「社長、彼らを説得しても無駄な事です!」
演:不明
データ
身長 | 217.0cm |
---|---|
体重 | 125.0kg |
特色/力 | 体の柔軟性、長い目 |
(出典:『仮面ライダーファイズ超全集 下巻』p.99、東映公式『仮面ライダー図鑑』より)
概要
ナメクジの特質を備えるオルフェノク。スマートブレインの社員の一人が変身する。
顔から突き出た長い目は全方位を見渡すことができ、獲物を瞬時に捕捉する。また体は非常に柔軟であるという。
顔はテレビ版に登場したスネイルオルフェノクに酷似しているが、ボディはモールオルフェノクと共通である。
スマートブレイン社員に変装した人類解放軍の隊員を他のオルフェノク達共に襲撃して壊滅に追い込む。その後、木場勇治達三人を村上社長の命令を無視して殺そうとしたため仮面ライダーサイガと戦闘。仲間を瞬殺され、自身もダメージを負って変身が解け逃げようとするもあっという間に追いつかれ、首をへし折られ死亡した。
仮面ライダーによって変身前の状態で殺害されるという珍しい末路を辿ったオルフェノクである。
派生作品
『仮面ライダーファイズ正伝 異形の花々』
本作ではスマートブレインが登場しないため、一般のオルフェノクとして登場する。ただし、姿が全く同一かどうかは不明である。地の文によれば目の形はビー玉のように丸く、全身はヌメヌメしていて体重は原作の4倍の500キロ程だと推測されている。
変身者は中曽根という太った男。園田真理に偏執的な愛情を抱き、彼女にプレゼントしたフルーツ牛乳の瓶を舐めまわすという奇行を人間の頃から繰り返していた。おまけにダイエットの為とはいえ、真夏にジャージとマフラーを着用するなど思考はまともと呼べるかは怪しい。
クリーニング店から帰宅する途中交通事故(首に巻いていたマフラーが車輪に引っかかって転倒した)に逢って死亡し、自分が死んだことにも気づかないうちにオルフェノクに覚醒し、看護師を殺害。
映画では見せなかったコンクリートをも溶かす溶解液と長い舌、身体中から伸ばす触手を使った戦闘能力を披露し、病院の中で暴れ回ったが、駆けつけたファイズのクリムゾンスマッシュに敗れる。
なお本編では「ナメクジタイプのオルフェノク」と呼ばれている。
『オールライダー対大ショッカー』
大ショッカー所属のオルフェノクとして登場。
余談
頭部はスネイルオルフェノクの流用のため、デザイン画は存在しない(『完全超悪』p.145)。