ドッペル(マギアレコード)
どっぺる
スマートフォン&PC用アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するシステムの一つ、及びそのシステムによって出現する怪物の総称。
※この記事には『マギアレコード』及び、『魔法少女まどか☆マギカ』本編をはじめとしたマギカシリーズのネタバレを含みます
ドッペル・ウィッチとは感情の写し。
この神浜市で魔法少女のソウルジェムが穢れに満たされる時、彼女たちは自らの体の一部に呪いの姿を写し取りドッペルを出現させることが出来る。
そして、ため込んだ穢れのすべては主を蝕むことなくすべてドッペルへと変換され、魔法少女が力尽きることはない。
ドッペルとは神浜市でのみ体現できる不可思議なちからである。
(『アニメジャパン2017』における展示ブースの説明文より)
神浜市では、「ドッペル」という力を一部の魔法少女たちが発動します。
これは、ソウルジェムが濁りきった際に、内なる魔女の力を部分的に発動・自由に行使する能力で、覚醒した魔法少女だけが備えることになります。
(『マギアレコード』公式サイトにおける説明文より)
魔法少女たちが本作の舞台・神浜市でのみ発動できる能力で、ソウルジェムが濁りきった際に、内なる魔女の力を部分的に発動し、自由に行使することができる。発現されたドッペルは感情の写しである。
魔女に近しい存在ながら、魔女よりもおぞましい姿をしているものも少なくない。
ゲーム中では主にバトルパートの最終必殺技として使用する。以下の条件を満たした魔法少女が、バトルパートにおいてマギアゲージを150まで(2020年12月16日より。従前は200だった)溜めることで発動できる。
- 対象となる魔法少女を☆5に覚醒させる
- 魔法少女ストーリーを全3話クリアする
- メインストーリー(キャラごとに異なる)をクリアする
- マギアレベルをLv.5にする
- 上記を全て満たした後に解放されるドッペルストーリーをクリアする
ただし、ストーリー上の都合やキャラ設定等でドッペルを持たないキャラクターも存在し、それらのキャラクターが同じ条件を満たすとドッペルの代わりに第二マギアが開放される。また、作中においては、マギウスの翼に属する魔法少女たちの専売特許のような扱いをされており、いずれも発動することで戦局を一変させるほどの力として描かれている。
通常、魔法少女はソウルジェムが濁り切ると、魔女になる(ただし、大多数の魔法少女はその事実を知らず、魔法が使えなくなるという認識をしている)。
それを避けるため、基本的には戦闘におけるペース配分や、魔力の節約を心がけることになる。
しかし、ドッペルを顕現させることのできる者たちはそうでなく、ソウルジェムの穢れがドッペルとして現れることで、結果的にソウルジェムの穢れを取り除くことができる。
そしてそのドッペルも上述のように、顕現している間は瞬間的とはいえ強力な力を振るうことになる。
まるでいいことづくめのようだが、もちろんこのドッペルにはリスクもある。
ドッペル発動後は体力を大きく消耗し、多大な疲労感を覚える。そもそも穢れを蓄積する時点で相当なストレスになっており(実際いろはが初めてドッペルを発現する直前は苦痛で身動きが取れない状態になっていた)、そんな状態を繰り返してなんの負荷もない方がおかしな話である。柊ねむのように下半身不随など後遺症が出てしまったものもいる。
また、人によっては、自分の暗部を直視し肯定しながらも呑み込まれないだけの精神力の有無も問われる。
一部の魔法少女の素質の高いものは、穢れのチャージとドッペルの発現の両方に次第に慣れて行き、実質ノーリスクで強力な力を行使できることになる……と思われていたが、(具体的な因果関係は不明なものの)過度の行使は重篤な結果を生みかねない事が1章終盤にて判明した(後述)。
そしてキュゥべえが行っているエネルギー回収という観点からも、絶望と希望の相転移による振り幅が少なく、魔女化より非効率的だとされる(第2部8章より)。
更に言えば『サイズが大きいものが多い』『意識していないと暴発する』事も問題である。作中では暴発しかけてみかづき荘が倒壊の憂き目に遭いそうになったり、気絶や癇癪によって街のど真ん中で暴発することもあった。
なお、テレビアニメ版では一種のトランス状態になるためか、ドッペル発動中は意識を失い、顔が感情を感じさせない仮面のような表情に変わる。但し、第7話でやちよ&フェリシアと交戦した天音姉妹や第9話で現れたアリナ、第13話で激突したマミとやちよはドッペルを発動したが、落書きの魔女との交戦で窮地に陥ったかえで、口寄せ神社のウワサやフクロウ幸運水のウワサと交戦して同じ状態下になったいろはと異なり顔は変わらずに意識を保った状態で攻撃しためかある程度の精神力があればおそらく制御可能と推測できる。いろはもやちよとドッペルで共闘したホーリーマミ戦では顔が変わらず意識を保っていた。
アニメ2期2話のみたまによると、正式名称は「ドッペル・ウィッチ」。身体の一部を魔女化させ、穢れはドッペルに変換された際に除去される(アニメジャパン2017における説明文とほぼ同じ説明)。みたまはソウルジェムを調整することでドッペル化を安定させているという。
強い依存性と副作用があるため、魔法少女の魔女化の真実と隣り合わせなのも相まって、今の段階で知識として広めるのは危険とされている。
みたまは、やちよには「神浜市で調整後の魔法少女のみに見られる現象」とだけ説明し、マギウスとの関係については話していなかったようだ。
4話ではドッペルのデメリットについての掘り下げがされ、ドッペルを使いすぎると暴走したドッペルに自我を乗っ取られ、半魔女化したような怪物の姿になってしまうという事実がかえでを通して明かされた。この状態はドッペル症と呼ばれ、みたまによって瓶詰めにされ、ホテルフェントホープの「ドッペル症患者隔離施設」で隔離されているが、現状では元に戻せるかどうかもわからないとのこと。
7話ではドッペルは心の影が人格化したような物であり、それに触れた者も闇に引きずり込まれる可能性が示唆された。
かえでの他にもこの状態になった被害者は多数おり、中にはゲームにも登場している千秋理子や空穂夏希、春名このみの姿も確認できる。このうち夏希とこのみはゲーム版よりも早くドッペルの姿が公開されることとなった。
3期ではイブが飛び立った影響でその場にいた魔法少女のドッペルが暴走し、みふゆとももこの犠牲をもって収められる。しかし黒江は空高く飛び上がり、アリナの張った皮膜を突き抜けたが為に魔女化。アリナ自身もイブと融合した際皮膜を破壊したためドッペルシステムは終わりを告げた。
神浜市
マギウスの翼
名前 | 真名 | 魔法少女 | 姿 | 変化箇所 | 原案・監修 | 実装日 |
---|---|---|---|---|---|---|
隔絶のドッペル | Dum | 天音月夜 | テラリウム | 右足 | ※3 | 2017年11月30日 |
生業のドッペル | Hevelius | 梓みふゆ | 鳥捕り | 舌と両腕 | 〃 | 2018年6月8日 |
衆目集めのドッペル | Sylvie | 牧野郁美 | ゼンマイ人形 | 下半身 | 〃 | 11月12日 |
無縁のドッペル | Dee | 天音月咲 | アクアリウム | 左足? | 〃 | 2019年7月1日 |
退屈のドッペル | Poker Alice | 七瀬ゆきか | デアデビル | 背中 | ※7 | 9月17日 |
ゴシップのドッペル | Paparazzo | 観鳥令 | 二眼レフ | 不明 | ※3 | 2021年9月6日 |
逃避のドッペル | Ichizo | 黒江 | ヨダカ | 頭部、背中、尻? | 〃 | 2022年3月28日 |
不明 | 不明 | 黒羽根 | 不明 | 背? | 不明 | プレイアブル未実装 |
詮索のドッペル | Eckert | 〃 | 不明 | 下半身? | 不明 | 〃 |
虚仮のドッペル | Martina | 〃 | 不明 | 頭以外? | 不明 | 〃 |
その他の主要キャラクター
名前 | 真名 | 魔法少女 | 姿 | 変化箇所 | 原案・監修 | 実装日 |
---|---|---|---|---|---|---|
メメントモリのドッペル | Totentanz | 八雲みたま | 花弁 | 上半身 | ※3 | 2018年4月13日 |
共鳴りのドッペル | Gibdaughter | 雪野かなえ | ハチドリ | 親指 | 〃 | 5月21日 |
解体のドッペル | Catacombe | 和泉十七夜 | 竈獅子 | 右眼? | 〃 | 6月25日 |
(第2マギア) | - | 万年桜のウワサ | - | - | - | 2019年3月25日 |
開示のドッペル | Etteilla | 安名メル | 卜者 | 手首と背 | ※3 | 2020年3月23日 |
(第2マギア) | - | 小さなキュゥべえ | - | - | - | 8月21日 |
癇癪のドッペル | Casuarius | 八雲みかげ | ヒナ鳥 | 頭部? | ※10(原案)、※3(監修) | 11月16日 |
隠遁のドッペル | Winchester | 瀬奈みこと | 鏡 | 全身 | ※3 | 2022年9月20日 |
サブキャラクター
神浜市以外
プロミストブラッド
名前 | 真名 | 魔法少女 | 姿 | 変化箇所 | 原案・監修 | 実装日 |
---|---|---|---|---|---|---|
鈍重のドッペル | Merkava | 煌里ひかる | 戦車 | 肩甲骨? | ※3 | 2019年10月28日※ |
悪果のドッペル | Halifax | 笠音アオ | 叢雲 | 首 | 〃 | 2020年4月13日 |
奨励のドッペル | Lakehurst | 大庭樹里 | 飛行船 | 二の腕? | 〃 | 2021年1月18日 |
折檻のドッペル | Tiracchana | 紅晴結菜 | 獄卒 | 顔以外? | ※10(原案)、※3(監修) | 8月10日 |
※★4レアリティキャラクターの実装と当該キャラのドッペルの実装がずれるのは初の事例で、泥犬氏は自身の作業の遅れに伴う物と実装の遅れについて説明している。
その他の主要キャラクター
先代魔法少女
名前 | 真名 | 魔法少女 | 姿 | 変化箇所 | 原案・監修 | 実装日 |
---|---|---|---|---|---|---|
天誅のドッペル | Komatsu | 水名露 | 藁武者 | 足 | ※10(原案)、※3(監修) | 2023年1月27日 |
仇討のドッペル | Kogetsu | 千鶴 | 虚無僧 | 頭 | 〃 | 〃 |
懐疑のドッペル | Apebis | エボニー | ハゲワシ | 頭部? | 〃 | 3月10日 |
喪失のドッペル | Drekka Minni | オルガ | 空船 | 不明 | ※7 | 4月24日 |
離間のドッペル | Blot | ガンヒルト | 破船 | 不明 | 〃 | 〃 |
狂信のドッペル | Vimala Upadana | ヘルカ | 経典 | 顔以外? | ※10(原案)、※3(監修) | 5月19日 |
侵食のドッペル | Magatsumononushi | トヨ | 大蛇 | 四肢 | ※5 | 6月26日 |
予言のドッペル | Cassandra | アマリュリス | 天秤 | 不明 | ※10(原案)、※3(監修) | 7月24日 |
魔法少女まどか☆マギカ
名前 | 真名 | 魔法少女 | 姿 | 変化箇所 | 原案・監修 | 実装日 |
---|---|---|---|---|---|---|
慈悲のドッペル※1 | Kriemhild Gretchen | 鹿目まどか | 救済 | 心臓 | ※3 | 初期実装 |
ご招待のドッペル※1 | Candeloro | 巴マミ | おめかし | つむじ | 〃 | 〃 |
自棄のドッペル | Ophelia | 佐倉杏子 | 武旦 | ポニーテールとリボン | 〃 | 2017年9月29日 |
恋慕のドッペル | Oktavia von Seckendorff | 美樹さやか | 人魚 | つまさき | 〃 | 2018年1月22日 |
閉鎖回路のドッペル | Homulilly | 暁美ほむら 眼鏡ver. | 此岸 | 全身? | 〃 | 7月6日 |
(第2マギア) | - | アルティメットまどか | - | - | - | 8月21日 |
執着のドッペル | Charlotte | 百江なぎさ | お菓子 | 鼻 | ※3 | 10月29日 |
業因のドッペル | Homulilly | 暁美ほむら | 此岸 | 全身? | 〃 | 2019年1月21日 |
(第2マギア) | - | 悪魔ほむら | - | - | - | 2023年8月22日 |
魔法少女おりこ☆マギカ
呉キリカの魔女については、『魔法少女おりこ☆マギカ』に登場する結界内に「MARGOT GARDEN」と書かれた看板が存在することから、長年に渡りMargotが真名であると考えられてきたが、ドッペル名は「Latria」という別のものであった。これに関しては、『マギアレコード』では何らかの理由で名前が変わってしまっているのか(魔女Homulillyは状況によって此岸orくるみ割りの魔女と名称を変化させる為、真名が変わる事もあるのではないかという推測)、あるいはMargotはキリカではなく織莉子を指したものではないかなど推測が上がっていた。
なお遅れて実装された織莉子のドッペルの真名がMARGOTではなかった為織莉子説の可能性は薄れ、結局MARGOTは誰だったのか謎が深まる結末となった。
また上記法則に基づくと、キリカは針の魔女という事になるが、既にポータブルで針の魔女は存在しており重複しているが、外見や性質等はまるっきり別物である。(こちらの真名はQuitterie、性質は敬愛)。
名前 | 真名 | 魔法少女 | 姿 | 変化箇所 | 原案・監修 | 実装日 |
---|---|---|---|---|---|---|
篭絡のドッペル | Latria※ | 呉キリカ | 針 | 心臓 | ※4 | 初期実装 |
煩悶のドッペル | Sotria | 美国織莉子 | 舞踏会 | 内臓(子宮) | 〃 | 2018年10月22日 |
教化のドッペル | Pistis | 千歳ゆま | 滴 | 髪 | 〃 | 2021年11月12日 |
※実装当初はLatriaaと表記されていたが、現在はLatriaと表記されている。変更された時期は不明。
魔法少女かずみ☆マギカ
主人公・かずみは同作のネタバレに関わるある事情(詳細はかずみの記事を参照)により、彼女の実装は難しい、または実装されても彼女のドッペルは存在しないと見なされていた。というのも、現在公開されているドッペルの設定を見る限り、その事情を抱えたかずみがドッペルを発現出来る原理が不明なのである。
しかし、こうした予想に反して、☆4レアリティで実装された彼女はドッペルの解放が可能であった。
期間限定イベント『Another Daze〜魔法少女かずみ☆マギカ〜』のストーリーは原作者の平松正樹・天杉貴志両氏の監修を得ていることから、同作とマギレコとの間でどのような設定上の調整が行われるかが注目されていたが、実際にはそもそも“かずみ、”“ドッペル”という設定の根底を期間限定ストーリーで語ることが原作未読者への対応として適切なものではないと判断されたためか、聖団という組織やかずみの正体に関する言及は避けられており、神浜市とあすなろ市の魔法少女同士の交流を中心としたストーリー展開となっている。
つまり設定の考察としては振り出しに戻ってしまったが、第2弾イベント『The_Cuddly_Despairs』では原作通り聖団やかずみの正体に関する言及が成された。
魔法少女たると☆マギカ
物語の舞台である15世紀にはドッペルシステムは存在しないが、無事に実装された。
ラピヌは固有魔法により『魔女から魔法少女に戻る』というドッペルに近いことが可能であり、2021年5月24日にドッペルの実装が決定した。
マギア☆レポート
名前 | 真名 | 魔法少女 | 姿 | 変化箇所 | 原案・監修 | 実装日 |
---|---|---|---|---|---|---|
慈悲のドッペル | Kriemhild Gretchen | まどか先輩 | 退去 | 心臓 | ※8、※3 | 2019年4月15日 |
(第2マギア) | - | いろはちゃん | - | - | - | 〃 |
攪拌のドッペル | Beatrice | フェリシアちゃん | 牛酪 | 内臓? | ※8 | 2020年4月2日 |
変身のドッペル | Cendrillon | レナちゃん アイドルver. | 飛び蹴り | かかと | 〃 | 〃 |
(第2マギア) | - | 究極まどか先輩 | - | - | - | 2021年4月2日 |
(第2マギア) | - | 悪魔ほむらちゃん | - | - | - | 2022年4月8日 |
(第2マギア) | - | 無限大いろはちゃん | - | - | - | 2023年4月5日 |
慈悲と沈黙のドッペル | Kriemhild Gretchen Giovanna | まどか先輩・いろはちゃん | 不明 | まどか先輩の心臓といろはちゃんの髪 | ※8? | 2024年4月8日 |
派生型
同一の魔法少女が行使するドッペルが名称・姿のいずれか、あるいは両方の肩書きを変化させる、という事例も確認されている。この場合、ドッペルの真名は変化しないが、姿がオリジナルのものと異なっている。
礼拝のドッペルの説明文によれば、「主の精神面の変化によって従来と違ったものへと変異」とある為、オリジナルからどれほど変化するかは、精神面での変化の大小に影響されると考えられる。
- ホーリーマミの礼拝のドッペル:オリジナルであるご招待のドッペルから名称・姿の両方が変化している他、分裂型と区別のつかない見た目をしている(オリジナルと異なり元の魔女のデザインが不明の為、どこまでがドッペル部分でそうでないのかが少し分かりにくい)。また攻撃方法がまるっきり異なっているのも特徴的である。
- 鹿目まどか 晴着ver.の慈悲のドッペル:名称はオリジナルと同じだが、「姿」が救済→賀正に変化している。おおよそのデザインは似たものだが、正月を思わせる意匠が見られる。
- ウワサの鶴乃の団欒のドッペル:名称・姿共にオリジナルと同一。見た目が色違いである以外はドッペル攻撃演出などにもほぼ変更がない。
- 暁美ほむら 水着Ver.の閉鎖回路のドッペル:名称、「姿」はオリジナルと同じ。おおよそのデザインも似たものだが、夏を思わせる意匠が見られる。
- 環いろは 水着Ver.の沈黙のドッペル:同上。
名前 | 真名 | 魔法少女 | 姿 | 変化箇所 | 原案・監修 | 実装日 |
---|---|---|---|---|---|---|
礼拝のドッペル | Candeloro | ホーリーマミ | 光輪 | 光背? | ※3 | 2017年12月15日 |
慈悲のドッペル | Kriemhild Gretchen | 鹿目まどか 晴着ver. | 賀正 | 心臓 | 〃 | 2018年1月1日 |
団欒のドッペル | Yu Hong | ウワサの鶴乃 | 金華 | 背 | 〃 | 6月1日 |
閉鎖回路のドッペル | Homulilly | 暁美ほむら 水着ver. | 此岸 | 全身? | 〃 | 7月20日 |
沈黙のドッペル | Giovanna | 環いろは 水着ver. | 呼子鳥 | 髪 | 〃 | 8月8日 |
熱病のドッペル | Old Dorothy | ホーリーアリナ | 絞り袋 | 頸椎7番 | 〃 | 12月11日 |
メメントモリのドッペル | Totentanz | 八雲みたま 晴着ver. | 佳日 | 上半身 | 〃 | 2019年1月1日 |
絶縁無縁のドッペル | Dum Dee | 天音姉妹 水着ver. | ハーバリウム | 月夜の右足と月咲の左足? | 〃 | 7月1日 |
自棄のドッペル | Ophelia | 佐倉杏子 水着ver. | 武旦 | ポニーテールとリボン | 〃 | 7月26日 |
(第2マギア) | - | いろは・やちよ 決戦.ver | - | - | - | 8月22日 |
(第2マギア) | - | 梨花・れん クリスマス.ver | - | - | - | 12月16日 |
恋慕のドッペル | Oktavia von Seckendorff | 美樹さやか 晴着ver. | 人魚 | つまさき | ※3 | 2020年1月1日 |
執着のドッペル | Charlotte | 百江なぎさ バレンタインVer. | ショコラ | 鼻 | 〃 | 2月14日 |
(第2マギア) | - | レナ・かえで 水着.ver | - | - | - | 7月15日 |
常夏のドッペル | Candeloro | 巴マミ 水着ver. | 陽気 | つむじ | ※3 | 7月27日 |
(第2マギア) | - | 万年桜のウワサ 水着ver. | - | - | - | 8月7日 |
(第2マギア) | - | やちよ・みふゆ 始まりver. | - | - | - | 10月12日 |
解体のドッペル | Catacombe | 和泉十七夜 ヴァンパイアver. | 竈獅子 | 右眼? | ※10(原案)、※3(監修) | 10月23日 |
自戒のドッペル | Elfriede | 十咎ももこ シスターver. | ネイル | 左手薬指の爪 | 〃 | 11月2日 |
(第2マギア) | - | 鶴乃・フェリシア 宅配ver. | - | - | - | 12月4日 |
(第2マギア) | - | 灯花・ねむ 聖夜ver. | - | - | - | 12月16日 |
(第2マギア) | - | いろは・うい 巫女ver. | - | - | - | 2021年1月1日 |
(第2マギア) | - | ウワサのさな | - | - | - | 2月12日 |
誓約のドッペル | Ukei | このは・葉月 | 狐拳 | - | ※3 | 4月30日 |
モギリのドッペル | Campanella | 七海やちよ 七夕ver. | 切符鋏 | 頭、左脚、両手 | 〃 | 6月28日 |
(第2マギア) | - | ももこ・みたま 人魚ver. | - | - | - | 7月12日 |
恋慕のドッペル | Oktavia von Seckendorff | 美樹さやか 波乗りver. | 人魚 | つまさき | ※10(原案)、※3(監修) | 7月30日 |
(第2マギア) | - | まどか・いろは | - | - | - | 8月22日 |
(第2マギア) | - | かりん・アリナ ハロウィンver. | - | - | - | 10月29日 |
(第2マギア) | - | 那由他・みかげ クリスマスver. | - | - | - | 12月20日 |
安寧のドッペル | Tara | 時女静香 初日の出ver. | 千手 | 下半身? | ※10(原案)、※3(監修) | 2022年1月1日 |
(第2マギア) | - | 佐倉杏子 ドッペルver. | - | - | - | 2月10日 |
煩悶のドッペル | Sotria | 美国織莉子 ver.Final | 舞踏会 | 内臓(子宮) | ※10(原案)、※4(監修) | 5月11日 |
逃避のドッペル | Ichizo | 黒江 水着ver. | ヨダカ | 頭部、背中、尻? | ※10(原案)、※3(監修) | 7月29日 |
慈悲のドッペル | Kriemhild Gretchen | 鹿目まどか 水着ver. | 救済 | 心臓 | ※3 | 8月10日 |
喚呼のドッペル | Giovanna | ∞いろは | 感情 | 髪 | 〃 | 8月22日 |
解体のドッペル | Catacombe | 和泉十七夜 常闇ver. | 竈獅子 | 右眼? | 〃 | 10月3日 |
メメントモリのドッペル | Totentanz | 八雲みたま 常闇ver. | 花弁 | 上半身 | 〃 | 10月24日 |
仁恕のドッペル | Cuauhtitlan | 氷室ラビ キモチver. | 祭壇 | 両手 | 〃 | 11月14日 |
生業のドッペル | Hevelius | 梓みふゆ おとぎ話ver. | 鳥捕り | 舌と両腕 | 〃 | 12月12日 |
モギリのドッペル | Campanella | 七海やちよ おとぎ話ver. | 切符鋏 | 頭、左脚、両手 | 〃 | 12月20日 |
業因のドッペル | Homulilly | 暁美ほむら 晴着ver. | 宝船 | 全身? | 〃 | 2023年1月1日 |
放浪のドッペル | Breadman | 佐和月出里 バレンタインVer. | クッキー | 独立 | 〃 | 2月10日 |
(第2マギア) | - | まさら・こころ 花嫁ver. | - | - | - | 6月9日 |
執着のドッペル | Charlotte | 百江なぎさ 水着Ver. | サイダー | 鼻 | ※3 | 7月14日 |
(第2マギア) | - | 佐鳥かごめ 百鬼夜行ver. | - | - | - | 8月4日 |
モギリのドッペル | Campanella | 七海やちよ ヒストリアver. | 天気輪 | 頭、左脚、両手 | ※3 | 8月17日 |
隠遁のドッペル | Winchester | ウワサのみこと | 鏡 | 全身 | 〃 | 12月18日 |
猛進のドッペル | Henrietta | 竜城明日香 新春龍神ver. | 神輿 | 不明 | 〃 | 2024年1月1日 |
風刺のドッペル | Nikolai | れいら・せいか | 遺物 | 不明 | 〃 | 2月5日 |
(第2マギア) | - | いろは・黒江 | - | いろはの髪/黒江の頭部、背中、尻 | - | 5月10日 |
アニメバージョン
名前 | 真名 | 魔法少女 | 姿 | 変化箇所 | 原案・監修 | 実装日 |
---|---|---|---|---|---|---|
(第2マギア) | - | ホーリーマミ アニメver. | - | - | - | 2021年12月10日 |
モギリのドッペル | Campanella | 七海やちよ アニメver. | 切符鋏 | 頭、左脚、両手 | ※3 | 2022年1月11日 |
沈黙のドッペル | Giovanna | 環いろは アニメver. | 呼子鳥 | 髪 | 〃 | 4月18日 |
(第2マギア) | - | 水波レナ アニメver. | - | - | - | 5月30日 |
(第2マギア) | - | ウワサの鶴乃 アニメver. | - | - | - | 7月22日 |
魔法少女リリカルなのはDetonation
魔法少女システムそのものが異なるため、第2マギアが実装されている。
メインストーリー第1部
魔女との関係性
ドッペルの公式説明に「内なる魔女の力を部分的に発動」とあるように、同じくソウルジェムが濁った魔法少女の本来の末路である魔女との関係性が高い能力であると考えられる。
魔女とドッペルの関連性を示すものとしては、以下のような法則が存在する。
- 真名は魔女とドッペルで共通
- 魔女は「●●の魔女、その性質は〇〇」⇔ドッペルは「〇〇のドッペル、その姿は●●」
この法則は、既に『魔法少女まどか☆マギカ』本編やゲーム『ポータブル』などの関連作品において魔女化した容姿・設定が明らかになっている6人及び『マギアレコード』作中で魔女・ドッペル両形態が登場している環うい・安名メル・イザボー・黒江のいずれも当てはまることから、ほぼ確定とみられている。
また本編・外伝いずれも魔法少女姿の判明していない魔女は多数いるが、今作初出のオリジナル魔法少女が既存の魔女の魔法少女姿なのではないかと噂される事も数ある。現在は噂の段階に過ぎず、彼女たちのドッペル実装も待たれる。
一体化したドッペル
通常、ドッペルは魔女と異なり、魔法少女姿と魔女姿が両立したような見た目、或いは身体の一部から発生し合体したような見た目になっている。
モギリのドッペルの説明文によれば、魔法少女を長くやったものや年齢の高いもの、つまりベテラン魔法少女の行使するドッペルは、思春期の少女に比べ感情の振れ幅が縮小してしまうことにより一体化したような姿になる場合がある。
しかしながら同年齢の魔法少女の中でもドッペルが一体化している者とそうでない者がおり、必ずしも一定年齢で区切られているという訳ではない。現状、一体化ドッペルの魔法少女の多くがチームリーダーや年上・先輩のポジションの者である所を見ると、やはりこれを分けるポイントは精神性なのであろう。
現在実装されているドッペルのうち、一体化した姿と思われるドッペルは以下の通り。
- モギリのドッペル(七海やちよ)
- 報復のドッペル(静海このは)……歴は不明だが少なくともあやめ達と同じ。年齢での判定かと思われる。
- 空腹のドッペル(かずみ)……特殊な事情が絡んでいると思われる。後述のかずみの項を参照。
- 軽忽のドッペル(都ひなの)……彼女自身がドッペルに変化したかのよう。歴5年18歳と歴と年齢のいずれも高い。
- メメントモリのドッペル(八雲みたま)……上半身すべてが魔女化。17歳であり、年齢での判定である可能性が高い。
- 解体のドッペル(和泉十七夜)……頭と手?が魔女化。
- 生業のドッペル(梓みふゆ)……舌と両腕が魔女化。年齢の判定である可能性が高い
- 閉鎖回路のドッペル/業因のドッペル(暁美ほむら)……ほぼ全身が魔女化。度重なる時間遡行が原因であると思われる。
- 煩悶のドッペル(美国織莉子)……下半身が魔女化。年齢はまどか達と大差ないため、精神年齢による判定だと思われる。
- 衆目集めのドッペル(牧野郁美)……下半身が魔女化し、目から武器がほとばしり出ている。歴は不明だが、年齢による判定は大いにある。
- 折檻のドッペル(紅晴結菜)……顔以外ドッペルに埋もれている。年齢による判定のほか、内に溜め込んだ感情を支配できない為とある。
マギウスの翼のドッペル
10章にて柊ねむがドッペルを出してウワサで武装したアリナと戦うが、その後下半身が麻痺してしまった。理由は本人曰くドッペルの使い過ぎ。つまり、ドッペルを使うと体に障害が出る可能性があることが分かった。
ただし、ねむの場合ウワサを創造する為に、相当命を削っていたので幹(体)が枝葉(足)を捨てたということも加味した方が良い。
そして第二部では5章では三輪みつねもドッペルを長時間行使した事で下半身が麻痺してしまった。
9章の黒羽根が出したドッペル
メインストーリー9章において黒羽根(白羽根のケープを羽織っていた)が出したドッペルは、首吊り縄を模した単体攻撃であった。その後牧野郁美が実装される際、フードを被った姿がそっくりであることから彼女はこの黒羽根と同一視されていた。ところが実装された彼女のドッペルはその姿が上記のものと異なっていた。
これに関しては二つの説が考えられる。
1.メインストーリーの黒羽根と牧野郁美は別者である
2.黒羽根は素性がばれないように武器や戦い方(魔法を使ったもの含め)を変えるため、それと同様にドッペルの形態を変えていた
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ 魔法少女おりこ☆マギカ 魔法少女かずみ☆マギカ 魔法少女たると☆マギカ 物語シリーズ
ドッペルのサイズは基本的に全高5~6m前後と思われる(これでも十分に巨大である)が、何人かのドッペルはワルプルギスの夜ほどではないにしろ非常に巨大である。暴発すればいるだけでみかづき荘くらい簡単に更地にできるサイズであり、万一街中で暴走すればそれこそ怪獣映画みたいなことになるだろう。しかもその多くはその辺のスペースビーストよりも不気味でグロテスクな恐ろしい姿や能力があるため、それこそ大変なパニックになるだろう。
おそらくは元ネタ。
その逸話にはドッペルの設定と共通する部分が多く見られる。
こちらも偽らざる心情や心象の具現。
特に『ペルソナ4』においては、「その人物の表層人格(仮面)の裏側に隠された抑圧された感情や欲求がその人物の姿で顕現した存在」という設定で、ドッペル同様「精神の別側面」という点が強調されており、本体はこれと向き合い、受け入れることによって影が後述するペルソナに変異し、ペルソナ能力に覚醒するという設定がある。
その一連の流れは、ゲーム中におけるみたまの特訓でドッペルを使えるようになるまでの展開と非常に類似しているが、ドッペルの場合は「影の存在を認めつつも受け入れない」というパターンが多い。
「暴走すると異形の怪物となって襲いかかってくる」という点はアニメ版のドッペルと同様だが、「暴走・変異するのは影側のみ」「本体と向き合った際に、本体の口から直接拒絶・否定されることで暴走する」という違いがある。
また、『ペルソナ5』でも「認知世界に存在する個人のシャドウは暴走すると異形化する」というアニメ版のドッペルと類似する演出があるが、こちらも変化しているのはあくまで精神のみで、本体自体が異形化しているわけではない。
上述したドッペルゲンガーと共通する部分も多い。
上記シャドウと表裏一体の力。こちらも心の具現ではあるが「制御できる」という点では魔法少女が操る『魔法』に近い。
しかし、『女神異聞録ペルソナ』および直接の続編である『ペルソナ2』では、「本体の精神力で制御できなくなったペルソナは暴走し、完全な“個”としての存在になろうと本体の意識と肉体を乗っ取ろうとする」というアニメ版のドッペルと共通する面を持っている。
自我を乗っ取られた人間が異形化(悪魔化)するという点も共通。
『ペルソナ3』以降は世界観(および世界線)の変化によりペルソナおよびシャドウ関連の設定も変化したため上記設定はなくなったが、本体の制御がきかずに暴走するペルソナが作品によってたびたび登場する。
また、『P3』以降は「その人物の表層人格(仮面)の裏側に隠されたもうひとつの自我」という点が強調され、基本的に1人につき1体しかペルソナを宿せない設定となったため、ドッペルや魔女と共通する面が多い。
これも心象の具現で、基本的に1人につき1つだけ有する。
ただし、ドッペルは全て宿主と同化する戦闘特化タイプである。
やはり精神・心象の具現だが、こちらは「能力者自身のエゴが形となったもの」という点が強調されている。
また、漫画版では成長・進化の極致に達したアルターは最終的に自我を得て本体から独立した存在となる「最終進化」と呼ばれる現象を引き起こし、本体であった人間に牙をむくという独自の設定がある。
この「最終進化」はアニメ版におけるドッペルの暴走とも類似しているが、「本体とは完全に別個の存在として世に生まれ出でる」という点ではどちらかと言うと魔女化に近い。
こちらも使いこなせさえすれば、ダークサイドの力をリスク無しで振るえる技術。
生身では「魂が全焼する」と例えられるほどの激痛を伴う絶技。
ドッペルに存在するリスクもそれくらいなのだろうか。
人間(一部除く)のマイナス感情を反映して生み出される怪物。
心象の具現化で現れるドッペルとは共通する部分もあり、宿主の生命力を奪い成長するごとに宿主が疲弊していく点もドッペル発動のリスクとよく似ている。
ただしこの場合、第三者の介入によって生み出されるものがほとんどであり、ドッペルのような自然発生はかなり珍しいケースだったりする。
魔法を行使するための石に、魔力の過剰行使・精神ダメージ・負の感情を抱くことによって汚れが限界まで溜まることで発動し、過去のトラウマや願望に基づいた分身体の様なものが現れて多大な力を振るい、場合によっては発動した人間に危害をもたらす可能性がある点が共通。
本人もろとも変貌して制御が効かず、倒すと黒い石を落とし、それを人でないものが体内に回収する点は魔女化に似ているが、可逆性(元の人間に戻れる)と分身体の消滅後石から汚れが取り除かれることを考えるとこちらの方がより近い。
自身の内なる負の力を制御し、発現させることで特有の力を発揮し、一時的に戦闘能力が強化される点が共通している。
また虚化で仮面を被るように、アニメ版におけるドッペルでは顔が仮面のような表情に変わる。
悪魔(仮面ライダーリバイス)、ファントム(仮面ライダーウィザード)
心の中から生まれ出る怪物つながり。こちらは仮面ライダーに変身するための必須条件となる。完全に独立してしまうと主人を喰ってしまったり、そこら中を破壊してしまったりする。そのためどうコントロールするかが重要になる点でも似ている。
他所の世界の魔法少女たちの最終強化形態。禍々しいモノクロの怪物と化し、「悪魔」(マジカミ世界における敵)と見分けのつかない不気味な姿に変貌する。怪物そうろうなおぞましい姿に変貌する、最終強化形態=ゲームにおけるエンドコンテンツに当たる、これが最強形態に相当する、などの共通点がある。
もののけの術
クレしん映画30作目に登場する子供の遊びの中で生まれた特殊な術。いずれも術者の心の力が獣になったものであり自在に操る。ドッペルと違ってあまり凶悪なものではないが、使いすぎると術者本人も動物になってしまうという点も存在する。
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すべて見る- Rumores De Silva Cannibal -人食い森のウワサ-
人食い森のウワサ・最終夜
#最終夜「生還」あらすじ: 囚われた仲間たちを救い出し、魔境と化した廃団地を脱出するため、魔法少女たちは最後の戦いを繰り広げる。無数の亡者と怪物を倒し、野球場から脱出しようとする魔法少女たちの前に、ヨシエが立ち塞がる。神浜へ帰るため、ヨシエとの決着に臨むやちよ、うい、みふゆ、ももこ、マミ、杏子、十七夜、万年桜のウワサ。悪夢のような北養団地で生き残るのは? そして、やちよといろは、まどかとほむらたち魔法少女の絆は……。 ◆◇◆◇◆ 暑さがいよいよ本格的になってきた今、こちらもいよいよ最終回です。ここまで付き合ってくださった方、そうでない方もありがとうございますm(_ _)m 果たして魔法少女たちは、無事恐怖の廃団地から脱出して、神浜へ帰ることができるのでしょうか……? 本シリーズはこれで完結となりますが、夏がようやく始まった気がするこの頃、織莉子や出張調整屋、あわよくばプロミストブラッドも主役とした後日譚に挑戦してみたいなとまたひとつ、大風呂敷をぼんやりと広げようとしてたりしてます。やはり、夏はホラーの創造性が刺激される季節だからでしょうか(笑)31,640文字pixiv小説作品 遥かに続く一瞬をあなたと
こんばんは。まずは諸注意からです。 ・いらっしゃるかわかりませんが一応。「マギアレコード」のアニメのみを視聴され、アプリゲームをプレイされていない方、ネタバレ注意です。この文章はゲームから先の展開をかなりなぞっている箇所があるためです。アニメは原作とかなり展開が違うので一概にネタバレとは言い切れませんが、基礎設定は概ね同じであるとは考えられるので十分注意してくださることをお願い申し上げます。 ・やちいろバッドエンド妄想。アニレコのifラスト(とは言っても厳密なifを想定して書いたわけではないのですが)のようなものです。"バッドエンド"ですので、お嫌いな方はブラウザバックをおすすめします。 ・百合要素は控えめです。二人はアニレコの関係性、の想定ですが、書いているのが私なので距離感が近すぎたり本編に比べて妙だったりするかもしれません。お許しを。 ・目次とかいろいろつけましたが、ただのおしゃれです。一回やってみたかったんですよ、単行本みたいにするの。 では改めましてこんばんは。 アニレコ4話の展開に心を抉られたものです。いやはやなんと申しますか、一昨晩は放心してしまって眠ることができませんでした。ドッペル大好きとか言っていた己を殴りたい気持ちでいっぱいです。いえ、ビジュアルとか超好きなのですが、推しに言っていいことじゃなかったので。絶賛反省中です。 私は一見の時、まず千秋さんに気づいたのですが、そこでかなりショックを受けまして。秋野さんの時まではマギレコだし、大丈夫だろう、すぐに治るさと楽観的に構えていた私ですが、あの隔離施設を見た時に心臓が鷲掴みにされたような恐怖を感じました。私は無意識的に、マギレコであることに理由のない安堵を覚えていたようです。麻倉さん(環いろはさんの声優さん)が、あんなにたくさん仰っていたというのに。 あの中に私が特別にこの子が好きだ、という子は確かにいなかったのですが、皆序盤の戦力が整っていなかった時にお世話になった子達でしたし、なにより、ゲームで悩みながらも元気に一人の少女として生きている姿を見ているせいか、自分でも驚くほど衝撃を受けました。ゲームのマギレコがあったからこそだと思う一方で、なんて残酷なのだろうと感じました。魔女化の真実を知った本編の鹿目さんはこんな気分だったのかなと初めて身に染みて思いましたね。 これは、4話を見てから止まらなくなった起きてほしくない妄想を形にしたものです。まぁ、私にとってのドッペルみたいなもので、嫌な想像を形にして素人でも書ける陳腐なストーリーにしてしまえば、実現することはないだろう、そう思った次第です。逆に上回る絶望が来たら(それ自体は容易いでしょうが)非常に困りますが。 ちなみに文庫本っぽいレイアウトにしてるのは、いつかちょっとこんなふうにしてみたいなぁと思っていたからです。私もいっぱしに同人誌に興味はあるのですが、なにぶん未熟なので出すつもりは全くありません。でもやってみたくはあるので、こうしてしてやったというわけです。 では、長くなりましたがまたいつか。26,546文字pixiv小説作品