概要
チベットの尼僧院で暮らす魔法少女。
モンゴル軍によって故郷を焼き払われ、幼馴染みのドルマと一緒に尼僧院へ身を寄せることになった。
しかし、モンゴル軍に対して憎しみが抱けず、復讐より毎日を楽しく過ごせればそれでいいと思っている。
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
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性別 | 女性 |
出身地 | 不明 |
学校 | - |
年齢/学年 | 不明 |
身長 | 不明 |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | 皆の記憶からラクシャーシーのことを消して |
固有魔法 | 人の心を穏やかにする |
ソウルジェムの形状/色/位置 | // |
武器 | マニ車 |
キャラクターデザイン | 茨乃 |
声優 | 若山詩音 |
人物像
13世紀、モンゴル帝国の侵略を受けていた頃のチベットに住んでいた少女。無益な争いを好まない優しい性格で、誰かを助けるためなら我が身がどうなろうと構わない自己犠牲精神の持ち主。バター茶が大好物でそれが絡むと丸一日ハシゴ呑 みしてしまうことも。
普段はマイペースだが異様なまでに勘が鋭く、追い詰められると頭が回る。同郷の少女ドルマ(画像右)の幼馴染で、過去に土砂崩れでドルマと共に洞穴に閉じ込められ、運良く脱出したのだがその奇跡が災いし、人々からはチベットにシャンバラをもたらす救世主「ラクシャーシー(魔法少女)」だと縋りつかれてしまう。
そしてモンゴル帝国の圧倒的な軍事力に故郷を滅ぼされ、諦念に取り憑かれてしまい毎日を無気力のままに生きている。唯一生き残ったドルマを守る気持ちは変わらない一方、ドルマからはラクシャーシーになって欲しくないと思われている。
魔法少女として
沈丁花を擬人化させたような衣装。
人の心を穏やかにし、争いを止めさせる力を持つ。相手の意思を砕くようなものであり、大きな意思に抗えるほどの心が無い者はたちまち無力化してしまう。
だが戦闘能力自体は低く、周囲に利用できる物が無い環境での力比べは不利。
ゲーム上の性能
2023年5月19日~5月29日の間に行われるヘルカ ピックアップガチャで入手可能。
基本データ
木属性のアクセルゴリラで、Blastディスクは無し。
味方の木属性攻撃力を上げつつ敵の木属性耐性を下げる。
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
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×3 | ×0 | ×0 | ×2 |
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
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★4 | Lv.80 | 26,955 | 6,794 | 7,150 |
★5 | Lv.100 | 33,275 | 8,388 | 8,826 |
コネクト「衆生へ私たちの折伏を」
レアリティ | 効果 |
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★4 | 与えるダメージUP[Ⅷ] & Accele MPUP[Ⅷ] |
★5 | 与えるダメージUP[Ⅹ] & Accele MPUP[Ⅹ] |
マギア「転輪羅刹のサーサナ」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵単体にダメージ[Ⅴ]& 木属性耐性DOWN & 防御力DOWN(敵単/2T) & 攻撃力UP & 木属性攻撃力UP(味全/3T) & MP回復(味全) |
★5 | 敵単体にダメージ[Ⅶ]& 木属性耐性DOWN & 防御力DOWN(敵単/2T) & 攻撃力UP & 木属性攻撃力UP(味全/3T) & MP回復(味全) |
ドッペル「狂信のドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵単体に属性強化ダメージ[Ⅸ]& 木属性耐性DOWN & 防御力DOWN & 必ずやけど(敵単/3T) & 攻撃力UP & 木属性攻撃力UP(味全/5T) & MP回復(味全) |
太字はマギアからの強化・変更点
専用メモリア「灰は土に還り、そして花へ」
めずらしくとも何ともないありふれた花にすぎなかったのに
この花には特別な意味がもたらされた…
希望に縋るように人々はこの青い花へ祈り、夢を見る
悪い薬に溺れて現実から逃避するかのように
基本データ
レアリティ | ★3 |
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タイプ | スキル |
装備可能 | ヘルカ |
イラストレーター | 都筑?己 |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
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Lv.1 | 481 | 0 | 481 |
Lv.40 | 1,202 | 0 | 1,202 |
「アクセルドロー」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | Acceleドロー | 5 |
限界突破 | 同上 | 4 |
活躍
期間限定イベント『ピュエラ・ヒストリア チベットのラクシャーシー編』
モンゴル軍からドルマを守るべく、同じ魔法少女のラビに手助けを求める。
モンゴルのドロアダイ将軍に尼僧院を攻められた際にジャータカ(キュゥべえ)と出会い、チベットとモンゴルの争いの原因である「ラクシャーシーに関する記憶の消去」を願ってラクシャーシー(魔法少女)となり、停戦状態に持ち込む。
直後人々の憎しみを一手に引き受ける決意を固めたが、チベット有数の白い丘の教団への入信を決めたドルマと一旦別れることとなった。
その後は戦争を終わらせるためにモンゴルの人々に自身の教えを広めていくのだが、それを信じた兵は教えに背く者には容赦しなくなり、同士討ちが頻発。
これが災いしてなりふり構って居られなくなったドロアダイにヘルカ教信者の村を次々と焼き払われ、尼僧院が狙われ続けることとなる。
戦いを終わらせるつもりが皮肉にも自分のせいで戦争を激化させ、あまつさえドルマまで巻き込んでしまった事に責任を感じたヘルカは今度こそ完全に戦争を終わらせるために単独で行動を開始する。
まずヘルカは元ラマと元院僧に対しモンゴルとの全面戦争を宣言し、モンゴルの地にて人員を集め、ドロアダイとモンゴル帝国第二皇子コデンと対談。
役者が揃ったところでヘルカは「信者達を手土産に自分を将校に取り立ててほしい」と進言、あえて裏切り者のように振る舞い、自分を全ての元凶に仕立て上げ、共通の敵を持たせる形で両陣営を団結させる。
同時に人々からの憎悪を自分に集中させる事で本当の争いの元凶こと象徴の魔女をおびき寄せ、ラビ達との協力を経て魔女を撃破した。
しかし代償として力を使い果たしたヘルカは周囲から「人心を惑わせる羅刹女(ラクシャーシー)」だと恐れられ、モンゴルのみならず信者達にも追われる事となる。
逃れ得ぬ死が目前に迫る中、ドルマに抱えられる形で追手を撒きながら逃亡の果てにたどり着いたのは、幼少期に一度だけ訪れた思い出の青いケシの花畑だった。
大切な友達の為に身を犠牲にし、裏切り者の汚名を被ってまで戦争を終わらせ、最後には理想の地へたどり着いた事に満足したヘルカは、敵に捕まるその瞬間まで、二人きりの最期の時を過ごした。
その後、自殺に失敗した3日後にヘルカの死を知ったドルマは絶望と悲しみに暮れるが、ラビから未来の歴史書の事を伝えられると、真実を後世に伝えるべく各地にモンゴル文字を広めながら碑文を建てていくこととなる。
たった一人のために「彼女」が残してくれた希望を胸に……。
魔法少女ストーリー
1話「尼僧院にて」
ヘルカがドルマに宛てた手紙の内容から始まる。故郷がモンゴル軍に襲われ、ドルマと共に逃げていた所をラマに救われたが、滅んだ故郷を見て挫けてしまった頃。
ラマの尼僧院にてラクシャーシーになるため修行に励むが、そこから大きな渦に呑み込まれる。
モンゴル軍を憎めずラクシャーシーの末路を知ったために修行に精を出さず、反対にドルマが頭角を表しヘルカは注目されなくなっていくが、本人はそれで満足していた。ドルマにラクシャーシーになって欲しくないという想いはあったが
「でも私には、みんなの気持ちがよくわかりません」
2話「少女たちの反乱」
ドルマがラクシャーシーにならないようにと行動を起こそうとした頃、ラマによってラクシャーシーの儀及びジャータカとの契約が結ばれる場所に導かれたが、今までラクシャーシーが犠牲になった事で儀式の中止を提案。
後日モンゴル兵が襲撃して来たのでハッタリをかまして追い払ったが、余所の尼僧院からもラクシャーシーとして持ち上げられ、ラマからは避難指示が出されたのでヘルカも承認。
対するドルマはラマ達大人をモンゴルの手先だとでっち上げて追い出し、尼僧院を乗っ取ったうえでラクシャーシーになろうと決意。
ヘルカはそんなドルマを止めようと考えるも、やはり少女僧達はヘルカに縋り付くのだった。
「私は、特別なんかじゃないのに」
3話「ふたりの檻」
再びモンゴル兵が侵攻した際、ヘルカは敵の攻撃を凌ごうと考える中でドルマは突撃命令を出す。
しかし少女僧達は死を恐れるあまりそれを拒否し、ヘルカも自らモンゴル軍に降伏する事で戦いを終結させようと提案したが、どの道ヘルカが犠牲になると感じたドルマは自暴自棄となりモンゴル軍に向かっていく。
対するヘルカはモンゴル軍から奪った武器「てつはう」を利用して追い払い、助けられたドルマとヘルカは互いの想いを伝えた。
もちろんモンゴル軍はこれからも侵攻して来るので、尼僧院は教練により力を入れ自警団のような雰囲気に。
後日ラマは尼僧院に戻らない事を条件に自由を与えられ、ヘルカに対し暴力以外の戦いで真のラクシャーシーになれると言いつつモンゴル語の書き写しを託し、去っていった。
ここで手紙の文面に戻った。
「とても怖いけれど、なんだか私は幸せです」
関連イラスト
外見や容姿が似ているためか、夏目かことカップリングされる事が多い。
関連タグ
井ノ上たきな…声優繋がりかつ本作とコラボ。