かえで「どん臭くっても頑張るの」
概要
陣取りのドッペル
その姿は、敷地。
この感情の主はこのドッペルに自らの生活圏が侵食されることを恐れ、呼び出す場所はよくよく選ぶようにしている。
このドッペルは、主の意思とは関係なく出現した途端、その周囲を腐り苔で覆いつくし自らの陣地とするうえに、その陣地を拡張することのみを目的としているからだ。
誤った場所で呼び出せば大切な場所でさえも腐り苔で覆い尽くされ元の姿を保ってはいられないだろう。
このドッペルはその陣地内においては絶大な力を行使することが出来る。
(『マギアレコード』内アーカイブ「ドッペル一覧」より)
憂慮に堪えない少女は 心許す住処の喪失を 何より恐怖する
抑圧を拒めぬ 内向的な弱き心 迷い込むは さらなる狭き世界
隔絶された肥沃な土壌は 頑なに関わりを拒み 全てを苔の餌食とする
変化の兆しこそ 己を育む養分と知ることが 唯一無二の得難き成長
(メモリア『敷地の魔女』より)
プロフィール
外見
かえでの足元から具現化。鳥のような生物の背中の鳥居にかえでがしがみついている。
球体ないし動物の頭部を模した部分からは幾つもの枝が生えている。
特徴
攻撃時には枝から幾つもの黒い手を木の実の様に生やし、敵に向けて発射する。
なおアニメ版にてその攻撃方法の詳細が明らかになった。
ゲーム上の性能
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅸ] & 必ず霧(敵全)& Charge後ダメージUP&Accele MPUP(全/3T) |
★5に覚醒した後、固有技「ドッペル」として使用可能となる。
活躍
みたまの特訓 かえで編
テレビアニメ
第5話のED後、落書きの魔女との戦いでレナとももこが敗北し、窮地に立たされたかえでが発動させ、魔女に勝利する。
…が、ドッペルが発射した無数の黒い手が魔女を黒く塗り潰し、直後に捻り上げてそのまま巨大な手と変じて握り潰すという、いつものかえでの攻撃方法からかけ離れた光景は凄まじいとしか言いようがない…
第2期の4話ではレナと共にフェントホープから脱走しようとしている中で発現。しかし以前にドッペルを使いすぎていた為にかえでの意識を乗っ取り暴走。伸縮自在の腕及び指で一同に攻撃を仕掛けるもいろはとレナのコネクトで取り押さえられ、みたまによって隔離される。
その他
名前の由来は、フランスの小説家で、自然主義文学の定義者である、エミール・ゾラかもしれない