概要
初代『ドラゴンクエスト』から登場している、がいこつ系のモンスター。がいこつの上位種。
手に持っている剣を使って攻撃する他、「ベホイミ」で体力を回復してくる。ゾンビ系のモンスターの中で回復呪文を使ってくる数少ないモンスターである。
ちなみに、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』以降のドラゴンクエストモンスターズシリーズでは、剣の代わりに鎌を持っている。
また、服の色は初代『ドラゴンクエスト』では橙色だったが、『ドラゴンクエストⅣ』以降のナンバリング作品は黄緑色になった。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』ではゾンビ系×悪魔系の基本配合で生まれる。自力技で「ホイミ」を覚える上に特殊配合も充実しており、ストーリー攻略の範疇では攻撃の成長率が高くレベルアップスピードも低くないため、基本配合組の中では優秀寄り。
格闘場Dクラスクリア後から「いかりのとびら」クリア以前までの間にはNPCのミッキーのしりょうのきしとお見合いできる。こちらもしりょうのきしをお見合いに出すことでしにがみきぞくを生み出せる。しにがみきぞくは「ベホマラー」「ザキ」「タッツウしょうかん」と技が優秀な上に、そこそこ遅いレベルアップ速度に見合ったステータス成長率を誇る。
しりょうのきし系のモンスター
- がいこつ
元々は戦士だった、がいこつの兵士。
『ドラゴンクエスト』ではメイジドラキーやまほうつかいと近いエリアに出現し、彼等と比べて攻撃、耐久ともに高い厄介な相手。
登場当初は剣を持ってなかったが、3DS版『ドラゴンクエストⅦ』でがいこつけんしと共演したときも剣を持っていなかった。
『ドラゴンクエストⅧ』以降は毎作品欠かさず登場している。
くさりきって肉体がなくなったくさったしたいのなれの果てと言われている。
- がいこつけんし
剣を持ったガイコツの剣士。『ドラゴンクエストⅢ』の同名モンスターとは骸骨である事以外無関係。
『ドラゴンクエストⅣ』とトルネコの大冒険シリーズに登場。
- しりょう
初代『ドラゴンクエスト』にのみ登場していたガイコツのモンスター。後に3DS版『ドラゴンクエストⅦ』、『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』にも登場する。
通常攻撃のほかに「ホイミ」も使ってくる。
がいこつ系のモンスターの中では最も影が薄く、双葉社版ゲームブックには唯一未登場などかなり不遇。おまけにその頃の人気の無さは断トツで1位だった。
- かげのきし
騎士の影が魔物と化したモンスター。
ドムドーラ付近やメルキドへの道に生息しており、名前のイメージに反し洞窟などの暗い地下には出現しない。
攻撃力がやたら高いだけでなく、こちらの攻撃を頻繁にかわす上に呪文も殆ど効かない厄介なモンスター。
正直倒す苦労と報酬が釣り合わないので、出会ったら即逃げるくらいでも良いだろう。
『ドラゴンクエストⅧ』では眠りや麻痺を付加させる攻撃を仕掛ける。
『ドラゴンクエストⅨ』ではこちらのステータスを下げる呪文を使う。
『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』にも登場し、そちらではスライムに毛が生えた程度の強さの個体と、本来のかげのきしのスペックをしている強い個体の2種類がおり、前者の方はひのきのぼうでも問題なく戦えるが、後者の方は高いステータスに加えて2回連続で攻撃してくる他に回復まで使う為、最低でもはがねのつるぎくらいは装備していないとまともに歯が立たないので注意。
幸い身体のサイズで大方の区別はつくが、一部イベント戦では弱い方の個体と同じサイズの強個体もいるため、小さいかげのきしだから弱いという先入観は捨てておく事。
- しにがみ
しりょうのきしを赤くしたようなような外見をしたモンスター。『ドラゴンクエストⅣ』にのみ登場(『ドラゴンクエストⅡ』にも同名のモンスターは登場するが、こちらは「ゆうれい」の系統)。
装備している「まどろみのけん」で眠らせてくることもある。
- バイキングソウル
『ドラゴンクエストⅩ』で初登場した亜種。骨の色は赤で、大きな角が2本生えたヘルメットを被っており、海賊の服を着ており、武器がダンビラになっている。
「バイキルト」で攻撃を上げてきたり、呪い攻撃もしてくる。
- コンキスタグール
同じく『ドラゴンクエストⅩ』で、Ver.4.1から追加されたバイキングソウルの色違い。青い骨をしている。
「ラリホーマ」や「メダパニーマ」を唱えてくる他、やはり呪い攻撃をしてくる。
- メタルボーン
未発売で終わったゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストⅣ』で登場予定だった没モンスター。
名前からしてリメイク版『ドラゴンクエストⅢ』で登場したメタルキメラのようなセミメタルモンスターとして登場する予定だったという噂が多い。