ガマ獣人
がまじゅうじん
『仮面ライダーアマゾン』第17話「富士山大爆発?東京フライパン作戦!」に登場。
ガランダー帝国に所属するガマガエルの獣人。鳴き声は「ゲェーッ‼」
残忍かつ狡賢い性格の持ち主で、ゼロ大帝主催の「世界征服作戦書募集」に飛び入り参加。
三原山から地下トンネルを掘り富士山を大噴火させ、さらにそのマグマを東京の地下に流し込んで東京を壊滅させる「富士山大爆発!東京フライパン作戦‼」というインパクト絶大かつ無茶なネーミングの大規模な(後述)作戦を立案。
この作戦内容に大変ご満足したゼロ大帝の許可を受け、その作戦実行の指揮を任された。
巨大な頭部を飛ばす攻撃でアマゾンを追い詰めるが、その頭部が回転しながら飛んでいる事に気づいたアマゾンは、ベーゴマをヒントに咄嗟にローリングアタックの新必殺技「スピンキック」を編み出して攻撃を見事に破り、その破った直後の一瞬の隙を突いて繰り出された「大切断」を受け、体を4つに切り裂かれて解体されてしまい爆死した。
長い舌を使って敵を絡め取って引き寄せ、巨大な蝦蟇の頭部に付いた2本の角から人間をたちまち白骨死体に変えてしまう黄色い毒ガスを放出して仕留める戦法を得意とする。毒ガス放出時前の前兆として腹が膨れる描写がある。
また、2つの頭部を持っており、脱着式の巨大な頭部を取り外して敵に投げつける攻撃(メイン画像参照)は一度はアマゾンライダーを破った程の威力を持っている。投げ飛ばされた巨大な頭部は回転しながら飛んで行っており、これにより威力を高めている模様。
冒険王のすがやみつる版では忍術を殺し屋稼業に使うガマ三が改造された獣人。ゼロ大帝に息子が喋らずまともに歩こうともしないのは公害病のためと吹き込まれ(実は父親の所業を知って心を閉ざしたため)、水銀を垂れ流す悪徳社長を殺害した。
アマゾンライダーに本当のことを教えられ、ゼロ大帝に楯突いて剣で返り討ちに遭う。怒りに燃えるアマゾンライダーはその剣でゼロ大帝を仕留める。
『仮面ライダーSPIRITS』ではゼロ大帝と共に沖縄を襲撃し、たちまち支配下に治めてしまった。
「富士山大爆発」「東京フライパン作戦」という壮大なコンセプトに対し、その為のトンネルは、その辺の素人を誘拐して、手作業で掘らせるという、ギャップが大きい作戦。
普段は切り裂いた敵の獣人から大量の血が吹き出したり一振りで断首したりなど凄惨な映像が撮られている大切断だが、本話では静止画の切り抜き写真に十字に切り目を入れて大爆発というシュールな演出となっている。
その緩さが放送コードなどにも優しいのか『日曜もアメトーーク! ライダー芸人第3弾』ではピックアップされ、新撮映像ではガマ獣人の末路が第2弾の新撮映像同様にアンガールズの田中卓志に襲いかかる事になる。
ちなみにガンバライドやガンバライジングでは大出血の末に悶絶して昏倒するオーソドックスなタイプの大切断が採用されたがガンバレジェンズでは何故かガマ獣人戦の物になっている(さすがに切り抜き写真が切れたりはしない)
大型の頭部のみは仮面ライダーストロンガー第17話のお化けの衣装として流用されている。