概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。
餓死して白骨化したドラゴンが魔瘴のチカラで復活したもので、冷たい息や氷の息を吐き出して相手を凍えさせる。またターン毎にHPが20ずつ回復するので意外にしぶとい。
弱点はメラ系・デイン系。また「ザキ」や「ニフラム」は強耐性なのであまり効かないが、タフなこいつに決まると効果的なので試してみる価値はある。どう見てもアンデッドだが、『ドラゴンクエストⅢ』ではニフラム耐性を参照する装備ゾンビキラーはあまり有効ではない。
『ドラゴンクエストⅩ』では、1ターン休みにさせる(驚き系)攻撃を受けると、ガイコツだけに体がバラバラになる。
ナンバリング作品ではマイナーなモンスターだが、ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは皆勤賞である。作品によってはドラゴン系だったりゾンビ系だったりする。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』では、ドラゴン系のDランクとして登場。夜のサンドロ島の巨大の骨のエリアから野生個体が出現するが、サンドロ島に到達したばかりの時点ではデスエンカに相当する。パーティが強くなればスカウトすることもできるが、どこにでもいる物理バカというべきステータスの上に特殊配合に使える訳でもないため、無理にスカウトを狙う価値は薄い。
スカルゴン系のモンスター
通常モンスター級
冒険者に復讐するべく動き出したドラゴンのガイコツ。身体の中には膨大な怨念が満ちているらしい。
『ドラゴンクエストⅢ』ではラストダンジョンに登場するだけあって、HPや攻撃力がかなり高い。『ドラゴンクエストⅢ』では「こおりつくいき」、『ドラゴンクエストⅤ』では「こごえるふぶき」、『ドラゴンクエストⅩ』では「かがやくいき」をそれぞれ使ってくる。
『ドラゴンクエストⅤ』ではスカルゴンが登場しないせいか、スカルゴンと同じ白い配色で、PlayStation 2版ではわずかに肉辺が残っている。
- スカルドン
魔王の力で動き出したドラゴンの死体。
「マヒャド」や「こごえるふぶき」といった氷系の全体攻撃を使ってくる。
配色は『ドラゴンクエストⅢ』のドラゴンゾンビと一緒(黄土色)だが、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』ではドラゴンゾンビより濃い色になっている。
- コキュードス
『ドラゴンクエストⅩ』(Ver.3.2)で追加されたモンスター。猛吹雪に襲われて凍死した多種多様な獣たちの骨が集まり、竜の姿を取った。「かがやくいき」「やみのブレス」「ブレイクブレス」といったブレス系の攻撃を使う。カラーは波怨竜と似ている。
ボスモンスター級
大魔王ゾーマの前に戦うボスモンスターの1匹。
名前に反してバラモスとは似ても似つかぬ姿をしている。通常攻撃しかしてこないが攻撃力が非常に高く、リメイク版では2回攻撃してくる。しかし素早さと守備力が皆無なので確実に先手が打てる。
容姿はそれぞれ、『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』や『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』ではバラモスがゾンビ化したような姿、ドラゴンクエスト モンスターバトルロードシリーズの後期では紫色のバラモスになっている。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』からはまたドラゴンゾンビ系の姿になった。
- 波怨竜
『ドラゴンクエストⅩ』に登場するボスの一種で、レーン村外伝クエスト「ルベカとフィーヤ」で戦うことになる。かつてウェナ諸島に君臨していた竜で、ウェディの戦士に倒されたが怨念が消えずに骨だけになって復活し、自分を倒した戦士の血を引く子孫の命を狙っていた。スカルゴンを水色にしたような姿で、「暗黒の霧」「呪いの霧」「こごえるふぶき」「闇のブレス」といったブレス系の特技を使ってくる。
- 殺りくの悪夢
ダークドレアムの下僕であるまっ白いスカルゴン。
かつては平和をもたらした名高き英雄だったが、戦いへの渇望を満たすため、ダークドレアムに祈り殺りくの悪夢の化身となったらしい。2体同時に出現し、「ブレイクブレス」「暗黒のきり」「やみのブレス」「かがやくいき」「のろいのきり」といったブレス系の特技や「つうこんのいちげき」で相手を苦しめる。
- 魔天骸オロバドン
「不思議の魔塔」9階に出現するボス格モンスターで、魔天匠レスヘヴンと共に登場する。「こおりのいき」と高威力の通常攻撃を交互に使いながら攻めてくる。また、押し合い反撃で「暗黒のきり」を使ってくることもある。外見は後述のコキュードスと波怨竜と同じ。
関連イラスト
余談
pixivではそのまま検索するとアニメ『星のカービィ』のエスカルゴンも一緒に出てきてしまうので注意。