夢・クリエイション~世界一の総合ホビーエンターテイメント企業~
概要
企業スローガンは「夢・クリエイション~世界一の総合ホビーエンターテイメント企業~」。
2018年2月15日設立、同4月1日に稼働を開始した新会社(同じバンナムナムコグループ傘下だが、バンダイの子会社ではない)。バンダイからコレクターズ事業部やホビー事業部など4部門を、バンプレストからコンビニエンスストアなど向けの景品事業部門を引き継いだ(翌2019年4月、同社を吸収合併)。
ロゴの形状はバンダイと同じだが、色が赤からシアンになっている。そのため一部のユーザーからは「青バンダイ」という俗称で呼ばれることがある。
扱う商品はキャラクターモデルやハイディテールなフィギュアなど主に大きいお友達をターゲットとしている。
主力であるガンプラは、分社以前より素組でもほぼ完璧に近い色分けと広い可動範囲を両立させるなど進化が凄まじく、国内だけでなく世界的にも評価が高い。
BANDAI SPIRITSに事業が移管して以降はマイナーな機体も積極的に発売されるようになったが、これはどちらかと言うとBANDAI SPIRITS設立の1年ほど前にバーザムというマイナーながら一部でカルト的人気を誇るザコ機体がバンダイの予想を大きく上回って飛ぶように売れた「バーザムショック」と呼ばれる事件に依るところが大きい。
バンダイナムコグループを支える楽しい時を作る企業として、今日も商品を作り続けているものの、日本国内の少子高齢化や株主からバンプレストとの間で事業間重複を指摘する声があったようで、両社との経営統合により「いずれはバンダイナムコの冠が付く新社名になるのも時間の問題」という見方もあったが、前述のグループ事業改編により、その可能性は低くなっている。
バンダイ模型
補足として記すが、かつてバンダイの模型事業の企業としてバンダイ模型が存在していた。
バンダイでは1967年に倒産した模型会社の金型を買い取ったことを機に社内に模型部が発足したことがバンダイの模型事業のスタートとされ、経営不振で倒産した今井科学(イマイ)の工場と社員を買い取って71年にバンダイ模型を設立。その後バンダイ模型は83年にバンダイ本社へ吸収合併されているが、このバンダイ模型がある意味現在のBANDAI SPIRITSの前身といっても過言ではない。
その旧イマイの工場だった静岡市清水区の静岡工場(静岡ワークス)は、2006年に静岡市葵区に新たな拠点「バンダイホビーセンター」が竣工するまで稼働していた。
関連タグ
ライアン・ゴールドスミス:TIGER&BUNNY2においてスポンサーを担当することになった。
青島文化教材社:自社が発売元となっているトラック野郎シリーズのプラモデルの製造販売を行っている。かつて(旧バンダイ模型→バンダイ時代)は自社でも製造販売をしており、1/20のビックスケールモデルも販売していた。