概要
数多の不幸を背負い続けている魔法少女。
生まれてすぐに孤児となり、以来、過酷な
人生を歩むことに。図らずとも他人の
悩みを知る能力を持ってしまったが故に、
その悩みを自分の苦しみとして夢の中で
体験してしまうという苦痛に苛まれている。
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 不明 |
学校 | - |
年齢/学年 | 不明 |
身長 | 不明 |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | (ネタバレ) |
固有魔法 | 他者の悩みを読み取る?(更にネタバレ) |
ソウルジェムの形状/色/位置 | ?/?/? |
武器 | ピッケル |
キャラクターデザイン | 劇団イヌカレー(泥犬) |
声優 | 小山茉美 |
人物像
ユゥと行動を共にしている魔法少女。本名不明。
ユゥと共に反社会的な悪人を殺してはその死体を闇ルートに売り捌いて生計を立てている。
赤ん坊の頃からずっと悲惨な人生を送っていたようだが…?
ユゥの魔法少女ストーリーによると、彼女の悪い人リストはこのシィが書いているとのこと。
後にショップに追加された通常の衣装は台詞だけでなく、声のトーンも違う。
魔法少女として
ユゥほどではないがこちらも変身する前と後で姿がまるで様変わりしており、変身前は一昔前のセーラー服姿の灰髪ロングだったのに対して変身すると薄紫色のベリーショートになり道化師のような衣装に四本の腕が備わった、さながら阿修羅か両面宿儺を思わせるような風貌へと変わる。
武器として片手持ちのピッケルを二刀流で使う。
ゲーム上の性能
2024年5月10日~5月22日の間に行われるシィ ピックアップガチャで入手可能。
基本データ
MP自動回復(自/3T)とサヴァイヴ(自/1T)を得られるが、状態異常耐性が大幅に下がり自身は現在HPの80%のダメージを受けてしまう。
その他MP回復を得られてマギア・ドッペルを連発できる。
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×5 | ×0 | ×0 | ×0 |
なんと前代未聞のアクセル5枚。
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★4 | Lv.80 | 10,452 | 9,103 | 6,297 |
★5 | Lv.100 | 12,899 | 11,239 | 7,765 |
なんとHPは10,000前後しかない。
コネクト「繋がりたくないけど…」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅷ] & 闇属性攻撃力UP[Ⅷ] |
★5 | 攻撃力UP[Ⅹ] & 闇属性攻撃力UP[Ⅹ] |
マギア「千尋の傷」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅶ] & 闇属性耐性DOWN(敵全/1T) & バフ解除(敵全) & 闇属性攻撃力UP & ダメージUP(自/2T) |
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅸ] & 闇属性耐性DOWN(敵全/1T) & バフ解除(敵全) & 闇属性攻撃力UP & ダメージUP(自/2T) |
読みは「せんじんのきず」。無数の斬撃が襲いかかる。
ドッペル「傷痕のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅺ] & 闇属性耐性DOWN(敵全/2T) & バフ解除(敵全) & 闇属性攻撃力UP & ダメージUP & ドッペルダメージUP(自/2T) & サヴァイヴ(自/1T) |
太字はマギアからの強化点。
専用メモリア「夢の痕」
夢日記をつけていくと、次第に境界線が見えなくなってくる
今、わたしが書いているのは夢のことなのか?現実のことなのか?
だけど、それでいい…いや、そうであってほしい
曖昧な世界じゃなきゃ、わたしは正規することなんてできない
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | アビリティ |
装備可能 | シィ |
イラストレーター | 都筑?己 |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 444 | 524 | 0 |
Lv.40 | 1110 | 1310 | 0 |
「クリア・スピリット」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | Accele MPUP[Ⅲ]& MP獲得量UP[Ⅲ]& 与えるダメージUP[Ⅲ] | |
限界突破 | Accele MPUP[Ⅳ]& MP獲得量UP[Ⅳ]& 与えるダメージUP[Ⅳ] |
活躍
魔法少女ストーリーは5月22日のメンテナンス終了後に公開された。
期間限定イベント『Last_Bird's _Hope』
後半でようやく登場。とある廃墟に住んでおり、ユゥが運んできた黒江と出会い…(以下ネタバレ)
余談
CVは小山茉美氏が担当。こちらもユゥ(CV三石琴乃)同様、「少女」とするには年代的にも作風的にも流石に無理があるレベルの大ベテラン声優である。さらに言えば小山氏はかつてかの有名なミンキーモモの声優も担当した、文字通りの「魔法少女の大先輩」だったりする。
残念ながら2024年5月31日にマギアレコードが7月でサービス終了する事が発表された為、いろは・黒江と共に7年にも渡るマギアレコードの最後の実装キャラとなった。
関連イラスト
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この先、Last Bird's Hopeのネタバレ
今までありがとう、ユゥ…………
ごめんなさい、ユゥ……
わたしがあなたの美しい魂を捻じ曲げ、穢してしまった……
彼女の母親がキュゥべえに契約した願いによって、シィは初登場時点ではまだ魔法少女として契約していない一般人だったにもかかわらず、幼少の頃から「他人の悩みや苦しみが分かる」という特別な能力を持っていた。
シィが産まれたその日、病院で起きた爆発事故で両親を亡くし、物心ついた時には悪徳セミナーに引き取られており、シィは自分の力をセミナーの連中に利用されていた。
やがてその能力が高まるといつも夢の中で想像を絶する程の他者の苦しみを味わうようになり、キュゥべえから契約すればその力を消せると契約を持ちかけられたが、突如現れたユゥがキュゥべえを殺し、彼女から契約について警告される。
その後ユゥが寄り添ってくれた事で彼女に心を許し、自身の悪夢と向き合うべく夢の内容を日記につけ、偶然観た事件の報道と自分の夢が一致した事で夢の内容は現実の誰かの実体験だと知り、その人をユゥが殺すと夢に出なくなったため、後の悪い人を無くす活動へと繋がっていく(ただし曖昧な情報で殺さないよう、必ず名前と身元を確認するというルールを設けている)。
悪徳セミナーの連中はシィを大切に思ってなかったためユゥに皆殺しにされ、今のシィが住んでいる廃墟はセミナーの拠点である。
ユゥの命を狙っていたなぎさが駆けつけて逃走し、ユゥの恩義に報いて共に罪を重ねるべく、他者の希望と喜びや人の心の愛を知るべく「相手の心と繋がりたい」と願い魔法少女になり、固有魔法として対象と記憶を同期する能力を得た。
早速キュゥべえと同期すると魔法少女と魔女の関係、キュゥべえの目的、自動浄化システム、今まで契約した魔法少女の記憶と感情などの膨大な情報が流れ込む。
その内のシィの母親の記憶に触れると、母は魔女から病院内の人々を守るべく、資質が弱い事を承知のうえで「シィが人の痛みと苦しみが分かる人になる」よう願った事を知る。
なおシィの母はその事が分からず多くの人を傷つけた為に願い、シィの本名は思惟(しゆい)であると判明。
そして後から来たユゥに想いを告げ、彼女と記憶を同期したが、その直後にユゥの心は本当に空っぽである事を知ってしまい、自分のせいでユゥに一線を超えさせたと思い込んだシィは自らの手でユゥを殺害してしまう。
せめての償いとして「自分」を完全に棄てて他人の為に生きる事を決意したシィは、これまでとは口調や立ち振舞いもまるで別人のように振る舞いながら、自分達を追って駆けつけてきたなぎさと同期し、今回の異変は円環の理の使いであるなぎさがこの宇宙に留まっている事が原因だと突きつける。
「僕にはもう"個"は必要ない」
「声なき声に耳を傾け 誰かの代弁者を続けよう」
「君が恐れていたような 新しい方法で人を救う魔法少女だよ」
「それが、僕の選んだ魔法少女」
「僕の時間はもう動くことはないだろう 僕は昨日の世界から、明日を目指す君を見ている」
「さようなら、オシマイの先を目指す魔法少女」
シィはそう言い残すとドッペルと一体化し、ユゥの遺体と共に何処かへと消えていった。
なおこの出来事は黒江とくろには「ユゥとシィは失踪したので、なぎさが責任を持って監視する」となぎさが伝えた。
関連人物
暁美ほむら…闇属性繋がりであり、共に自分の大切な存在が切っ掛けで最終的に闇堕ちをしている。偶然にも両者共黒のロングヘアーである(シィの場合は変身前のみ)
魔法少女ストーリー
上記のイベントの後日談なのでこちらに記載。
- 第1話「正義の魔法少女」
悪い人達の前に姿を現し、変身したシィだが姿が何故か変わらない。早速悪人を殺そうとすると「悪とはそもそも何なのか」と問いかけられ、「悪とはシィを苛み苦しめるもの」だと答える。
そこにユゥが現れた所で目が覚めた。早速夢に出た悪人の事を書こうとするが、被害者が居なかったし自分が何もされなかったのでユゥにリストを渡すのを止めた。
更に自身が魔法少女に変身していた(姿が変わらなかった)事に戸惑いを覚え、今目撃したキュゥべえを追うも、その先でユゥと出会う。
わかってるわ…夢はしょせん、夢だってことくらい…
- 第2話「寝ても覚めても」
ユゥに先ほど見た夢と自身の能力の事を話すが、ユゥもいつもと違っていた。
その会話の中でシィは本来の魔法少女の姿となり、何かを思い出した様子。
曖昧だ…なにもかも曖昧だ…ああ、目の前が回っていく…
- 第3話「捻れて繋がる」
そしてシィは悪夢に囚われていた原因を悪党の仕業だと思い、ユゥと共に悪人を殺しに行く。
最後の一人とユゥがまるで打ち合わせのような会話をした所でシィの目が覚めた。
すると再びキュゥべえを目撃し、再びユゥと出会い違和感を指摘するが、ユゥに拒絶された。
その時シィは別の場所に居て、今までの夢はケイが見せたものだと判明した。
ケイはユゥの亡骸をシィに預けると言い残し、ここでようやくシィは現実世界に戻った。
そこでは剥製屋がユゥを今まで世話になったので無料にすると言いつつ、シィにまともに会話が通じる奴がする事では無いという理由で、この仕事から手を引くよう促す。
だがシィは死体の取引をしている幹部の死体を引き渡し、剥製屋に促される形でユゥに関する話をした…
その後岬でユゥの亡骸に語りかける。
マギアレコードによって魔法少女は魔女化しないが、自身が次の夢遊の亡霊となり、夢の仇を無くし続けると宣言。
魔法少女になった事で被害者だけでなく、加害者にも共感できるようになったから。
僕は知った…僕の罪と…その罰を