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メリッサ・ド・ヴィニョル

めりっさどゔぃにょる

メリッサ・ド・ヴィニョル(Melissa de Vignolles)とは、枡狐と蛙空による漫画『魔法少女たると☆マギカ The Legend of "Jeanne d'Arc"』に登場するキャラクター(魔法少女)である。
目次 [非表示]

「私たち4人は仲間なんだから誰が欠けてもダメなんですっ!!」


概要編集

タルトの身の周りの世話をするために従軍している、中世フランスの魔法少女。

ジャンヌ・ダルクの戦友として知られる傭兵隊長“憤怒(ラ・イル)”の娘。

普段は世話好きでおしとやかな少女だが、一度キレるとその怒りは誰にも止められないという。

(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)


プロフィール編集

※注1:年齢は『魔法少女たると☆マギカ』作中では明言されていない。『マギアレコード』でリズの3歳年下であることが語られ、1429年時点の年齢が15歳であることが明かされた。タルトはリズの1歳年下(誕生日は1412年1月6日)なので、メリッサはタルトの2歳年下ということになる。


人物像編集

タルトジャンヌ・ダルク)らと共に戦う魔法少女。ジャンヌの戦友として名高いラ・イルエティエンヌ・ド・ヴィニョル)の実娘で、従者として父親と共に戦線を渡り歩き、タルトたちの身の回りの世話もしている。


優しく家族思いで仲間思いなしっかり者で、酒を暴飲する父親を叱る場面もある。一方で姉のように慕うタルトには少々甘く、タルトの手の甲に接吻するシャルル王太子(シャルル7世)を睨み付けているように見えなくもないシーンがある。


基本的には心優しい少女なのだが、猛将ラ・イル憤怒の娘だけあって仲間が攻撃されるなど何かのきっかけで怒りのスイッチが入ると「ブチ切れ」としかいいようがないほどの凄まじい怒りをあらわにし、強い凶暴性やパワーを発揮する。この状態になると顔からは血の気が引いてだけが真っ赤に染まるという特徴(父親からの遺伝らしい)があり、父親であるエティエンヌやメリッサ自身にも手に負えなくなるとのこと。

エリザ が彼女との手合わせに負けたタルトに遠回しに嫌味を言った際(タルト本人は侮辱されたことに気付いていない点に注意)には無表情で「私も手合わせをお願いします」と呟いてエリザに歩み寄り、問答無用で背負い投げ空の彼方にぶっ飛ばすという魔法(物理)をやってのけていた。


エリザとは上記の手合わせの後に一時的にライバル視されるが、正気に戻ったあときちんと謝罪し、その後奇妙な友情を育むことになる。


おいしいものには目が無いらしく、父親に勧められた酒(※)がおいしいと知るやいなやその酒をグビグビと飲み干していて、酒に相当強いのが見て取れる所でもある。


(※現代においては未成年者の飲酒は禁じられているが、劇中は中世フランス、かつ法の及ばないならず者集団が主な傭兵団の娘なのでほぼほぼノーカンと思われる)



魔法少女として編集

「絶っっっ対にっッ!! 許さないッ!! 許せないっ! 許すものかッ!!」


イメージカラーは藍。ソウルジェムの位置はネクタイで、ホームベース型の盾の中にブドウが入った形(卵型の時はブドウ型)をしている。これはラ・イルの紋章を簡略化したものと思われる(ラ・イルは盾の中にブドウが三つ)。

変身中の姿は、貴婦人のような飾り気は無くとも整った服装


武器は2つの柄頭が魔力の紐で繋がれた長柄のメイスフレイルのように使用されていて2つを完全に接続させた際に重り側を中心に消滅魔法が発動する。


固有魔法は消滅魔法

彼女が契約したのは戦闘中、父とタルトがコルボーに致命傷を負わされた際、その治癒を願って契約したが、「二人の傷を治したい」ではなく「傷を消し去りたい」と願ったため、魔法が治癒ではなく消滅にシフトした。この願いがタルトにさらに多量の因果を集めることになる。

相手にハンマーをぶつけ、さらに魔力を込めてハンマーを突くことにより空間ごと消滅させることができるが、同時に武器も消滅するため、一回の変身につき一度しか使用できない。


契約時の状況から初戦闘時は絶賛ブチ切れ状態であり、上記のセリフはその際コルボーに対して放ったもの。


経歴編集

プロローグでは、タルトが火刑に処される姿を、兵士に取り押さえられながら見届けている。


第1話では修道服メイド服を着用していた。タルトと出会った当初はまだ契約しておらず、タルトがシャルル王太子に初謁見した際に初めてキューブ(キュゥべえ)の存在を知る。


1429年5月8日のオルレアン解放作戦時にタルトたちの従者として命を受け同行していた時、キューブの姿が見える事からキューブに契約を薦められ、後にコルボーの猛攻にタルトとイルが苦戦した事から、「みんなを助けたい」という願いでキューブと契約し魔法少女になった。


マギアレコード編集

期間限定イベント『時を超えて鳴らす鐘〜魔法少女たると☆マギカ〜』(2018年2月15日2月28日)の限定キャラクターとしてタルトリズ・ホークウッドコルボーと共に参戦。時系列的には1429年当時(15歳)の彼女であり、当初は未契約の状態で登場する。


メリッサは同イベントのクエストクリア報酬として実装された。


2019年7月12日より開始の続編イベント「常夜の国の叛乱者」開始にあわせて、レアリティ上限が★5に引き上げられるとともに、ドッペルも実装されることになった。同イベントでもイベントクリア報酬としてメリッサを入手することができる。


2021年12月21日のアップデートからマギアチップで交換可能になった(ガチャでは入手不可)。


ゲーム上の性能編集

報酬ユニットなのでパラメータはガチャ産に見劣りするものの、報酬アイテムだけで最大限強化できる&専用メモリアのおかげで、単体対象だが最大火力は相当な物になる(しかも確実に手に入る)。

欠点は平均火力がそれほど高く無いこと。特にコネクトの内容。


基本データ

属性
タイプマギア
イラストレーター枡狐/蛙空(★3〜4)
実装日2018年2月15日(★3〜4)、2019年7月12日(★5)

ディスク構成

AcceleBlast(縦方向)Blast(横方向)Charge
×2×1×1×1

最大ステータス

レアリティレベルHPATKDEF
★3Lv.6013,2215,1353,938
★4Lv.8017,8646,9275,322
★5Lv.10022,5198,2116,698

コネクト「誰が欠けてもダメなんですっ!」

レアリティ効果
★3Accele MPUP[V] & デバフ解除
★4Accele MPUP[VII] & デバフ解除
★5Accele MPUP[Ⅸ] & デバフ解除

ダメージ増強は出来ないものの、マギア重視の編成なら、間接的にダメージ増強を狙える。


マギア「デサンテグラシオン」

レアリティ効果
★3敵単体ダメージ[IV] & 防御力DOWN(敵単/3T)
★4敵単体ダメージ[VI] & 防御力DOWN(敵単/3T)
★5敵単体ダメージ[Ⅶ] & 防御力DOWN(敵単/3T)& Accele MPUP(全/3T)

技名の「デサンテグラシオン」(Désintégration)フランス語で「崩壊」を意味する。


ドッペル「消滅のドッペル

2019年7月12日の★5解放と同時に実装。

レアリティ効果
★5敵単体ダメージ[Ⅸ] & 防御力DOWN(敵単/3T)& Accele MPUP(全/3T)

専用メモリア「希望と絶望と」


「メリッサ!ダメよ前線に出てくるなんて!」

無謀な行動に出た彼女を、魔法の矢が貫こうとしていた…

目を開けた彼女が見たのは、自身をかばう"乙女"の背中

次の瞬間…世界は、希望の光を失った


  • 基本データ
レアリティ★4
タイプアビリティ
装備可能メリッサ
イラストレーター枡狐/蛙空

  • ステータス
レベルHPATKDEF
Lv.501,8071,6570

  • スキル「希望と絶望と」
特殊能力効果
限界突破MP獲得量UP[Ⅴ]&マギアダメージUP[Ⅸ]&『時を超えて鳴らす鐘』最終Battleで…

魔法少女ストーリーでは手に入らず、期間限定イベント「時を超えて鳴らす鐘」のショップ報酬の景品として入手できる。

このメモリアが無いと当イベントの最終バトルをクリアするのは厳しい。


劇中における動向編集

仮面生徒会の逆襲編集

聖乙女学園』に通う生徒となっておりタルトと同じ聖書研究会の友達(あくまでIF設定)。

魔法少女ストーリー

  • タルト

  • メリッサ
    • 1話「メリッサの日常」
    • これは、光をもたらすための戦いのさなかに、“憤怒(ラ・イル)”の名で知られる英雄の娘にして“メリッサ”と呼ばれた少女が出会った、‟夢のフランス”での物語……
    • ジャンヌことタルトの従者を務めつつ、フランス軍の食事、給仕、補給品の手当てなどの手伝いを行っているメリッサ。今日も宴会でのメリッサ特製料理は好評である。そんなメリッサを凄いとささやくいろはやちよ。キューブことキュゥべえ。彼によるとメリッサは“ラ・イル(憤怒)”の名で知られる傭兵隊長の父親と一緒だったから戦場暮らしは長く、けが人の手当てや給仕はお手のものらしい。そんな話を聞きいろははますますメリッサに羨望の眼差しを送る。
    • そんなメリッサが、いろはとやちよに頼みがあるという。それは補給の為砦に向かう予定だが、途中、かなり強い魔物が出る場所があるらしく、二人に護衛してほしいという話だった。快く引き受ける二人。
    • 翌朝、メリッサたちは砦へ向け出発する。いろはとやちよの護衛もあり滞りなく道程は進む。そして砦での仕事を早く終えたメリッサは、前から行ってみたかった教会に行きたいとのことで、息抜きも兼ねていろはと共に村に遊びに行く。それが事件の発端になるとも知らず……
    • タルトのお役にたてることが、私の喜びです

    • 2話「ちょっとのつもりが」
    • 教会のある村までついた二人。教会に行くのを楽しみにしていたメリッサに、村人が「朝なんて来ねえよ」とつぶやく。この村は実はイングランド軍の侵攻を受けていた。敵側が支配している場所は夜が明けなくなってしまう。おまけに、村人曰く「教会には聖人の幽霊による不思議な現象が起きている」らしい。こわがるいろは達だったが、メリッサはめげずに教会に行くことを決意。いろはもそれに同調するのであった。
    • 教会に近づくと空気が不穏になる。ソウルジェムは魔力に反応している。幽霊かと思われたそれは、イングランド軍の魔物だった。いろはは魔物を倒すことに成功。メリッサはお礼を言い、再び教会へ行こうといろはを促す。
    • 教会に入りお祈りを済ませると、いきなり鐘が鳴り出す。メリッサといろはは叫ぶ。「本物の幽霊!?」
    • みんなで……全員で生きて帰りましょう!

    • 3話「最強の非・魔法少女」
    • 鐘の音はやまず、何者かの足音まで聞こえてくる。そして謎の咆哮。逃げようとしても声の主に先回りされて逃げられない。恐怖する二人。しかしメリッサはふと気づく。何故聖人様が私たちを襲うのか、と。
    • 「神聖なる教会でこんないたずらをするのは……いったいどなたですか!?」と耳を真っ赤にして怒りながら詰問するメリッサ。その様子は父親そっくりである。
    • 結局、この騒動は村の皆で引き起こしたものだった。イングランド軍に占領されているようなものの村に、フランス軍の砦から村へ向かっている奴らがいると聞き、何とかお引き取り願おうと一芝居打ったのだ。フランス軍のものを村に入れたとイングランド軍にしれたらひどい目に合うため、仕方なくやったのだと。
    • 騒動は収まり、なぜかメリッサが噂の“乙女(ラ・ピュセル)”だと村人たちに広まってしまう。誤解が解けないままいろはと一緒に村に歓迎されることになる。やっと解放された時には日が昇っていた。
    • そして砦に帰ってきたメリッサといろは。メリッサは村で貰ってきた栗をつかいモンブランを作って兵士たちに振る舞う。評価はかなりいい。いろはたちも、これは自分たちの知っているモンブランそのものだ、私たちに聞いた話だけでここまで再現できるなんて!と好評である。そこでキューブがメリッサを魔法少女に勧誘する。その姿に呆れるいろはなのであった。
    • もっとお役に立てるようにがんばります!

時を超えて鳴らす鐘〜魔法少女たると☆マギカ〜


常夜の国の叛乱者〜魔法少女たると☆マギカ


関連イラスト編集

関連タグ編集

魔法少女たると☆マギカ


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