ピクシブ百科事典

祈らぬ者

のんぷれいやー

ライトノベル『ゴブリンスレイヤー』に登場する敵キャラクターの総称
目次[非表示]
  • 1 概要
  • 2 主なモンスター
  • 2.1 ゴブリン
  • 2.2 ジャイアント・ラット
  • 2.3 ジャイアントローチ
  • 3 関連タグ
  • 4 1巻に登場
  • 4.1 オーガ
  • 4.2 魔神将
  • 5 2巻に登場
  • 5.1 沼竜(アリゲイタ)
  • 5.2 名前を呼んではいけない怪物
  • 5.3 邪教団
  • 6 3巻に登場
  • 6.1 闇人(ダークエルフ)
  • 7 4巻に登場
  • 7.1 ガーゴイル
  • 7.2 魔術師
  • 7.3 死人占い師(ネクロマンサー)
  • 7.4 下級魔神(レッサーデーモン)
  • 8 6巻に登場
  • 8.1 巨人(トロル)
  • 9 7巻に登場
  • 9.1 川を堰き止めるもの(モケーレ・ムベンベ)
  • 9.2 地獄のデーモン
  • 10 8巻に登場
  • 10.1 大海蛇(シーサーペント)
  • 10.2 鰓人(ギルマン)
  • 10.3 魔神の手(グレーターデーモンズ・ハンド)
  • 10.4 星辰の彼方より来たりし者
  • 10.5 貴族と邪教徒
  • 11 9巻に登場
  • 11.1 雪男(サスカッチ)
  • 11.2 氷の魔女
  • 11.3 オーガ(弟)
  • 11.4 闇人
  • 12 10巻に登場
  • 12.1 魔狼(ワーグ)
  • 12.2 魔神(デーモン)
  • 12.3 巨人(トロル)
  • 12.4 マンティコア
  • 12.5 亡者の融合体
  • 12.6 闇人(ダークエルフ)
  • 12.7 上位魔神(グレーターデーモン)
  • 12.8 黒幕
  • 12.9 10巻特典ドラマCDに登場
  • 13 イヤーワンに登場
  • 13.1 巨大蝙蝠(ジャイアントバット)
  • 13.2 死霊騎士(デュラハン)
  • 13.3 岩喰怪虫(ロックイーター)
  • 13.4 粘液(ブロブ)
  • 13.5 コカトリス
  • 14 鍔鳴の太刀に登場
  • 14.1 スライム
  • 14.2 犬の骸骨(アンデッド・コボルト)
  • 14.3 ならず者(ローグ)
  • 15 書籍11巻に登場(書籍販売から間もないためネタバレ注意)
  • 概要

    『祈り持たぬ者』とも書かれる。

    ドラゴン悪魔冒涜的な名前の大目玉、邪神に仕える神官、そして時として心ない山賊たち……
    祈りを持つ者(プレイヤー)にとっては不倶戴天の敵の総称である。

    英語表記は「Non Prayer」となるが、言うまでもなく「Non Player(ゲームプレイヤー以外のキャラ)」と掛けた言葉である。
    ※ただし元ネタの方はあくまでも「プレイヤー以外」と言う意味なので、主人公の味方でもゲームマスターが操るキャラ(本作で言えば受付嬢牛飼娘あたり)は全てノンプレイヤー扱いである。

    主なモンスター

    ゴブリン

    祈らぬ者の内、最も数が多いモンスター。
    祈らぬ者の中では最弱ではあるが、数を活かして襲いかかった時の驚異は馬鹿にはできない。
    上位種も存在する。
    詳しくはゴブリン(ゴブリンスレイヤー)を参照

    ジャイアント・ラット

    分類:動物
    生命力:9 呪文抵抗力:8 移動力:25 モラル:4
    下水道に住み着く巨大なネズミ。モンスターというより害獣の一種。20~30センチメートルならまだ可愛い方で、大きい方は50~60センチメートルに至る。
    放置すると夜な夜な地上に這い出ては子供や老人を捕食してしまうと謂われる。
    これの討伐は駆け出し冒険者が受けられる依頼の1つであり、病原菌があるため解毒薬の所持が必須だが、洞窟と比べて広くて剣が振り回しやすく、尚且つ上位モンスターが出現しない下水道が舞台であるため、冒険者ギルドで受けられる中では一番簡単な依頼である。ただし、報酬は1日に金貨1枚と、ゴブリン退治より安い。
    簡単な依頼とはいえ、新米冒険者が油断すれば齧られて死ぬし、これすらも倒すのに手こずって借金した挙げ句、故郷に帰る羽目になったり、破産して農奴や娼婦になったり、貧乏のあまり防具なしで出動して死んでしまう新米冒険者もいる。
    また、ネズミは群れるものなので、無策で大群に襲われれば、骨すらも残らない。

    ジャイアントローチ

    分類:動植物
    生命力:10 呪文抵抗力:9 移動力:20 モラル:5
    その名の通り、巨大なゴキブリ更に超巨大なヒュージローチという亜種もいる
    雑食で、死体に刺さっている剣までも丸呑みにしてしまう。
    また、見た目に反して体が柔らかく、狭い隙間にも潜り込める。
    薄暗い下水道でこれの大群とか羽を広げたこいつを目撃したら、失禁もやむ無しだろう……。
    また、下水道だけでなく森などの野外に棲息している事もある。


    他にも、会話の中だが岩巨人ミノタウロスヒドラマンティコア、大蛞蝓、クラーケンなどといった怪物の存在もある。

    関連タグ

    ゴブリンスレイヤー モンスター


    注意:ここから先はアニメ、漫画版のネタバレになる項目があります。

























    1巻に登場

    オーガ

    「我をゴブリン風情と同じに思うな!」

    CV:各務立基
    分類:巨人
    生命力:65 呪文抵抗力:20(2d6+13) 移動力:25 モラル:7
    戦鎚を携え、青黒い巨体を持つ人喰い鬼。
    銀等級の冒険者でも、立ち向かうにしては恐るべき難敵であり、強固な盾を持った騎士をも葬るほどの腕力に加え、魔法も使え、数多の術を収めた魔術師をも返り討ちしてしまう。
    魔神将なる者から軍を預り、ゴブリンを率い、森人の土地にある遺跡を自分達の砦にしていた。
    青い炎の玉で広範囲を焼き尽くす、《火球(ファイアボール)》の魔法を使う。基本的な魔術の1つだが、オーガのそれは、呪文遣いの鉱人道士でさえ驚くほどの威力を誇る。

    登場早々、何か変なのに「…………なんだ。ゴブリンではないのか」と言われ逆上し、火球を発動。咄嗟に女神官が聖壁の奇跡で防ぐも、余波と余熱が襲い、聖壁を二重張りするが突き破られてしまう(とはいえ、二重張らなければゴブリンスレイヤー達も無事ではすまなかった)。
    しかも、その肌は足の腱であっても生半可な武器では刃が通らないほど固く、妖精弓手に右目を潰されても瞬時に治癒される再生能力を持ち、戦鎚を振るい一撃でゴブリンスレイヤーに重傷を負わせる(鎧と兜のおかげで一命はとりとめた)。
    妖精弓手、鉱人道士蜥蜴僧侶の銀等級三人がかりでも歯が立たず、本人の言葉通り、ゴブリンとは比べられないほどの強さを見せつけた。

    瀕死の状態からヒールポーションとスタミナポーションで動けるようになったゴブリンスレイヤーに、再び《火球》を唱えようとする。
    しかし、ゴブリンスレイヤーは雑嚢から巻物を取り出し、紐を解いた瞬間、火球諸ともオーガの体が真っ二つになる
    海の底に繋げた転移(ゲート)の巻物によって深海の水圧で勢いよく噴出した高圧の海水が相手を両断したのである。しかもゴブリンスレイヤー曰く、本来はゴブリンの巣穴を水攻めするためのもの
    たかだかゴブリンを殺すためだけに、白金等級でなければ余程幸運がない限り手に入らない超貴重なアイテムを用意していたゴブリンスレイヤーに絶句するも名前を覚えてもらえず、「お前なぞよりもゴブリンの方が、よほど手強い」という最大の屈辱を味わいながらトドメを刺された。

    AA版ではカーズが当てられた。
    なお、AA版では転移の巻物が炸裂した瞬間、案の定、読者から「思いつけるかそんなもんw」と様々なツッコミが飛び交った

    なおアニメ4話公開後、原作者のリアルタイムコメンタリーにて、元々は超勇者ちゃんがLV30で殴り合うはずの中ボスだったことが判明
    更には会議などで手薄になるエルフの里後方(敵国内部)に拠点作って押し寄せるという魔神王陣営にしてはわりとガチな戦略であり、ゴブリンスレイヤーからも名前を覚えてもらえないながらも実力を含めて評価されていた。そして、書籍11巻にて漸く名前を覚えてもらえた。
    ゴブリンを雑兵程度と見て扱い方は悪かったものの、孕み袋を与えれば増やす事ができると理解している。

    本作初のゴブリン以外のモンスターにして、ゴブリンスレイヤーの奇策が発動するまで銀等級三人を相手にしてなお圧倒する強さを見せつけ、『こんなのと比べれば、確かにゴブリンは最弱』という印象を読者や視聴者に改めて植え付けてくれた存在として、ファンからは敬意と親しみを込めて『オーなんとかさん』と呼ばれている。

    ……彼の作戦がガチすぎたせいで、今後の魔神王残党や覚知神に唆された黒幕達の作戦が酷評される羽目になったのは内緒
    それに伴い、オーなんとかさんの株が上がり続けている。

    実はオーガジェネラルというオーガの中でも上位クラスの存在であった
    ……こんなのと戦ったゴブリンスレイヤー一党はよく生き残れたものである。


    魔神将

    「我こそは冥府よりいでし十六将が一人」

    1巻間章での会話の中に登場した、魔神王配下の十六将の一人。
    たまたまゴブリン退治依頼でやって来た後の勇者である女冒険者に、《火矢(ファイアボルト)》5、6発撃ち込まれた後に偶然近くに刺さっていた光の聖剣でずんばらりとまっぷたつにされた
    ……しかも、当の彼女から周囲に指摘されるまでゴブリンだと勘違いされてた。合掌。

    AA版では、アーカードが当てられた。


    2巻に登場

    沼竜(アリゲイタ)

    「AAAAAARRRIGGGGGG!!!」

    水の街の下水道に現れたワニに似た白い怪物。
    竜とは名ばかりであり、実態は蜥蜴の仲間。水を切り裂いて泳ぎながら、獲物を大きな顎で噛み砕く。
    これにエンカウントしてしまったゴブリンスレイヤー達は、『冒険者は明かりを持って移動する』と学習してるゴブリンの知恵を逆手にとり、沼竜に《聖光》を着けて同士討ちさせた。水辺という地の理を得ている沼竜に、数が多いゴブリンであっても部が悪かった……。

    後にこの沼竜は、下水道に迷い込んだ冒険者を追い払い、尚且つ害虫害獣退治の他、ゴブリンどもを襲って地上に出させないための見張りとして、何者かが使役した使徒と判明した。
    なお、『ゴブスレ辞典VoL1』によると顎の力はトロルの腕をも噛み砕くほどらしい

    元ネタはおそらく下水道に住み着く白いワニ


    名前を呼んではいけない怪物

    「BEBBEBEBEBEHOOOO!!」

    分類:デーモン
    体力点:20 技量点:15
    生命力:70 呪文抵抗力:21(2d6+14) 移動力:30 モラル:7
    地下墳墓の最奥にある礼拝堂を守護する、空飛ぶ目玉の怪物。
    人の背丈ほどの大きさの眼球で、瞼から先端に目玉がついた幾本の触手を生やしている。
    名前なんてどうでもいいと言うゴブリンスレイヤーによって『ビッグアイモンスター』、略して『大目玉(ベム)』と名付けられた。

    非常に危険すぎる鳴き声を放ちながら、本体の目からは詠唱と魔法を打ち消す《解呪(ディスペル)》、触手の目からはあらぬるものを融かす熱線《分解(ディスインテグレート)》の邪眼を使用する。故に真正面から戦って勝つ事は困難。
    部屋に入ってきたものを襲うようになっているため、部屋から出ると襲ってこない。

    しかし、そんな敵が相手でもやらかすのがゴブリンスレイヤー。
    まずは身軽な妖精弓手を囮に注意を向かせ、鉱人道士が部屋の外から《酩酊》で大目玉を眠らせる。それを確認したゴブリンスレイヤーが礼拝堂内に小麦粉を充満させ、妖精弓手と共に部屋から出る。入れ替わりに蜥蜴僧侶が呼び出した竜牙兵を大目玉に突撃させ、妖精弓手が大目玉に矢を当てて起こす。そしてすかさず、女神官の《聖壁》で礼拝堂の入り口を塞ぐ。
    ……矢に当たって起きた大目玉は粉塵の向こうにいる竜牙兵を発見し、《分解》を放つと……

    アニメでは、先行して情報収集していた蜥蜴僧侶達が一度戦った形で能力が説明されたため前半戦がカットされ、すぐにゴブリンスレイヤーの奇策が決行された。
    《解呪》も《分解》も本体の目から放たれている。
    ちなみに、断末魔をよく聞くと……


    邪教団

    「くそ、くそ、くそくそくそくそ、ちくしょう(ガイギャックス)!」

    大目玉やゴブリンどもを下水道に呼び寄せた張本人にして書籍2巻の黒幕。
    ゴブリンスレイヤー一党によって礼拝堂が暴かれて焦っていた所をたまたまクリティカルで潜伏場所を嗅ぎ付けた勇者一行に行殺された

    ……とはいえ、勇者のクリティカルがなくても、

    • 召喚したのは1体除いてゴブリンだけであり、明らかにゴブリンスレイヤー案件だった事
    • 地下墳墓の見張りが小鬼英雄率いるゴブリンどもなのに比べて、本元の礼拝堂の番人が大目玉1体だけ
    • 下水道に沼竜がいるにも拘わらず(あるいは知らずに)、ゴブリンどもに船を与える。もし小鬼英雄が船に乗って沼竜に襲われたらどうするつもりだったのだろうか
    • 重要アイテムである鏡を、『ゴブリンの手に渡ると厄介』という理由で、ゴブリンスレイヤーによって混凝土に固められて沼竜が住み着く下水に捨てられる

    等々……どのみち彼らの計画は破綻していた
    剣の乙女がゴブリンにトラウマ持っていたからよかったものの他の銀等級以上だったらなす術なく攻略されていた上に、自分達の計画が完璧だと高をくくって失敗した時の対策を用意してなかったため、崇めていた混沌の神に見捨てられるというオチまで付いた。お粗末。

    さらにアニメでは水の街編の序盤にいきなり超勇者ちゃんに消し飛ばされるという出オチ的な扱いを受けてしまう
    こちらはどちらかというとネクロマンサーかアンデッドキングみたいなデザインである。


    3巻に登場

    闇人(ダークエルフ)

    「大方、第五位の紅玉ーーー否、第六位の翠玉程度と見た!」

    分類:悪党
    生命力:42 呪文抵抗力:23(2d6+16) 移動力:18 モラル:7
    魔神王の残党の一人にして、2巻で壊滅した邪教団の生き残り。
    混沌の神々から託宣(ハンドアウト)を受け取り、手の内にある呪物によって百手巨人を呼び起こすために暗躍する無秩序の召喚士。
    《分解》の魔法を扱い、更には呪物を触媒に百手巨人の加護を繰り出す。矢避けの加護で飛び道具を無効化する。
    魔術だけでなく、突剣で鎖帷子の隙間を突き刺すなど、その実力は銅・銀等級以上と思われる。ゴブリンスレイヤーの技量を翠玉等級程度と見積もった。

    燭台に似た一本腕の呪物でゴブリンどもを従わせ、生け贄となる女を集めさせ、街中で混乱を起こすためゴブリンスレイヤーと受付嬢に逆恨みを抱いた圃人斥候を雇い、秋祭りに受かれる辺境の街の四方をゴブリン軍団で囲い、攻めようと企んだ。

    しかし、ゴブリンスレイヤーによって生贄のための女達を救出され、略奪種族であるはずのゴブリンが拐った女に手を出してなかった事に不信感を持たせてしまう。そのせいで祭当日までに辺境の街の東西北に罠を仕掛けられ、4隊に分けたゴブリンどもの内、3隊が討伐されてしまう
    更に、雇った圃人斥候が急襲するも生憎まともな冒険者でなかったゴブリンスレイヤーの死んだふりからの不意討ちによって死亡した

    更に追い討ちをかけるかのように、闇人がいた南の分隊(南側には罠を仕掛けてなかったため無事だった)にも、保存食用の干魚の激臭を煙幕代わりに燻され、ゴブリンどもは大混乱に陥る
    しかし、闇人は百手巨人の加護と矢避けの加護でゴブリンスレイヤー一党の攻撃を寄せ付けず、勝ち誇る。
    そこへ女神官の聖光によって目が眩み、その隙を突かれ、圃人斥候が持っていた毒を塗った突剣が突き刺さる。毒で苦しみながらも矢避けの加護は健在であり、苦し紛れに《分解》の魔法を繰り出そうとする。

    だが、矢避けの設定の穴を突かれ、ゴブリンスレイヤーが投げた『剣』扱いの南洋式投げナイフで呪物を持っていた左腕を切り落とされ、矢避けの加護が失われた事により、妖精弓手の矢が首に刺さって絶命した。

    彼もまた、かつて所属していた邪教団と同じかそれ以上にツメが甘く、

    • 大事な生け贄をゴブリンに任せっきり(如何にいい装備を与えていたとはいえ、冒険者を舐めすぎである。仮にゴブリン退治は人気ないと見越しての判断だったにせよ、好き好んでゴブリン退治を引き受ける何か変なのがいるのでどのみちアウト)
    • 街を混乱に陥れるために雇った冒険者が圃人斥候一人だけ。仮に彼に同士を集めるよう命令してたのだとしても、あまりにゴブリンスレイヤーに向ける憎悪が強すぎて逆に悪目立ちしてしまっていた
    • 従えているのが全てゴブリン。他のモンスターはいないどころか、シャーマンやホブといった上級種すらいない。新米は兎も角、ベテラン冒険者を相手にするには貧弱すぎる
    • その癖に、数が頼みのゴブリンどもを下手に分散。しかもお預けしていたため士気向上は一時的で、劣勢になるとたちまち崩壊してしまう。
    • 伏兵すらも用意してない。
    • 彼の強さの大半は呪物によるものであり、百手巨人の加護があったとしても槍使いを始めとしたベテラン冒険者らを相手にするには手が足り無さすぎる
    • 辺境の街には銀等級の冒険者が数名いることを知っているにも拘わらず、『銀等級程度』と舐めて見ている。(例え混沌の軍勢として白金等級や金等級の強さを知っている上での発言であっても、ゴブリンスレイヤー一党が銀等級冒険者の中でも火力不足なだけ(本人達も自覚あり)で、他の銀等級は小鬼英雄を単独で易々と討伐できる程の強者である)

    以上を見ても、(呪物の加護で)個人の戦闘能力は充分あるものの指揮に関しては三流以下としか言いようがなく、ゴブリンスレイヤーから『素人』『舐めてるとしか思えん』『ゴブリンロードの方が、よほど手間だったな』と、これでもかと酷評されている(ゴブリンスレイヤーでなくても、小鬼王との戦いに参加していたベテラン冒険者なら確実に3番目に近い事を言っていたと思われる)。しかも書籍11巻で、名前を覚えられた上にある程度評価されたオーなんとかさんに対し、ゴブリンスレイヤーから未だに名前を覚えられてない上に酷評されている。
    事実、小鬼王の時は辺境の街の冒険者達を総動員して立ち向かったが、今回はゴブリンスレイヤー一党だけで解決してしまっている。
    用兵は下手なものの戦略に優れているオーなんとかさんや、戦略はクソ雑魚ナメクジなものの同族の用兵に優れたゴブリンロードに比べ、原作者から戦略・用兵共に酷評されている。


    そもそも彼は、難病の幼なじみを救いたいと願う寒村の女の子のために、幻想の女神様が彼女とその仲間達が勝てる程度に揃えた敵の一人であり、幻想がファンブルしたおかげで生き残っただけである。つまりは素の戦闘能力は白磁等級の一党でも攻略できるレベルの可能性が高い
    おそらく百手巨人といった力は、呪物に目をつけた真実の神様が与えたものと思われる。前述の細剣の腕も、たまたまの可能性が考えられる

    なお、彼が呼び出そうとしていた百手巨人は、ゴブリンスレイヤー達と戦っている間に、因縁の相手である剣の乙女からの依頼で辺境の街に来ていた勇者一党によって初手ぶっぱで討伐された。残当。

    なお、闇人の中には、稀に善なる心を以て秩序の勢力に与する者も存在し、書籍6巻にて登場している。


    4巻に登場

    ガーゴイル

    「GARGLEGARGLEGARGLE!!」

    分類:魔法生物
    生命力:35 呪文抵抗力:16 移動力:20(飛行) モラル:10
    悪魔の姿をした動く石像。魔神王の残党の魔術師に使役されている
    悪魔の塔を拠点に人々を襲い、高所から落として殺害していた。
    悪魔の塔の外壁を登攀したゴブリンスレイヤー、槍使い、重戦士に襲いかかるも、槍使いの《停滞》の魔法で浮力を失い、落下死する
    魔術師戦においても魔術師に召喚されて登場するが、重戦士のだんびらに粉砕されてしまう

    魔術師

    「無粋な蛮人(バーバリアン)めが……! 我が叡智の前に屈するが良い!」

    魔神王の残党の一人。
    60階建ての悪魔の塔を造り、根城にしていた。

    悪魔の塔の最上階にて、討伐依頼を受けたゴブリンスレイヤー、槍使い、重戦士の3人を待ち構えていた。
    塔内に多数の罠や強敵を配置したと思われるが、そんなものをいちいち相手するのも面倒と判断した3人が塔の外壁を登攀したため無意味と化す
    更にはエンカウントするや否や、前口上を言う前に、ゴブリンスレイヤーが投げた剣が胸に突き刺さる。しかし、彼らとエンカウントする前に、儀式で『言葉を持つ者の手により殺されない』体になっていたため、即座に復活する。
    10体以上のガーゴイルと《稲妻(ライトニング)》の魔法で彼らに襲いかかるが、ガーゴイルは重戦士のだんびらで次々と粉塵と化し、魔術師も《稲妻》を撃つ前にゴブリンスレイヤーお手製の催涙弾に悶絶し、槍使いの《粘糸(スパイダーウェブ)》で拘束される。

    儀式の効果は健在のため彼らの手で殺されなかったが、塔の最上階にいた事が仇となり、ゴブリンスレイヤーの提案で塔の上から蹴落とされ、『言葉を持たない』重力によって殺された


    死人占い師(ネクロマンサー)

    悪魔の塔の魔術師と同時期に、南方の墳墓を暴き、亡者の軍勢を作り出していた。
    ……が、『死人占い師さんが手番二回くらいでずんばらりされた後の話』と、まさかの題名にて顛末が書かれるというあっさりとした扱いを受け、フェードアウト。死人占い師は泣いていい。
    とはいえ、亡者の軍勢は流石の勇者一党でも(解呪が使えないとはいえ)一筋縄ではいかず、国王の軍勢が亡者軍を引き受けた事で討伐できた存在である事は確かである。

    闇人同様、死人占い師も善なる者も存在する。違いは、善の死人占い師は死体を敬ってその力を借り、悪の死人占い師は死体を弄んで冒涜するとのこと。

    下級魔神(レッサーデーモン)

    「ARREMERRRERRRRR!!」

    ゴブリンスレイヤーに会う前に、妖精弓手・鉱人道士・蜥蜴僧侶が戦った二匹の魔神。
    空を飛び、鉤爪と《火矢(ファイアボルト)》の魔法で襲いかかる。

    挿し絵のシルエットと鳴き声から、おそらく元ネタはレッドアリーマー

    6巻に登場

    巨人(トロル)

    「TOOOORLLL!!」

    分類:巨人
    生命力:30 呪文抵抗力:18(2d6+11) 移動力:15 モラル:10
    岩から作り出され、日光を浴びると岩になるという怪物。
    巨大な体に相応しく愚鈍で鈍重だが、怪力で強靭。その体は鱗や岩で覆われてはいないが多少の傷なら火で炙らない限りすぐに塞がってしまう程の再生能力を持つ。
    術を使うオーガなどの高位の怪物よりは脅威ではないが、棍棒から繰り出される攻撃力は馬鹿にはできず、決して弱い怪物ではない。

    訓練所建設予定地周辺にある遺跡の一つで、ゴブリンどもの用心棒を勤めていた。建設予定地周辺の怪物退治を請け負っていた冒険者一党に襲いかかる。
    彼らは装備を整えているし、メンバーのバランスも良く、油断や慢心とも無縁であり、隊列を分断されるような事もなかった。
    しかし、背後からのゴブリンどもの奇襲で軍師の魔術師が殺されてしまい、続いて援護に向かった闇人の斥候もゴブリンどもに殺されてしまう。それによって生じた隙を突き、蜥蜴人の戦士と神官戦士を棍棒で葬り、生き残った交易神の侍祭の足を潰してゴブリンどもの孕み袋として与えた。

    その後、ゴブリン討伐と戻らなかった冒険者一党の救出に向かったゴブリンスレイヤー一党と、とある理由で彼らと動向することになった少年魔術師がその遺跡にやって来る。しかし、少年魔術師がゴブリンへの憎しみと侮り、そして慎重に行動するゴブリンスレイヤー一党への苛立ちから単独で突っ走り、冒険者の遺体で作られた鳴り子に引っ掛かって悲鳴を上げた上に、ゴブリンどもの罠にかかって貴重な魔法を使った挙げ句にゴブリンスレイヤー達から孤立するように誘導されてしまう。
    魔法を使いきって打つ手がなくなった少年魔術師に襲いかかろうとするが、間一髪ゴブリンスレイヤー一党の救援が間に合う。人質を回収され、女神官の《聖光》に目が眩んだ上に、ゴブリンスレイヤーに燃える水をぶっかけられゴブリンども共々燃やされる。
    しかし、それでも死なず、玄室まで逃げたゴブリンスレイヤー達を追い詰めるが、再び女神官の《聖光》で目が眩み、鉱人道士の《雨乞》で降った雨を浴び、ゴブリンスレイヤーが投げた火の秘薬をぶつけられ、凍結してしまう(水の街で聞いた『あいすくりん』の作り方を応用)。
    火で熱された所を急激に冷やされた事で体がひび割れ、再生能力が使えなくなってしまい、ゴブリンスレイヤー達の総攻撃を受けて倒された。

    なお、愚鈍な怪物だが、中には国王に化けて人間を支配しようとした個体も存在するらしい。


    7巻に登場

    川を堰き止めるもの(モケーレ・ムベンベ)

    「MOOOKKEEEEELLL!!」

    『水獣殺し(エメラ・ントゥカ)』、『板を背負う者(ムビエル・ムビエル・ムビエル)』、『蛇の大神(ングマ・モネネ)』とも呼ばれる、五十フィートもの巨体を持つ首長の恐竜。そのため、爬虫類系モンスターに辛辣な蜥蜴僧侶も、感激の余りテンションが上がった。
    柱の如き脚で大地を踏みにじり、背中にはステゴサウルスの様なヒレを持ち、鋭い牙を持つ。只人では『レルニアン・ヒュドラ』と呼ばれており、成長すると首が増えるらしい。本編に登場したのはまだ若い方であるとの事。
    密林に住む森人ならば誰でも知っており、その巨体故に下手に倒すと川を塞き止めてしまい氾濫が起こってしまうという厄介な怪物。少なくとも尊い生き物であるため、倒さずに森に返すしかない。
    余談だが、少し前の雑談で「ゾウ」の特徴を聞かされていたゴブリンスレイヤーは、これを「ゾウ」だと勘違いした(即行で妖精弓手に否定されたのは言うまでも無い。こちらはモケーレ・ムベンベが象の見間違いだったのではないかという説が元ネタである)。

    ゴブリンシャーマンによって捕らえられ、森人の里を襲撃するためにゴブリンライダーに拍車をかけられる形で操られている。
    しかし、乗り手のゴブリンは妖精弓手によって射殺されてモケーレ・ムベンベに踏み潰される。モケーレ・ムベンベも、蜥蜴僧侶の《竜吼》と鉱人道士の《酩酊》、そしてゴブリンスレイヤーお手製の催涙弾で意識が朦朧し、牛飼娘と受付嬢が地面に落としたこれまたゴブリンスレイヤーお手製の綱の塊が足に絡まって転倒し、無力化される。
    その後、女神官に傷を癒された事で大人しくなり、森に返された。

    なお、『ゴブスレ辞典VoL1』によると、レルニアン・ヒュドラは癒しの水を湛えた湖を毒の沼地に変える程の猛毒を持ち、12本の首を持つ、驚異の再生能力を持つ怪物であるらしい。
    要するに『出会ったら死ぬ』系の化け物だったらしい。……登場したのが温厚そうでよかった。


    地獄のデーモン

    神代に近し頃に、《転移》の魔法を研究していた魔術師達が誤って地獄に繋いでしまったために、そこから涌き出ようとしている悪魔の軍勢。頭目は金属の脚を持つ蜘蛛型の怪物。
    地獄の門は魔術師達によって封印されたが、いずれは開いてしまう事を見越して粘土盤にその事を記していた。

    奇しくも、その粘土盤がある知識神の文庫がゴブリンどもに襲われ、ゴブリン退治と修道女達の救出のついでに粘土盤が回収され、それを渡された剣の乙女を経由して解読された事で上記の事が発覚した。
    そのため、勇者一党が挑む事になり、勇者と剣聖が怪物どもを討伐し、その隙に賢者が地獄の門を封印する事となった。
    同時期に、ゴブリンスレイヤーが水攻めするために水の流れを変えた事でデーモン側の魔法陣が崩され、偶然にも勇者一党の手助けになった

    8巻に登場

    大海蛇(シーサーペント)

    「MMUUUUUANNDDDAAAAA!!」

    海に棲息する黄金の鱗を持つ巨大な海蛇。海を荒らし、船を沈めて人を襲う。鱗を覆う粘液は森人の弓矢でさえも通らない。
    漁村で魚が減った真の原因であり、討伐にやって来たゴブリンスレイヤー一党に襲いかかり、銛を受けても尚、彼らの船を沈めようとする。
    しかし、鉱人道士に《水歩》の魔法をかけられた事で海から追い出されて窒息し、妖精弓手の矢が目に刺さったことがトドメとなった


    鰓人(ギルマン)

    「海ゴブリン? しっつれいしちゃうわね! せめてホモ・ピスケシアンって呼んで!」

    分類:悪党
    生命力:13 呪文抵抗力:10 移動力:13 モラル:5
    三叉槍を武器にする、魚面の半魚人。あだ名は『海ゴブリン』だがゴブリンではなく、彼ら曰くそれは差別であり、『せめてホモ・ピスケシアンって呼んで!』と激昂する。
    星の海より降りきたれり大いなる蛸神が祖先であり、崇めている。

    当初は漁村で魚が減った原因として討伐依頼が来ていたが、ゴブリンではなかったためにゴブリンスレイヤーがやる気をなくし、依頼をキャンセルした。
    しかし、放って置けないと村人との和解の手伝いをしようとする女神官達に感心し、真の原因がシーサーペントだと伝え、彼らがシーサーペントを討伐すると報酬として真珠や珊瑚といった海の財宝を渡した。
    なお、後に受付嬢は、『ゴブリンではなかった』と始終不機嫌なゴブリンスレイヤーを孤立無援で対応する羽目になった。

    AA版ではタンノくんが当てられた。


    魔神の手(グレーターデーモンズ・ハンド)


    分類:デーモン
    生命力:48 呪文抵抗力:10(2d6+11) 移動力:35(飛行) モラル:7
    『死の迷宮』にて、大量の人間の血と小鬼邪神官の命を生け贄に現れた、青白く巨大な異形の腕。腕だけだが、敵を視認でき、考える頭脳を持ち、しかも動く事ができる。致死的な鋭さを持つ吹雪と、防壁をも破壊する豪腕で、小鬼邪神官との戦いで消耗したゴブリンスレイヤー一党に襲いかかった。

    ゴブリンスレイヤーが床にまいた油に滑ってもなお彼らを圧倒するが、鉱人道士の《着火》で熱され妖精弓手の弓で射出された蜥蜴僧侶の竜牙刀によって隙が生じ、更に祭壇の場所が死の迷宮の深部への入り口だったために剣の乙女から託された『青い飾り紐』で開かれた奈落の縦穴に落とされる。
    それでも壁を這い上がり道連れを求めたが、女神官の《聖壁》で蓋をされ、下から上がってきた昇降機に押し潰された


    星辰の彼方より来たりし者

    「XEEEEEEEEENOOOOOOOOOOOOONNN!!!」

    隕石と共にやって来た覚知神(文中の説明からおそらくこの御方)の落とし子。膨れ上がった肉塊の化け物であり、取り込んだ者の能力を吸収し、自分の物にする厄介な能力を持つ。

    勇者一党と対峙するが、偶然、ゴブリンスレイヤーによって空高くへ転移されたゴブリンを吸収して、ゴブリン並みの知能になってしまい弱体化。いつも通り、勇者に討伐された。
    ……宇宙的恐怖であっても剣と魔法の敵ではなかった。


    貴族と邪教徒

    「いやあ、しかし……よくお考えになりましたなぁ」
    「なに、そちほどではないわえ」

    姫誘拐事件の黒幕。国王を良く思わない貴族が、魔神を蘇らせようとする邪教徒が手を組み、国王を失脚させて覚知神の恩恵を受けようと企んだ。貴族の私兵も同じ穴の貉。

    しかし、当の本人達は自分等の計画が完璧と信じて疑わなかったが、姫をゴブリンどもに拐わせる計画事態は、姫が都を脱走するのを気長に待つという、回りくどすぎてノープランにも程がある穴だらけの計画であり、更には仮にも魔神王一味を倒した勇者の実力と人格を侮る異界の怪物(それも外なる神)を支配できるという根拠のない自信と、テンプレな小者臭をこれでもかと読者に見せつけた。
    ぶっちゃけて言えば、時代劇でよく見かけるベッタベタな悪代官と越後屋そのもの

    当然、そんな小悪党が天下を取れる訳もなく、八代将軍よろしく現れた国お……ゲフンゲフン金剛石の騎士によって私兵と怪物ども諸とも成敗された。因果応報。
    仮に彼らの目論見が成功しても、宇宙的恐怖の叡知を我が物にしようとした人間達が辿った末路を考えれば、どのみち彼らに未来は無かったと思われる。


    9巻に登場

    雪男(サスカッチ)

    「さあ、オラたちと決闘すんのはどいつだぁ?」

    北方の雪山に住む、ずんぐりむっくりとした体格の白い毛皮を持つ巨人の末裔。
    「魔神王を復活させる事が出来れば、世界を冬で覆ってやる」との誘いに乗り、後述の氷の魔女統率の元、魔神王復活を企む一味に与している。
    同じ雪山に住む兎人族にとっては平時より捕食者の立場であったが、魔神王残党に与してからというものの、彼らにとっても看過出来ないレベルで暴れ回っていた様子。
    その体格に見合った怪力を持ち、悪知恵も働くもののどこか愚鈍な印象が否めなく、女神官との勝負では、スリングを使用したやや卑怯な作戦によって敗れてしまう。負けたことに納得いかずに襲いかかるも、勝負を挑んだ個体は女神官のスリングが眉間に命中して昏倒し、蜥蜴僧侶によって介錯される。続いて襲いかかった個体も、鉱人道士の《泥罠》に足を滑らせて転倒、頭を打って気絶してしまう。
    氷の魔女の元へ逃げ去った個体は、仲間ともども、等級3人の前に悉く追い詰められていった。
    氷の魔女が討ち取られたと聞くや否や、生き残った者は恐慌をきたして散り散りに逃げて行ったが、元凶が断たれた事もあって女神官たちはそれ以上深追いはしなかった。


    氷の魔女

    「しっかりおしよ! せっかく春の精を眠らせて、ウサ公どもからアレも奪ったんだ!」

    赤く光る瞳を除き、全身が真っ白のいかにもな雪の女王といった風貌の女性。その実態は強大な魔力を備えた吸血鬼である。
    魔神王残党に加担し、北方の頂に根城を構えて雪男たちを率い、兎人族から奪った祭器を悪用して終わらない冬を振りまいた張本人。更に自身を退治しに来た兎人を返り討ちにし、彼の持っていた銀の矢を奪い取った。雪男を従えてはいるが、彼らの事は信用しておらず、銀の矢は雪男が取りに行けない所に保管してある。
    見習聖女の《託宣》に導かれて兎人族を救いに来た女神官一行と交戦するも、自身の手駒が次々と打ち破られ、ついには自身の弱点である銀の矢も奪還される。
    敵の要が女神官である事を看破し、ゴブリンスレイヤーの幻を見せて《魅了》の術に掛けるが、その言動に違和感を抱き、以前読んだ怪物辞典の記述から相手が吸血鬼だと確信した女神官の《小癒》の奇跡でダメージを受け某有名RPG同様、アンデッドにとって、回復の奇跡は猛毒である)、術が解けてしまう。
    続けて放たれた白兎猟兵の銀の矢を受けて致命傷を負い、それでも女神官を殺そうとあがいた所を、見習聖女の《聖撃》の奇跡によってトドメを刺された。
    悪あがきの目から放たれた光線のごとき体液攻撃も、女神官の頬をかすっただけで、あわれ灰の山となって消え失せた。


    オーガ(弟)

    「貴様に殺された兄の無念、思い知るが良い!!」

    魔神将の配下が一人で、書籍1巻で倒されたオーガの弟にあたる魔物。
    ゴブリンスレイヤーを兄を屠った仇敵と付け狙い、ゴブリンを差し向けて雪の廃村に追い立てるも、巧みに潜伏を続けるゴブリンスレイヤーに業を煮やし、捕らえていた冒険者を人質にして眼前に引きずり出そうと試みる。
    宣告した刻限になってようやく姿を現した憎き仇敵は、取り巻きのゴブリンを蹴散らした後、あろうことか彼を相手にせず人質を救出して逃走。更に自身はゴブリンスレイヤーが村中に仕掛けていた罠にまんまとハマってしまい、ゴブリン共々翻弄されてしまう。
    やがてゴブリンスレイヤーの元に女神官達が合流した事で、一行の連携の前に追い詰められていき、最期は湖に叩き込まれた所に《降下》の呪文を受け、水底深くに沈められた―――何の因果か兄と同じく水難による敗北という末路であった。
    激しい戦いを経て、ゴブリンスレイヤーはようやくオーガの名前を覚えるに至ったが、それでも「ゴブリンの方がよほど手強い」という彼の評価を覆すには至らなかった。
    とはいえ、この一件でゴブリンスレイヤーに名前を覚えてもらえた上に、ある程度の評価をもらえたため、彼の敵討ちは無駄ではなかった。


    闇人

    『負け犬の遠吠え、という奴です』

    9巻の黒幕。3巻に登場した闇人の同胞。
    同胞が引き入れた圃人斥候から聞いた話を元に、オーガ(弟)に兄の仇であるゴブリンスレイヤーの事を教えた張本人。
    何事かを企み、そのためにオーガ(弟)や氷の魔女を利用していたらしいが……何一つ描写もなく、受付嬢の口から勇者一党によって滅ぼされた事だけをさらっと告げられてフェードアウトした
    ……4巻の死人占い師より、あんまりすぎる扱いである。

    彼によって混沌の勢力にゴブリンスレイヤーの名が知れ渡った……と思いきや、原作者曰く『ゴブリンばかり狩る変なのより、超勇者ちゃんの方がよっぽど脅威なので、あまり注目されない』との事である。まあ、そうなるな。


    10巻に登場

    魔狼(ワーグ)

    「GAAWRG!!」

    分類:動植物
    生命力:26 呪文抵抗力:13 移動力:35 モラル:8

    血走った目をして、異様な巨体を持つ獰猛な悪魔犬。
    ゴブリンども(頭目はシャーマン)に番犬の代わりとして飼われていた。


    魔神(デーモン)

    「AAAARERRRERERREM!?」

    塚山にて、ゴブリンゾンビと共にゴブリンスレイヤー一党に襲いかかったデーモンの一種。4巻にて、妖精弓手達が戦った個体より上級らしい
    上空から風切り音と共に飛来する何かを撃って攻撃してくる。華奢な女神官を真っ先に狙うなど、狡猾な性格。
    しかし、妖精弓手の誘導にひっかかり、大きく跳躍した蜥蜴僧侶に組みつかれてしまい、喉笛を食らいつかれた上に、翼を引きちぎられてしまい落下死した


    巨人(トロル)

    「TOOOOORREOORRRRRR!!!!」

    元混沌側の敗残兵にして影の世界を走るならず者の1人。
    水の街の衛視長に邸宅の防衛として雇われており、首にかけた《矢避》の護符で飛び道具を無効化する。
    しかし、蔓(フィクサー)を介したゴブリンスレイヤーからの依頼で、空き巣に扮して衛視長の執務室に混沌勢と手を組んだ酒商の契約書を置きに来た影の中の者に襲いかかったはいいが、森人の魔術師が放った影の怪物に襲われて矢避けの護符が破壊される。
    逃亡する影の中の者達を追うが、密偵の少年が放った拳銃(フリントロック式で、弾丸一発が超高価)によって頭を吹っ飛ばされて死亡してしまう。
    非公式の傭兵だったため、雇い主の衛視長に盗賊の濡れ衣を着せられてしまう。死人に口なし。


    マンティコア


    分類:動植物
    生命力:32 呪文抵抗力:18(2d6+11) 移動力:15(飛行) モラル:7
    10巻の黒幕が使役した、老人の頭に獅子の体、蠍の尾を持つ怪物(元ネタに近い姿)。
    蠍の尾の猛毒だけでなく、個体によっては魔法が使える程に知恵を持つ。


    亡者の融合体

    マンティコアと共に地母神の寺院を襲撃したゾンビ。複数の死体を繋ぎ合わせ、八面六臂の怪物となっている。
    体から放つ瘴気と腐液には毒がある。


    闇人(ダークエルフ)

    「ちぃッ!牧場を落としておれば、俺がこんな苦労もせなんだろうに……ッ!!」

    今回の個体は、影の中の者
    褐色肌人の血を引く葡萄尼僧に目をつけ、彼女がゴブリンの娘だという噂を広めさせて地母神の御神酒に不信感を抱かせ、混沌勢と組んだ酒商が商売しやすくさせる。
    そしてゴブリンスレイヤーが居候する牛飼娘の牧場にも目につけ、酒商を向かわせて牧場主に土地の買い取りを迫った(あろう事か牛飼娘への縁談も持ちかけてきた)。
    しかし、ギルドの酒場の料理長は自分の舌で確認した地母神の御神酒を信頼し、牧場主も経営主としてのプライドと現在の暮らしを好んでいたため、取引を断ってしまう。
    さらに、ゴブリンスレイヤーからの依頼で動いた影の中の者達の暗躍で酒商が捕縛され、後を継いだ息子は父親が混沌勢と組んでいた事を知らなかったため、酒商との連携が取れなくなってしまう。

    そのため、作戦変更してゾンビと魔神の軍団で地母神の寺院を襲撃する事になり、自身は森人の冒険者を装って裏から暗躍しようと企んだ。
    しかし、裏でこそこそやっていたのを白兎猟兵に気付かれ、斧使いに呼び止められてしまう。しかも、どこかで拾った、あるいは偽装した認識票に刻まれた種族名が只人だったため、即座にバレてしまう
    バレては仕方がないと抵抗しようとするが、混沌とした戦況全体を把握しながら《力場》でマンティコアの攻撃を防ぎながら指揮するという余りの多忙さに堪忍袋の緒が切れた妖術師の怒りのZ……もとい《稲妻》によって頭を吹っ飛ばされて死亡してしまう。……どんまい。


    上位魔神(グレーターデーモン)

    「DDAEEMMONN……!」

    黒幕が使役する魔神軍団の一員。地下霊廟に踏み込んだ槍使いや重戦士一党、そして悪魔殺しとして名高い冒険者一党と戦う。
    牛刀を操る羊頭の魔神は、槍使いに喉笛を槍で貫かれ、魔女の吹雪魔法で他の魔神達もろとも凍結して砕け散った。
    指揮官は青白い肌をした上半身は美女、下半身は蜘蛛の魔神であり、騎乗槍による突進を得意とする。
    しかし、女騎士半身ずらして突進する戦術によって上半身と下半身が真っ二つになって倒された。……そういう所だぞ女騎士さん。


    黒幕

    書籍10巻の黒幕。存在は臭わせていたが結局登場しなかった。
    亡者を呼び出し、魔神を使役し、塚山にゴブリンゾンビを大量発生させ、闇人と酒商を操って暗躍していた邪教徒。
    その目的は、地母神の御神酒を汚し、邪悪な儀式で西方辺境の大地を腐らせるというもの

    しかし、地母神の悪評とそれに伴う酒商の動きに不審を抱いた槍使い達銀等級に相談された剣の乙女と勇者達に真相を知られ、勇者一党に塚山を踏み込まれて討伐された。

    ゾンビを操る、大地を腐らせようとするその目的から、こいつを想起させる。

    10巻特典ドラマCDに登場


    分類:魔法生物
    生命力:32 呪文抵抗力:17 移動力:25 モラル:10
    ドラマCDに登場。
    岩でできた巨大な怪物。岩の体には斬撃はあまり通用せず、生半可な火や電撃も効果が薄い。
    単なるモンスターという訳でなく、遺跡や墳墓を守護するガーディアンとして使役される事がある。そのため、対応次第では戦闘を避けられる。

    とある遺跡(太古の王国の女王の墳墓)を守護し、ゴブリンスレイヤー、槍使い、重戦士の3人と対峙する。
    ゴブリンスレイヤーは遺跡が墓であると聞いて彼(?)が墓守りだと気付き、重戦士は墓に御詣りする者を無差別に攻撃するようなものを墓守りになんかしないだろうと考える。そして不用意に『墓参りにしに来たとか言うのか?』と発言した槍使いが(彼が呪文遣いである事も考慮して)ゴーレムと話し合いをする羽目になった。
    槍使いのを聞いたゴーレムは戦闘体勢を解き、3人は難なく遺跡の中に入る事ができた。

    なおゴブリンスレイヤーと重戦士は、もしゴーレムと戦う事になった時は足にロープを引っかけて転ばせて、囲んで殴りまくるつもりだった。



    分類:アンデッド
    生命力:25 呪文抵抗力:18(2d6+11) 移動力:20(飛行) モラル:6
    ドラマCDに登場。いわゆる幽霊。
    霊体なので普通の攻撃では通じず、魔法か魔法武器による攻撃でしか倒せない。
    それを逆手に取り、ゴーストを倒すために置いてある魔法武器を拾うと罠が作動する意地悪な遺跡もある。

    ゴブリンスレイヤーら3人と対峙したのは、槍使いが認めるほどの美女(おそらく墳墓に眠る女王の霊)である。
    前述の通り霊体であるためゴブリンスレイヤーの攻撃が効かなかったが、槍使いが魔法武器を持っていたため討伐されてしまう


    ドラマCDに登場。牛の頭を持つ人型の怪物。
    怪力で、斧を武器とする。

    墳墓の中に迷い混んだ野良モンスターらしく、墳墓内を探索するゴブリンスレイヤーら3人と遭遇し、襲いかかった。
    ゴブリンスレイヤーは《泥罠》で動けなくしてから討伐しようと考えたが、槍使いの提案で前述のゴーレムの元に誘導して四人がかりならぬ三人+一体がかりで倒す事になった(迷い混んできたモンスターなので、ゴーレムから見れば侵入者である)。


    イヤーワンに登場

    巨大蝙蝠(ジャイアントバット)

    イヤーワン1巻冒頭の秩序勢力と魔神王軍の戦いに登場。その名の通り、巨大な蝙蝠。
    秩序勢力が放った矢の雨から味方を護るために、その命を犠牲に盾となった。

    死霊騎士(デュラハン)


    分類:アンデッド
    生命力:44 呪文抵抗力:19(2d6+12) 移動力:30 モラル:8
    イヤーワン1巻冒頭の秩序勢力と魔神王軍の戦いに登場。悪鬼と化した馬に乗る、騎兵槍を武器にした鎧騎士。
    魔神王軍の騎馬隊として登場する。秩序勢力はこれに対し、槍衾を使用している。

    岩喰怪虫(ロックイーター)

    「CEEEEENNTI!!」

    分類:動植物
    体力点:11 技量点:7 攻撃回数:2回
    生命力:33 呪文抵抗力:14(2d6+7) 移動力:10 モラル:6
    イヤーワン1巻に登場。
    とある鉱山に現れたムカデに似た巨大な虫のモンスター。
    鋭い大顎で岩を噛み砕きながら地中を掘り進み、四方世界に数多にある洞窟は、この怪物が食い荒らしているからだという伝承を持つ。
    鉱石を糧とし、この怪物がいる洞窟は鉱床に恵まれている証でもある。
    その硬い体は並みの魔法では傷が付かない。更に漫画版では音に反応して襲いかかるという描写もある。
    鉱石だけでなくブロブや人間を食料とし、鉱山を探索していた冒険者一党(新人時代のゴブリンスレイヤーが一時的に組んでいた)の半森人野伏を急襲、頭から喰い殺した。その後、鉱人戦士は腕を喰い千切られて冒険者を引退せざるをえなくなり、知識神の僧侶は彼女の遺品を故郷に届けに行き、彼女を想っていた頭目の戦士は発狂してしまう。

    当初は鉱脈を掘りすぎて住み処を追われた岩喰怪虫に追いかけられて、鉱山にブロブが大量発生したと思われたが、実は岩喰怪虫が掘り進んで現れた金脈に釣られて集まった冒険者を、ブロブが待ち伏せて食らうという共生関係であった
    岩喰怪虫討伐で集まった冒険者達をブロブの大群と共に襲いかかる(漫画版ではブロブに襲われた冒険者の悲鳴に反応して襲いかかる)が、奇しくも食らいつこうとしたのは半森人野伏の敵討ちに燃える頭目であり、彼が突き出した鋼の剣によって喉を攻撃され、暴れ狂った所を別動隊と合流した冒険者達の総攻撃を受け、最後は槍使いの一撃で頭をぶち抜かれて倒された。


    粘液(ブロブ)


    分類:魔法生物
    生命力:24 呪文抵抗力:13 移動力:5 モラル:8
    イヤーワン1巻に登場。
    スライムの一種。洞窟に住み着き、天井に張り付いて冒険者を奇襲する黒い粘液状の生物。張り付かれると強酸で生きながら溶かされて食われるため、頭や顔に張り付かれてしまうと、薬や奇跡を使っても助からない。そのため兜を装備していれば、張り付かれても兜が溶かされる前に急いで脱げば助かる。ただし、耐久力は駆け出しの戦士の攻撃で死ぬほど弱い。
    とある鉱山で大量発生し、最初は岩喰怪蟲に追われたものと思われたが、その実は岩喰怪蟲が掘った穴にある鉱石に目が眩んだ人間達を待ち伏せして食らうという共存関係だった。
    前述の通り大群を伴い、岩喰怪蟲に注意を向ければ頭上からブロブが、ブロブに注意を向ければ岩壁から岩喰怪蟲が襲ってくるという連携で、討伐にやって来た冒険者を窮地に追い込んでいる。
    しかし、岩喰怪蟲が倒された途端に一斉に逃げ出した。


    コカトリス

    分類:動植物
    生命力:18 呪文抵抗力:13 移動力:10 モラル:6
    イヤーワン2巻に登場。
    一党を組んだばかりの槍使い魔女が、妖術師のアジトで戦った怪物。ニワトリに似た姿だが、羽はコウモリで、尻尾はトカゲである。鶏の体を持つ蛇の姿をした個体もいる。
    嘴で啄んだものを石にしてしまう能力を持つ。

    妖術師に番犬代わりに使役されていたが、魔女の《粘糸》で動きを封じられ、槍使いに心臓を突かれて倒された。


    鍔鳴の太刀に登場

    スライム

    分類:動植物
    生命力:20 呪文抵抗力:10 移動力:5 モラル:8
    赤黒く濁った粘液状の生物。粘菌の一種なのか魔法生物なのかいまいちはっきりしない。
    樹木や天井などに張り付いて獲物を待ち、落下して呼吸器を塞いで窒息死させ、そのまま捕食しようとする。中には強酸性の体や、毒性を持つ個体も存在し、強大な個体だとむしろ罠として扱われるなど、とても雑魚などとは呼べない存在である。
    前述の特性もあって、武具による白兵戦より、遠距離から魔法や炎で仕留めるのが良いとされる。

    本編に登場したものは前述の特性を持たない弱い個体だったが、『君』一党が1体見逃したせいで女戦士が危うく窒息死しかけてしまう。
    以後、『君』一党(特に女戦士)にとってスライムが鬼門になり、5年後もネタにされるほどになった。
    ……蛇足だが、スライムに泣かされる女戦士はAA版・書籍版問わず可愛い。


    犬の骸骨(アンデッド・コボルト)

    言うなれば、犬人版スケルトン。犬人がアンデッド化したものか、はたまた最初からそういう祈り持たぬ者として産まれたのか定かではないが、獣人からもこう呼ばれている。
    アンデッドであるため《解呪》に弱い。


    ならず者(ローグ)

    冒険者の成れの果て『見窄らしい男』の一種。赤染みた衣服と革鎧を身に纏い、短剣を武器とする。
    ろくに訓練を受けていない冒険者であり、見窄らしい男の中では最弱。





















    書籍11巻に登場(書籍販売から間もないためネタバレ注意)















    • 砂海鷂魚(サンドマンタ)
    砂漠の国に生息する、巨大なマンタの様なモンスター。カスペとも呼ばれる。
    普段は砂の中を泳ぎ回り、砂を飛び出しては空中を滑空することができる。繁殖の時期は群れを成して泳ぐ性質を持つ。
    砂漠の国では食用とされており、代表的なのは『カスペの油茹で』。

    しかし、巨体故に大群で迫られると強固な要塞であってもひとたまりでもない。


    • 砂漠の都の騎士達
    宰相のクーデターを期に、宰相の手駒となった不忠の兵士達。
    犯罪者や奴隷商人と結託していたり、因縁をつけては荷物検査を装って金品を奪ったりなど、汚職に手を染めている。

    特に騎士団長は隣国への侵略のため、女の奴隷を使ってゴブリンを繁殖させて調教し、ゴブリンによる軍隊を設立しようとした。……彼の独白から、おそらく覚知神の信託によるものと思われる。
    ゴブリンでも触れているが、そもそも自分勝手で忠誠心の欠片もないゴブリンを忠実な兵として育てられる訳もなく、ゴブリンスレイヤーから『小鬼並みの事しか考えていない』、『オーガの方が、まだ上等だ』、『収穫祭の時に相手をした輩(闇人)と同じ、小鬼の扱いをわかっていない、素人に過ぎん』と3巻の闇人と同等かそれ以上にボロクソに酷評される
    女商人のハニートラップに引っ掛かっている間にゴブリンスレイヤー一党によって奴隷達を解放されてしまい、それに怒ったゴブリンどもの反乱で要塞内が混乱に陥ってしまう。
    怒りの余り、周囲に八つ当たりするが、何者かからの依頼を受けた密偵達仕掛人からヘッドショットを受けて殺害される。

    なお、彼はいずれか宰相を殺して国のトップになろうとしていた事や、姫だけでなく、女商人や、砂漠の都の『黄金の蜃気楼亭』の鳥人の踊り子も自分の物にしようと企んでおり、自分が優れていると信じて疑わず他人に八つ当たりする様は、まさに人間の皮を被ったゴブリンそのものである。


    要塞から脱出したゴブリンスレイヤー一党が逃げ込んだ遺跡から突如として現れた赤きドラゴン。
    背中には要塞の崩落から生き延びたゴブリンライダーが乗っており、彼によって操られている様に見えるが、実際は背中に乗っているゴブリンを振り払おうとドラゴンが暴れているだけ
    口から蜥蜴人の鱗をも溶かす焼けつく息を吐き、戦闘力も流石はモンスターの頂点に立つ存在だと言わんばかりに強力。
    ゴブリンスレイヤーが財宝の中から拾って投げた名も知らぬ魔剣によってゴブリンライダーが討たれ、鉱人道士の《睡眠》の魔法によって眠らされ、無力化した。


    • 宰相
    闇人。砂漠の都の国王を暗殺し、国を乗っ取った黒幕。
    王女に砂時計の砂が落ちきると死ぬ魔法をかけ、操り人形にしようとする。

    作中では明確に成敗された様子もなく、ゴブリンスレイヤー達に放置されたが、
    ・蜥蜴僧侶の《念話》によって操られた砂海鷂魚の群れによって自慢の要塞が、騎士団やゴブリンどももろとも崩壊
    ・密偵達仕掛人によって自分の策略が敵国にバレる
    ・作戦地図に記され、要塞の地下からドラゴンの遺跡が繋がっていた事からレッドドラゴンを利用するつもりだったのだろうが、逃げ出したゴブリンライダーに勝手に使われた上に、ドラゴンもゴブリンスレイヤー一党に眠らされて無力化
    ・姫の友人である森人と圃人を捕らえて殺そうとするが、紆余曲折を経て唯一支配下になっていない騎士の家に奴隷として売られ、森人の懇願を受けて若き騎士が姫救出に立ち上がってしまう

    じわじわと外堀を埋められてしまっている
    しかも、宰相の怪しい動きにいち早く気付いたのはかつての剣の乙女の仲間である元交易神の神官
    ……もはや、結末は言うまでもないだろう。

    関連記事

    親記事

    ゴブリンスレイヤー ごぶりんすれいやー

    子記事

    兄弟記事

    pixivに投稿された作品 pixivで「祈らぬ者」のイラストを見る

    このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 3166

    コメント