トミーウォーカーが製作したTRPG、または同社が運営するPBW(2009年12月25日にゲーム運営は終了した。)。
テーブルトークRPG版の発売は新紀元社、初版発行は2004年。略称は「むげふぁん」。
神々の遺産「グリモア」を巡り、数多くの列強種族が覇権を競う「ランドアース大陸」を舞台に、冒険者達の活躍を描くファンタジーRPG。
システムは処理の軽さを重視してシンプルにまとめられている。
ダイスは20面1個のみを使用し、キャラクターやシナリオの設定に迷った時はダイスでランダムに決められるようにもなっている。
2003年7月より、テーブルトークRPG版の発売に先駆けてプレイバイウェブ版が運営中であり、エピソード3「フロンティアライン」開始後は、冒険の舞台がさらに「ワイルドファイア大陸」「浮遊大陸ホワイトガーデン」「楓華列島」「地獄」に広がっている。また、エピソード4開始時に「上級クラス」という扱いで「召喚獣」という要素が追加されている。
これらの追加要素の一部は、テーブルトークRPG版でも2005年8月発売の上級ルールブック「フロンティアライン」に収録された。
テーブルトークRPG版とプレイバイウェブ版をほぼ同じルール・システムで遊べるように工夫されており、プレイバイウェブ版のプレイヤーが一種の攻略本としてテーブルトークRPG版のルールブックを購入したり、テーブルトークRPG版のプレイヤーが新たにプレイバイウェブ版に形成されたコミュニティに加わる等の相乗効果を生み出している。
テーブルトークRPG版とプレイバイウェブ版の違い
- プレイヤーキャラクター(PC)として作成可能な種族が一部異なる。楓華列島エルフ、楓華列島ストライダーなどの種族はTRPG版においてはサポートされていない。
- プレイバイウェブ版の格闘術は片手武器扱いだが、テーブルトークRPG版では両手武器扱いである。つまり、テーブルトークRPG版で盾を持っている時は、武道家のクラス特徴を使用することが出来ない。
- プレイバイウェブ版のみの特徴的なシステムとして「円卓の間」がある。これは同盟諸国における議会のようなもので、旅団規模上位100名の旅団長、及びグリモアガードの団長が発言権を有し、ここでの話し合いや票決を元に同盟諸国の活動方針を決定する。