アリナ「キター…!アリナの美しいドッペル…」
概要
熱病のドッペル
その姿は、チューブ
この感情の主は自身のドッペルの美しさに見惚れているが、このドッペルには真の姿が隠されていることをまだ知らない。
主の背中側にあるドッペル本体から流れ出る病原テンペラと呼ばれるドッペル絵の具を固めて偽りの巨大な容姿を作り上げ相手を攻撃する。
その際に人間体は絵の具の中に埋もれて完全に表からは見えなくなるため、ドッペルでありながら魔女のような出で立ちを誇る。
主はドッペルの外観を確認することが出来ないものの、曰く“内側から見ても素晴らしい”らしい。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
熱病のウイルス
感受性が豊かな十代を中心に
アリナの思想は
熱病のような感染力で
パンデミックを引き起こす
可能性をはらんでいるが、
アリナ自身が芸術性優先のため
まだマシな効果に留まる
(『シャフト原画展』より)
己の美を求める少女は 生死の境に酔い痴れて 主題なき劇物を産む
周囲を狂わせ 理解されない塵芥 それでも願うは 籠居する工房
傲慢さで身を包み 人の目を遮るも 逸脱した芸術は 悪夢と化す
心震える美を 落とし込み 発信すれば 一流の名画と 誰もが頷く
(メモリア『チューブの魔女』より)
プロフィール
外見
発動時には自立した白いカビか発疹のようなものに大仰なポーズをとったアリナが乗り、陰になっていてよく見えないが、彼女の背から生えたお菓子の魔女のようなものが動くと白いドロドロした液体が敵陣全体に降り注ぐという、異様な姿をしたドッペルの中でも群を抜いてショッキングな演出が見られる。彼女のパーソナリティの影響を受けているのか…
特徴
この力を環いろはたちの前で最初に解き放った際、アリナは「あぁ、愛おしいアリナのドッペル…」と恍惚とした表情を浮かべている。
ゲーム上の性能
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅸ] & 必ず毒(敵全/3T) & 攻撃力UP(自/2T) & クリティカル(自/2T) |
2018年3月2日実装。★5に覚醒した後、固有技「ドッペル」として使用可能となる。
活躍
メインストーリー
第5章
テレビアニメ版
9話で登場。アイ、さな、いろはを始末するためアリナがいきなり発動させる。
なお、この時点では背中の本体は登場せず。
10話では魔女を攻撃する鶴乃とフェリシアに怒ったアリナが、彼女達を殺害するために発動する。
第三期では最終話で発現。アリナが自身を取り込み、更にイブをも乗っ取ることでアリナ・イブ(通称)と化す。
派生形態
熱病のドッペル その姿は、絞り袋
この感情の主は、自分が求めるアートを人類が深層心理で無意識に求めているものだと信じ、その実現のために力を集めている。自己の感情発露が人類の根源的テーマである美だと気付いた喜びは、ドッペルの姿にも反映されており、幸福な気持ちを体現するだけではなく、搾り出した病原テンペラまでもが色とりどりの輝きを放っている。
とはいえ、与える痛みも受ける苦しみは全く同じ。蝕まれる者は断末魔の叫びを上げる事になり、その声は主の耳に賛歌として届くだろう。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より
プロフィール
外見
オリジナルとほぼ同じだが、クリスマス仕様になっている。
特徴
2018年12月11日に開催される『期間限定ガチャ 聖夜を彩る芸術家(アーティスト)』の限定魔法少女として実装された、ホーリーアリナが行使するドッペルで、熱病のドッペルの派生形態。オリジナルのアリナが行使するドッペルと名称・真名は同じだが、性質や姿などに差異がみられる。
余談
登場当初、ファンによりこのドッペルのモチーフがHIVではないかという予想が立てられたが。2017年12月25日の更新でこの予想の要因となったデザインが修正された。
真名の「Old Dorothy」は、ドロシー・クラッターバックの事を指すと思われる。
彼女は近代まで長い間生存したと伝えられている魔女で、のちに女神信仰を復活させた新宗教ウイッカの創始者ジェラルド・ガードナーを魔女宗教に導いたとされている。
このことから見るに、魔法少女達に取っての新宗教である「マギウスの翼」を率いる「マギウスのお三方」の1人アリナを象徴する名前であると見られる。
関連タグ
パープル・ヘイズ:ウイルス繋がり。