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ゴブリンスレイヤー

ごぶりんすれいやー

『ゴブリンスレイヤー』とは、蝸牛くも氏によるやる夫及びライトノベル。もしくは、「ゴブリンを退治するもの」、「ゴブリン殺し」を意味する呼称。この記事においてはゴブリンスレイヤーの設定を説明する。
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概要


「これは小鬼を殺すだけの男が、“冒険者”になることを願う物語───────。」

ゴブリンスレイヤー【GOBLIN SLAYER! ~He does not let anyone roll the dice~】
原作著者:蝸牛くも氏
イラスト:神奈月昇氏

文庫版はGA文庫より2016年2月から刊行。出版はSBクリエイティブ。
「このライトノベルがすごい! 2017」(宝島社刊) 文庫新作部門第1位。

黒瀬浩介氏によるコミカライズ版は2016年5月より連載開始。スクウェア・エニックスより月刊ビッグガンガンにて掲載中。
2017年2月にて本作の外伝作品である「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」の連載と刊行が決定。小説版、コミカライズ版ともに10月からガンガンONLINEにて連載を開始、コミック版はヤングガンガンにも掲載中(ONLINE配信版では一部箇所に規制が入っている)。

2018年5月からは月刊ビッグガンガンで短編集の4巻をコミカライズした「ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・デイ」も連載中。
2018年9月からは外伝の2作目『鍔鳴の太刀(ダイ・カタナ)』の連載も始まる。

ジャンルはハイファンタジー及びダークファンタジー
辺境のギルドにおいてゴブリン討伐だけで銀等級(序列三位)にまで上り詰めた男─────“ゴブリンスレイヤー”と、その仲間達による活躍が描かれる。

伝説英雄になれないキャラクターの苦闘や死闘、生活など世界観が明確に描写されると共に、雑魚モンスターの定番ながら「一般人では対処できない冷酷且つ狡猾な敵」として再定義されたゴブリンによる容赦のない残酷な描写など、既存のイメージを打ち破る衝撃的一作として知られる。

また、よくあるファンタジーものと大きく異なり、HPMPなどの概念はなく、斬られれば手足は欠損し、頭を殴られれば昏倒したり潰れ、死亡する。
魔法も使える回数に限界があり、レベルが上がれば「流れ弾や下級モンスターの不意打ちがダメージとなり得ない」「魔法が何十発何百発単位で打てるようになる」「体力がわずかでも残っていれば治癒魔法で回復する」ような事はなく、一つ誤れば些細な理不尽で死傷に至る現実寄り、あるいはタイトなTRPGライクの世界観が特徴的。

また、原作者が映画好きという事もあり、所々に映画のパロディネタが込められているのも特徴。特に『七人の侍』や『指輪物語』などへのリスペクトが強い(刃物の切れ味云々は七人の侍の黒澤明と三船への熱いリスペクト、など)。

出版への経緯

Web小説の商業化作品の1つではなく、原作がアスキーアートを用いたやる夫スレ作品という少々稀な出自の作品である。

勘違いしている人が多いが本作はWeb小説の書籍化ではなく、やる夫スレ版そのものの出版でもなく、やる夫スレ版がGA文庫編集部の目に留まってオリジナル小説化されたものでもない。
本作はやる夫スレの作者本人の手によってオリジナル小説にリファインされたものであり、当初は富士見ファンタジア文庫大賞に応募されたものであった。

結果としては三次選考落ちに終わったものの、創作意欲を掻き立てられた作者はその後も様々な作品を執筆&投稿を繰り返し、その後今川氏真が嫁さんとイチャコラしながら京都まで旅行(目的:信長と蹴鞠する)しながら道中で家康から受けた密命によって忍者とチャンバラするという内容の『天下一蹴 -氏真無用剣-』をGA文庫大賞に応募。

「面白いけど流石に時代劇ハンデは覆せない」という理由で最終選考落ちしたものの、それじゃあほかの作品はどうだろうと編集部が調べた結果本作のタイトルが目に留まり、声がかかって出版に至った、というものである。

なお、巻末にてまとめサイトへの謝辞が述べられているが、これはAA版の経緯からであり、書籍化後に過激な部分だけを切り取り煽ったり、本作が小説家になろうの同名作品が原作と吹聴するまとめサイトも存在するので注意。

やる夫スレ版は現在でも読む事が出来る。ストーリーは小説版1巻と概ね同内容なので試し読み感覚で読んでみるのも良いだろう。

ただしやる夫系掲示板の一部ではゴブリンスレイヤー及び作者の話題を出すのは禁則事項となっている(いた)。
調べなければ出てこない割に複数の板で禁則になっているため注意。経緯や詳細に明るくないのであればやる夫スレで話題に出すのは控えたほうが賢明かもしれない。

テレビアニメ

2018年2月にテレビアニメ化が決定した。
キャストはドラマCD版と同様で、2018年10月7日放送開始。アニメーション制作はWHITEFOX。
監督は尾崎隆晴。キャラクターデザインは永吉隆志、シリーズ構成は倉田英之が担当しサブライターとして黒田洋介が参加。
地上波ではTOKYOMX及びサンテレビ、BSではBS11、CSではAT-Xでそれぞれオンエア。
その他dアニメストアやニコニコ動画など多数の動画配信サイトでオンエアされている。

アニメ化決定当初から、ゴブリンの残酷な描写への規制が懸念されていたが、第1話では洞窟内なので影の部分が多いものの、誤魔化さず、ありのままを描いたため、初見者だけでなく原作既読者も驚きを隠せなかった。

また、やる夫スレにて原作者直々のリアルタイムコメンタリーを行っており、本編の描写に対する詳しい解説もされている。
第1話のリアルタイムコメンタリー

文庫版紹介

あらすじ

辺境の街で新人冒険者となったとある女神官は、初めて組んだパーティーと共に“初心者向け”・“簡単”と言われるゴブリン退治へと向かうも、洞窟で全滅の危機に陥ってしまう。その窮地を救った者こそ、自らを“小鬼を殺す者”と名乗る1人の戦士だった。
油断せず、淡々と、徹底的にゴブリンを殺戮し続ける“彼”は、ゴブリンの退治依頼のみで銀等級にまで上り詰めた稀有な冒険者である。


「────────俺は世界を救わない。ゴブリンを殺すだけだ。」


“彼”は決して、神々に骰子を振らせようとしなかった。
故にこそ、その冒険者の結末は神々でさえも予想できない。

復讐に取り憑かれしゴブリン族の殺戮者。
狂気の職人気質を持った孤高の戦士が繰り広げる、冒険と死闘。
新たな仲間や人々との思いがけない出会いは、この男に何をもたらすのか。

小鬼討伐に命を懸ける男の本格派ダークファンタジー、ここに開幕!!

世界観

天上にて世界の支配権を巡り争った神々は、骰子(ダイスさいころ)での勝負に飽きて“世界”という遊戯盤と駒である“様々な者達”を創造し、数多の歴史を紡ぐ彼らを見守り、そして愛した。
時に平和があり、時に戦乱が起こるその“世界”では、古代より2つの勢力が戦いを繰り返していた。

一方は光や秩序、宿命のもとに社会と文化をつくりあげた者達。
只人(ヒューム)、森人(エルフ)、鉱人(ドワーフ)、蜥蜴人(リザードマン)、圃人(レーア)などを代表とする『祈りの言葉持つ者(プレイヤー)』

また一方は闇と混沌、偶然のもとにプレイヤー達と敵対する怪物達。
小鬼(ゴブリン)、人喰い鬼(オーガ)、巨人(トロル)、悪魔(デーモン)、竜(ドラゴン)などを代表とする祈り持たぬ者(ノンプレイヤー)』

Player(遊戯者)とPrayer(祈る者)を掛けたネタになっている。ただし、「祈る者」を意味するPrayerの発音は「プレイヤー」ではなく『プレアー』に近い。

国家を築き、救世の勇者を輩出してきた秩序の勢力と、邪教を広め、魔神王が脅威する混沌の勢力。
これらが相対立し歴史を刻んでゆく一方、“冒険者”達は財宝を見つけるために遺跡や迷宮を踏破し、武勲を得るために怪物を退治する。
各地のギルドが管理し、社会への貢献を成す“傭兵”として、武装した成らず者たる彼らは機能していた。

それは、本作の舞台となる「辺境の街」に暮らす彼らもまた、例外ではない。
ただひとつ。───────手段を選ばず、手間を惜しまず、ゴブリンだけを執拗に狩る・・・そんな、とある“変わり者”の存在を除いては。


剣と魔法のファンタジー物の例に漏れず、中世時代のヨーロッパを意識した文明になっている。また、古代ローマ文明を意識した遺跡も存在し、その機構を利用した都市や、上水道や下水道も完備している。
そのため下着も存在しており(現存するもので最も古いのが15世紀のもの。古代ローマの壁画にも下着をつけているものもある)、当然お風呂もサウナも大浴場もある(とはいえ、水が貴重な村落では濡れタオルで体をふいて洗っている)。また、コンクリートについても紀元前から存在しており、現代のそれより優れているローマン・コンクリートもあるため、四方世界にもコンクリートは存在している。『あいすくりん』についても、アイスクリームの紀元が殷時代の中国と古代エジプトまで遡る。
そのため、『中世ファンタジーに下着なんかある訳ない!』と怒る読者もいるが、その辺の歴史に詳しい読者に『あるよ』と言われて論破される事がある。……この件に関してはゴブリンスレイヤーに限った話ではないのだが……。


種族

主に、冒険者となる種族を挙げる。

  • 只人
言葉を持つ者の中で、最も大きな勢力圏を作っている種族。
外見は我々人間そのもの。組織や集団を作って他人を従える事に優れている。
能力に関しては各種族に劣ってはいるが、同時にどの能力もそれなりに持っており、投擲能力に優れている。

  • 鉱人
言葉を持つ者の中で、只人に次いで勢力を広げている。
身の丈150センチ程の樽のような体系であり、性格は無骨で頑固。手先が器用な職人気質で、酒と飲食をこよなく愛する。また、女性であっても髭が生えるが、最近は只人に被れて髭を剃る鉱人の女性もいる。只人より力が優れるが、足が短いので移動力に劣る。
只人とは朋友であり、圃人とも友好的だが、森人とは仲が悪い。また、蜥蜴人とは、彼らが武具を好まないため、あまり交流がない。

  • 森人
言葉を持つ者の中では最も少なく、最も古くから存在する種族。
笹葉のような長耳を持ち、彫像のような細身で華奢な体格を持つ。賢いが故に慎重で、聡明である故に誇り高い(若い世代はそうとは限らない)。また、長命であり、上森人となると年齢が千桁まで行く。おまけに、寿命が無い節がある。
弓の扱いに優れ、森人の里にはレゴラス級の戦士がぞろぞろいるという。また、知力は只人より優れているが、投擲能力は下手っぴ。
只人の中には『森人耳税』を作るなど森人を極端に嫌う領主もいるらしく、そのため人里へ下った森人は、狩人や野伏、役者や詩人、あるいは冒険者になる事が多い。

  • 蜥蜴人
言葉を持つ者の中で、最も武力に秀で、最も猛々しき種族。……要するに蛮族。
外見は直立した蜥蜴のようなもの。かつて地上を支配した恐るべき竜たる祖の子孫を自称し、そのためか戦いを好み、武力から謀略まで全てを是とする。ただし、武器を使う事は軟弱の証と捉えており、武器は専ら、奴隷に使わせている。
強き者と戦えるためならば、秩序勢力につく部族もあれば、混沌勢力につく部族も存在する。

  • 圃人
『草原の民』とも呼ばれる、言葉を持つ者の中で、最も謎めいた種族。
只人の子供ほどの背丈であり、屋外であっても裸足で生活している。俊敏で姿隠しの名人。臆病者で、派手好き遊び好きで、総じて責任感に欠けている。稀に肝が据わった勇気のある者もいる。
俊敏さを生かし、斥候や野伏として技量を発揮する者が多い。

  • 獣人
言葉を持つ者の中で、最も千差万別な種族。
鳥や犬、猫、鼠、馬など獣の容貌を持った多くの種族・部族の総称。四肢や耳だけだったり、直立した獣のような姿だったりする。
『肉球持ち』とも呼ばれるが、ケンタウロスなどにとっては蔑称にあたる。

用語概略

  • 冒険者

ギルドに管理された『武装した無頼漢たち』。
ある程度読み書きができるのならチンピラでも冒険者になることができるが、昇格するには昇級審査にて社会貢献度・獲得報酬金総額・人格査定を合格しなければならない。
そのため、実力があっても人格に問題があれば昇格できない上に、違反行為を犯せば降格、更には街から追い出される場合もある。
昇級審査には偽証対策に《看破》の奇跡を使える監察官と、立会人としてベテランの冒険者も控えている。

中にはギルドに属さず、非合法の依頼を請け負う冒険者もいるが、当然騙して悪いがされる確率が上がり、身ぐるみ剥がされて路地裏に転がされても文句が言えないなど、まっとうな冒険者以上の自己責任が付きまとう事になる

また、冒険者は皆、冒険記録用紙に体力点・技量点・運勢点・呪文・技能・持ち物・金貨・宝石・食料・怪物遭遇表を書いて登録し、ギルド職員達によって管理・維持されている。
そのため、昨今の『なろう系主人公』の様に、真の実力を隠して、後で『これが自分の本当の力です』とやらかすと、管理・処理が面倒になるため叱られる羽目になる。
ただし、超勇者ちゃんの様に、あとから力に覚醒したりする例外もある。

  • 冒険者ギルド
冒険者を管理し、仕事を斡旋する組織。史実のギルドやライトノベルに多く見られる職業組合ではなく、国の政策によって作られた国営組織。そのため務めている者は公務員となる。多くの町に支部がある。
酒場や武器・防具店、宿屋も完備しており、受付にて冒険に役立つポーションの販売も行われている。ただし、これらは冒険者が不正な金(例として、仲間に黙ってダンジョン内の宝をネコババしたもの)を所持してないか監視するためでもある。

  • 十段等級
冒険者にとっての「身分」であり、格付けによる社会的な評価。上から白金(規格外)・金・銀・銅・紅玉・翠玉・青玉・鋼鉄・黒曜・白磁の十段階に分かれている。在野のほとんどは最下位の白磁級から第三位の銀等級までであり、第二位たる金等級は国家規模の難事に関わる人物、第一位の白金等級は史上でも数人である。
このうち白金等級は当初の時点では存在しなかったが、後に規格外の存在が現れた事により、国が支援する手前新たに制定された経緯がある。
原作者曰く、『白金等級ができたのはもょもとやらかしたから』、『こいつとかゼルダじゃない方とかも白金等級』。

  • 奇跡
聖職者が祈りと嘆願によって神と魂を繋ぐことで賜る御業。
信仰する神によって授かる奇跡の傾向が異なり、例として相手を傷つける事を善しとしない地母神からは直接攻撃の奇跡を授かる事はない。
加えて、教義に反する形で奇跡を行使した場合、神が直々に信徒を戒めるケースも存在する。
現在確認される範囲では、攻撃よりも味方をサポートするものが多い。
蜥蜴僧侶も同じく奇跡を扱うが、彼の場合は信仰対象が先祖である恐るべき竜であり、只人のそれとはやや異なる。

  • 呪文
本編では大きく分けて二種類の系統が確認されている。
  • 魔術師  真に力を持つ文言を組み合わせ、杖などの発動体を通して世界の法則を改変する
  • 精霊使い 触媒と祈祷を用いて精霊の力を使役する事で、超常現象を起こす。場所によって術の効能が変化する
その他にも系統がある事が示唆されており、いずれにおいても多彩な能力を持つ。

なお、この世界における呪文や奇跡の行使については、マジック・ポイントのような専用のコストを持たず、体力を直接消費するソーサリーを意識したものとなっている。
1日ごとに使える回数に限りがあり、休息を取る事で消耗分を回復出来る一方、限度を超えての使用には生命の危険が伴う。

登場人物

同じWEB発の『まおゆう魔王勇者』の様に、各キャラクターの「個人名」は登場せず、全て肩書で描写されている。
※CVはドラマCD、アニメのキャスト。

ゴブリンスレイヤーの一党

【────────つまり俺は、奴らにとっての“ゴブリン”だ。】
(CV:梅原裕一郎

ゴブリンスレイヤー


この世界における名も無き冒険者『あ』にして本作の主人公“小鬼を殺す者(ゴブリンスレイヤー)”の渾名を称する男性。主に「ゴブリンスレイヤー」、「彼」と呼称される。
pixivではゴブリンスレイヤーが作品を紹介する記事となっている為、小鬼を殺す者が個別記事となっている。

【『護り、癒し、救え。』────────地母神の三聖句】
(CV:小倉唯

女神官たん


15歳で冒険者となってから初のゴブリン退治で絶命の危機に陥った際、ゴブリンスレイヤーによって命を救われた金髪の少女。以降は彼の相棒的立場として支えるべく、一党を組み行動を共にする。

【無知なる者こそが幸福である。知ることは、最上の喜びなのだから。────────森人の格言】
(CV:東山奈央

妖精弓手


上森人(ハイエルフ)族の女性冒険者であり、凄腕の弓手。階級は第三位『銀等級』。
とあるゴブリン退治の一件でゴブリンスレイヤーと一党を組む事になり、以降は彼に“冒険”をさせたいと徐々に意識するようになる。

【宝石も金属も、磨く前は全て石塊。物事を見た目で判断するドワーフはこの世におらぬ。】
(CV:中村悠一

おえかき


鉱人族の冒険者であり、また優れた術師でもある。階級は第三位『銀等級』。

【────────竜とは“逃げぬ者”なれば。】
(CV:杉田智和

ここんとこのまとめ


戦闘民族たる沼地の蜥蜴人族を出身とする冒険者であり、聡明な僧兵。階級は第三位『銀等級』。

辺境の街

辺境の街郊外の牧場

【彼女にとって大事なのはいつだって、天気と、家畜と、作物と。そして“彼”のことだ。】
(CV:井口裕香

荷物受け渡しの印をください!


辺境の街の郊外で叔父と共に牧場を営んでいる女性。ゴブリンスレイヤーの幼馴染

  • 叔父さん
(CV:林大地
辺境の街郊外にある牧場を営んでいる牧場主で、牛飼娘の母の実兄にあたる男性。
顔は厳ついが心優しく、親切で善良な人物。10年前に小鬼禍で親を亡くした姪を引取り、愛娘として大切に育ててきた。人として「タガが外れている」ゴブリンスレイヤーの事を良く思っていないが、そうなった理由や悪人ではないことは理解している。
やる夫スレ版でのAAはイワーク・ブライア

冒険者ギルド

【────────ペンも紙もなしに、如何して冒険が出来ようものか。】
(CV:内田真礼

ゴブリンスレイヤー受付嬢


冒険者ギルドの受付。ゴブリンスレイヤーと同時期に辺境の街に配属された役人の女性で、彼の担当としてその新人時代から現在までを知る人物。

  • 工房の翁
(CV:高橋伸也
冒険者ギルドの武具店に鍛冶工房を構える鍛冶師の老爺。鉱人のような髭面をしているが歴とした只人。ゴブリンスレイヤーとはかれこれ5年の付き合いであり、彼の新人時代と素顔を知る数少ない人物。

  • 工房の丁稚
工房の翁を親方として師事している徒弟の少年。昼間は工房の仕事を手伝い、夜中に鍛造の自主練習を重ねている。酒場の獣人女給とは、夜に差し入れをしてもらい雑談に耽る仲。

  • 獣人女給
冒険者ギルドの酒場で女給として働いている獣人(パットフット)の女性。
明朗快活な人柄で、長髪はポニーテールにまとめており、掌には肉球がある。丁稚の少年を気にかけており、よく厨房の残飯を差し入れしている。
抜群なスタイルの持ち主だが、受付嬢や牛飼娘のスタイルに羨望を抱いている。
「ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・デイ」3話でメインの出番がある。

  • 料理長
圃人族の中年男性。冒険者ギルドの酒場にある厨房をほぼ1人で切り盛りしている料理人。獣人女給には“おっちゃん”と呼ばれている。

  • 監督官
(CV:日岡なつみ
冒険者ギルドの職員であり同時に、至高神の司祭。受付嬢とは都の研修の頃からの付き合いで、現在も同僚である。
彼女がゴブリンスレイヤーに想いを寄せていると気付いてからは、弄ったり休暇を貰えるよう手助けしたり、時には海ゴブリンの件で不機嫌なゴブリンスレイヤーに困っている受付嬢を犬も食わないと助けを拒否するなど、仲のいい?様子を見せたり。
長い髪をした大人の女性だが、やる夫スレ版でのAAはインデックスが当てられていた。

  • 支部長
(CV:ボルケーノ太田
受付嬢の上司。アニメ11話で初登場。
ゴブリンスレイヤーからもたらされた牧場襲撃の情報に対し、受付嬢の私情もあることを承知の上で「銀等級のゴブリンスレイヤーからの情報なら問題ない」と判断、ギルドからの依頼としてゴブリンの首一つにつき金貨1枚の報償を出すことを許可した。

槍使いの一党

【尊敬に値する敵を、明日の友とはしたくない。────────少なくとも今日は。】
(CV:松岡禎丞

哥布林杀手


辺境の街を活動拠点とする冒険者の男性。階級は第三位『銀等級』。
ベテラン冒険者の筆頭であり、槍を持たせれば都の強者にも勝るとされるの名手で、“辺境最強”の異名を有している。

【神秘と愛は舌先から紡ぐほどに解れるもの。況や、女の美しさをや。】
(CV:日笠陽子

哥布林杀手


辺境の街を活動拠点とする冒険者の女性。階級は第三位『銀等級』。
槍使いの相方として冒険の供をする高位の呪文遣いで、煙管の着火に呪文を無駄遣いしてしまえるほどの高い実力を持つ。

重戦士の一党

重戦士が率いる辺境最高の一党

【己を鍛えて刃で屠れ。血が出るならば敵ではない。────────鋼の秘密、その一端】
(CV:濱野大輝
辺境の街を活動拠点とする冒険者の男性。階級は第三位『銀等級』。
両手持ちの大剣を振るい、戦いにおいては大物食いを本分とする重鎧の益荒男。“辺境最高”と呼ばれる一党の頭目として高い実力を備え、仲間からは慕われている。
ゴブリンスレイヤーを表向きは疎んじてはいるものの、その実、故郷をゴブリンから守った人物として彼には感謝している。
小説版では野獣の雰囲気を持つ筋骨隆々とした魁偉だが、やる夫スレ版でのAAはガッツが当てられていた。

『────────フフ。また私のおかげで命を拾ったな。』
(CV:藤井ゆきよ
辺境の街を活動拠点とする冒険者の女性。階級は第三位『銀等級』。
騎士甲冑と大による高い防御を備え、長剣での鋭い剣撃を放つ麗人。 パーティーの中では盾役を勤めるほか、至高神を信仰することにより奇跡も使える。
私生活では賭け事を好んだり、酒癖がよくなかったりと残念な美女。重戦士のことが好きだが、想いを伝えられないでいる。
小説版では凜とした雰囲気を持つ長髪の女性騎士だが、やる夫スレ版でのAAはアグリアスが当てられていた。

  • 半森人の軽戦士
(CV:竹田海渡
重戦士が率いる“辺境最高の一党”の一員。礼儀正しい半森人(ハーフエルフ)族の男性で、一党内では会計担当の苦労人。浮き名を流しているらしい。
やる夫スレ版のAAではセルピコが当てられていた。

  • 少年斥候
(CV:若山晃久
重戦士が率いる“辺境最高の一党”の一員。いまだ未熟な斥候だが、活発で少々お調子者。齢の近い少女巫術師としばしば行動を共にしているものの、大分尻に敷かれている様子。
作中ではゴブリンスレイヤーの事を初めて『“ゴブスレ”のおっちゃん』と略した上におっさん呼ばわりした強者である。新米戦士とは友人関係。
なお、5年も経って未だに未熟者である事について、原作者は『中の人が忙しくて、なかなか卓に参加できなかったんじゃね?』と説明している。
やる夫スレ版のAAではイシドロが当てられていた。

  • 圃人の少女巫術師
(CV:原田彩楓
重戦士が率いる“辺境最高の一党”の一員。圃人族であり、いまだ未熟な巫術師(ドルイド)だが財布の紐はちゃんと締めているしっかり者。齢の近い少年斥候としばしば行動を共にしている。見習い聖女とは友人関係。圃人なので常時裸足である。
5年も経って未だに未熟者なのは、少年斥候と同じ理由。
やる夫スレ版にて名前のみ登場したシールケに相当。

新米戦士の一党

ゴブリンスレイヤーを誤解した事で女神官を勧誘した事がある。「ゴブリンスレイヤー:ブランニュー・デイ」1話でメインの出番があり、辺境の街の下水道で鼠や虫退治などをこなしている。その時、ゴブリンスレイヤーからアドバイスを受けた事により、未だ苦手意識は少々あるが、普通に話ができるくらいにはなっている。

  • 新米戦士
(CV:前田誠二
辺境の街を拠点として活動する少年冒険者。同郷の幼馴染である見習い聖女と一党を組み、一朝一夕にはいかない冒険者としての日々を奮闘している。
機転がきき、棍棒に紐を着けて紛失を防止したりと工夫している。

  • 見習い聖女
(CV:伊藤彩紗
至高神を信仰し、辺境の街を拠点として活動する少女冒険者。同郷の幼馴染である新米戦士と一党を組み、聖女としての修行を積みながら、危なっかしい相棒を支えている。新米戦士とのやり取りは、最早夫婦のそれである。
1日1回だが、聖撃の奇跡を使う事が出来る。本編とブランニュー・デイで髪の色が異なる。

他冒険者たち

  • 新米冒険者たち

本編の最序盤にて、冒険者としてギルドに登録したばかりの女神官が初めてパーティーを組んだ冒険者たちで、熱血漢の青年剣士(CV:内匠靖明)と、そんな彼のブレーキ役の女武闘家(CV:石上静香)、キツい性格の女魔法使い(CV:小岩井ことり)の3人。

彼らにはゴブリンスレイヤーという名のダークファンタジーの「よくあること」の洗礼を受ける残酷な役割があった。

3人とも白磁等級の駆け出しで、やる気だけは十分(特に青年剣士)だったが、明らかに知識も経験もまるで足りておらず、ゴブリンに対する侮りと慢心も加わり、楽勝ムードで乗り込んだゴブリンの巣穴(狭い洞窟)にて女神官以外は凄惨な全滅を遂げた。
ぶっちゃけ、この洞窟にゴブリンスレイヤーが来なければ(あるいは到着がもう少し遅かったら)女神官もほぼ確実に彼らと同じ末路を辿っていた。
この一件で女魔法使いは卒業した学院にまで噂が流れて恥晒しと嘲笑されるようになり、実弟の少年魔術師は姉の名誉回復とゴブリンへの復讐を誓い、唯一生還した女武闘家は仲間の死と凌辱されたショックで廃人になってしまい、故郷へ引きこもってしまった。

(CV:岩中睦樹
武僧、戦斧士、妖術師とパーティを組んでいたが、昇格審査の際に財宝を秘密でくすねていた事が発覚し、ギルドから処分を受けてしまい、その面接を担当した受付嬢とゴブリンスレイヤーを逆恨みする。
軽薄な態度を取る身勝手さの塊で、いわば人の皮を被ったゴブリンそのもの。しかしギルド内で堂々と犯行に及ぶ小物染みた性格に反して、ゴブリンスレイヤーが実力では敵わない相手であると認識する慎重さはある。秋祭の夜に急襲を仕掛けるも、まともでない戦い方を熟知したゴブリンスレイヤーによる死んだふりからの不意打ちで絶命する。
やる夫スレ版でのAAは三好(賭博黙示録カイジ)が当てられていた。

水の街

【愛とは互いを見つめ合うことではない。同じ行く手を共に見ることである。────────ある詩人】
(CV:遠藤綾

恋文を書いている大司教様(resend)


西方辺境一帯における神官職の頂点、至高神の大司教(アークビショップ)を担う聖女
扇情的な肉体美と美貌を併せ持ちながらも目元を布で覆い隠している。

その他

(CV:島袋美由利
聖剣と運命の導きによって魔神王を打ち果たした績を持つ、若き只人の冒険者。
その階級は最高位、歴史史上10人目となる『白金等級』に認定されている。元気いっぱいの天真爛漫な性格。
女の子であり、上位の階級の冒険者剣聖(CV:戸松遥)と賢者(CV:井上ほの花)の2人を併せ、女性3人の一党を組んでいる。
やる夫スレ版でのAAは涼宮ハルヒ安心院なじみ、書籍化後のイメージとしてはユウキ(SAO)があてられた。

  • 若き王
只人族の領土を統治し国家を治める、諸国の国王の1人。魔神王を初めとする混沌の勢力の侵攻に対し、勇者と共に国をあげて立ち向かった人物。
現在はその残党や邪教の脅威、諸国との付き合いや国内の数え切れない問題に頭を抱えている。かつては秩序にして善なる君主(ロード)の冒険者だった。水の街に暮らす剣の乙女とは旧い友人関係にある。
心の内ではゴブリンの脅威を含めたあらゆる脅威を自分の手で解決したいと思っているが、国王の身分である事、ゴブリンの脅威を理解しない理解しようとしない有力者、ましてや国王を疎んじ影で祈り持たぬ者と通じる悪党の存在、虎視眈々と侵略の機会を狙う諸国、他優先しなければならない脅威があるゆえにそれができない事に歯痒く感じている。
一方で、自分の妹と歳が近い勇者を死地に向かわせるのを良く思っておらず、財政難に直面する度に手頃な竜を討伐しに行こうと考えて部下に窘められたりと、結構ノリがよく、近衛の将軍や赤毛の枢機卿、褐色肌の宮廷魔術師、犬人の金等級冒険者、銀髪の侍女といった身内の前では砕けた態度になる。
やる夫スレ版で当てられたAAはラインハルト・フォン・ローエングラム

  • 金剛石の騎士(ナイト・オブ・ダイヤモンド)
王都の巷で噂される、素顔を隠し、闇の中で悪徳商人や悪徳貴族、邪教徒といった悪を討つ都市の騎士(ストリート・ナイト)。予測される正体や活躍からして、立ち位置はあの御方そのもの
外伝『鍔鳴の太刀《ダイ・カタナ》』にも登場しており、君主の冒険者であり、赤毛の僧侶、銀鎧の剣士、巨漢の魔術師、獣人の戦士、老隠者、そして影の薄い小柄な銀髪の娘を従えて迷宮に挑んでいた。
その原点たるAA作品『ユース・アンド・アッシュ・サイドバイサイド』での配役は空条承太郎であり、仲間は1人を除き『スターダストクルセイダーズ』の主人公陣営が当てられている。

  • 令嬢剣士
名家である実家を出奔し、冒険者になった魔法戦士の少女。
初仕事となったゴブリン退治において、向かった先の雪山の城砦で仲間と共に消息を絶つ。ほどなくして剣の乙女を介し、ゴブリンスレイヤーに彼女の捜索依頼が届けられた。
戦闘では家伝の宝剣による剣術と稲妻の呪文を操る。呪文の回数は2回。

  • 少年魔術師
赤毛が特徴的な、眼鏡を掛けた新米冒険者の少年。
かつての自身を思わせる所があったのか、ギルドでたまたま会った彼をゴブリンスレイヤーが預かり、しばらくの間行動を共にする。
その不遜な態度とゴブリン退治に執着する振る舞いには、何やら訳があるようだが・・・
登場した時点では《火球(ファイアボール)》の呪文を1回使える程度の力量。

  • 忍び
(CV:飛田展男
圃人族の老翁。横暴な性格のマンチキンだが、様々な異名を持つ凄腕の忍者であり、ゴブリンスレイヤーが師事していた謎多き人物。現在は忽然と姿を消し、消息を絶っている。「ゴブリンスレイヤー外伝:イヤーワン」で出番がある。

(CV:上田麗奈
ゴブリンスレイヤーの実姉。“彼”にとっては母親代わりでもあった人物で、聡明で優しい女性だった。少年時代の彼に狩人の父親譲りの狩りの技術や薬師の母親譲りの薬草や食べられる野草など生きる術、そして常に考えることの重要さを教えた人物であり、彼から深く尊敬されていた。
本編が始まる10年前に故郷の村が小鬼禍に見舞われた際に彼を隠し代わりに犠牲となったため、作中では既に故人である。
なお姉から教わったという狩りの技術に関しては大型の獣の足に絡ませて捉える網罠や木のしなりを利用して複数の杭を目標めがけて飛ばすえげつないものもあったりする。
やる夫スレ版でのAAは高坂桐乃

神々

  • 《幻想》

“盤”である『世界』と、そこに住まう“駒”である『様々な者達』を愛する創造神の1人。
純粋で優しい性格で、可愛らしくも美しい少女の姿をとる女神。正反対の性格をしている《真実》と仲が良く、しばしば一緒に盤上遊戯に興じている。
どちらかと言うとPL側の立場であり、うっかり死ぬとショックで寝込むぐらいキャラに感情移入するタイプ。
やる夫スレ版で当てられたAAはアルティメットまどか。なお、中の人である悠木碧は本作アニメ3話でナレーションを務めている。

  • 《真実》
“盤”である『世界』と、そこに住まう“駒”である『様々な者達』を愛する創造神の1人。
無慈悲で残酷な、少々性格の悪い。正反対の性格をしている《幻想》と仲が良く、しばしば一緒に盤上遊戯に興じている。
どちらかと言うとGM側の立場であり、隙あらば嬉々として事件のきっかけや罠を仕込むタイプ。……ただし、何かとやらかす何か変なのに頭を抱える事がある。
やる夫スレ版で当てられたAAは鋼の錬金術師真理

作中におけるゴブリン

祈り持たぬ者(ノンプレイヤー)の筆頭である小型種の怪物、その中でも最弱に分類されるモンスター。小鬼とも書き呼ばれる。
成体でも膂力・知能は人間の子供並程度で、原始的且つ簡素な武具を扱う程度の知力は有している。
只人の間で『誰かが失敗する度に1匹湧いて出る』と揶揄されるほどに数が多く、繁殖力も強い。単体では弱小だが徒党を組んで襲撃してきた時の脅威は馬鹿に出来ない。
詳細はゴブリン(ゴブリンスレイヤー)を参照。


関連イラスト

GOBLIN SLAYER
ゴブリンスレイヤー Fan art


Goblin Slayer - ゴブリンスレイヤー
ごぶりんすれいやー


♡
らくがき_ゴブリンスレイヤー



PV



関連タグ

GA文庫 やる夫スレ
ジャンル:ハイファンタジー ダークファンタジー
モンスター:ゴブリン
他作品の白金等級(規格外)の一例:赤毛の冒険者 ゼルダじゃない方  破壊神を破壊した男

「親族を殺され、狂人的な執念深さで復讐の途を歩み続けるダークヒーロー」といった要素が共通。タイトルも「○○スレイヤー」(○○にはダークヒーローの撲滅対象が入る)と語感が似ている。なお、原作者はニンジャヘッズでもあり、ジッサイ各巻のあとがきの書き出しはドーモ。から始まる。ちなみにこの作品のアニメイシヨン版のナレーション担当は、なんの因果かゴブリン=サンである。コワイ!
ニンジャスレイヤーの登場人物。フィジカル面はこちらの方が近いという声もある(「肉体的にはそれほど強くない」「戦術を駆使する戦闘スタイル」)。
マーベルのヒーローと比較した場合は一番彼が近いことを作者が名言している。自分自身は特殊能力を持たず、自身の能力も鍛え上げた末に会得したものであること、各種道具を使いこなして敵に立ち向かうこと、基本的に行動範囲が広くないことが共通している。なお勇者の場合はスーパーマンが近いとのこと。
彼を主役とした時代小説を応募し最終選考に残った事から出版の運びになったとの事。
こちらも紆余曲折の末、単行本&コミカライズ化。
期間限定のコラボイベント。ゴブリンスレイヤー女神官が出演。

アニメ版が同時期放送かつゴブリンが登場する事から、共演したイラストがよく描かれている。

「ゴブスレに行ったらスライムがいた件」
天敵


こちらもアニメ版が同時期放送かつ(出番は多くないものの)ゴブリンが登場するほか、ある人物「ゴブリン以下」とそしりを受けるだけの外道を働き、その回放送の際にはゴブスレ氏のエントリーを想起するツイートも続出した模様。余談だが、小鬼英雄の中の人はこちらでもゴブリン役を担当するという珍事も発生している。

外部リンク

このやる夫スレ、まとめてもよろしいですか? ゴブリンスレイヤー
出版の経緯
GA文庫小説試し読み
ガンガンONLINE漫画版試し読み
アニメ公式サイト

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