「5000℃の高熱に耐える俺の力を見よ!」
登場作品『仮面ライダー』
第41話「マグマ怪人ゴースター桜島大決戦」登場
スーツアクター/佐野房信
概要
動植物ではなく、無機物である流れ出る溶岩をモチーフに制作させた珍しい部類に属する死神博士配下の改造人間。まさしくロケ地である桜島に相応しい怪人と言えよう。
身長198㎝、体重はなんと232㎏。こんな重い怪人は平成作品にもそうそう出てこない。
「フーッ、フーッ」という熱い物を冷ます際に息を吹きかける時のような不気味な唸り声を放つ。
5000度の高熱にも耐える耐熱怪人で、その特性を生かし桜島のマグマだまりへ爆弾を設置し、これを爆破して桜島を刺激して噴火させ、その際に噴出した溶岩を予め掘っておいたトンネル内へと誘導、これを霧島火山帯まで誘導して火山帯を噴火させ、九州一帯を焦土と化す作戦(回りくどいな…)とトンネルを掘る作業員確保を使命としている(というか後述の通りモグラングがいるのに何故ショッカーは作業員をモグラ人間に改造しなかったのか…)。
先に紹介した耐熱怪人の性質上、作戦展開には必要不可欠てある要ともいうべき改造人間である。
ただし、溶岩の怪人のため寒さには弱い。
また、5000度の溶岩の中を自在に動け回るだけのことは有り、その耐久力は前回のスノーマンと同等、或いは以上のものを誇っており、ライダーキックをいともたやすく跳ね除ける程の頑丈な体を持つ。
加えて怪力を誇り、更には体から放たれる溶岩弾を主な武器して使用し敵を粉砕することが出来る。
一度は自身に戦いを挑んできた1号ライダーをアルマジロング、モグラングと共に追い詰め、捕える事に成功し、死神博士によって脳波コントロールされた1号と2号を同士討ちさせて共倒れを計るが2号により洗脳が解かれて失敗。
アルマジロングと組んでダブルライダーと戦うが最後はライダーダブルキックの前に敗れ去った。
その後、劇場映画2作品にて再生怪人軍団の一員として登場している。
裏設定によればニンニクが大嫌いらしい。なんでや。
派生作品
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
タイガーロイド、コマサンダー、イソギンジャガー、さそり男らと共にドクトルGのゴーバスターズ壊滅作戦に協力した。
最後は決戦後へと駆けつけたダブルバースが放ったバースバスターの射撃に怯んだ所へ、オーズのメダジャリバーの斬撃を受け爆死した。
仮面ライダー 正義の系譜
邪眼の力により復活。
死神博士が1974年の世界でコバルト爆弾を地殻に投下し、大地震を起こす計画の実行の為、マグマ帯を移動できる能力を活かし計画の核となる。計画を阻止せんとするV3の前に立ちはだかるが、その戦いで耐熱器官が破壊されてしまい、大爆発を起こしてあえなく敗れ去った。
しかしその耐熱器官は別の怪人に受け継がれ、計画はまだ終わってはいなかった。
仮面ライダー大戦
なお、魂が無いかは不明である。