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モギリのドッペル

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もぎりのどっぺる

モギリのドッペルとは、スマートフォン用アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するキャラクター(ドッペル)の一体である。

やちよ「おいで…」

やちよ アニメver.「私の願いのせいで…」

概要

モギリのドッペル。その姿は、切符鋏。

このドッペルはもぎりの写し。

ソウルジェムが黒く染まりきる時、やちよの両手と左足が変化しこの姿となる。

長く魔法少女として生きた者、比較的年齢の高い者が行使するドッペルは、思春期の少女に比べ感情の揺れ幅が縮小してしまうことによりドッペルが魔法少女の身体から分離しきれず主と一体化したような姿になる場合がある。

(『アニメジャパン2017』における展示ブースの説明文より)

モギリのドッペル

その姿は、切符鋏

この感情の主はやがては自分も今まで見送った友を追って旅に出る日のことを夢想する。

尾の先にぶら下げられたランタンに灯した火で様々な幻影を呼び出す他、尾のハサミで傷をつけられた者は遠くない未来に必ず大きな災いが訪れるという。

長く魔法少女として生きた者、比較的年齢の高い者が行使するドッペルは正負の感情幅が少なくなってしまうことにより、このドッペルのように本体から分離しきれず一体化したような姿になる場合がある。

(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)

モギリのドッペル

その姿は、切符鋏

この感情の主は、やがては自分も今まで見送った友を追って旅に出る日のことを夢想しながら、その道行きへの切符が切られることを待ちわびている。

尾の先にあるハサミで傷をつけられた者は遠くない未来に必ず大きな災いが訪れるらしく、主はそれを自分に向けようとするが成功した試しはない。

長く魔法少女として生きた者、年齢の高い者のドッペルは正負の感情幅が少なくなってしまうことにより、このドッペルのように本体から分離しきれず一体化したような姿となる場合がある。

(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」よりアニメver.の説明文)

外見

やちよの両手が足になり、左足が先端に切符になった尻尾のようになっていて、やちよ本人は虚ろな目をして、ベールを垂らした幅広の帽子を被っている。尻尾みたいなものの先の切符鋏からはカンテラがぶら下がっていて、丸いパーツにはまつ毛のようなものが付いていて、閉じた目玉のようになっている。この尾に相当する部位は伸縮自在であることがアニメで明らかになった。

ゲームとアニメで腕の数が異なり、アニメでは腕が2対4本になる。全体的にサソリを思わせる容姿となり、前述の説明文通りなら先端の切符鋏にサソリの毒に相当する何らかの機能を付与できるのかもしれない。

特徴

カンテラを揺らすと激流が敵を飲み込む。

アニメver.では腕が四本に増えており、一部アニメの映像が挟まれる。

ゲーム上の性能

レアリティ効果
★5敵全体にダメージ[Ⅸ]& BlastダメージUP(全/3T)& 攻撃力UP(全/3T)

2018年1月15日に実装。★5に覚醒した後、固有技「ドッペル」として使用可能となる。

レアリティ(アニメver.)効果(アニメver.)
★5敵全体にダメージ[Ⅸ] & 攻撃力UP(自/5T) & 必ず防御無視 & ヴァリアブル(自/3T)

活躍

テレビアニメ

11話でみふゆがみかづき荘を訪ねた後、一人自室で佇むやちよの前に姿を現し自分の為に大勢の仲間を作ってくれた事に感謝を示す。

13話ではホーリーマミとの戦いで使用。アプリ版とは若干外見が変更され、やちよ本人の腕が四本に増加した四足(厳密には右脚を含めて5足)歩行となっている。いろはのドッペルと共にマミに立ち向かい、登場と共にマミを尾で殴り飛ばしている(尾を伸縮させたこの技はアニメ限定の技だが、ゲーム版の方も理論上は可能)。

2期2話ではみふゆとの戦いにて、自分の願いのせいでいろはが犠牲になったとの思いから発動した。

派生形態

やちよ「一緒に巡りましょう…」

この感情の主はかつて見送った友の影を命尽きるまで渡れぬ天の川の向こう側に見る。

七夕のカササギとしての役割を与えられたと考えているドッペルは、旧友の面影を探す主のために

尾の先の提灯で星の川を照らし、鮮明に写し出そうとする。

しかし、このドッペルに再会を手助けする力はないため、

叶わぬ願いを抱いたまま天を飛び回ることしかできない。

(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)

外見

アニメ版の通常モギリのドッペル同様に腕が四本に増加し、それぞれに車輪が追加されている。

また、胴体は羽衣で覆われており、脚から伸びる尾は鳥の首になっている。

特徴

夜空をバックに光の線路を滑走。鳥の部分がマーキングすると無数の流星が降り注ぐ。

派生形態2

やちよ「凍ってしまえ…」

この感情の主は、かつて演じた虚構の存在を

自らの一部として受け入れたことで、強き者として常に立ち続けるために

心に浮かぶ望みを常に凍らせて、目を逸らすようになった。

唯一そのことに気づいているドッペルは、冷気をあたりに振りまいて

ムリヤリ周囲の人々を困難に立ち向かわせることで、主の負担を減らそうとしているが、

心を凍らせる速度には到底追いつけない。

(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)

外見

脚から伸びる尾だけでなく、両腕もトナカイの上半身に。

また、ソリに乗っている。

特徴

思いっきり敵に突っ込む。

派生形態3

やちよ「重すぎるわ…」

モギリのドッペル

その姿は、天気輪

この感情の主は、過去から小さな希望を受継ぎ、神話の存在のようになっている。

ドッペルは、そんな主が受け継いだ希望の量に比例して姿を大きくすると、背負っている重圧を表すかのように、重々しい石造りの建造物へ成長を遂げた。

早く重圧から解放されたいドッペルは、希望を実現するため、瞬間最大出力で力を開放する機会をうかがっている。

もしも実現すれば、天候を操るような規格外の力が嵐や噴火を引き起こし、大地を誕生したばかりの星のように変えてしまうだろう。

ゆえに果てしない力を感じる主は、主導権を握られないように警戒し続けている。

(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)

外見

一見すると鋭利な四角錐に見えるが、下部は四本の脚、上部は四又に分かれた尾。

更に青い四又の尾も存在。

外見の元ネタは銀河鉄道の夜。

効果

★5敵全体に属性強化ダメージ[Ⅹ] & 攻撃力UP & 防御力UP & 状態異常耐性UP & 対魔女ダメージUP(味全/5T)& ヴァリアブル(味全/1T)

特徴

鋭利な尾を伸ばして突き刺し、爆発を起こす。

その他

『アニメジャパン2017』の展示ブースにて名称(真名は非公開)と姿、基本設定が先行公開された。

モギリ(捥り)とは、劇場映画館競技会場などの入場口や受付で、入場券の半券をもぎ取ることを指す言葉である。

故に、やちよは序盤の展開も含めて神浜市という‘舞台’へ入場する資格を試す存在という解釈も見られた。

真名のCampanella(カムパネルラは、イタリア語で「(小さな)鐘」を意味する。宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』の主人公・ジョバンニの友人の名前としても知られる。

なお、環いろはが行使する沈黙のドッペルの真名はGiovanna(ジョバンナ)で、対応する男性名はGiovanni(ジョバンニ)となる。

星座でサソリと言うと、ギリシャ神話でオリオンを刺し殺した、黄道十二星座の一つさそり座を思い出させる。また、前述の『銀河鉄道の夜』には、自己犠牲の象徴として蠍火というワードも出てくる。先端が切符鋏であることからすると、これが元ネタかもしれない。

派生形態は完全に銀河鉄道の夜が元ネタになっている。特にヒストリアver.の姿である「天気輪」は銀河鉄道の夜に登場する表現である。

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