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概要編集

初登場は『ドラゴンクエストⅡ』。以降は『ドラゴンクエストⅣ』と『ドラゴンクエストⅨ』以外のナンバリングタイトルにも登場し、外伝作品の登場頻度も高い。一部の作品では仲間を呼ぶため、効率的なレベル上げのお供としても有名。

泥の中から生まれた手だけのモンスターで中期までの作品は物質系のモンスターとして扱われていたが、『ドラゴンクエストⅧ』以降は「底なし沼に落ちた人間の苦しみによってモンスター化した」という設定になっているためか、ゾンビ系に分類されている。

小説『ドラゴンクエスト モンスター物語』では地中に巨大な本体があり、そこから根のように手が生えている設定だった。


主な攻撃はパンチをするような攻撃の他、同じ種類のモンスターもしくはゴーレムなどのパワータイプのモンスターを呼び出す事がある。不思議のダンジョンシリーズでは移動を封じてくるほか、『ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン』ではこちらのアイテムを奪って投げ捨てたり近くのアイテムを投げたりなどと凶悪な行動を行う。


スライムもりもりドラゴンクエストシリーズではしっぽ団の一員として登場。地面を潜りながらこちらを追いかけ、スラリンを掴んで握りつぶそうとする。捕まったらボタン連打で脱出できる。

物を投げるとスラリンと間違えて掴むため、この隙に攻撃できる。


ドラゴンクエストモンスターズシリーズでは常連だったが、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3』でリストラ。ライドシステムの都合上で仕方がない…と思われたが、その後『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー3 プロフェッショナル』で再び登場。本作では手首から先だけの姿となっているが、そういう扱いにするのであれば最初から登場させてやってもよかったのでは…。

ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』、『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』及び『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』ではスキル「いしあたま」を持ち、配合素材に使えばシナリオ攻略要員の補強に役立つ。

『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』ではスキルポイント僅か34でスキル「いしあたま」の「まじんぎり」を覚える。「まじんぎり」の習得スキルポイント設定が渋いこの作品では異例。しかも、この作品では「スキルのたね」が嫌と言うほど集まるので、レベルアップと合わせれば習得はすぐである。『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2』以降は「スキルのたね」集めが厳格化されたが、所要スキルポイントは24まで緩和されている。


マドハンド系のモンスター編集

  • ブラッドハンド

血で塗られた手のモンスター。一部作品では「ブラッディハンド」と呼ばれている。一説によると処刑場の血だまりから生まれたという悍ましい由来らしい。

だいまじんなどマドハンドより強力なモンスターを呼んでくる可能性がある。

トルネコの大冒険シリーズでもハードレムラスよろしく重い一撃はもちろん規格外ともいえる耐久の高さで戦いを長引かせることに定評のあるだいまじんを呼んでくる他、なんと部屋にいるトルネコを引き寄せて足を掴むというフィアーラビもびっくりな極悪特技を使ってくる。

ドラゴンクエスト 少年ヤンガスと不思議のダンジョン』では例の極悪特技はオミットされた(そもそも足を掴まなくなったと個性がなくなった気がする…しかしなんと歩行能力を得てしまった)が、やはり仲間呼びは脅威であり、野放しにするとプチモンスターハウス化もあり得る(マップで見るとみるみる赤い点が増えていく)ので、やはり可及的速やかに処理したい。

配合には「ブッドハンド」が必要と、ダジャレ染みたものになっており、落としやすくなるパンの原料由来か、なんと植物族に設定されている


  • メタルハンド

ゲームボーイカラー版『ドラゴンクエストⅢ』と『ドラゴンクエストⅪ』に登場し、マドハンド同様同種の仲間を呼ぶ。『ドラゴンクエストⅢ』はクリア後の隠しダンジョンにのみ出現と時期が遅め。

上記作品では名前の割に大して固くないという名前負け感が否めなかったが、『ドラゴンクエストⅪ』ではメタル系スライムとほぼ同じ性質(確率で逃げる、高経験値、高防御、低HP、多くの属性攻撃と状態異常系攻撃を無効)を持ったモンスターとして登場し、ザキ系の呪文を使用する。


  • ブラックハンド

ドラゴンクエスト モンスターパレード』に登場した黒い手のモンスター。

名誉も金も権力も愛もなにもかも掴もうとした強欲な人間のなれの果てらしい。


  • ギガハンド

『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D』に登場した、超巨大なマドハンド。マドハンドが合体した姿であり、日照りにあうとバラバラになってしまうらしい。因みに攻撃をする時に下の人(?)を確認することができる。

『テリーのワンダーランド3D』では1回しか行動できない代わりに全モンスター中ナンバー1の凄まじいステータス合計を誇っていたが、『ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議なふしぎな鍵』ではかなり弱体化してしまった。


  • オイリーハンド

ドラゴンクエストトレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』に登場。

砂漠の地下にオイルが染み出して生まれたモンスターで、オイルの特性を用いたワザで相手を困らせるのが好き。


  • アクアトラップ

『ドラゴンクエストトレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』に登場。身体のほとんどが水でできている自然にやさしいモンスター。

勝てそうもない相手に襲われた時は水の中で動かなかったり、手を握ってスライムのふりをして相手を油断させることもあるなど策士な一面もある。


  • ベノムフィンガー

『ドラゴンクエストトレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』に登場。見るからに毒々しく実際に毒を持つ紫色のマドハンド。

ちなみに、指相撲が好きだが、自身の毒で勝負が決まってしまうのが不満らしい。


  • 指導員ジャネマ

CV:諏訪部順一

『ドラゴンクエストトレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』に登場。

竜の鉄道カンパニーに所属している。


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