概要
連合イングランド軍側の勢力として、タルト達フランス軍の前に立ちはだかる魔法少女三姉妹。ただし、イングランド軍とは条件付きで手を貸しているいわゆるビジネスパートナーに過ぎないような描写があるので、正確にはイングランド軍所属とは断言できない。
第4話までは1人と思われていたが、第5話で3姉妹であった事が判明した。たった3人で4,000人以上のフランス軍を敗走させるという無双をやってのけた。タルト達からは魔女呼ばわりされている。
特徴
それぞれ前髪が違う形にはねており、名前の由来となった動物をモチーフとした仮面を付けている。ちなみに、本作初の入浴シーンは彼女達が務めた。
イメージカラーは三人とも白と黒。ソウルジェムも三人とも胸元にあり、カラーも白色で共通と思われる。変身中は、ドレスのような派手な衣装を纏う。
メンバー
正体について
コルボーがキューブ(キュゥべえ)の存在を知らないことから、何者かに操られているという疑惑が出てきた。理由としては、キューブがコルボーの戦いぶりを見た際に「想像以上に成長している」と発現している。つまり、未熟だった頃をキューブは知っていることになるが……?
(以下、ネタバレ注意)
彼女達の正体は、フランス王妃イザボー・ド・バヴィエールの娘3人であり、王太子シャルル(後のフランス国王シャルル7世)の実の兄弟(姉妹)にあたる。
そのためメンバーの項でラピヌが長女となっているが実際はかなり下の方の可能性が高い(三姉妹の年齢が不明なため断言はできない)
ちなみにイザボーの長女であるジャンヌ誕生が1388年
イザボーの最後の娘であるカトリーヌ誕生が1401年
イザボーの最後の子であるフィリップ誕生が1407年(タルトが産まれる5年前)
キューブが明かしたところによると、イザボーはキューブの目的(この時代、科学用語としての「エントロピー」はまだ無いので、別の表現で説明したのだろう)や出自まで根掘り葉掘り聞き出し、ついには「あなた(キューブ)の全て」を手にすることが最善の願いと判断し、「自身がキューブとなる」という願いでキューブと契約し、魔法少女となった。
これによって、イザボーは新たな魔法少女を生み出す力と、何度倒されても身代わりで復活できる不滅の肉体を手に入れ、自分の手足となる魔法少女を好き勝手に作り始めたのである。
つまり、三姉妹がキューブの存在を知らなかったのは、そもそもキューブではなく実母であるイザボーと契約して魔法少女になったからである。
関連タグ
タルト リズ・ホークウッド メリッサ・ド・ヴィニョル エリザ・ツェリスカ ペレネル・フラメル