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CV.岩瀬周平

人物編集

ノーランガルス帝立修剣学院の生徒の一人で、長い金髪をした青年。三等爵家長子。キリトユージオとは同学年。昇級試験を主席で通過し、上級修剣士になってからは赤い制服を着用する。典型的な悪役貴族であり、腰巾着のウンベール・ジーゼックと共に平民のキリトユージオに対して様々な嫌がらせを行う。

しかしその傲慢さは「典型的」に収まるところではなく、身分で同格のリーナはおろか格上のウォロ(ゲーム版ではウォロと同格のメディナも)すらも侮辱するほど。なお一族に瑕疵のあるリーナやメディナはともかく、ウォロですら侮辱するのは遠い祖先の血統による。


挙句の果てに2人の傍付きであるロニエ・アラベルティーゼ・シュトリーネンを拘束し、貴族の法を悪用して懲罰という名のレイプを禁忌目録で縛られたユージオの目の前で行うという、下衆の極みとしか言いようのない行為をはたらく。その有様に遂にはキリトに「闇の国のゴブリン以下」と断じられた。

なお、アニメではベッドに飛び込むシーンがまんまルパンダイブになっていた(三木一馬氏によると、絵コンテの時点でこうだったらしく、故意犯の模様)。


しかし、これにより禁忌目録を乗り越え覚醒したユージオの斬撃でウンベールが左腕を斬られ、さらに駆けつけたキリトと剣を交え、剣を握っていた両腕をキリトに斬られる。

慌てて止血しようとウンベールが止血に使っていた紐を取り上げようとするが、当然紐を解いたら再び出血が始まるため、ウンベールに「(天命が減ってしまうから)その命令は禁忌目録違反だ!」と言われてしまい、『禁忌目録を破らなければ自分の天命は減り続ける』という状況を受け入れられず、精神が混乱状態になり、見かねたキリトが別の紐を差し出したときには既に手遅れの状態で、フラクトライトの崩壊によって死亡した。

どう考えてもライオスとウンベールの自業自得である事に変わりはないが、皮肉にもこの件が整合騎士に通報された事により、キリトとユージオがアリスと出会う切っ掛けになった。


ライオス達がやった行動は現実世界では犯罪であるが、アンダーワールドではバレずに貴族の特権さえ使えば普通とまかり通ってしまっている。キリトがこの世界に来る前でこの出来事と同じことが起きていたら、止めに入ろうとする人間が禁忌目録の縛りで動けなかったら、と考えると正直ぞっとするだろう。

ついでに言えば、この直前ライオスはウンベールを斬ったユージオを「罪人」として容赦なく斬り殺そうとした。即ち、禁忌目録によって縛られている事柄であっても見方が変わることによって(この場合、ユージオをもはや人として見ていないということである)容易に突破することができるということでもある。これに関連して、後に上位貴族や四皇帝家の恐ろしい実態が明らかになるのだがそれはまた別の話。


とはいえ…編集

これまでのかませ中ボスのご同類、クラディールやシグルドどなどと比べるとキリトからの評価は(この手の輩としては)極めて高い。最終局面でこそ「ゴブリン以下」と断じられたものの、それまでは相方のウンベールが「ともかく」扱いされる横でその悪辣なやり口はもちろん、剣士としての実力込みでキリトを存分に警戒させた。実際、ソースこそ肥大化した自尊心というどうしようもないものであるがそれを心意で力に変えているのは事実であり、最終的にキリトに敗北こそしたものの、学院パートの登場人物ではキリトをもっとも苦戦させた男となった。


ゲーム版編集

アリシゼーション・リコリス編集

役回りは原作とほぼ同じであるが、嘲笑対象にメディナが追加。

さらには親交のある貴族(※モブであるが下衆のお仲間)の嫌がらせをリーナ&ユジキリコンビが返り討ちにするイベントが追加された結果、確執が原作よりも増えている。


アリシゼーション・ブレイディング編集

サービス開始時点からガチャより排出される。キリトからの評価のおかげか、レアリティは高めの☆3とこの手の敵役としては中々の好待遇。しかし属性はやっぱりというか「闇」で、必殺技のモーションもどす黒いオーラを纏ったものになっている。

初期においては貴重な戦力だったが、ゲームが進んでから追加実装されるキャラが全て☆4であったため、あっという間にハズレ扱いされることになった。

ちなみにリズベットシリカのように低レアから昇格したケースもあるが、メインシナリオで既に死亡しているライオスに出番など残っているはずもなく、ネタキャラとしての再登場もなかった。


関連タグ編集

ソードアート・オンライン アンダーワールド アリシゼーション

ウンベール・ジーゼック キリト(SAO) ユージオ ロニエ・アラベル ティーゼ・シュトリーネン

須郷伸之(オベイロン):同類項

小原正和:上記のルパンダイブ回の絵コンテ担当。『アクセル・ワールド』アニメ版監督

ナーシェン:傲慢、陰険、散々にこき下ろされる、山田孝太郎先生のコミカライズ作品で物凄い顔芸を晒す等、共通点が多い。

ブリッ死 ゲス


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