概要
初登場は『ドラゴンクエストⅢ』。敵グループの素早さを下げる効果の魔法。「ピオリム」と違い敵にかけるものなので、失敗することがある。
単体にかける下位呪文に「ボミエ」がある。
プレイヤーの研究が進む前は「ピオリム」ですらいらない呪文の筆頭であったが、その「ピオリム」の下位互換とされていた。
「ピオリム」の価値が上がった近年においても「ボミオス」はあまり使われない呪文である。
「敵が使用する=そのターンは攻撃してこない」といった休み行動のような扱いを受けることもあるが、放っておくと先行されてダメージを受けることもあるので注意。
トルネコの大冒険シリーズなどの不思議のダンジョン系では、敵の行動回数を減らす呪文となっているので、本編とは打って変わって有用な呪文となっている。
『ドラゴンクエストⅩ』では戦闘システムの違いから素早さの概念が従来と異なるため、一度行動し次のターンが回って来るまでの間隔を延長する効果となっており、鬱陶しい呪文になった。
『ドラゴンクエストⅪ』ではベロニカとシルビアが習得するが相変わらず使われない。
しかし、ラスボスの邪神ニズゼルファが用いたり、『ドラゴンクエストⅪ S』では序盤のボス・イビルビーストがボイス付きでやたら気合の入った詠唱を見せてくれるため敵の呪文としては印象に残るかもしれない。
関連タグ
ピオリム:反対に素早さを上げる呪文。