曖昧さ回避
- スマートフォン用アプリゲーム『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』に登場するキャラクター(魔法少女)。本項にて解説。
- ネット声優の一人。⇒秋野かえで(声優)
概要
「ふゆぅ〜ごめんなさい。私、ほんとにポンコツだから…」
とっても怖がりで心配性な魔法少女。
しかし、優しく仲間思いで、チームのメンバーのためには困難にも立ち向かって行く。
動植物や虫など、自然が大好きで、家では家庭菜園に勤しんでいる。
また、上手くはないが、クレーンゲームも趣味の一つ。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」 & 公式サイト内のキャラクター紹介より)
左:通常 右:魔法少女姿
プロフィール
出演作品 | マギアレコード |
---|---|
性別 | 女性 |
出身地 | 神浜市新西区 |
学校 | 神浜市立大附属学校 |
年齢/学年 | 14歳/中学2年生 |
身長 | 150cm |
肩書き | 魔法少女 |
願い事 | マンションの建設をなかったことにする |
固有魔法 | 一時消去 |
ソウルジェムの形状/色/位置 | 球体/赤/帽子の先端 |
武器 | 杖 |
キャラクターデザイン | 蒼樹うめ |
声優 | 大橋彩香 |
人物像
基本的に気弱で泣き虫だが、いざというときの決断力と行動力には目を見張るものがあり、普段の弱さからは想像もできない芯の強さをもつ。
魔法少女になりたての頃は自信なさげで謝ってばかりだったものの、アクの強いチームメイトに揉まれる内にいろんな意味でたくましくなって来ている。
攻撃を受けたりすると「ふゆぅ!!」と鳴く。
さらに強い衝撃を受けた場合は、「ふみゃうみゃうっ!!」。他に「うひぃ!!」。
ももこ・レナとチームを組んでいるが、彼女のみアイドルに興味が薄いようで、2人が遠征に行って彼女1人だけが取り残されてしまうことがあった。
レナとは喧嘩するほど仲がいい仲で、ももこがフォローするのが日常となっている。
舌足らずで無遠慮な面もあり、ハロウィンの魔法少女に「ハロウィンのイベント感がない」と言ったり、七海やちよの家で「この家、古いし床とか抜けないわよね?」と悪態をつくレナに「確かにそうだけど思ってても言っちゃいけないよ!」と返事して、2人そろってももこにたしなめられている。
家では家庭菜園を育てたり犬や爬虫類を飼っている。レナは爬虫類を「キモい」と言いながら、なぜかよく遊びに来る。家庭菜園の盗み食いが目的らしい。
魔法少女として
ケープやローブのような赤い服を着た「魔女の見習い」のような服装。
ソウルジェムらしき装飾が多数あるため、どれがジェム本体かは分かりづらかったが、マギアアーカイブVol.1において帽子の先端にあるものがジェムである事が判明した。
湾曲した杖を振るい、固有魔法として地面から植物を生やす。
ゲーム上の性能
基本データ
ディスク構成
Accele | Blast(縦方向) | Blast(横方向) | Charge |
---|---|---|---|
×2 | ×1 | ×1 | ×1 |
チームのメンツがチャージゴリラのももことアクセルゴリラのレナのため、かえではブラストゴリラかと思いきやブラスト2枚とゴリラではない。
だが偏重型であるのには違いないので「チームゴリラ」と呼ばれることになる。
最大ステータス
レアリティ | レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|---|
★3 | Lv.60 | 12,805 | 5,358 | 3,966 |
★4 | Lv.80 | 16,653 | 6,965 | 5,157 |
★5 | Lv.100 | 20,511 | 8,579 | 6,352 |
コネクト「わ、私も頑張ります!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★3 | 与えるダメージUP[Ⅴ] & MP獲得量UP[Ⅴ] |
★4 | 与えるダメージUP[Ⅶ] & MP獲得量UP[Ⅶ] |
★4 | 与えるダメージUP[Ⅷ] & MP獲得量UP[Ⅷ]& HP自動回復[Ⅵ](3T) |
マギア「ジャッジメントアース」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★3 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅳ] |
★4 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅵ] & 霧(敵全/3T) |
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅶ] & 霧(敵全/3T)& Charge後ダメージUP & Accele MPUP(全/3T) |
「怖くても…戦わなきゃいけないの!」
英語表記は「Judgement Earth」。敵陣を埋め尽くすほどの大量の植物を召喚する。
ドッペル「陣取りのドッペル」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★5 | 敵全体に属性強化ダメージ[Ⅸ] & 必ず霧(敵全/3T)& Charge後ダメージUP & Accele MPUP (味方全/3T) |
専用メモリア「アニマルパラダイス」
幼い頃からたくさんの植物や、動物と触れ合ってきた彼女。
動物とは大の仲良しで、動物たちもそれを理解している。
自然や動物に囲まれた彼女の家は、彼女にとってまさに楽園である。
基本データ
レアリティ | ★3 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 秋野かえで |
イラストレーター | 匈歌ハトリ |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.1 | 501 | 0 | 421 |
Lv.20 | 751 | 0 | 631 |
Lv.40 | 1,252 | 0 | 1,052 |
スキル「アトリビュートドロー」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | 同じ属性ドロー | 15T |
限界突破 | 同じ属性ドロー | 13T |
かえでの場合ドローしたディスクが全て木属性になる。通称、水絶対殺すゴリラ。
専用メモリア「敷地の魔女」
憂慮に堪えない少女は 心許す住処の喪失を 何より恐怖する
抑圧を拒めぬ 内向的な弱き心 迷い込むは さらなる狭き世界
隔絶された肥沃な土壌は 頑なに関わりを拒み 全てを苔の餌食とする
変化の兆しこそ 己を育む養分と知ることが 唯一無二の得難き成長
基本データ
レアリティ | ★4 |
---|---|
タイプ | スキル |
装備可能 | 秋野かえで |
イラストレーター | 原案・監修:劇団イヌカレー(泥犬) |
ステータス
レベル | HP | ATK | DEF |
---|---|---|---|
Lv.50 | 3,000 | 1,500 | 0 |
アビリティ「Tドッペル・アップ[Ⅷ]」
特殊能力 | 効果 | 発動ターン |
---|---|---|
通常 | マギアダメージUP[Ⅷ]& ドッペルダメージUP[Ⅷ]& 木属性攻撃力UP[Ⅺ](自/1T) | 6 |
活躍
メインストーリー/アナザーストーリー
第1部『幸福の魔女編』
第1章『はじまりのいろは』
神浜市に来たいろはが初めて出会う魔法少女。小さいキュゥべえを探すいろはに居場所を教える。
第2章『うわさの絶交ルール』
レナから絶交を言い渡されるが、自分から仲直りしようとしてウワサに巻き込まれる。
第6章『真実を語る記憶』
ももこから魔法少女の真実を聞かされ、引きこもりになってしまう。
テレビアニメ版では、いろはの護衛としてマギウスの講義を一緒に聞きに行くが、ももこと一緒にマギウスの翼に加入してしまう。
(詳しくは下記参照)
第7章『楽園行き覚醒前夜』
自室で引きこもっていたところレナから手荒い見舞いを受けて逆切れしたところで元気を取り戻し、2人でキレーションランドに向かってももこと合流する。
以後、後の神浜マギアユニオンの主力メンバーとして各章で活躍する。
第8章『偽りに彩られ神浜』
神浜の魔法少女への襲撃を始めた羽根たちからこのみとかこを逃がし、調整屋に連れていく。その後ヘリポートでの戦いに加わってから万年桜のウワサヘと向かう。
第9章『サラウンド・フェントホープ』
みかづき荘メンバー及び十七夜と共にチームももこでフェントホープに突入し、いろはを救出。その後ウワサの攻撃で外に飛ばされるが、みふゆや駆け付けた見滝原組と共にフェントホープの破壊にあたる。
第10章『浅き夢の暁』
海浜公園に誘導されたワルプルギスの夜を固有魔法で固定する。
第2部『集結の百禍編』
第1章~第9章
プロミストブラッドやネオマギウスとの戦闘で、ユニオン側の主力メンバーとして各所で活躍する。
第10章『疾走ドラスティックラバー』
みかげが発案した、東西の人々を和解させる「仲良し大作戦」を広めるために署名サイトを利用することを思いつく。計画は成功して署名が多数集まり、「神浜市の未来を作る学生会議」を立ち上げた。その後魔女の口づけを受けた市長をみかげたちとともに助け、学生会議への協力を取り付けた。
魔法少女ストーリー
水波レナ
- 素直で優しいかえでに嫉妬したレナがチームを抜けると言い出す。心配したももこにつかまりそうになると、なぜかかえでに変身してしまう。結局復帰するが素直になれず、かえでに「レ、レナの下僕になれば!?」と言うが、かえでは「はいっ!喜んで!」と答えてももこを呆れさせる。
秋野かえで
- 秋野かえでは心優しい女の子。ある日、自宅の近くにタワーマンションが建つ事になったことが要因で、工事の騒音でペットも怯え、日当たりも悪くなって家庭菜園にも影響が出ることになる。その時訳も分からずキュゥべえに「マンションが建つのを無かったことにして欲しい」と願ってしまう。
- かくして魔法少女となったわけだが、だが気弱で要領が悪く使い魔相手にうまく戦うことができない。既に魔法少女になったレナからもそのとろさにチーム入りを拒否されるのだが、ある時そのレナとももこが助けてくれ、戦いの後レナから先日の事を謝られることに。こうしてももこ・レナとチームを組むことになる。
- かえではゲームセンターに行ってクレーンゲームをするのが趣味なのだが、ここでも要領が悪く狙った物がうまく取れずお金が飲まれるばかり。そこに現れたレナがゲーマーの本領発揮とひょいひょいと取ってみせる。かえではあの時以来ももことは気軽に話せるようになった物の、レナとはどうしても緊張して距離を取りがちに。そんなレナから獲得したぬいぐるみをお詫びにともらい、そして水くさいから敬語を使うのを止めて欲しいと言われ、ようやく距離が縮まり始める。
- ももことレナからサポートやコーチを受けるかえでだが、どうにも攻撃に加われず、自分が足を引っ張ってないか、チームにいる意味があるのかを問うようになる。しかしある日のこと。魔女の結界を手分けして探すと偶然見つけてしまうかえで。レナの提案で使い魔の後を追って結界の深層に向かうことになるが、追っているうちに結界が消えてしまう。
- そして後日。先日の使い魔が姿を現す。そして深層部にたどり着き魔女を倒そうとする2人に、かえでは先日あったことを伝える。入った途端身動きが取れなくなった、罠だと。レナは考えすぎと思い、さらにかえでの優柔不断さについにキレる。しかしかえでの言ったことはその通り。応戦するもうまく戦えず、ももこに至っては背後を取られる。ももこを危機にさらした責任を痛感し、迷惑はかけられないとかえではチームを抜けるとももこに宣言してしまう。
- しかしももこはもちろん、伝え聞いたレナも自分がかえでにきつく当たってきた手前納得するわけが無い。一方のかえでも逃げてばっかりの自分を気に病む。とはいえももこは自分もレナも行動派で、それにブレーキをかける慎重派のかえでが加わればバランスが取れると考えていた。3人ともチームにとって必要な存在だったと考えている。
- レナはいつものゲームセンターにかえでを探しに来てみるが姿は見えず。ならば別のゲーセンでは、と行ってみたらやはりクレーンゲームで悪戦苦闘しているかえでの姿。見かねたレナはかえでの元に。そしてゲームをしつつレナはかえでに謝ると共に、「グループ内でのキャラ被りは禁物、色んなキャラの子がいないといけない」という自身のアイドル理論から、魔法少女のチームもそれと同じ、だからかえでに戻ってきて欲しいと告げる。
- 翌日、放課後のいつものゲーセンで。レナとももこが話していると、かえでが再びチームに入れて欲しいと差し出したのはクレーンゲームで頑張って取ったモカウサギのぬいぐるみ。これをチームの証にできたら、という。こうしてチームに戻ったかえでだったが、これを取るのに5000円以上費やしたことを知るとレナもももこもびっくり。でも2人ともそれ以上の価値がある、プライスレスだと分かっていた。
春名このみ
- かのこが自分のデザイン画を一般人に見てもらおうとたまたま通りかかったももこたち3人に声をかける。その独創的なデザインを見てももことかえでは言葉を濁すが、レナがバッサリと酷評。
- 数日後、あるアクセサリー作りのワークショップにかこ、衣美里と行くとそこにはかのこの姿。互いに気まずくなるかえでとかのこを見たかこと衣美里は疑問に思い、かえでは事情を説明するが、衣美里がそのデザイン画に食いつき始める。
期間限定イベント
かりんと共に魔女と戦っていたかえで。戦いの後にかりんと話しているときに「年がら年中その格好でもうすぐハロウィンなのにイベント感がない」とぽろっと言ってしまい、かりんの心にダメージを負わせることに。
その後かりんがハロウィン当日に子供会で劇をやるというので誘われるのだが、その日は両親と爬虫類展に行く事になっているので出演は無理。なのでももこ・レナと大道具の製作で協力することになる。その反面かりんに対して投げかけた一言によってかりんが奔走するようになったと、自分の発言が要因だけに気に病むようになる。
そしてハロウィン当日。かりんがなかなか現れない状況でかえでもそろそろ出かけなければならない。そこでかえではいろはにかりん宛のある物を託して出かけていった。かりんが魔女と戦うアクシデントもありながらも何とかして劇は成功に終わる。が、かりんは魔女との戦闘で配るために用意していたお菓子を使い果たしてしまった……が、フェリシアがお菓子の匂いを嗅ぎつける。舞台裏を見るとかえでが託したかりんへの謝罪のメッセージと共にあったお菓子だった。こうしてお菓子を配ることができたことでかえでは小道具係としても役目を果たした。
時系列はメインストーリー第5章〜第6章の間。
時系列はメインストーリー第5章〜第6章の間。
夢の中の神浜市のゲーセンにてレナと共に登場。モカウサギのぬいぐるみを欲しがっておりまどかからコインを分けてもらった。
ミラーズ
ももこ・レナと共に鏡の魔女の結界(果てなしのミラーズ)へとやって来たかえで。いろは・やちよと合流したものの、阿見莉愛の失態でやちよとはぐれてしまう。
仕方なくいろは・莉愛と共に結界を進んでいくと、レナの偽物と遭遇する。本物とは正反対に「可愛げのある」偽物を見たかえでは変なスイッチが入ってしまい…。
テレビアニメ
第2話から登場。羊の魔女に苦戦中いろはと出会い、後から駆けつけたももこ、レナに助けてもらう。
その後いろはの妹探しを手伝う話では些細な事で口論になり、レナに願いや家族の事を責められた時は絶交を宣言して立ち去る。
後日、一同と共にレナを追い、いつも彼女を怒らせている事を必死に謝罪するも、それが絶交階段のウワサの内容に反してしまい拉致されてしまう。
しかし自己嫌悪に囚われていたレナを救い出し、やちよとももこが落としたウワサの鐘をレナとのコネクトで撃破した。
第4話の「環うい捜索会議in調整屋」では、それぞれ菓子を持ち寄る中、かえではタッパー容器いっぱいの(恐らく家庭菜園の野菜を使った)漬物を持ってきていた。レナもつまんでいたことから-みたまがチーズケーキにトマトケチャップと梅干をトッピングして食べるのと同様-いつもの事だと推測される。
第5話ではED後でレナ、ももこと共に落書きの魔女と戦うが二人は戦闘不能となり窮地に立たされたところでドッペルを発現し魔女を撃破。しかしドッペルが出た事を普通じゃないとして困惑してしまう(この時、ももことレナは死亡したと勘違いをしていたが、第8話では2人とも生存したことがわかる)。
その後よほどドッペルにショックを受けたのか暫く不登校を決めており、第6~7話(フェリシアの一件)では未登場で第8話では偶然屋上を出たいろはと再会したレナからかえでは不登校中ということを明かし新しいウワサに巻き込まれたことを知る。
そして記憶ミュージアム編の12話でようやく再登場。レナの前に姿を現して魔法少女の真実を告げ、それ聴き泣き尽くすレナに対し「私と一緒に来れば魔法少女は救われる」と誘う。
第13話ではマギウスの翼に入っており、黒羽根として灯花の演説を聴く。そして帰ろうとするレナを他の黒羽根で取り囲む。
第2期4話ではマギウスの翼に疑念を抱きフェントホープを脱出しようと試みたレナに連れられていた(かえで本人は脱走に乗り気ではなかった)が、以前からドッペルを使いすぎていた為に暴走。いろはとレナのコネクトで取り押さえられ、みたまによって施設に隔離されてしまう。
第3期ではももこの犠牲を経て復活し、レナと共にイブを縛りつける。エピローグではレナ同様、調整屋にてエプロンをしたまま眠っていた事からみたまを手伝っていると思われる。
余談
家庭菜園が出来る広い庭のある家、天井まで届くほどの巨大なぬいぐるみを何の迷いもなく持ち帰れるほどの広い自分の部屋、何匹も動物も飼える環境と費用、そして神浜西区(おそらく家賃や土地代も東より西の方が高い)の住人であることから、神浜の住民の中でも上位の「ふゆぅ(富裕)層」ではないかという見方も。
関連イラスト
関連タグ
マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ かもれトライアングル
第二部12章のその後は市から農地を借り受けて作った野菜が大ヒット。物怖じせず販売する姿に両親は娘の成長を感じた。