概要
連合イングランド軍側の勢力として登場する魔法少女。とある理由により自我を消失しており仮面の魔法少女三姉妹の傀儡となっている。
名前のフレシュ(Frais)は、フランス語で「矢」を意味する。
人物像
作中では終始洗脳されており、自由意思を奪われているため、表情も生気もなく、コミュニケーションの手段としては黙って頷いたり、呻き声をあげたりする程度。
本来の人物像には不明な点が多いが、三姉妹の母親に当たるイザボー・ド・バヴィエールの侍女であることは判明している。
魔法少女として
イメージカラーとソウルジェムの色は水色で、ソウルジェムの位置は髪飾り。シンボルは三角形。
契約時の願い事は不明だが、少なくとも本人の意思ではなく、三姉妹によって強制的に契約をさせられている。
黒い炎のような禍々しい装飾がついた弓矢を武器とし、大砲の直撃を受けても無傷でいられるタルトの防御力をいとも簡単に打ち破るほどの高い火力・貫通力を持ち、しかもすさまじい速度で矢を連射して来る。グレネード弾が次元大介の早撃ちばりの間隔で次々飛んで来ると言えば分かりやすいだろうか。
さらに塔から落ちながら上の敵に対しての攻撃、壁を走りながらの射撃など、非常に多芸。
魔力を最大チャージすることにより、長大な黒い螺旋状の矢を生成する必殺技を放つ。
単行本第2巻カバー裏のパラメーター表によれば、攻撃力&追加習得魔術の高さとそれ以外の能力値の低さの差が極端に開いた歪な戦闘能力をもっている。
魔女態
巨大なシュモクザメに似るが、頭部がクロスボウになっており、空を泳ぐ。
オルレアンを射ようとするも、エリザの場外からの攻撃によって軌道を逸らされ、タルトに頭を真っ二つにされて爆発した。
経歴
第8話に登場。コルボーの補佐としてタルト達と戦うが、タルトに追い詰められる。最期は追い詰められたコルボーを救出するため、ミヌゥの能力で強制的に魔女化させられて死亡した。
余談
時系列的には1話に登場したラムよりもこちらの方が先。
数話に渡ってタルトを苦しめ、一度は瀕死の重傷を負わせた活躍から、ラムに比べて彼女の方が圧倒的に存在感が強い。
経歴が明らかになっていないため色々と想像を膨らませやすいのと、劇中ではコルボーと一緒に行動していたことから、pixiv上では彼女と関連付けたイラストないし小説が多い。
関連タグ
タルト リズ・ホークウッド メリッサ・ド・ヴィニョル エリザ・ツェリスカ ペレネル・フラメル