CV/山下啓介
概要
『仮面ライダーアマゾン』第3話「強くてハダカで速い奴!」に登場。
カマキリに人間並みの知能を植え付けて巨大化させたカマキリ型改造人間で、十面鬼ゴルゴスの“顔岩”の口から吐き出された白い泡から誕生した。鳴き声は「キリーッ‼」
誕生してすぐにゴルゴスの命を受けアマゾンの持っている「ギギの腕輪」の強奪を命じられ、さらに人間を襲えばアマゾンを誘き出せるというという入知恵をも授かり、早速適当に目星を付けたモトクロスの参加ライダーたちを襲撃していった。
そして誘き寄せたアマゾンと格闘を行うが、敵わずに一時撤退。
今度は海で釣りを楽しんていた釣り人を襲撃して殺害し、(故意か偶然かは定かではないが)その罪をアマゾンに擦り付けて、彼らにアマゾンを襲わせて一時人間不信に陥れた。
その後、頃合いを見計らって襲撃を掛けるが、既におやっさんやマサヒコたちとの交流でゲドンに対して戦う意思を燃え上がらせていたアマゾンには全く対打ちできず、最後は連続で「大切断」を受け致命傷を負う。
それでも果敢に襲い掛かろうと立ち向かうものの力尽き、口から吐き出した泡で自身の体を包み込み自害した。
能力
両腕の鎌で切り付けて攻撃する。また、両腕をこすり合わせるかのような動作をする習性を持つ。
口から吐く白い泡は人間を麻痺させる効果を持っており、これを敵に吹きかけて身動きできなくさせることが出来る。カマキリが卵を保護する為に卵嚢で卵を包み込む事を考えると納得のいく能力と言える。
なお、劇中、人間の言葉は一切喋らなかった。
派生作品での登場
『仮面ライダーSPIRITS』ではゲドンの阿蘇山噴火計画に参加し、空を飛びまわってアマゾンと戦っていたがいつの間にかフェードアウトしていた。余りに存在感が無くて、作者が描き忘れたのだろう。
なお、このシーンではガランダー帝国のハチ獣人もしれっと交じっている(まあ、南西諸島襲撃に参加していたゼロ大帝がヘルプとして派遣していた可能性もないわけではないが)。
余談
『仮面ライダーディケイド』アマゾンの世界で登場したマンティスロードは当然ながらこいつのパロディ(代役)である。
関連項目
カマキリアマゾン:カマキリ獣人がモチーフと思われる。