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概要編集

ダルメシマンを『赤き死のマント』により斬首、処刑したブラックホールのカミングアウトによって『完璧超人の粛清』を企てていることが明らかになった悪魔超人達。

特にアトランティスマーリンマンと激闘を繰り広げているテムズ川の観戦者達は、かつて7年前の不忍池のウォーターデスマッチでロビンマスクに卑怯なやり方で勝利した彼を嫌悪していた。

アトランティス自身は「悪魔超人にとって卑怯は褒め言葉」と意に介していないなか、そんな彼の戦いを最後まで見届けたいと思う一人の少年・ポール(CV:山本悠有希)がいた。


マーリンマンの一撃を一度は首の傷で防ぐも、胴体を貫かれダメージを受けるアトランティス。

さらに追撃を与えようとするマーリンマンを見て、ポール少年は叫んだ。




ポール「アトランティス、逃げてー!!」




声援を受け、カウンターのアトランティスドライバーを繰り出すも、マーリンマンはカジキ通しでこれを無効化。

ついには完刺・スピアフィッシングでアトランティスの胸を貫き、川から飛び上がってロンドンの人々に晒し者にする。


マーリンマン「お前らの誇りであったロビンマスクをこの上なく姑息な手で破ったアトランティスだが、見事退治してやったぞーっ!」


己の勇姿を称えるだろうと予想していたマーリンマンだったが、見守る観客達は誰一人喜ばなかった。

なぜ喜ばないのかと戸惑うも、「下等な生物ほど完璧なる存在を前にすると拒否反応を起こす」のだと解釈。


絶体絶命のアトランティスを見て、再びポール少年は叫ぶ。



ポール「アトランティース!」



その呼び掛けに応えるようにアトランティスは脱出してマーリンマンに蹴りの一撃を食らわせるも、ついにはスピアフィッシングが心臓に命中。

もはやいつ死んでもおかしくない致命傷を受けながら、なおもアトランティスは不屈の精神でマーリンマンに掴みかかる。



アトランティス「おい、そこの坊主……」



と、ここで彼はポール少年に視線を向けて静かに告げた。



アトランティス「あ…悪魔なんぞ応援してたら…ろくな大人にならねえぞ…」



口調こそいつもの憎まれ口ではあったが、それは自身を応援してくれるたった一人のファンに向けた、アトランティスなりの感謝の言葉であった。


アトランティス「悪魔ってのはなあ、ただでは死なねえんだーっ!」


水中に引きずり込むアトランティスに、なぜこれだけの傷を負いながらもこれほどの力を出せるのかとマーリンマンは動揺を隠せない。




一方の地上は、中継用の水中カメラが故障してしまい戦況がわからないまま、観客が固唾を飲んで見守る中……最初に浮上してきたのはマーリンマンの頭……



しかし次に現れたのは、ロビンマスクのフェイバリット『タワーブリッジ』をかけるアトランティスの姿であった。

アトランティスの勝利を確信し呼び掛けるポール少年だったが、彼が応えることはない。




彼は悪魔超人の矜持を貫き通すべく、自らの命と引き換えに『大嫌いなやつ』の技を使って、強敵マーリンマンを道連れにする形で引き分けたのだった……


評価編集

それまで『ロビンマスクに卑怯な手段で勝利した悪魔超人』としてその悪名を広めていたアトランティスだったが、このエピソードと名台詞に伴い一気に株価が急上昇。『悪魔超人(ヒールレスラー)の矜持を貫く悪漢』という認識に塗り替えた。


以降、アトランティスを初めとする悪魔超人に魅せられたファンに対して『ろくな大人にならなかった(褒め言葉)』と呼ばれるようになった。


pixivでは編集

~アトランティス語録(翻訳つき)4選+創作オマケ~

主にアトランティスとポール少年が一緒にいるイラストなどにつけられ、純粋にファンとしてアトランティスを慕うポール少年日頃罵声を受け慣れているせいでストレートな好意に免疫がないアトランティスという微笑ましい絡みがよく見られる。

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