アマリュリス
あまりゅりす
ポンペイの名家に侍女として仕える古代ローマ時代の魔法少女。
天災で町が壊滅する悲劇を経験し、3年前の過去に生まれ変わった。
歴史を変え、人々を惨劇から救うため「ローマの平和」のただなかを奔走する。
盤上ゲームを密かに愛好している。
西暦70年代のポンペイ出身の少女で、コルネリアの双子の妹であるユニアの侍女。
ウェスウィウス山の噴火によってポンペイが壊滅し、多くの人々が犠牲になる歴史を変えるために3年後の未来からやってきたと名乗っている。
白黒のフリルドレスのような格好。武器は英数字が描かれたサイコロ。
固有魔法はメタモルフォセス(なりすまし)で、ただ他の人の姿に変わるだけでなく、周囲の認識にまで効果が及び変身時の言動を怪しまれない一方、戦闘には向かないという。
この魔法を得た原因はオウィディウスの転身譚を愛読していた為だと推測している。
2023年7月24日~8月4日の間に行われるアマリュリスピックアップガチャで入手可能。
基本データ
無属性でディスク構成はアクセル4枚。
状態異常を振りまき、マギア・ドッペルでは更に状態異常が多いほどダメージが上がる。
精神強化も防御力を2回下げつつ攻撃力を3ターンの間下げるだけでなく、開幕味方全員の攻撃力と異常耐性を上げる。
コネクト「具申します!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 与えるダメージUP[Ⅶ] & 必ず呪い & 必ず強化毒 |
★5 | 与えるダメージUP[Ⅸ] & 必ず呪い & 必ず強化毒 |
マギア「ルビコンの決択」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵全体にダメージ[Ⅴ] & 敵の状態異常の種類が多いほどダメージUP & 確率で毒・やけど・霧・暗闇・呪い・幻惑(敵全/3T) & 確率で虚弱 & 防御力DOWN(敵全/2T)& 敵状態異常時ダメージUP(味全/3T) |
★5 | 敵全体にダメージ[Ⅶ] & 敵の状態異常の種類が多いほどダメージUP & 確率で毒・やけど・霧・暗闇・呪い・幻惑(敵全/3T) & 確率で虚弱 & 防御力DOWN(敵全/2T)& 敵状態異常時ダメージUP(味全/3T) |
期間限定イベント『ピュエラ・ヒストリア パクス・ロマーナの恋人編』
養子に出ていた主のユニアがマリウスと結婚し、町の有力者だった両家の思惑で避難が遅れて多くの犠牲が出てしまう未来を変えるため、ユニアの姉コルネリアとマリウスを結び付け、コルネリアの父を動かして町の人々を避難させるため藍家ひめな、宮尾時雨、遊狩ミユリ、柊ねむと協力する。
魔法少女ストーリー
アマリュリス
本編の出来事の合間に、コルネリアに盤上競技ルドゥスや恋愛の心構えを教えている。
- 1話「乙女は遊戯をたしなむべし」
西暦78年の出来事。アマリュリスが盤上遊戯に興味を持ったのはオウィディウスの「恋の技法」がきっかけで、コルネリアにお近づきになるチャンスだったからとのこと。
そんなアマリュリスはポンペイの大噴火での犠牲者を抑えるべく、マリウスとコルネリアを結婚させようと目論んでおり、二人の距離を縮めようとしたり多くの住民が避難や移住をしてくれるよう働きかけている。
レース観戦の当日、部屋の片付けをしているとミユリが置き忘れたスマートフォンをコルネリアと一緒に部屋で発見し、未知なる機能に二人は驚く。
一方のミユリはねむから「現代のスマートフォンはこの時代のオーパーツなので予期せぬタイムパラドクスが起こる」と叱られ、コルネリア&アマリュリスと合流する。
ミユリのスマートフォンはコルネリアが見つけた空き部屋に保管したが無くなっており(なおアマリュリスはミユリが保存している綺麗な足が沢山描かれた薄い電子書籍)、変身したアマリュリスの住民への聞き込みの結果、コルネリアの父親が他の物と一緒に宝石商に売りに行った後だった。
しかも戻ってきた父から居合わせたガイウス(プリニウスの甥)が買い取ろうとしている事を告げられ、思いのほか危機のレベルが跳ねあがっていた。
「はわ…まずいことになりましたね…」
- 2話「燃え上がる恋の火種」
そしてレース観戦は予定通り行うとして、スマートフォンがガイウスの手に渡る前にコルネリアが買い取る作戦を立てる。
父との話し合いの結果、コルネリアも同席してガイウスに謝罪する条件を付けられたが、出方次第では譲る事にもなりかねない。
そこでひめなの頭の中のヒコ君は皆を騙す事になるのを承知である作戦を提案。
レース観戦終了後、取引所へ向かおうとするガイウスを目撃し、ヒコ君の作戦を実行する。
まずアマリュリスはガイウスに変身して取引所に入り、ひめな達は本物のガイウスが入らないよう工作。ひめなは合成でアマリュリスのなりすましを使い、ガイウスを別の場所に引き留めるというもの。
しかしアマリュリスが未来で見たとおり、魔女の結界が現れてしまう。
「さて、この局面はどう切り抜けましょう…?」
- 3話「恋は戦争である」
ガイウスは結界の使い魔に操られ、ここに来たコルネリア父子も同様。
使い魔を撃破したその時、コルネリアの身を案じたマリウスがヒラルスの協力で駆けつけて彼女に呼びかけ、目を覚まさせた。
そして今度こそヒコ君の作戦を実行し、無事スマートフォンを取り戻したうえ結果的ではあるがコルネリアとマリウスの距離も縮まった。
なお本物のガイウスと宝石商は混乱していたが、幽霊が原因とされ問題にはならなかった。
更にガイウスはスマートフォンに触れたが既に電源が落ちていたのでタイムパラドクスの回避される事に。
数日後ひめな達は姿を消し、アマリュリスは次の計画の準備を進めていた。
最後にコルネリアとルドゥスをし、先ほどまで一方的に勝っていたが負けてしまい、恋の技法を読んだ彼女からルドゥスや恋愛について逆に指南される立場に。
だが背中を押してくれたお陰でルドゥスの愉しみを知り、恋のゲームの盤上に上がれたと感謝された。
「つ、次の勝負は負けませんので!」
「あなたのことが、好きでした。小さな頃から…ずっと」
「だからわたしは、ウェスタの煌乙女にはなれないと思いました。だって、マリウス様と一緒になりたかったから」
「あなたが婚約の証にこの腕輪を贈ってくれたあの日の喜び…」
「あの一瞬を感じられただけでわたしの一生は幸せだったと言えると思います」
アマリュリスの正体はユニアが魔法で変身した姿である。
ユニアは幼いころクビウス(キュゥべえ)を連れた「ウェスタの煌乙女」から、同じ煌乙女になる資格があると告げられる。だがマリウスに恋していた彼女は誘いを断り、後に噴火に巻き込まれて義父、義母、姉そしてマリウスを亡くしてしまった。
町が滅ぶ寸前、噴火を神罰と考えたユニアの前にクビウスが再び現れる。ユニアは過去に生まれ変わることを願い、3年前のポンペイに戻って侍女アマリュリスを演じながらコルネリアに近づいて信頼を得る。それからコルネリアとともに「噴火で町が滅ぶ」という予言を流布するかたわらローマの有力者から協力を取り付けることに成功し、結果町は滅ぶものの多くの人が避難に成功した。
コルネリアそしてかつての婚約者マリウスの脱出を見届けた後、ユニアはねむから聞いた長きにわたるローマの安寧-パクス・ロマーナ-の恋人として生きる決意をし、一人涙を流すのだった。
マギア☆レポートの297話ではコルネリアとネオマギウスの間を行ったり来たりしてる間に2つの姿がうっかりごっちゃになる様が描かれた。
関連記事
親記事
兄弟記事
コメント
pixivに投稿されたイラスト
すべて見るpixivに投稿された小説
すべて見るアマリュリスちゃんの髪の毛をコルネリア様が頑張って食べる話。
多分ハッピーエンドです R18ではないと思います…… 完走した感想ですが小説って疲れますし楽しいですし恥ずかしいですし嬉しいですし苦しいですしわー〜ー〜ーって感じですね! 完成させられて良かったです!17,304文字pixiv小説作品