「キン肉マン、俺に挑戦させれば家族を一泊二日の温泉旅行に招待するぜ」
「あ…悪魔ってものはな…ただでは死なねぇんだーーーーーっ!!」
プロフィール
| 年齢(初登場時) | 24歳 |
|---|---|
| 出身 | オーストラリアグレートバリアリーフ（もしくはオーストラリア付近の海中） |
| 身長 | 178cm/200cm |
| 体重 | 94kg/130kg |
| 超人強度 | 145万パワー/ 250万パワー |
| CV | 岸野一彦→間宮康弘（完璧超人始祖編） |
概要
「7人の悪魔超人」の一人として登場。
全身が緑色の鱗で覆われた半魚人の様な姿をしており、その容姿に違わず水中殺法を得意としている。またアニメ版では手が少し違う。
ロビンマスクと不忍池で対戦。ロビンマスクの冷静な戦術「ロビン戦法」により劣勢に陥り、ロビンマスクを得意とする水中戦に引き込むため、ミートくんの右足を池の中に放り投げるという卑劣な罠を使う。水底の泥に埋まって、回収不可になることを見過ごせずにロビンは技を解除して水に飛び込む。そして、水中で右足に気を取られたロビンをアトランティス・ドライバーで頭から池の底に叩きつけ葬り去ってしまう。
アニメ版ではロビンを一時劣勢に追いやるなど実力は高く、アトランティス・ドライバーがジャイアントスイングのような技に変更され、近くで池の工事をしていたショベルカーの方に投げ飛ばし、ショベルに巻き込まれたロビンマスクが死亡するという展開に変更されている、
試合後にロビンマスクのマスクを奪い、マスクを掲げて浮かび上がる場面は作中でも有名なシーンで様々なコラージュが存在する。
その後キン肉マンと対戦し、亡霊超人や水芸・セントヘレンズ大噴火などで苦戦させるもタワーブリッジに捕えられギブアップを要求される。そこでロビンの時と同じように卑劣な罠を仕掛けるが失敗に終わり、最後はバッファローマンにキン肉バスターを見せるための捨石となり死亡した。
なお、アニメ版では命乞いの言葉すら許さず「ロビンの仇」としてキン肉マンのタワーブリッジで倒された（ミートの右足はバッファローマンが持っていたため、罠を仕掛ける展開はない）。
その後は超人墓場から脱走しようとしてジ・オメガマンに狩られたりしていたが、旧作最終話のフェイスフラッシュか何かで無事に超人墓場から復活できていた様子。
完璧超人始祖編では他の7人の悪魔超人と共に完璧・無量大数軍との戦いに参戦し、"完刺"マーリンマンとイギリスのテムズ川で対戦。
かつてロビンマスクを殺したアトランティスは、ロビンの故郷であるイギリスの観客のほとんどに嫌われても一向に意に介さなかったが、試合中ロビンを侮辱したマーリンマンには激昂した。
以前のアイドル超人と7人の悪魔超人の戦いにおける唯一の悪魔超人サイドの勝利であり、卑怯な手段で得たとは言えどもロビンとの戦いに勝てたことを、彼は歪ながら誇りに思っていた。その戦いでロビンに傷付けられた首元を徹底的に鍛え上げており、弱点ではなく攻撃を弾き返すストロングポイントとして活用している。
壮絶な戦いの末、心臓を二度も貫かれ致命傷を負いながらも水中戦にもつれ込む。巨大な水柱が上がった後、先にマーリンマンの頭が浮かんできたが、それに続いて現れたのは、そのマーリンマンにタワーブリッジを決めたアトランティスの姿だった。彼は、かつてのライバルの必殺技を決めた後、最後の気力を振り絞ってマーリンマンの頭部から水面に浮上させ自らもタワーブリッジを維持しながら水面から飛び出すというかつてのロビンとの決着を彷彿させる流れを再現して見せたのだ。
マーリンマンは死亡。しかしアトランティスも力尽きて、タワーブリッジの体勢で仁王立ちのまま絶命するという相討ちとなった。
決着直前、唯一自分に声援を送った少年・ポールに対し「悪魔なんぞ応援していたらろくな大人にならねえぞ」と憎まれ口を叩き、どこまでも悪魔らしくヒールの姿勢を貫いたが、それは彼なりの精一杯の感謝の言葉だった。卑劣な卑怯者であった彼は、最後の最後に悪漢に成長したのである。
得意技
- ウォーター・マグナム
体内に水を取り込み、口から高圧の水鉄砲を放つ技。
- 水芸セントヘレンズ大噴火
相手の額を割り、首を締め上げることで大量出血させる技。
- アトランティスミスト
全身の穴から水を噴出させ、霧を発生させて相手を幻惑する技。
- アトランティス・ドライバー
不意打ちとはいえロビンマスクを破った必殺技。両手で相手の両足を掴み、相手の両腿に両脚を乗せ脳天から叩きつける。
- 悪魔霊術血縛り
敗れた悪魔超人達が亡霊超人となって相手に取り憑く技。正確には先に敗退した仲間達の技だが、ゲーム作品ではアトランティスの技として実装されることが多い。
- ネックカットドロップキック
宿敵ロビンマスクが使用し、自身の首元をカットした技のオマージュ。マーリンマンの首元を傷つけた。
なお、アニメではタワーブリッジ使用時の「最初で最後に見せる正義超人の技」という台詞と矛盾する可能性があるためか描写がやや変更されている。
宿敵ロビンマスクの必殺技。アトランティス・ドライバーの通用しないマーリンマンを相討ちに取った。
正に最初で最後の必殺技(フェイバリット)である。
余談
実はかなりの不摂生で頻繁に太ってしまうらしい(実際に初登場した回ではかなり腹周りがだらしない)。しかし、その分コンディションを整えるが大変上手くもあり試合前にはしっかり普段の筋肉質な体型に戻っている。
アイシールド21で知られる村田雄介がWJ40周年のために描き下ろしたイラストでは、彼にソックリなアーロンと共にロビンマスクのマスクを掲げている（ちなみにアーロンは自分の引っこ抜いた牙を持っていた）。
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