ネット声優
ねっとせいゆう
インターネットを活動の拠点としている声優、特に報酬を受けて継続的に音声を提供している人のこと。
アマチュアの場で活動する「同人声優」の一種で、インターネット上のコンテンツや、主にインターネットを通じて頒布される作品に声で出演している人を指す。ただし、そもそも2023年現在「ネット以外でのみ活躍する同人声優」という存在そのものがほとんどいないため、同人声優≒ネット声優といえる。
「ボイスコーポレーター(ボイスコ)」と呼ぶ場合もある。
発祥については不明な点も多いが、パソコンやインターネットの普及により、個人での音声ファイルの作成とその受け渡し、また安価での宅録が容易になった2000年ごろから出現し始めたとされている。
「声」の仕事を行っていることから、便宜上「声優」に分類されるものの、業として声の活動を行っているプロの声優とは異なり、あくまで趣味の延長として活動しているケースが多い。このため、(声優を業としているプロであっても)特定の声優事務所には所属せず、営業から収録、宣伝まですべて個人で行っている人物が大半であり、その活動の場も様々である。
かつては「ネット声優」というと「ネットアイドル」のように、メジャーな場=リアルで活動できず、ネット上で半分お遊びのような形で音声を投稿している人を指すことも多かったが、現在は本格的に仕事として活動する者やリアルで活動する者も多く、その実力も一般の声優同様の高い人物も数多く存在する。
ちなみに、2005年に行われた「声☆サーチアンケート」では、ネット声優と呼ばれる人たちのおよそ8割は女性で、年齢層では20歳未満がおよそ8割という数字が示された。それから10年以上が経過した現在でも、著名なネット声優は(年齢については不明な点が多いものの)女性が活動している割合が比較的多い傾向にある。
主に同人で、ネット上で展開されるボイスドラマや(ネット販売・頒布している)アニメ、ゲームなどへの出演が基本となる。
他にも企業のインターネット広告や、YouTube等動画配信サービにおける声当て・ナレーション、2010年代後半からはバーチャルYouTuberやバーチャルライバーとして活動するケースも複数確認されている。
声優活動と並行、また宣伝の一環としてニコニコ動画やYouTubeなどで個人で動画投稿をしていたり、ポッドキャスト、ツイキャスやtwitchなどで(音声)ライブ配信を行っていたりする人物も度々見られる。いわゆる歌い手や実況者、声真似主、音声配信系サービス(古くは個人サイトでの音声投稿やこえ部など、近年では「声劇」にフォーカスを当てたボイコネや、こえ部の流れを汲むKODDAMAなど)の出身であることも多い。
上記の通りフリーランスの場合が大半のため、仕事に関しては本人が直接インターネット上の自身の公式サイトやブログ、twitterなどを介して募集しているケースのほか、各種在宅ワーク求人サイトなどに掲載されている案件に応募するという形で受け持つケースがある。
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