「二人なら、力も倍増だ!」
演:マット・マリンズ/吹き替え:松田悟志
概要
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』の登場人物の1人であり、同作のもう一人の主人公。
年齢は24歳。ゼイビアックスがベンタラを支配して以降に生き残った数少ない仮面ライダーの1人。仮面ライダーウイングナイト(KRDK版仮面ライダーナイト)に変身する。
当初は自分たちベンタラ人とは全く無関係の地球人キット・テイラー/仮面ライダードラゴンナイトを戦いに巻き込みたくないと考え突き放した態度を取って、話も必要最小限だったが、 彼を信頼して戦士として鍛えるのと同時に次第に心を開き始め、キットの良き理解者になって行き、彼の師匠兼いい兄貴分として彼を支えるようになっていった。クリス・ラミレス/仮面ライダースティングが仲間に入ると、朝練するぞと言って三人で戦闘訓練を行うようになった。
が、後には「どうも先輩面は苦手で、必要だから仕方なく指導してたけど、俺はやっぱり一人で戦ってる方が性に合っている」という本音を漏らす。人見知りだったのか。
ツンデレ気味であった蓮とは全く逆の存在ともいえる。
しかし、キットによく似た戦士で、かつての仲間であったアダムの裏切りについては未だ心の傷として残っていた事も手伝い、戦いの中で非情になり切れずに甘さを見せる自分自身の抱えるジレンマに苦労する一面を見せる事もある。
本人曰く「ライダー一筋」。幼少期から仮面ライダーとして戦うために厳しい特訓や日々の鍛錬を怠ることなく続けていた。そのため、
- 変身せずにレッド・ミニオンたちを蹴散らせる
- 自己嫌悪を抱いてヤケクソになり、変身せずにギガゼールとオメガゼールにタイマンで喧嘩を吹っかけ互角以上の戦いを展開する
- チョウ兄弟が変身せずに喧嘩を挑んできた時には、「なんだシロウトか…説得して味方にしたいが…何故だろう…とてもそんな気にならん…」とかブツブツ言いながら、余裕で二人をフルボッコにして追い払う
- 全編通じて一度もベントされていない不敗の男
等、化け物級の高い戦闘力を誇っているため、変身前の素顔で戦った方が強そうに見える人である。
恋人はケイス/仮面ライダーセイレーン。
余談
- 名前の由来は本家の秋山蓮から。日本語吹き替えも蓮を演じた松田悟志本人が担当。なお松田は吹き替えの際「いや変身せんでええがな!」とつっこんだと言う(参考)。また、松田は声優陣との共演が刺激的すぎてアドリブにまで気が回らなかったとも語っている。
- 「一本の枝は折れるが、三本の枝は折れない」という三本の矢の説話は、世界中に類型があるらしい。