「アマゾンの体にはこの爪で付けた傷が付いています。今頃は毒が全身に回り、奴がくたばるのは時間の問題」
CV:山下啓介
概要
第10話「黒ネコ獣人保育園をねらう!!」に登場。
アマゾンの持つ『ギギの腕輪』を狙う秘密結社ゲドンが、送り込んだ第10番目の刺客である黒ネコの獣人。ちなみに鳴き声は「ニャアーオゥ」と、まんまの鳴き声である。
頭の回転が速く、物語の冒頭でアマゾンを襲撃し、逆に返り討ちにあって逃げ帰ったせいでゴルゴスらにより毛皮にされそうになるが、自身の能力を説明して上手く回避している。
また、無精な一面を持っており、再度の出撃命令を下すためにゴルゴスが何度も呼んでいるのにもかかわらず、赤ジューシャを侍らかせて自身の身を世話させ、夢中になって中々呼び出しに応じなかった。
毒に冒され、立花藤兵衛とモグラ獣人によって保育園に匿われた、手負いのアマゾンを狙って、2度目の襲撃の際、右目を変身前のアマゾンに「コンドラー」で潰されて以降は、復讐の鬼と化し、使命とは別の意味で彼の命を狙い続ける、執念深い性格の持ち主でもある。
自慢の毒爪で果敢にも襲いかかるが、アマゾンライダーに変身したアマゾンには毒爪は通用せず、最期は「大切断」で断頭された。
能力
ネコの怪人だけに夜行性で、その目は闇夜でもはっきりものを見る事ができる。また、俊敏な動きで敵を翻弄し、茂みや物陰から奇襲を仕掛ける戦法を得意としている。
アマゾンライダーの体から火花が飛び散るほどの威力を持つ鋭い毒爪が最大の武器であり、これを使って敵を引き裂く攻撃を仕掛けるほか、万が一仕留めそこなっても、爪に含まれた猛毒により犠牲者はアマゾンの秘境に伝わる解毒剤を用いない限り確実に死に至らせしめることが出来る恐ろしい武器である。
本編以降の活動歴
『仮面ライダーSPIRITS』ではゲドン復活に際し九州総攻撃に参加。阿蘇山噴火計画に協力し、駆けつけたアマゾンライダーからガガの腕輪を強奪し、十面鬼ゴルゴスに譲渡したものの、用済みと見なされアマゾンもろとも火炎放射を浴びせられて焼死した。しかもアマゾンは生きていたので純然たる犬死にならぬ猫死にに終わった。
『仮面ライダーSD』ではゴールデンウィークを消滅させる作戦を実施。ゴールデンウィークを楽しみにしていた人達をサハラ砂漠など娯楽のない土地へと宅配した。
余談
- なお、「黒ネコ獣人保育園をねらう!!」というタイトルだが、黒ネコ獣人が狙っていたのは、終始アマゾン&ギギの腕輪であり、毒に冒されたアマゾンが保育園に匿われている事を突き止めたのも、黒ネコ獣人ではない。
- 「仮面ライダーディケイド」第28話で登場した人造魔化魍バケネコは彼の代役。
関連項目
獣人(仮面ライダーアマゾン) 秘密結社ゲドン 黒猫 仮面ライダーアマゾン
犬塚翼(獣人):似て非なるもの。
その他の黒ネコ型改造人間
その他のネコ怪人
ネコヤモリ キャッティウス ドロニャンゴー バケネコ(親、子) ネコヤミー シャムネコヤミー カザリ リンクス・ゾディアーツ ネコ怪人