしまった。それでもデジタマとデジヴァイスを持って逃げ、途中で落としてしまったニャロモン以外の選ばれし子供たちのパートナーデジモンのデジタマを守り抜いた。小説版によると、老人の姿をしているのは黒い物体の影響を抑え込むために老化することで代謝を抑えていたためらしい。
主な活躍
続編である3年後の2002年では青年の姿となって、復活したチンロンモンに仕えていた。チンロンモンの元にいた3年の間に世界のコンピューターのデジモンに関する情報や研究をコントロールし続けていた。またエージェントの数も増え続けており、アメリカにベンジャミン、中国にジャッキー、オーストラリアにユーカリ、スペインにホセ、ロシアにイリアという外見は同じだが名前の違うエージェントが多数登場している。彼ら曰く、「簡単に言えばゲンナイの親戚、友人、コピー、分身」らしい
6年後の2005年では、西島大吾に協力して感染デジモンの事を教えていたが、イグドラシルにとらえられ、本宮大輔達共々生命維持装置の中で昏睡状態にされていた。
第6章で昏睡状態から目覚めたため、大輔達と共に、太一と西島によって救出された。
また、イグドラシル側に仕える、彼にそっくりな謎の男と呼ばれる黒衣のエージェントが登場しているが、関係性は不明。
11年後の2010年では、太一のパソコンの中から出現し、デジモンとのパートナー制度の解消が事実であることを教えた。なぜ教えなかったのかと詰問された際には「寿命のことをいちいち話したりはしないだろう?」と厳しい回答をしたものの、遠回しではあるが希望があるかのような事を話していた。
付き合いが長いためか、口調は若干フランクな物になっている。
登場なし。