概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。犬型の動物がゾンビ化したモンスターで、野たれ死んだところを魔王の力の影響で蘇ったらしい。身体中が傷だらけのため、多少の事ではへこたれず、たとえどんな強敵でも怯む事なく立ち向かう。
HPは高めだが、守備力や呪文耐性がないため、戦いやすい相手である。「ボミオス」を使って相手全員の素早さを下げてくる。素早さがなくなると、通常攻撃に徹してくる。ゾンビ系ながらも賢いモンスターである。
シリーズによっては「知能はないに等しい」と説明されている時もあるが、作品次第では攻撃力よりかしこさの方が高かったりする。ほんとに知能ないのか?と疑問に思えるほど。
ちなみに、『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』では、氷の世界のマンモデウスの体内を彷徨ったダースウルフェンにのなれの果ての姿として扱われてる。マンモデウスの猛烈な吸い込みで体内に放り込まれたウルフェンは、胃液に触れた途端たちまちに溶解しアニマルゾンビへとなり果てるのであった…。
『ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅』の対戦では、Sサイズの速攻型として一定数利用される。
アニマルゾンビ系のモンスター
- バリイドドッグ
悪しき力で墓の中から蘇った犬のゾンビ。「ルカナン」を唱えて、相手全員の守備力を下げてくる。このモンスターだけならいいが、別のモンスターと一緒に出ると苦戦する。ゾンビっぽい外見とは裏腹に、炎系や「ニフラム」よりも氷系やザキ系の呪文が効いたりする。
脳ミソが腐っているため、もはや飼い主の記憶はなく、かしこさも『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』でのアニマルゾンビ系の中で一番低い。
- デスジャッカル
地獄の猟犬として知られているジャッカルのゾンビで、アークデーモンたちが狩りをするときに獲物追い立てる役割を持つ。もっとも『ドラゴンクエストⅢ』にはアークデーモンは登場していないが(上述の説明文は『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』の豆知識から)。
攻撃力が高く、仲間を呼んだり「マヌーサ」を唱えたりしてくる。呪文を使って対処しよう。ストロングアニマルの同位種であるヘルジャッカルというモンスターとは名前がなんだか似てる。
余談
食糧不足に陥ったパーティのために勇者が捕えてきたのは…
『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』では、柴田亜美によって描かれたニセ勇者シリーズに頻繁に登場し、良識派の男武闘家を困惑させた。チャッピーと名前が付けられる事も多々ある。
『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』では名前のみ登場。少年シドーがモンゾーラ犬に「お前はアニマルゾンビかデスジャッカルだ」と名前を付けようとした。
関連タグ
ドラゴンクエスト DQモンスター・ゾンビ系 ゾンビ ゾンビ犬 ゾンビドッグ
ケルベロス(バイオハザード):国民的ゾンビ犬。