概要
初登場は『ドラゴンクエストⅧ』。首のない騎士のような姿をしたモンスター。
いかにも苦しそうな顔がついている盾には呪いがこもっており、自我を持っているため、攻撃してくることもあるようだ。なお本体と盾が喧嘩をすることもしばし。
手に持っているトゲ鉄球を使って攻撃するほかにも「バイキルト」を唱えて攻撃力を上げてくるほか、テンションを溜めたりするので、この時に攻撃を受けるとかなり痛い。
弱点らしい弱点がない上、守備力も高い強敵である。しかも回復要員としてごくらくちょうを呼ぶこともある。
スカウトモンスターも登場し、仲間にすることも可能。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』ではゾンビ系のSランクとして登場。特殊配合のみで作成できるが、シナリオが進めば位階配合で簡単に作れるなげきのぼうれいと、クリア後のお見合いセンターに登録されているしにがみきぞく♀と配合すれば、簡単に手に入る。素材のなげきのぼうれいを作成する際は「♂のつえ」を忘れずに。
さらにまおうのつかい×バッファロンorうごくせきぞうで手に入るシドーとデュラハーンを配合すればゾーマが作成できる。
肝心のデュラハーンはというと、早熟な上に能力の成長幅・限界値が非常に高く、「てんせいのつえ」を使って能力を伸ばしたいモンスターの能力を伸ばすのに使える。
デュラハーン系のモンスター
- スケアフレイル
系統最下位種。闇の世界に出現する真っ黒いモンスター。だいたいの呪文への耐性があり、守備力も高い。
トゲ鉄球の扱いに慣れてないのか、時々攻撃を外すことがある。しかし、時折「つうこんのいちげき」を放ってくるので油断は禁物。テンションを溜めたり、あんこくちょうを呼び出したりしてくる。
『ドラゴンクエストⅪ』ではデュラハーンと立場が逆転した。
- ヘルガーディアン
系統最上位種。異界へ続く扉を守る番人。
3DS版では名前に反して天の門番とは生息場所が逆転していることをネタにされてしまっている。
ごくらくちょうを呼んだり、「つうこんのいちげき」を放ったり、テンションを高めて攻撃してくる。テンションを溜めてる間に攻撃をしかけて倒してしまおう。
「メタルキングのたて」の錬金素材となる「はめつのたて」(3DS版では更に「女神の盾」の素材となる「しにがみのたて」も)を落とすので、プレイヤーから狩られることも。
『ドラゴンクエストⅨ』には、同名の別系統モンスターが登場する。
- デュラハンナイト
『ドラゴンクエストⅪ』で初登場した亜種で、馬に乗ったデュラハーン。馬に乗ったことで元ネタのデュラハンに更に近いスタイルとなっている。
攻撃パターンは通常の馬無しのデュラハーンとほぼ同じだが、「なかまをよぶ」で通常のデュラハーンを呼び出すこともある。
ゲーム開始直後のオープニングムービーでは逃亡するマルティナとエレノア、そしてまだ生まれたばかりの赤ん坊であった主人公に3体が襲い掛かり、エレノアを殺害した。
ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議な鍵SP』で初登場したが、どういう訳かデュラハーンとは全く別のモンスター扱いされている。また、見た目に反してデュラハーンが素材になっていない。
- ファントムシャドウ
デュラハンナイトの色違いで、馬に乗ったスケアフレイル。
「ヘナトス」と「マヌーサ」がセットになった「暗黒のきり」を使用するため、物理攻撃が通じ難い。
- ヘルオーディン
デュラハンナイトの系統の最上位種。馬に乗ったヘルガーディアン。
「つうこんのいちげき」を度々放ったり、「暗黒のきり」を使ってきたりする。
ボスモンスター
- ゾンビ師団長
CV:檜山修之(『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』)
『ドラゴンクエストⅪ』に登場するデュラハンナイト系統のボス。外見は上記のファントムシャドウと全く同じ。
やはり他の同系統のモンスターと同じく「つうこんのいちげき」や「暗黒のきり」を使用する。
ホメロスの手下であり、彼からグレイグを抹殺するよう指示されて最後の砦(イシの村)を襲撃した。
『ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めてS』で声を務めた檜山修之氏は同作ではローシュも兼役しており、『ドラゴンクエストライバルズ』にもザンクローネの役で出演している。