「それに、ワタシには責任があります。黒羽根や白羽根の子たちを巻き込んでしまったしまった責任が…。だから、果たさなくちゃいけない。みんなの夢を叶えるという目的を…」
概要
7年間、やちよのパートナーとして魔女と戦ってきたベテランの魔法少女。
自身の魔力が衰えている事を実感してから、ひとりの女性としての幸福を得るために、マギウスの翼の幹部になった。
優しいが心は弱く、判断を誤ることが間々ある
(『マギアレコード』内アーカイブより)
左:通常 右:魔法少女姿
七海やちよの幼馴染で、7年間魔法少女として共に活動していた少女。やちよのことを「やっちゃん」と呼び「お互いを捨てられない幼馴染」と自認するほどの仲である。また、作中の会話から由比鶴乃とも親交があった模様。
1年前のとある事件をきっかけに、現在は「魔法少女の救済」を目的とする「マギウスの翼」の一員になり、やちよや鶴乃、いろはを仲間に引き入れようと勧誘することになり、その結果対立することになる。
なお、オープニングムービーには1シーンのみ魔法少女姿の彼女が登場している。
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 神浜市 |
学校 | 不明(水名女学園出身) |
年齢/学年 | 19歳/浪人生 |
肩書き | 魔法少女(マギウスの翼) |
願い事 | 夢の中で自由になりたい |
固有魔法 | 幻覚 |
キャラクターデザイン | 蒼樹うめ |
声優 | 中原麻衣 |
人物像
白髪のショートカットで、頭頂部の毛が動物の耳か昆虫の触角のようにはねている。私服時には黒薔薇のような花を髪につけている。
一人称は片仮名で「ワタシ」。基本的に誰に対しても丁寧語で話す。アリナ・グレイは彼女の身体に芸術的価値を見いだしているらしく(曰くパーフェクトボディ)、時々デッサンのモデルになっている。
ベテランらしく振る舞いは落ち着いているが、やちよに比べると少し情緒不安定。やちよに精神的に頼り切っており、彼女が絡むと取り乱したり、大人げない面が顔を出す。
実家は水名の呉服屋で、お嬢様育ちのせいか家事全般が苦手。年長者として気張ってはいるが、本人曰く本来の性格は「甘えたがり」。
魔力解放時のボイスや「ユメミルサクラ」イベントストーリーによれば薬学部志望で現在は浪人中の身だと判明している。
魔法少女として
ファーで出来た黒い衣装に変身。花の髪飾りはなくなってかわりに両側頭部から長いリボンがつく。ソウルジェムはチョーカーについている。
バレリーナのような優雅な動きで戦う。武器は巨大なチャクラムで、バックスピンをかけて投げることで地面を転がって手元に帰ってくる。また、固有魔法の「幻覚」と合わせることで分身させることも可能。
マギアアーカイブ2の蒼樹うめ氏のデザイン図によると、非常に短いあの衣装はレオタードにフリルがついている構造。つまりパンツじゃないから略
劇中における強さの描写としては、みふゆ自身は「衰えた」と自己評価している。だがメインストーリー第2部8章において、紅晴結菜に襲いかかる魔法少女たちの攻撃を七海やちよと2人で全て捌いており、都ひなのからは「衰えてきたとか言ってたのはどこのベテランだ…?どう考えても全盛期だろ…」とツッコまれている。
その意外な理由は12章の中盤で明らかになった。
ゲーム上の性能
2018年6月8日に実装された。
属性は闇。
このほか、上述の固有魔法設定を反映してか、こちらを幻惑の状態異常にしてくる。
また、踏破型イベント、「呼び水となりて綻び」では主役の一人として登場。
基本データ
全体的にマギア・敵への妨害特化型。攻撃タイプの親友のやちよとは真逆である。
相手のペースを乱す幻惑に加え、「幻惑」と「バフ解除」という凶悪な二つの付加効果が乗った対全体マギアを持つ上、アクセルを一人で三枚持っているためMPも溜めやすい。
高いレベルまで育てれば魔力の衰えを全く感じさせないほどのパワーを発揮する。
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×3 | ×1 | ×0 | ×1 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 21,808 | 6,296 | 6,182 |
★5 | Lv.100 | 27,452 | 7,933 | 7,785 |
コネクト「甘えたなんですから」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | Accele MPUP[Ⅶ] & 必ず幻惑 |
★5 | Accele MPUP[Ⅸ] & 必ず幻惑 |
「甘えた」とは、妻や恋人など女性に甘える男性のこと。元々は関西圏の俗語。
マギア「アサルトパラノイア」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[Ⅴ] & 確率で幻惑(敵全/1T) & バフ解除(敵全) |
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅶ] & 確率で幻惑(敵全/1T) & バフ解除(敵全) |
ドッペル「生業のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅸ] & 必ず幻惑(敵全/2T) & バフ解除(敵全) |
専用メモリア「交される遺志」
吹けば消えるような命…自分に課せられた宿命に気付いたとき
心を委ねられる相手がいることに安らぎを感じた
1枚1枚に綴られた気持ちは、その証
今の本音、誰にも伝えていないこの遺志を、あなたに託します
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 梓みふゆ |
イラストレーター | かにぱんだ |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 420 | 0 | 501 |
Lv.20 | 630 | 0 | 751 |
Lv.40 | 1,050 | 0 | 1,252 |
スキル「ディスクシャッフル」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 再度Discを引く | 10T |
限界突破 | 再度Discを引く | 8T |
専用メモリア「鳥捕りの魔女」
束縛された少女は 自由に憧れるも 活路はなく 途方に暮れる
望み得た力は幻 現実と乖離した夢が 行き着くのは 成れの果て
手品のように 雁を生み出しては 甘き毒に 依存させる
理想を胸に 成長を望む心が 日常に立ち戻る 可能性の一端
基本データ
レアリティ | ★4 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 梓みふゆ |
イラストレーター | 原案・監修:劇団イヌカレー(泥犬) |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.50 | 2,500 | 0 | 2,100 |
アビリティ「マナ・ブースト[Ⅸ]」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | Accele MPUP[Ⅸ]& MP獲得量UP[Ⅳ]& MP自動回復[Ⅸ](自/3T) | 5 |
活躍
メインストーリー/アナザーストーリー
第1部『幸福の魔女編』
第3章『神浜うわさファイル』
やちよの回想シーンの他、マチビト馬のウワサが作りだした幻が登場。
第4章『ウワサの守り人』
本人が初登場。ミザリーリュトンのウワサが倒された直後、いろは達の前に姿を現し、マギウスの翼の一員であることを明かした。戦闘はせず、天音月夜・月咲姉妹を回収して引き上げた。
第5章『ひとりぼっちの最果て』
第6話終盤に登場。名無し人工知能のウワサの結界内に隠していた魔女を倒されて怒り狂うアリナ・グレイを制止した。
第6章『真実を語る記憶』
やちよに普段の感謝を伝えるべく、サプライズを計画していたいろはたち。
やちよが家に帰ってきたら外にいる他のメンバーに伝えるという役割を担って家にいたいろはの前に突如登場、なぜかいろはとお茶を飲むことに。
いろはたちに「講義をするから記憶ミュージアムに来い」と伝え、帰ってきたやちよに「このままでは前と同じ事になる」と忠告して帰って行った。
【警告】ネタバレ注意
やちよがいろはたちと行動を共にするようになる前にいっしょに行動していた5人のうちの1人。やちよ達がまだ魔法少女の真実などを知らずにおり、鶴乃やももこも同じチームにいた。
しかし、共に行動していたメンバーのうち、1人はソウルジェムが砕けて死亡し、1人は魔女化するという凄惨な結末を迎えた。
それにより、情緒不安定となっていたみふゆはソウルジェムが濁りきり、「自分も魔女になるのだ」と悟るも魔女化せず、ドッペルを出現させた。
その直後、目の前に現れた里見灯花により「自分がドッペルを出せるようにした」と伝えられ、みふゆはマギウスの翼へと加わるが……。
第7章『楽園行き覚醒前夜』
マギウス上層部の苛烈なやり口を一線を越える(それ以前も充分ひどいものだったが)として、フェリシアとさなの洗脳を解いた上で、彼女たちの脱走の手引きをする。
脱出の際、フェリシアからいっしょにマギウスを抜けることを提案されるも、解放を望む気持ちは強く、そこを譲る様子はなく、彼女たちを見送った。
第8章『偽りに彩られ神浜』/『ここからもう一度』
終盤に登場。マギウスのやり方に刃向かいすぎた事でソウルジェムを取り上げられ、天音姉妹同様に幽閉された。
アナザーストーリーでは幽閉される前、マギウスの本拠地で杏子と出会っていた事が語られる。
本拠地に潜入した杏子をマミの元へ案内。杏子がマミを説得しようとした所で灯花とねむがやって来たため、杏子と話を合わせて難を逃れる。杏子に対し、魔法少女の洗脳がマギウスのやり方だと告げると、杏子からはマギウスの翼に入らない事を告げられる。
そしてマギウスがイブの孵化のために神浜にワルプルギスの夜を呼ぼうとしている事と、自分はもうマギウスのやり方に賛同してない事を杏子に伝えた。
第9章『サラウンド・フェントホープ』
いろは達の助けでソウルジェムを取り戻し、天音姉妹共々マギウスの翼を離反した後ホテルフェントホープの元締めである女王グマのウワサと対峙。多数の魔法少女が束になっても敵わないこのウワサに対しみふゆは自身に幻覚及び暗示をかけ、全ての魔力を一度に放出する事でウワサを消滅させるも、ソウルジェムに亀裂が入ってしまい天音姉妹によってみたまの元へと運ばれた。
第10章『浅き夢の暁』
エピローグにて、いろはの固有魔法によってソウルジェムはあっさり修復された。
第2部『集結の百禍編』
第1章『前書きは靴音と一緒に』
相変わらず灯花とねむの補習を受けており、二人に頭が上がらない。
一方で、「ネオマギウス」を名乗る、マギウスの翼の残党に警戒し、元マギウスの翼組の仲間と対策を話し合っている。
第2章『微笑みと火花』
フェントホープ跡地でプロミストブラッドを罠にはめようとするが失敗。
第8章『夢のなごりに芽吹く花』
祖母からの監視が厳しくなり、身動きが取りづらくなっている。
第9章『光差す正機迷宮』
自爆する際に切り離された灯花とねむのソウルジェムを灯花の部屋に保管する。
後に燦とミユリと対峙し、彼女からネオマギウスへの勧誘を受けるも灯花とねむをマギウスとしてではなく、いち個人として普通の女性として生きる手助けをしてもらってる恩がある為に断る。しかし薬品で眠らされて電波望遠鏡まで拉致され、自身の眩惑の固有魔法をひめなに悪用されて神浜の人々は飲食を受け付けなくなってしまった。
第10章『疾走ドラスティックラバー』
自分が天音姉妹と力を合わせれば暗示が解けると確信し、月夜と共に月咲を連れ戻そうと行動する。
マギウスの翼解体後からは調子が良く、燦やミユリと互角に渡り合っている。
十七夜とみたまを発見すると、神浜市長選の真実や東西の学生会議の様子を幻惑の魔法で見せ改心させる。
栄総合学園で燦と再戦すると、彼女の絶対防御に対抗すべく幻惑で過去のしがらみから解放させた。
月咲を連れ戻した後はいろは達と共にひめなと対峙し、戦いが終わるとフェリシアの忘却と自身の幻惑をひめなに合成してもらい、ラビに強化された天音姉妹の笛で人々から暗示と騒動の記憶を消し去る。
第12章『結ぶ永久の彩り』
中編にていろはの真の固有魔法「巻戻し」によって衰えていた魔力が戻ったと判明する。
魔法少女ストーリー
梓みふゆ
- 1話「あなたに会いたい」
- マギウスの翼の中間管理職的存在のみふゆは、こんなにマギウスに魔法少女が集まるとは思っていなかった。みふゆは心の中で問う。「やっちゃん、たくさんの魔法少女を巻き込んだワタシは間違っていますか……?」
- 魔法少女になってから、みふゆはタッグ相手であるやちよと毎年手紙を交換していた。それはいつ死んでしまうかわからないいざというときの自分達の遺書のようなもの。みふゆはやちよと敵対するようになってもその内容を覚えていた。
- その手紙を思い出しながら、マギウスに救いを求めたのは正しかったのか自分に問うみふゆ。もういっそやちよのところに戻ろうかと考えていると天音月夜から電話が入る。それはマギウスのお三方である灯花とねむがアリナと口論しているとのことだった。
- どうにか三人をいい収めることに成功したみふゆ。そこに月夜が労いの言葉と共にグリーフシードを渡してきた。月夜をマギウスに入れたのは自分。他にも多くの羽根たちがみふゆを信頼してマギウスに入ってしまった。今ここで自分が抜け出せば、月夜や羽根たちが裏切られたと二度目の絶望を味わってしまう。自分は逃げ出すべきではない。やちよのところには戻れないと再確認してしまうみふゆだった……
- ワタシはマギウスの翼を抜けられないほど、背負ってしまった………
- 2話「あなたは変わらない」
- やちよがウワサを消して回っている。そしてみふゆを探している事を知ったねむは、やちよを篭略して仲間にしろと言う。明日まで考えさせて欲しいとその場はそう返答するみふゆ。やちよがマギウスに来てくれるのか否か……そんなことを考えていると来訪者が現れる。それは後輩の月夜と双子の妹の月咲であった。
- 天音姉妹の作った夕飯で心が楽になったみふゆに、月夜はどうして魔法少女になったのか聞く。みふゆは語る。自分が魔法少女になった経緯を。
- みふゆは水名の旧家の出身で、幼い頃から自由が無かった。そこに現れたキュゥべえに自由に生きたいと願おうとした。……が当時のみふゆには自由を活かせるだけの意思はなく、親の言うとおりに生きてきたみふゆには自由をどうしていいかわからなく、そう願う事は無かった。代わりに願ったのが、“夢の中だけでも自由でありたい”というものだった。その結果、自分自身に幻覚をかける力を手に入れたみふゆ。
- 16歳のときに貰ったやちよの手紙を思い出す。そこには仲間を死なせてしまった事への後悔と自身への戒め、そして互いに道理を違えたときは敵になってでも止めてみせると書かれてあった。やちよは昔から正しい。そんなやちよがこちら側に来てくれるはずはない、敵として自分の前に立ち塞がるだろうと。だがそれでも構わない。多くの羽根達を巻き込んだものとして、彼女達の夢を守らなくてはならない。みふゆはやちよと敵対する覚悟を決める。
- やっちゃんが来ることも望めないのなら、ワタシは……
- 3話「あなたも救うため」
母校の水名女学園に芸術文化祭の準備の為呼ばれていた。先輩として、月夜のハードスケジュールな日々を心配する。
アリナ・グレイや里見灯花らと一緒に食事をしないかとマミを誘う。
黒羽根たちを手にかけようとする鈴音の前に現れ、彼女たちを守るために交戦。
死角からの攻撃を避けた上でのカウンターを繰り出すなど、衰えたとされていながらも、一線を張る現在の彼女の実力が、初めて語られた。
時系列は第2部辺り。
神浜に現れたピュエラケアを怪しんでピュエラケアの偵察に向かう。
海で遊ぶみかづき荘とかもレの元にみたま、なぎたんと共に訪れる。
灯花に海に行くことがばれた為こってり絞られたようで、話す言葉が数式ばかりになってしまう。その後みたま特製おむすびを食べたことで我に返った。
イベント
第10章の後日談。マギウスの翼から離反したとは言え、前歴の責任を問われることに。
最終的に処分は執行猶予となった。
また、かつてマギウスの翼に入る際に灯花に奨学金と家を借りていた。薬学部に合格する約束は生きているということで、灯花に勉強を教えてもらうことになった。「倫理道徳はワタシが教えます」と見得を切ったものの……
過去の話である当イベント。あした屋の店主の話の中に幼少期のみふゆのLive2Dが登場した。当時はロングヘアだった。
まだ魔法少女になったばかりの頃が描かれる。
その後はねむを説教していたようだが、彼女に逃げられている。
終盤、うわさの検証をするのに勝手に羽根達を利用するのは止めろとねむを叱り、羽根達を通常の任務に戻す。
テレビアニメ
第4話にマチビト馬のウワサが作りだした偽物が登場し、口寄せ神社に参拝したやちよの目の前に姿を現す。第5話で偽物はやちよを異世界に閉じ込めるために彼女を誘惑するが、自分を妨害しようとするいろはと死闘を繰り広げ、やちよの投げた槍が胸を貫通し消滅する。
本物は第5話に回想シーンで登場。みふゆはやちよにマギウスの翼に加わるよう説得するが断られる。
第7話ではフクロウ幸運水のウワサが倒された後に姿を現し、やちよと鶴乃の再会を喜ぶも互いの話は平行線のまま終わり、霧を撒いて撤退した。
10話では振子の魔女が回収された後に駆けつけ、マミと天音姉妹を共にその場を去り、その後はフェントホープの聖堂でマミと二人で灯花とねむにひとりぼっちの最果てを消された事を報告し、一人「今の自分をやっちゃんは許してくれない」と思い悩む。
そこに天音姉妹が現れ、二人が夕食を作る姿にメルとやちよを重ねて姉妹のために改めて魔法少女の解放への想いを強める。
11話では、いろはから灯花やねむに会いたいと(月夜を介して)相談され、みかづき荘を訪れる。そこでいろは達を記憶ミュージアムへと誘い、やちよが帰ってきたところでその場を去る。
12話では灯花とともに、記憶ミュージアムで魔法少女の真実をいろは達に話す。そして彼らをマギウスの翼に加わるよう勧誘する。
第2期2話ではねむからあるウワサの調査に赴いていた黒江と(いろはが行方不明だった事で冷静さを失っていた)やちよを見つけ黒江に調査を任せ自分はやちよへの説得を行う。しかし、聞く耳を持たないやちよ(実際コンクリートの柱に壁にひびを入れたようなパンチを食らわしていた)に止むを得ず変身して戦うことになる。
お互い意地がぶつかり合い、最終的にドッペルを繰り出す事態に発展。
結果やちよが競り勝ち、遂に彼女からとどめを刺されそうになる(みふゆ本人も死を覚悟していた)。しかし、その時やちよの脳裏にまだ笑っていられた頃の2人がよぎった為、間一髪攻撃を踏みとどまり見逃された(あるいはドッペル戦闘中で「幻惑」を使い、攻撃を受け流したと考えられる)。
第5話、第6話では、ウワサによる侵食具合が深刻な鶴乃を目の当たりにしたことや、マギウスの計画で自身が蚊帳の外に置かれたこと等が重なり、物事に投げやりになっていく。そんな折に遭遇した二葉さなと深月フェリシアに、自身の無力感と事態への諦念を語ったことが、二人のマギウスに対する不信感を強め、離脱を決心させる結果にもなった。(ちなみにその場面について、視聴者からは「(20歳未満にもかかわらず)飲酒をしていたのではないか?」との疑惑が持たれている)
みふゆ自身もまた、離脱を決意したさなとフェリシアに感化され、かつてのチームメンバーたちに思いを巡らせた末、マギウスの計画に異を唱える決意をした。灯花とねむに計画の中止を訴えるも、行動は鶴乃たちに阻まれ、ねむによって何処かへ転送されてしまう。その転送先にアリナが現れてグリーフシードを渡されたことで一応は「助けられた」ものの、そのアリナの行為は、みふゆのためでもマギウスの翼のためでもなく、アリナ自身の芸術のためでしかないことも告げられるという、侮蔑的なものであった。
続く7話では鶴乃を救うべく、みたまから聴いたウワサを剥がす方法をやちよ達に折り紙を通じて伝える。
第3期2話ではドッペルに飲み込まれそうになる魔法少女を救おうとし、ももこの助力もあって成功するも、代償としてソウルジェムが砕けて死亡する。
4話ではやちよの深層心理の中にかなえ、メル、ももこと共に登場し、やちよの本当の能力を告げて想いを託して去っていく。
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巴マミ…同じくマギウスの翼に所属していた頃、関わりがあった。
保澄雫…同作品のチャクラム繋がり
鈴鹿さくや…上司に一線を越えさせない為、敵に手引きをする魔法少女繋がり。
第二部12章のその後、大学の薬学部に入った後も実家を抜け出すために猛勉強に勤しんでいる。灯花とねむの有り難みを日々噛み締めながら…