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ヘキサギア

へきさぎあ

ヘキサギアとは、模型メーカー・コトブキヤのオリジナル・ロボット模型シリーズでブロックトイでもある。
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概要

「創造も破壊も、全てお前が決めろ」

1/24スケールで展開されるオリジナルデザインのプラモデルで、同社のオリジナル作品であるフレームアームズとの違いは「完全なブロックトイである」ということ。
MSGとして発売されるギガンティックアームズで導入された「六角型ジョイント(ヘキサギアの設定ではヘキサグラムと呼んでいる)」を使ってフレームユニットを組み合わせて作られる素体ユニットから装甲ユニットや武装を取り付ける形で構成される。
ヘキサグラムの他に3mm軸穴や5mm軸穴も部分的に付けられており、コトブキヤ製のプラモデル(フレームアームズやフレームアームズ・ガールメガミデバイス)だけではなくメガハウス製のデスクトップアーミー(!)等にも(一部ではあるが…)組み合わせることができる(ただし、物によってはブースターパックやEXユニットと組み合わせる必要なところがある)。
なお、このキットを組むにあたっては「ヘキサギア パーツリムーバー」もあれば組み換えなどで便利になるだろう。
1/24ということもあってミクロマンサイズであれば容易に乗せることができる(特にブロックバスターやモーター・パニッシャー)が、レイブレード・インパルスとボルトレックスの場合は一部ではあるが1/12サイズくらいのアクションフィギュアでも乗せることができる。
主なデザインにMORUGA氏が担当する。

ストーリー

エネルギー問題が未解決のまま人類が衰退の一歩をたどる未来、枯渇した燃料資源に代わって台頭する永久機関に近い動力機関である「ヘキサグラム」がこの世に出る事になった。
ヘキサグラムは無尽蔵に得られた恩恵で産業に革命を起こすほどの進歩を遂げる一方で環境汚染が今までよりも加速してしまう一因にもなった。
産業革命により世界は国家という枠組みと入れ替わる形で複合企業体のもとで統治されることとなった。しかし、それでも人口減少は抑えられず、文明再建にはかなりの時間が必要となった。そんな人口減少に対応すべくヘキサグラムを使用した工業規格である「ヘキサギア」を創り出す。
ヘキサギアはモジュール化を前提に設計された多様性・汎用性により主要機械のスタンダートとなるが、同時に軍用にも使われ衰退期の中でも細々と発生していた紛争を激化させるに至り、環境汚染がさらに進行してしまう原因となった。
そんな中、紛争により環境汚染と同時に加速してしまう人口減少に対して複合企業体の一つである「MSG」は人類再建のもう一つの要として人工知能「SANAT(サナト)」を作った。
サナトは地上の荒廃とともに徐々に人類とは異なった方針へと変貌し、プロジェクト:リジェネシスという人類情報変換計画を考案するまでに至り、生みの親であるMSGを支配するようになった。
人類を支配しようとするサナトに対し、ヘキサギア創作者の一人を中心とした一部の人類が抵抗を試みてサナトやMSGに対抗するべく本来ヘキサギアの人工知能として作り上げた「KARMA(カルマ)」を改良し、それを中心として企業同盟軍「リバティー・アライアンス」を設立するに至った。
創造と破壊を繰り返し、カルマとサナトは人類の命運を掛け互いに激突する…

ヘキサギア

従来の工業機械に代わって導入されている工業規格となる汎用機械。動力機関であるヘキサグラムを中核としてフレームユニットとサブユニットを組み合わせることによって様々な用途に使用される。
思考ユニットとなるAIユニットとして「ゾアテックス」と呼ばれるユニットを導入される。これは自己認識機能を持った機体制御AIが戦闘時に自己が何某かの獣であると錯覚する様プログラムされており、その機体構成に合わせて最適な戦闘行動を可能で、まるで生き物のようにきめ細かな動きと思考が再現される反面、高度になるにつれ内なる獣性を持ち、まるで自ら意思を持っているかのように見え扱いにくくなるという欠点を持つ。
そのため世代が新しくなりゾアテックスの性能が高度につれヘキサギアの操者であるガバナーの選別には厳格になることも。

レイブレード・インパルス

レイブレード・インパルス


CV:佐倉綾音ゲシュタルト・オーディンでのキャスト)
アースクライン・バイオメカニクスがロード・インパルスをベースに開発した強襲用高速戦闘ヘキサギア。
人工知能カルマを搭載し、戦闘時には格闘形態「ゾアテックスモード」へと変換する。およそ人間が運用することを想定していないかのような高すぎる機動性と、ヘキサギアに対して使用するにはオーバースペックな兵装「レイブレード」を装備しており、俊敏な動きで相手を切り裂くような戦い方をする。
現在はリバティー・アライアンスに制式採用され、各部隊に供給されている。
一定数が製造されているが、機体性能を最大限発揮できるガバナーが少ない為にオリジナルのアッセンブルではあまり運用されない。しかし各ユニットの性能自体は非常に高い為、ユニット単位で他の機体に使用されるケースが多い。
ゾアテックスモードの形状はトラや狼といった獣に似ている
長距離戦闘に対応したバスタード・インパルスという派生型も存在する。

レイブレードX2(及び改)(作例のみ)

リバティー・アライアンスの期待通りにレイブレード・インパルスは多くの戦果を挙げた。そして更なる発展を目指して、特殊な事情を持ったガバナーの手によって試作された二足歩行重戦闘ヘキサギアが本機体である。元機体の特長であった運動性が多少犠牲になったものの、大量のヘキサグラムを搭載したことによってメインウェポン「レイブレード」の2対同時発振を行うことが可能になった。
なお、この機体を製作するにあたってレイブレード・インパルス2体で編成されているが、後に試作型の人型向けのワイルドハンドユニットを組み込むことで細かな動作も可能となった。

ロード・インパルス

レイブレード・インパルスの基になった汎用型ヘキサギア。
機動力が高く、リバティー・アライアンスの主力として運用されている。速度と破壊力重視のレイブレード・インパルスとの違いは拡張性を重視した汎用兵器として設計されている事である。特徴的なのは後方に大きく伸びた尻尾状のアームの「トリックブレード」でこれで様々な火器・刀剣などをマウントしたりするが、高速移動中にすれ違った敵ヘキサギアからガバナーを引きずり下ろすと言う攻撃方法もある。
やや火力不足なのはボルトレックスとの連携を想定していた為である。それを補うため、現場の判断で重火器などを装備する事があるが重武装すぎると機動力が低下して運用に支障が出る為、控えるように通達がなされている。

ボルトレックス

アースクライン・バイオメカニクスが全地形適応を目指して開発した汎用型ヘキサギア。ロード・インパルスと同時期に開発された兄弟機のようなもの。
主に人工知能サナトの支配下にあった軍産複合体MSGが擁する最大の軍事機関「ヴァリアントフォース」によって運用されている。これはMSGの手によっていくつかの生産施設が奪われたためである。またリバティー・アライアンスも奪取を免れた100機を運用しているが徐々に減っていった。
戦闘時には格闘形態「ゾアテックスモード」へと変換し、パワーを活かした格闘戦の他、メインウェポンである2門の強力なプラズマキャノンで火力を圧倒する。
その他にも遠近両方に対応するべく兵装を数多く備えており、その万能ぶりから多くのガバナーが搭乗を希望するほど。
脚部に高コストなフレームを使用しているが、性能とコストのバランスが最も整った機体の一つと言われている。そしてこのボルトレックスからMSGはゾアテックス技術を解析し独自のヘキサギアに実装するようになった。
ゾアテックスモードは獣をベースとするレイブレード・インパルスとは違い恐竜(特にラプトル)の姿を取る。

ボルトレックスツヴァイ(作例のみ)

全地形対応を目指した汎用型ヘキサギア「ボルトレックス」はその性能、コストとのバランスの良さから様々なカスタム機が生まれた。本機体は特殊な事情をもったガバナーが制作したワンオフ機体である。左腕に装備した巨大なブレード「パワースクラッチャー」や右腕のΔプラズマキャノンなど破格の攻撃力持った武装が特徴。
一撃必殺の浪漫を求めた結果、機体が大型化している為に、やや重量過多気味である。
噂ではレイブレードX2に対抗するためボルトレックスを2体使用されていたといわれているとか。

ブロックバスター

アースクライン・バイオメカニクスが開発した空中機動砲型ヘキサギア。
ゾアテックス搭載型ヘキサギアの中では比較的早い時期に開発され、シンプルだが手堅い設計とリバティー・アライアンスにおける多くの実戦証明実績を持つ。二基のエアマニューバスラスターによる飛行能力を持ち、地形に影響されることなく射撃ポイントへ迅速に移動、長射程の精密射撃によって前線部隊を掩護する高機動型の火力支援機体である。
メインウェポンは『スナイパーキャノン』。小型の電磁投射砲であり、極超音速の弾速に保証された命中精度と貫通力は、この規模の重火器としては破格の威力である。
旧型の部類ではあるがこの特化した火力と飛行能力によって、最新鋭機が続々現れる中でも一線で活躍を続けており、ヴァリアントフォースもこの機体の優秀性を認めているようで機体を鹵獲して改修・運用している。
機体の形状はカブトムシに似ているが上記のコンセプトを考えるとむしろハチに近い。

モーター・パニッシャー

アースクライン・バイオメカニクスが開発した最新の空中機動型軽戦闘ヘキサギア。
航続距離や連続飛行時間などの機動性を重視しており、治安維持や偵察任務に多用される。元々はリバティー・アライアンスの機体だがヴァリアントフォースでも鹵獲した機体が運用されている他、中立勢力であるヘテロドックスも使用している。
基本的なフレーム構成はブロックバスターに近く、一部の中枢フレームは共通部品を使用しているが、前後に配置された回転翼式の浮揚機構により空中での静止やその状態からの垂直・水平移動が可能であり、市街地など比較的狭い場所でも飛行や離着陸を行える。
メインウェポンとして装備されている大顎状の破砕装置であるバイティングシザースは対象のフレーム構造を歪曲破砕、装填されたヘキサグラムを脱落させることで火器に頼ることなく敵性ヘキサギアを制圧できる。
上記の形状からクワガタムシを連想させる。
戦場では各部位を取り外して他機体に増設装備する例も絶えず、設計者の意図を超えて成功した戦闘用ヘキサギアと言える。

ハイドストーム

リバティー・アライアンスに参加する複数の臨海工業地帯を突如急襲する、正体不明のヘキサギア。
あらゆる警戒網に一切感知されることなく都市中枢区に突然現れ、中空を浮遊し8本の長い腕を蠢かせて瞬く間に重要管理施設に侵入、人工知能カルマ筐体を破壊して都市の制御を奪い去るほどの打撃を与えた。
実は軍産複合体MSGが仕向けた最新兵器で元々は半世紀以上前に開発された宇宙空間や深海などの極限環境でも行動できる作業用機械を戦闘用ヘキサギアに改造したもので現行機種との互換性も有しているらしい。
特徴的な8本の長い腕テンタクルアームはある程度の伸縮性を持っており相手を自在に絡め取る事も出来、その先端部にはマシンガンやVIC(バイラル・インフェクション・クリスタル)ブレードなどを選択装備できる。VICブレードは電子記憶媒体の機能を持った特殊結晶体で作られた武器で無数の攻撃型ソフトウェアを格納しており、これを敵機の制御系に接触すれば情報汚染を引き起こし敵機を機能不全にさせる事が出来る。この攻撃はカルマでさえも機能不全にしてしまうとんでもなく厄介なもの。
サナトからの命令を忠実に遂行する自律型ドロイドを搭載して運用する。このドロイドはパラポーンやアーマータイプに取りついて支援を行ったり時には支配すらしてしまう。
このヘキサギアはヴァリアントフォースから独立した指揮系統に属しておりサナト直属では無いかとも言われている。
デザインのコンセプトはタコやイカに近い。

ムーバブルクローラー(作例のみ)

ヘキサギアとしては第一世代の部類に入り、パワーローダーユニットに試作型のヘキサグラムを搭載されている。
ギアもヘキサグラムも試作段階だった為、コネクタの数も少ない仕様になっており拡張性はやや劣る。先に製作されていた有人式を元にAIユニットを搭載して無人式に改良され都市警備などに使用される。
後に有人式のムーバブルクローラーを装甲強化などを行い、下記のバルクアームαとして改良されることとなる。

バルクアームα

バルクアームα風アイコン


第二世代ヘキサギアでゾアテックス開発前に主流だった人型二足歩行兵器。多くのバリエーションを生み出し全世界に普及、様々な勢力で運用され、史上最も長く使用されたシリーズである。堅牢な装甲と殴る為の拳、戦車砲を直接腕につけたような外観を持つ、多目的戦車の発展型の一つと考えられている。元は作業用重機として開発されたヘキサギアであったが、戦闘目的に開発された本機体は、その多くのバリエーションの元となるαの名を与えられた機体である。
第三世代機が登場したころには生産拠点が減少していったが多数が生産・流通した事から今でも多くの戦場で見かける。
尚、バルクアームに搭載しているカルマやサナトは何故かゾアテックスを認証できない為ゾアテックスを搭載する事が不可能となっている。だがとある噂によるとある武装勢力がオフラインのバルクアームαを改造して強引にゾアテックスを発動させたがその際にとんでもない大事故が発生したらしいが公式記録に残っていないため詳細は不明である。

レイブレード・グライフ(作例のみ)

レイブレード・インパルスとボルトレックスをベースに製造された特注のヘキサギア。
高コストなフレームにMSGが開発した機動兵器を多数融合させた驚異的な攻撃力を誇る機体である。レイブレード・インパルスに比べ重装備な為、小回りは利かなくなったものの飛行能力を得た上に、直線的な加速力はベース機体を大きく上回る結果となった。
大型の「ラプターウイング」は先端にレイブレードが組み込まれており、光の翼で敵を切り裂くその姿は兵士の戦意を向上させ、リバティー・アライアンスの守護神とも言われるようになる。
なおレイブレード・インパルスをコアユニットとして使用しているため意思の方はカルマ寄りになっている。

デモリッション・ブルート

MSGが独自に設計・開発した重量級の戦闘用ヘキサギア。
フレーム構成はボルトレックスと同じ部品を使っているロード・インパルスを参考にしつつ、搭載装備品を一新している。ただしロード・インパルスと違って速度よりもパワーと防御力を重視した設計となっている。
用途や任務に合わてフロントユニットのアタッチメントを換装し、それにより様々な機能や火器を増設する事を想定している。
武器は頭部左右にある角状のブレードのバタリング・ラムでこれを使った近距離での格闘戦が得意であり重装甲とハイパワーを活かした突進で対象物を破壊する。またマルチロックミサイル、機体後部の機関銃なども装備している。
アースクライン製のヘキサギアと同じくゾアテックスも搭載されており、ゾアテックスモードはバッファローのような姿である。その獣性はかなり強暴で一度設定された攻撃目標を徹底的に破壊するまで攻撃をやめないほど。その為、機体性能を十分に発揮するには搭乗するガバナーにも相応の腕が要求される。

スケアクロウ

バルクアームαと同じく第二世代型のヘキサギア。
ヘキサギア本来の多用途重機としての性格が色濃く残っているため、見た目でわかるように構造が簡略化されている。その為、製造コストも安いので大量生産されて世界中に普及し、現在でも製造がなされ、リバティー・アライアンス加盟企業で運用されている。
単体での戦闘能力は第三世代機に比べて低い方で流石にこれに乗って前線で戦うガバナーは殆どいないが戦闘用ヘキサギアのサポートを行う工兵作業機として使用される事が多い。また対人用の軽戦闘型として侵入した敵兵迎撃のための防衛用セントリーガンのように各基地に配備されてたり、偵察を担当したりしている事もある。
機体の両側に装備されている円筒状ユニットは回収したヘキサグラムを入れる貯蔵庫ヘキサグラムストレージであり、他の機体に付ければ出力が低下したヘキサグラムを代用できる。
初期の頃は独自の制御装置があったが次第に多くの機体がサナトに掌握されたり、カルマが実装されていった。なお運用上の理由でゾアテックスは実装されなかった。

アグニレイジ

奪ったボルトレックスから解析したゾアテックスを基にしてサナトが結晶炉防衛を目的に独自開発した赤いドラゴンのような姿のヘキサギア。
フレーム構成や部品はボルトレックスから流用しているがブロックバスター以上の飛行能力、脆弱な装甲を守るための防御フィールドを装備したりと他の第三世代機とは一線を画すものである。
プラズマキャノンやテイルブレード、レーザー砲など多数の武器を装備しているが中でも強力なのは広範囲攻撃を想定した収束性雷火光条インペリアルフレイムでこの地獄の業火の如き攻撃で敵の大部隊を一掃してしまう。またフライトドローンを2機搭載しており、インペリアルフレイムの照射を助ける。
結晶炉に近寄る者を血祭りにあげていく桁違いの強さを誇るこの赤き竜はまさにリバティー・アライアンスにとっても最大の脅威の一つでもある。

オールイン・ジ・アース(作例のみ)

リバティー・アライアンスがある砂漠の居留地の地下で発見した超大型ヘキサギア。
発見当時は沈黙状態を保っており、何らかの理由で封印されていたがその実体はMSGがゾアテックスの検証を目的に建造した技術実証機である。
過去にあまり例を見ないほど巨大な恐竜ティラノサウルスのような)型の機体でゾアテックス発現の上限を探るため、より強暴な獣性を得る機体構成を目指した結果このような形態に至ったらしい。
試験を重ねていく内に、現行規格のパーツだけでは急激な挙動で自滅する問題が発覚し、その対策として交換パーツは堅牢で手配も容易でなおかつ動作速度を構造的に制限できるようにすると言う事でMSGの旧式機の部材を意図的に選定し、段階的に数度に渡ってアセンブリが試行され、最終的にはビークルモードのオミット等も行い計画当初の約1.5倍という巨体になった。
巨大な体躯はサナトからの直接制御に加えて、5基の補助AIが各部の火器管制や基本的な挙動を制御している。ゾアテックスはボルトレックスから筐体ごと取り出され、リミッターを解除した複数台のカルマが発動を担う。
補助AIでマシンとして制御する通常モードと、変性カルマの獣性を解放する戦闘モードの2つを切り替えて行われる。
また特殊な兵装として一部のゾアテックスヘキサギアを瞬間的に機体動作を抑圧する咆哮システム「インペリアルロアー」を搭載している。
ある日、何らかの理由で起動し、MSGの勢力圏へ向かい始めた。その際、この機体を巡ってリバティー・アライアンスとヴァリアントフォース、ヘテロドックスによる大規模戦闘が起きた。

アビスクローラー

リバティー・アライアンスが地底や暗渠などの閉塞地形の探索・制圧の為に開発した第三世代機ヘキサギア。他の第三世代機と違ってゾアテックスモードを二つ持っており、常にゾアテックスが発現している。
ハイドストームの急襲戦法に辛酸をなめさせられてきたリバティー・アライアンスは地下に多数ある昔の地下通路や地下施設がヴァリアントフォース部隊に占拠され、それが侵入経路になっている事を知り、それに対処すべくこのアビスクローラーが開発された。
開発にはハイドストームの残骸の分析から得たフレーム構成を再設計して使用している。しかしVICブレードはさすがに再現や制御、無効化は目途が立っておらず、その代わりに対抗策として左腕に火実体型防御装備インベーションカウンターシールド(ICS)を装備している。これは敵弾を威力を軽減させるシールドで完全防御が出来ない。ハイドストームのVICブレードに対しては接触してくると通電流を起こしてブレードを破損させてしまう。
他にも武器はハサミ状のバイティングシザース、火炎放射器など。
パーツ不足の為、まず少数が生産されて地下へ派遣され、結晶炉により地上よりもかなり汚染されたアビスと言う地下の汚染区域等で人知れず戦った。

バンディットホイール

ゾアントロプス・レーヴェが駆るバイク型のヘキサギア。
中枢部にはヘキサグラムストレージらしきユニットが搭載されており、そこへ奪ったヘキサグラムを次々に入れている事で計り知れないほどの出力を出す。更に機動性も第三世代ヘキサギアよりも高い。
後輪は通常走行時は一つのホイールだが、ホバリング時には左右に展開して回転翼を用いたホバリング機構を持つ。また前輪を支えるフレーム部は射撃武器としての機能を持ち、機体全体が可変してエイミングモードをとることが確認されている。
使用目的はゾアントロプス同様不明だが、この機体は廃棄されたヘキサギアなどのあらゆる機械の残骸が集積されている隔離空間 レッケージから発掘されたパーツを使ってゾアントロプスが組み立てたものでは無いかと推測されるがメインフレームは現在運用されているヘキサギアの規格と一致するものがなく、出自は不明である。

ウインドフォール

竜撃戦と呼ばれる大規模な戦いで回収されたアグニレイジのものと思われる残骸から得た技術を基にリバティー・アライアンスが開発した空中戦用ヘキサギア。
姿はプテラノドンに似ている。
機動力はブロックバスターなどの空中用機よりも高い。

バルクアームβ/ランバージャック

バルクアームαのマイナーチェンジ機体であるバルクアームβのバリエーション機の一つで賭博試合「レイティングゲーム」でトップの座をほしいままにしている機体でβの中でもかなりの人気機体である。
武器は遠距離用武器は無く、巨大な鉈状の剣スラッガーブレード。
βは重装甲ゆえに鈍重だったαと違って機動力を向上すべくホバーユニットを装備している。その為格闘戦にも対応できるようになり企業間の戦いだけでなくレイティングゲームにも使われている。

バルクアーム・グランツ

マクスウェルギアーズと言う集団が特別に独自開発したバルクアームの可変型で2.5世代型のヘキサギアと言える機体。
開発目的は第2世代機の限界を追及することであり兵器としての製造コストは度外視されている。
人型形態から四輪車両形態のビークルモードに変形できる。

ガバナー

ヘキサギアの操者であり、同時に構築や変換を行う設計者でもある。兵士としての訓練もされておりそこそこの戦闘力を持つが戦闘用スーツにある拡張コネクターによってヘキサギアのパーツを使用してさらなる強化を行うことも可能。
背部バックパック・コネクターに再生型エネルギーパックとしてヘキサグラムを一基装填し、これを動力の供給源とする為に半永久的な稼動を実現している。
リバティー・アライアンスではアーマータイプと言う強化装甲服がメインだがヴァリアントフォースはパラポーンと言う無人人型戦闘兵器(要はロボット)が主力であるがパラポーンは情報化した人間の意識や記憶をセットしているある意味サイボーグのような存在である。

アーマータイプ:ポーンA1

ポーンA1


軍産複合体MSGおよび人工知能サナトに対抗する企業同盟軍リバティー・アライアンスが運用する強化装甲服。
ヘキサギアに搭乗するガバナーの大部分が着用する。
カルマとのリンク機能も搭載しており、カルマとのコミュニケーションも可能。
基本兵装として刀身を振動させ、鋸のように切断するハイパー・バイブレーション・ソードとアサルトライフルを装備する。
民間には当然出回っておらず、リバティー・アライアンスだけの装備である。

アーマータイプ:ローズ

らくがきローズ姐さん。


リバティー・アライアンスが運用する格闘・隠密行動に優れた女性型の軍事用アーマータイプの現行最新モデル。小型のディセプション・リピーターを頭部に有しパラポーンや敵性ヘキサギアのレーダー探知を欺瞞することができる。ポーンA1から簡略化した設計で大幅な軽量化に成功しているが、機体の小型化に対して運動能力拡張機能の上限にはほとんど影響していないためにポーンA1を上回る運動性を持ち、また不安定な地形での活動範囲も拡大している。
代償として完全な密閉式ではなくなり、汚染区域での活動には別の対策が必要である。
携行武器には軽量型ブレード、ガンナイフが用意されている。

パラポーン・センチネル

人工知能サナトに掌握された軍産複合体MSGが開発した無人兵器。MSGの軍事勢力ヴァリアントフォースが運用する現状最小の戦力単位である。
アーマータイプ:ポーンA1とほぼ同じ外観を持ち各部の規格も共通だが、内部品、特に人間の肉体に相当する部位は全て機械部品で代替され完全な別物である。
使用する武器はハンドアックスやショットガンなど多岐に亘る。
センチネルを含むパラポーンは情報化された人間の意識をその身に移している。

アーマータイプ:センチネル

ヴァリアントフォース所属の人間の兵士専用に支給されているセンチネルと同じ形状のアーマータイプ。構造的にはポーンA1と同じで外装や一部の人工筋肉はパラポーンと互換性がある。
パラポーン・センチネルとの違いは色が違う所だけ。実際の所、ヴァリアントフォースの戦力はこっちの方が多い。
リバティー・アライアンスでもこれを使った潜入工作を行う事がある。

パラポーン・イグナイト

騎士のような姿のMSG所属の単独戦闘能力重視型パラポーン。センチネルをベースにしており、戦場で多くの武勲を上げたガバナーやSANATに選ばれた特別部隊に配備されている。
長槍型の武器スタニングランスとグレネードランチャー搭載の盾アタックバックラーを装備し、これによって攻撃力と防御力を大幅に向上している。この武装はヘキサギアに騎乗中の時の高速戦では相性が良く、敵ガバナーへの直接攻撃が容易となっている。また重装型ヘキサギアへの攻撃にも使われており、ガバナー単独でヘキサギアと戦えるようになっている。
両肩にはマウントアームを装着しており、両腕がふさがっていてもこのマウントアームは両腕とは別に独自に操作できる。これで攻撃と防御を同時に行うなども可能でまさに情報体となった人間ならではの戦い方とも言える。
その騎士のような姿やより高レベルな任務に携わる事からMSGの多くのガバナー達の間で憧れの的となっている。
また白いイグナイトも存在しておりこちらはヴァリアントフォースとは別のサナト直属の指揮系統で動いており、何故かリバティー・アライアンスとアースクラインに接触している。

パラポーン・エクスパンダー

リバティー・アライアンスの第3世代ヘキサギアに対抗する為に作られたセンチネル以上の戦闘能力を持った重戦闘型パラポーンで結晶炉やジェネレーターシャフトなどの重要施設の防衛が任務。
超重量のガトリングブレード二つが主武装でそれを片手で扱えるほどに強靭な最新型人工筋肉が全身に内蔵されており、機体そのものの性能が大幅に強化されている。
またバルクアームαなどの第二世代ヘキサギアと同じ装甲材を使っており、防御力も高い。また機体制御には人間の脳細胞をベースにした有機コンピューターを使っており機体各部への神経伝達速度が格段に上がっているがこのコンピュータは生体部品との適合や難しい調整が必要な為に大量生産に向かない。有機コンピューターの都合上、少数が製造された。
その為、かなり重いと言う欠点があるものの全てにおいてセンチネルを凌駕しており、MSGの結晶炉を攻略しようとするリバティー・アライアンスにとっては正に最大の脅威である。
開発経緯や設計思想などからもはやパラポーンとも呼べる代物では無いが分類上はパラポーンと扱われている。
とある戦いではたった一人のエクスパンダーがヴァリアントフォースの大勢を立て直すまで戦ったと言うエピソードがあるとか。

ゾアントロプス・レーヴェ

ヘキサグラムを大量に生み出すとある結晶炉周辺に現れる所属不明の謎のガバナー。敵味方関係無く無差別に攻撃し、しかもヘキサギアを破壊してはヘキサグラムを奪取すると言う強盗まがいの行動をとる。その行動や姿から「人の形をした獣」とまで言われている。
人型でありながらゾアテックス搭載型ヘキサギアを上回る運動性と反応速度を誇る。詳細なスペックも不明だが獣性はかなり獰猛で流石のサナトすらも危険視している。この事から見て、これまで人型の機体には実装できなかったゾアテックスを発現し、それをコントロールしているのではないかと言われる。またレイブレード・インパルスに搭載された共振励起と思われるシステムが搭載されている。共振励起は爆発的なエネルギー出力の代償に一定時間後には全てのヘキサグラムが基底状態にまで減退するシステムだが本機は奪ったヘキサグラムを物理的に取り込んで自らのエネルギーに変えているらしい。
鉈のような武器のグラムカッターでヘキサギアを解体するがこの武器はヘキサグラムの形状変化を初期化してしまう。両腕の爪であるアイアンネイルは第3世代ヘキサギアすら貫くほどの強度を持つ。
また咆哮をする事でゾアテックス機を短時間だけ動作不良にするインペリアルロアーと言う技を持つ。
全身を強度と柔軟性を両立した高性能な人工筋肉に包んでおり、しかも損傷部が時間経過によって自動的に復元すると言うとんでもない事も出来る。
以上の事からリバティー・アライアンスのアーマータイプやヴァリアントフォースのパラポーンとも違うような能力を持っているなどからリバティー・アライアンスとMSGのいずれにも属さず独自の技術力を持ったヘテロドックスの一つでは無いかと言われているが詳細は不明である。

パラポーン・LATミラー

リバティー・アライアンスや中立であるヘテロドックス、人間社会への潜入工作の為に作られた特殊任務用パラポーン。所謂スパイ用のアンドロイドである。
かつて安価な労働力として作られながらもドロイドとの競合で敗れて衰退したバイオノイドの技術を復活させ、それにヘキサグラムを組み合わせる事で作ったものであり、外観は人間そっくりで、体の表面に疑似的な生体部品を使っており、表面的な観察では簡単には見分けられない。潜入先に合わせて性別や容姿が違う複数のタイプが存在するが、入れ替わりを想定して同型異体も複数存在する。任務が終わった機体は容姿の再設定が行われた後に新たな任務に努める。
個体としての意識と記憶はジェネレーターシャフトの情報体からダウンロードしており、内蔵してある記憶媒体にそれを格納している。
装備しているディセプション・リピーターはローズのものを小型簡略化したもので敵の捜索や探知妨害を行う。あくまで潜入用なので専用武装は設定されていないが、他のアーマータイプや武器を使いこなすことが可能。
ちなみにダウンロードされる情報とモデルとなった人物の記憶が衝突して深刻な記憶障害を起こしてMSGへの帰還意識を失って孤立するミラーも稀に存在しており、そう言ったもの達が行き場を無くすと、集まって小規模なヘテロドックスを組織する。

アーリーガバナー

アーマータイプが開発される以前の時代の最初期のガバナーの装備。第2世代ヘキサギアが投入されていた頃に存在していた。当時はまだ結晶炉の汚染がかなり軽微だった頃なので従来的な装備品を纏っている。
武器はアサルトライフルにマシンガン、ナイフなどを装備している。
やがて汚染が広がり始めると極限環境に対応した装甲服アーマータイプが開発され、ガバナーの多くが着用するようになった。そして当時のアーリーガバナーで現在まで生き残った者は少ないが彼らの残した戦訓は受け継がれ装備も使われている。

エクスアーマータイプ:白麟角

エクスパンダーやゾアントロプス・レーヴェなどと言った強敵に対抗すべくリバティー・アライアンスの開発した最新型アーマータイプ。同軍の紋章に描かれているモノケロスを外観モチーフにしている。
白堊理研の人体強化計画で生み出した強化兵士が使用する事を前提としており、他のアーマータイプよりもより攻撃的に作られている。
強化兵士たちは機械部品を使わずに投薬やバイオ技術などで全身の知覚や筋力を強制的に向上させており、かなりの戦闘能力を持っている。
脊髄に連接されたヘキサグラムコネクタに拡張義肢を装着しており戦闘時にはこれを展開、操作する。高速機動戦闘時に拡張義肢を操作するのは常人では実戦に耐えるレベルには達さず、脳強化を施された強化兵士となって初めて実用化したものである。
武器は荷電式大型戦術刀(レーザーブレード)とライトウェイトブレード。

エクスアーマータイプ:ケツァール

白麟角と同時期に開発された強化兵士用の特殊なアーマータイプ。
積極的攻撃をコンセプトに作られたモノケロスこと白麟角と違ってこちらは強化兵士が持っている「野生の勘」とも言える超感覚的知覚を使った味方の援護に特化している。
凶暴性を伴う反射や即応反応の向上を重視した白兵戦特化のモノケロスに比べ、戦闘能力は多少劣るが、安定性や制御性を重要視しているので脳神経の改質もモノケロス用よりも比較的軽微で済んでおり精神面での障害も少なく、現時点での配備数が多い。
感覚強化の恩恵により、基本的に銃火器全般の扱いに秀でるが、その本領を発揮するのは弓や洋弓銃などの原始的な武器を使った隠密戦であり、あらゆる電子的阻害要因を潜り抜けターゲットを狩っていく事から黒い狩人とあだ名される。

関連用語

ヘキサグラム
燃料資源の枯渇した時代に開発された再生型エネルギーパック。MSGが開発した。
出力によって減少したエネルギーが時間が経つにつれて再生すると言う「‘出力‘停止‘再生‘」を繰り返し、環境汚染と引き換えに無尽蔵なエネルギーを作り出す。結晶炉と言う施設で生成され、生成された直後は微粒子状であるがそれを六角形型形状固定されて出来る。
ヘキサギアはこれを動力としており、複数使用すれば永続的に使用可能になる代物。これの登場によって世界は衰退した国家に代わり企業の統治する時代に突入した。

リバティー・アライアンス
サナトとそれが率いるMSGに対抗する企業同盟軍。
人間を情報体にして存続させようとするプロジェクト・リ・ジェネシスに反発して「人が人である自由を勝ち取る為に」と言う言葉の下に生命体としての命を全うする事を誓って戦う。団結した各企業がそれぞれの専門分野の技術を惜しげもなく出し合って打倒サナトの為、カルマを主力に次々と新兵器を作り出していった。

ヴァリアントフォース
サナトに支配された企業複合体MSGの最大の軍事組織。プロジェクト・リ・ジェネシスの遂行の為に戦う。
無人兵器パラポーンが主戦力だが人間の兵士も多数おり、彼らもまたサナトの思想である人類の情報体化に賛同的である。パラポーンは機械の身体に情報化した人間の意識を宿しており、代替可能な身体に指揮のバックアップとダウンロードを繰り返して戦闘経験を無数に蓄積して戦う。それにより死の定義すらも大きく変えてしまった。

プロジェクト:リ・ジェネシス
サナトが推し進める人類救済計画。
滅びゆくであろう人間を情報体に変換させて巨大なジェネレーターシャフト「メガスフィア」に保管すると言うもの。
ジェネレーターシャフトはヘキサグラムを動力源とする巨大建造物でこれに文化や歴史、人々の意識などを保存するのがサナトの目的である。
尚、この計画にはルールが存在しているらしい。

アースクライン・バイオメカニクス
レイブレード・インパルスやボルトレックスなどのヘキサギアを開発した企業。
代表はヴァージニア。
MSGが様々な侵攻を開始した際に初期の電子戦を防御できず、瞬く間に工廠などの多くの施設や都市基盤の管理システムを制圧されてしまった。
その為、リバティー・アライアンスとヴァリアントフォースの双方にこの会社の機体が配備されている。

ヘテロドックス
リバティー・アライアンスとMSGのいずれにも属さない傭兵や武装勢力の事を一括りにそう呼んでいる。
長い世界情勢の不安で大企業に力を集約する中で広大な無人地帯に点在する無数のコミュニティ的な存在で、外部勢力に対しては最小限の接点しか持たず、電子的にもオフラインである。
記憶障害により孤立したLATミラーたちが小規模なヘテロドックスになったと言う非常に稀なケースがある。
また正体不明のゾアントロプス・レーヴェも独自の技術を持つヘテロドックスでは無いかと言われるが一体何者なのかは不明。
ヘテロドックスとは異端者と言う意味。

レッケージ
廃棄されたヘキサギアなどのあらゆる機械の残骸が集積されている隔離空間で所謂ジャンクヤードみたいな所である。
ガバナー達にはここで使えるパーツを探してはヘキサギアを構築したり、愛機に組み込んだり、ジャンク屋のように売りさばいたりするものがいる。

レイティングゲーム
ヘキサギアを使った賭博試合。所謂ギャンブルである。

関連項目


コトブキヤ プラモデル  フレームアームズ モデリングサポートグッズ

ゾイドブロックス:コンセプトが似ているものつながり
ミクロマン アッセンブルボーグ:乗せて組み替えるものつながり
BJPM:ブロックトイでありプラモデルつながり

外部リンク

公式HP
公式ブログ

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