概要
SOLU改め美咲撫子が「仮面ライダーなでしこ」変身時に使用するベルト。
大まかな外見はアイスブルーに色変えされたフォーゼドライバーでコズミックエナジーを利用するアストロスイッチを制御する管制用コンソールという基本性能もフォーゼドライバーと同様。
分かりやすい相違点として両足に対応した×と△の「スイッチソケット」が塞がっている。
このため使用できるのは〇(右腕)と□(左腕)のみだが、これは使用者に合わせて省かれた結果であり不完全な訳ではない。
機能
「パワーハーネス」の代わりにフレシキブルバンド「ラウンドハーネス」が伸びて腰に巻きつく構造になっている。
中央にあるディスプレイは「ステイタスモニター」ではなく「アクティブモニター」と呼ばれ、表示されているのもなでしこである。
「スイッチソケット」は前述の通り2つのみで、対応するアストロスイッチを2基装填する事が可能。手前の接続スイッチ「トランスイッチ」も造型は存在するが機能するのは2つのみで、これを操作することで変身が可能となる。
「エンターレバー」の根元に相当する部位には「ストリームコンデンサ」と呼ばれるコントロールユニットを備えており、リミットブレイク発動の際に蓄えたコズミックエナジーの出力管理を行う。
バックルの裏側、装着者とバックルの接触面は「アンビリカブルインジェクター」に相当するコネクションゲート「サポートインジェクター」を持つ。
他にもドライバー着脱用のロック解除ボタン「リリースボタン」や放熱板「ヒートシンクプレート」も存在しない。
心臓部となるメインコンピュータはフォーゼドライバー同様「AXS-4000」。
玩具
『仮面ライダーフォーゼ』10周年記念として「仮面ライダーフォーゼ 変身ベルト DXなでしこドライバー」の商品名で、プレミアムバンダイ限定での商品化が決定。
担当のフナセン氏によれば、女性ライダーかつ劇場限定ライダーという特殊な立ち位置であった為か、商品化は難しく、10周年にあたりGOサインが出たとの事で、真野氏のボイスは所属事務所に確認を取った所、スペインから日本へ偶然にも帰国していた為に収録が可能になったという存在自体が奇跡の塊のような商品である。
ただし、劇中のように斜めがけの造形は新規造形となるが故にお値段も貼ってしまい、更に腰に巻ける人と巻けない人の格差が生まれてしまうという様々な観点から、「変身ベルト DXフォーゼドライバー」のリデコという形に落ち着いたとの事である。
関連タグ
MOVIE大戦MEGAMAX MOVIE大戦アルティメイタム
- 白い魔法使いドライバー:同じく名称にひらがなの入る変身ベルトで、女性も使った事がある。後に判明した正式名称は「ワイズドライバー」。ちなみに女性ライダーや劇場版限定ライダーが使う同型もある。
- 究極の眼魂:同じく名称にひらがなが入る劇場版限定ライダー変身ベルト。媒体によってはエクストリーマードライバーとも呼ばれるが、こちらは"究極の眼魂"が正式名称。
- リベラドライバー:10年後の仮面ライダーリバイスに登場する「女子高生が変身に使う」「玩具がプレミアムバンダイ限定販売」のベルト仲間。なでしこドライバーは"フォーゼ10周年記念"で商品化されたので、玩具の予約開始日はリバイス放送開始2日後。
ロストドライバー→ ポセイドンドライバー/アクアドライバー/なでしこドライバー →ソーサラーのベルト