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篠目ヨヅル

ささめよづる

篠目ヨヅルとは、ソーシャルゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の登場キャラクター(魔法少女)である。
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「勝ちたければ、ぜひ調整屋に」

「今まで何やってきたんですか?」


概要編集

ピュエラケア(出張調整屋)として神浜に来た、紳士的で献身的な魔法少女。

リヴィアに調整の力を見出された。

サービス精神旺盛で周囲からの評判もいいが、その態度はすべて計算。

リヴィアから教わった「生きるための手段」である。

プロフィール編集

出演作品マギアレコード
性別女性
出身地不明
学校不明※
年齢学年不明/不明
身長不明
肩書き魔法少女
願い事死にたいと思っている自分が生きられるようにしてほしい
固有魔法心を切り捨てる
ソウルジェムの形状/色/位置クロス/エメラルドグリーン/首下
武器
キャラクターデザイン富士フジノ
声優若松来海

※リヴィアのストーリーによると学生ではあるらしい。だがどこの市のどこの学校かは不明。


人物像編集

メインストーリー第2部『集結の百禍編』から初登場。ピュエラケアの一員の調整屋で、中性的な容姿をしている。

絶対的中立の下に魔法少女を調整し、ケアするのが務め。

いつも冷静沈着で、誰に対しても紳士的に振る舞っているがその反面、一度キレると手をつけられない恐ろしい一面がある(魔法少女になりたての頃は男言葉だった)。

また表情に乏しく、リヴィアのストーリーではあわてて転んだ月出里を見て表情一つ変えず手も貸さず素通りしたところをリヴィアに怒られている。本人曰く「優しい心はもちあわせていない」らしい(リヴィアによると「優しさの概念を失ってしまった」という)。


こうなってしまった理由は後述の魔法少女ストーリーでヨヅル自身が叶えた願いの影響である。

リヴィアからは「いいことノート」と呼ばれるメモ帳を持たされている。どういう行動が「優しさ」に繋がるか、が纏められており、ヨヅルはこのメモ帳を携行して自分でもメモしているのだが、うっかり失念することもある。

月出里が転んだ時はリヴィアに言われて思い出し、その場で指摘された指示内容通りに手を差し伸べた。


名前の由来は沢山の愛に包まれて欲しいとの事で、母性愛を象徴する「夜鶴」だという。


魔法少女として編集

みたまに似た姿ではあるがこちらは黒主体で、さながら燕尾服姿の執事を思わせる。

華奢な外見に似合わず凄まじい怪力の持ち主で、火力特化のパワータイプ。


固有魔法は「心を切り捨てる」力(第2部12章で判明)。願いによって自身に起こったことと同様に、相手に特定の感情を捨てさせることができる。


ゲーム上の性能編集

無属性によるダメージ等倍&設定通りの高ATK&全体防御ダウンの精神強化スキルにより、最強格のブラストゴリラとなっている。

コネクト効果の『相手では無く自身に追撃付与』も高ATKと相性抜群。マギアは単体対象だが彼女の殲滅力を考えるとマギアの出番はボス相手の長期戦となるので然程デメリットにはならない。


その攻撃性能の高さ故に、ミラーズで出てくると極めて脅威となる。5対1で鏖殺されることも珍しくない。


基本データ編集


ディスク構成編集

AcceleBlast(縦方向)Blast(横方向)Charge
×1×1×2×1

最大ステータス編集

レアリティレベルHPATKDEF
★4Lv.801880875305581
★51002370294937021

コネクト「ご命令とあらばなんなりと…」編集

レアリティ効果
★4与えるダメージUP[Ⅶ]& 状態異常解除 & 自身に追撃
★5与えるダメージUP[Ⅸ]& 状態異常解除 & 自身に追撃

マギア「激昂星弾輪舞」編集

レアリティ効果
★4敵単体にダメージ[Ⅴ]& 必ずスタン(敵単/1T)& 攻撃力UP(自/3T)& デバフ解除(自)
★5敵単体にダメージ[Ⅶ]& 必ずスタン(敵単/1T)& 攻撃力UP(自/3T)& デバフ解除(自)

ドッペル求愛のドッペル編集

レアリティ効果
★5敵単体にダメージ[]& 必ずスタン(敵単/1T)& 攻撃力UP(自/3T)& デバフ解除(自)

専用メモリア「擦り切れた母子手帳」編集

母親と離別し、ひとりになった今も持ち歩いている

大切な大切な思い出の母子手帳

そこにあるのは、まだ物心のない頃の自分と母が育んだ

愛と幸福と、そして崩壊の記録

基本データ編集

レアリティ★3
タイプアビリティ
装備可能篠目ヨヅル
イラストレーターmepo

ステータス編集

レベルHPATKDEF
Lv.14504900
Lv.20
Lv.40112512250

アビリティ「イスティント・コンバットレ」編集

特殊能力効果
通常Blast ダメージUP[Ⅸ] &攻撃力UP[Ⅵ]
限界突破Blast ダメージUP[Ⅹ] &攻撃力UP[Ⅶ]

数字の部分は誤字ではない。 本当にブラストダメージが9、攻撃力が6上がると書いてある。

しかもアビリティなので常時この状態となる。前述の通り、ヨヅルはブラストディスクが3枚の「ブラストゴリラ」である。

彼女が実装されたのはちょうど、ミラーズランキングの時期であり、母子手帳を積んだヨヅルの圧倒的火力が環境を席巻することになった。


ブラストUP系固有メモリアを持つ魔法少女として佐倉杏子 水着ver.がいるが、彼女のはBlastダメージUP[Ⅱ] MP獲得量UP[Ⅳ](初期状態)でありなおかつ数ターンごとにしか使えないスキルである。いかに母子手帳がぶっ飛んでいるかがわかる。


活躍編集

メインストーリー第2部『集結の百禍編編集

第1章『前書きは靴音と一緒に

第4話の終盤でリヴィア、月出里と共にみたまの元を訪れる。


魔法少女ストーリー編集

  • 第1話「観察対象者・ヨヅル」
    • 梓みふゆは、ピュエラケアが本当に中立の存在であるか確かめるため、調査することにした。
    • まず彼女はピュエラケアのアジトのキャンピングカーを覗く。そこには篠目ヨヅルが一人でメモを見ながらにやりと笑っている。あのメモはなんなのか、確かめるためみふゆは外に出たヨヅルの後をつける。
    • 万々歳で食事したり、商店街で買い物したりと不可解な行動は見られない。そうこうしているうちに他の二人のピュエラケアと合流してしまい、さらに尾行がばれた為にみふゆは目的を明かす。
    • 安心してください。何があろうと中立です

  • 第2話「対話者・ヨヅル」
    • リヴィアの計らいでみふゆはヨヅルと対峙していた。リヴィアが二人に場を任せて去ったのもあり警戒するみふゆだが、ヨヅルは美味しいケーキとコーヒーを煎れてくれる。みたまの件もあって警戒を強めたが、ヨヅルの毒見を信じて食べてみると美味かった。
    • みふゆはヨヅルにピュエラケアについて問う。ヨヅルは戸惑いながら居場所として自由を感じていると答え、幼い頃から自由がわからないほど厳しく教育されたみふゆと同じく、ヨヅルも厳しい家庭で不自由に育ったという。
    • 結局、半日ヨヅルと一緒にいてもピュエラケアの謎は深まるばかりだった。しかしみふゆは、ヨヅルは優しい方だったと確信し、皆にそれを報告しに行く。
    • しかしヨヅルには優しさの感情が欠如しており、他者の警戒心を解くのがとても難しいのだ。相手の心を察する能力は調整屋に必須だからリヴィアにもらった「優しい行動メモ」通りに行動すれば、自分は優しい人間を偽ることができるとヨヅルは言う。今回、リヴィアが自分達を警戒するみふゆの事をヨヅルに任せたのもその特訓のためである。
    • どうしてヨヅルに優しさが欠けているのか……それはヨヅルが願ったから。まだヨヅルが幼く優しく不自由だったときのこと、ヨヅルは優しい母が大好きだった。絵画教室に通っていたヨヅルは、母の誕生日に似顔絵を描いた。
    • 生きていくには、邪魔なものが多すぎます

  • 第3話「主演・ヨヅル」
    • 母は沢山の習い事をさせていたが、同時にとても厳しかった。誕生日当日、ヨヅルは母に似顔絵を渡しても喜んで貰えず、逆に他の習い事をサボり、テストの点数が悪かったことを激しく怒られそして絵をビリビリに破られてしまう。
    • 母はヨヅルが物心つく前に離婚し、女手一つでヨヅルを育てていた。とても優しく教育熱心で、ヨヅルにプロを目指すのではなく教養として、娘に寂しい想いをさせぬよういくつもの習い事をさせていたが、他の子よりヨヅルが少しでも劣っていると厳しい母親に豹変した。そして体罰を受け、他の子の例に漏れずその時に受けた恐怖と苦痛からヨヅルはただ大人しくなった。
    • 大人しく言うことを聞く。母にとってのいい子になったヨヅルだったが、それは長く続かなかった。中学に上がり反抗期に入ったヨヅルは、母とよく口論するようになり、手が出れば加齢で体力の落ちた母に勝る。反抗することによって自由を謳歌出るようになった。
    • そこから母は「何がいけなかったの…どこで間違えたの…」と呟き続けるも、それは理想のレールを進まない娘の将来を憂慮するのであり、ヨヅルも再び母に私物化される事を恐れていた。
    • しかし程なくして母は上の空で歩行中、脇見運転のトラックにはねられて死んだ。どちらかが気をつけてれば事故は起こらなかったのに。そう思ったヨヅルは涙を流す。
    • 母は生前災害死亡保険金と契約しており、ヨヅルは多額の保険金を受け取ると共に担当者から「良いお母様でしたね」と言われる。
    • 来週、伯父の家に引っ越すので母の遺品を整理していると、母子手帳が目に入った。ヨヅルを妊娠してから大きくなるまでの日記が綴られており、それによると娘に深い愛情を注いでおり、癇癪持ちが災いして保育所でトラブルを度々起こしてきたので母が娘と一緒にいるべく仕事を辞め、父は仕事の疲れからか離婚し、以降は養育費を送るようになった。
    • ヨヅルが大きくなってからも日記をつけ、更に娘の将来を思い焦ってしまい、厳しく接してしまったことへの後悔と謝罪、そして最後のページには、昔破ってしまったヨヅルの描いた似顔絵が丁寧に修復され、感謝の言葉と娘の似顔絵が描かれた状態で挟まっていた。
    • 母の愚かさと愛を再確認したヨヅルは自責の念にかられ、母に会い謝罪と感謝をするために死ねばいいという結論に到る。そんなところに現れた白いあいつから死んだ人間を生き返せると言われるものの、ヨヅルはただ生き返るだけじゃ治らないからと蘇生を拒み、逆に憎い相手を殺す事もできるかを聞いてお安い御用と返されたため、死にたいと思っている自分を生きられるようにしてと願う。
    • そんな都合よく贖罪はできない。死んで母に謝罪するのは罪滅ぼしではなくただの逃亡。私は私を絶対に許してはならない……母の愛を注がれた“夜鶴”だから私は生きなければいけない。と心の中の自分が叫んでいたので、ヨヅルは生を願った。結果、自分の全てを殺して死ぬ代わりに優しさを殺して生きることになったのだ。
    • ヨヅルはリヴィアに言う。生かされたこの命で精一杯人生を謳歌すると。調整屋に必要な感情を読み取る技術すら会得してみせると……つかみ取った自由と幸福の絶頂の中で……
    • だから私は……生き続けます

期間限定イベント編集

オマエにずっと手を振る


Mixed Summer!〜幻のベストショット〜

特訓の一環としてリヴィアに勧められ、友達サークル内のイベントに参加。

敵対しているレナ&かえでひかる&アオとマッチングする。


バトルミュージアム

柊ねむの本の中に残る記憶ミュージアムにて自身が魔法少女になったばかりの頃を回想する。母の死後は伯父の家に身を寄せており、母から教わった「自由を奪われる事は不幸」という言葉を頼りに幸せを求めていた。

願いの影響で優しさを失っており、弱いのに何の感謝も出来ない事から悪評が立ち、そんな彼女の元にリヴィアが現れ、弟子にならないかと誘われる。

しかしヨヅルは亡き母に似た事を言うリヴィアに反発して彼女の元を去り、その刹那魔女と出くわし戦いを挑むも歯が立たなかった。そこにリヴィアが自身と繋がりのある魔法少女を引き連れて彼女達に魔女を倒させ、魔法少女からの信頼が調整屋の強みだと知る。

リヴィアからはかつての母と同じように自分を理解し、自己管理ができないと生きていけないと言われたが、厳しいだけの母とは違うリヴィアが言った事で彼女を信頼し、ようやくリヴィアに弟子入りした。

なおリヴィアはヨヅルから亡き母に似ていると言われた事を気にしていた模様。


雪解けのベファーナ

クリスマスキャンペーン中でピュエラケアは無償の調整を行っており、月出里と同じく幸福を運ぶために東方の三賢者のコスプレをして登場。

那由他の家で行われるパーティーに向かう途中のみかげに同行し、那由他の家に届いた差出人不明のプレゼントを本来の届け先に贈り直すため、那由他とみかげを調整する。

しかしみかげの出生に関する真実を知り、自分の母との間にあった過去を理由に月出里と共に二人を止めようとする。


関連イラスト編集

ヨヅルヨヅルちゃん実装直前祭

篠目ヨヅル篠目ヨヅル


関連動画編集


余談編集

彼女のキャラクターデザインを手がけた富士フジノ氏は、本作のコミカライズを執筆している。


彼女の勝利台詞はたびたびネタにされる。

篠目ヨズル 勝利ボイス


関連タグ編集

マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ

調整屋 ピュエラケア

男装の麗人







































第二部のその後は優しい接し方を極める中でホストさながらの人気を獲得。当の本人は保育士となって子どもに優しくしたいらしい。

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