概要
ピュエラ・ヒストリア パクス・ロマーナの恋人編に登場。
西暦77~79年のポンペイを生きた人物で、コルネリアの妹。従者にアマリュリスがいる。
ワインの交易を手がける交易商プブリウス・コルネリウス・アンニウスの娘で、当時の姉妹は名前が同じであるためコルネリア・ミノル及び小コルネリアと呼ばれていた。6歳の頃に父の親友である大商人の家に養子として出され、ユニアに改名される。ちなみに男性の場合は「ユニウス」である。
姉はもちろん、マリウスに好意を寄せているが他の人々を平等に愛する博愛主義である。
アマリュリスによると、本来の未来ではマリウスと結ばれたものの、自身の家の意向で振興策が取られたことでウェスウィウス山が噴火した際に多くの人々が避難せず、犠牲になったという。
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ネタバレ
「あなたのことが、好きでした。小さな頃から…ずっと」
「だからわたしは、ウェスタの煌乙女にはなれないと思いました。だって、マリウス様と一緒になりたかったから」
「あなたが婚約の証にこの腕輪を贈ってくれたあの日の喜び…」
「あの一瞬を感じられただけでわたしの一生は幸せだったと言えると思います」
実はユニアとアマリュリスは、固有魔法によって変身していた同一人物である。ストーリー内ではユニアとアマリュリスが同時に登場する場面が全くないため、これが伏線になっている。
本来の歴史で噴火に巻き込まれた際、婚約者のマリウスがユニアを庇って死亡した直後にキュゥべえが現れ、過去に生まれ変わりたいと願った事で3年前の自分に転生した。
ただし、「転身」と言う名前が同じだからと言って間違ってもこっちでは無い。???「転身だアアアッ」
本来の姿では予言を信じてもらえなかったので、転身の魔法を使ってユニアの侍女のアマリュリスという架空の人物に成りすまし、一人二役を演じながら活動していたのである。
なおストーリーをクリアするとアマリュリスの衣装に「ユニアのトーガ」が追加され、ホーム画面にて姿をユニアに変更できる。
よって声優はアマリュリスと同じ鈴代紗弓である。声位何故変えなかったのかとは言ってはいけない。
ちなみに、魔法少女は変身していない時は左手の中指にソウルジェムの指輪を付けているが、彼女の場合はユニアの姿で登場する場面で指輪を付けていない。おそらく固有魔法で擬装していると思われる。契約後の彼女がユニアの姿で指輪を付けているのは、アマリュリスが周囲に誰もいない場所でユニアの姿に戻り、正体が判明する場面(およびホーム画面の隠しボイス)のみである。
余談
GACKTの楽曲である「metamorphoze」には所々彼女、及びアマリュリスの境遇とどこか似ている箇所がある。気になった方は探してみるのもいいのかも知れない。
史実の「ウェスタの乙女」(ラテン語:Vestales、英語:Vestal Virgin.「煌」に相当する単語は無い)にユニア・トルクアータ(羅:Iunia/英:Junia Torquata)という人物がいた。こちらのユニアは紀元前10年頃の生まれで、マギレコのユニアよりかなり年上である。64歳の時、神官長に昇進したという。
「ウェスタの乙女」は純潔を義務づけられ、火とかまどの女神ウェスタ(ギリシャ神話のヘスティアと同一視された)に仕え、聖火を守った。30年間の任期を終えると(30歳になるとともいう)辞職することもできたが、多くは「ウェスタの乙女」として生涯を過ごした。古代ローマでは最も地位の高い女性で、尊崇される存在だったという。
マギア☆レポートの297話ではコルネリアとネオマギウスの間を行ったり来たりしてる間に二つの姿がごっちゃになる様が描かれたが、最近マギレコを始めたユーザーにとっては本編のネタバレになってしまっている…