概要
ニコニコ動画やYouTubeといった動画投稿・共有サービス、twitchやツイキャス、OPENREC.tvなどのライブ配信サービスで各コンピュータゲームの実況プレイ動画(ゲーム実況)を投稿・ライブ配信している動画投稿者および配信者のこと。
ニコニコ動画では「実況プレイヤー」と呼ばれることも多いほか、特に海外の配信者は「ストリーマー」と呼ばれることも多い。
実況プレイ動画/ゲーム実況そのものに関してはそれぞれの記事を参照のこと。また、ニコニコ大百科における「実況プレイ動画」の記事にも詳しい内容が記されている。
Pixivにおいては基本的に実況者たちを描いたファンアートのタグとして利用されている。
日本は特に顔出しをせず活動している実況者が多く、実況者自身が設定したアバターに合わせて描いたものを除いて基本的に容姿などは描き手の想像であり、実際の本人とは異なるものである。
しかし近年、イベント等で顔出し(一部顔出し含む)する実況者も増えているため、実際の容姿に準ずるイラストも増えつつある。
二次創作について
実況者単体、動画の内容から着想を得た二次創作そのものについては比較的寛容な姿勢を示す実況者が多い一方、動画内で言及されていないプライベートな内容を想像したものや、実態とは異なる実況者同士の交流(カップリングを含む)などを描いた二次創作(※いわゆるナマモノに分類される)に関してはあくまで黙認状態であり、明確なガイドラインは基本的には存在しない。
このため、どこまで踏み込んで創作するかは各々の判断に委ねられているが、漫画やアニメなどの二次創作と異なり、実況者達は決してフィクションの存在では無く「実在する人物」であり、二次創作者と同じく「一般の人間」であるという事、そして、一度インターネットで公開された作品は誰の目にも触れる可能性があるということに注意が必要である。
当然のことながら、実況者本人や近しい関係者がPixivのアカウントを所有している、実況者が描かれた作品を検索し閲覧していることは十分に考えられる。
Pixivに限らず各SNSをオープンな状態で運用している限り、「ネタ」にした本人の目に触れられたくないような作品でも見られてしまう危険性があるのだ。
二次創作(特に腐向け・女性向け)自体を好ましく思わない実況者やファンもいるため、作品の投稿者と閲覧者・タグやコメントなどを送る評価者の双方に相応の配慮が求められる。
もし仮に自分が、他人にありもしない想像の図で描かれて、しかもそれがあまりにも度が過ぎていたとしたら、嫌な気分にならないだろうか?
特にカップリングものや現実とかけ離れた美化など、人を選ぶ内容に関しては、検索避けとしてタグや本文に直接実況者やチャンネル名を使わない、公式で用いられているファンアートタグなどは利用しないようにするなどの対策が挙げられる他、白紙ページや注意書きページをワンクッションとして設けることで不意に表示されたものを見てしまう危険を防ぐことができる。
また、そのような作品を閲覧する側も、タグ付けやコメントの際には直接実況者やチャンネルの名前を出さないような配慮が求められる。
外部サイト(例えばTwitterなど)で作品のURLを貼って紹介する場合も、二次創作であることを明示し、各種ハッシュタグの取り扱いについてもPixiv同様注意が必要となる。
動画投稿者を題材にした同人作品の頒布について…(リンク先外部サイト)
ジャンル特有の配慮したい点
大前提として、全てのゲームファンに必ずしも「実況」というジャンルが好まれないということは事実である。
例えば実況プレイそのものが受け入れられないという人、ゆっくり実況のような音声合成ソフトによる「実況風動画」は気にならないが、生の人間の声が入った実況は受け入れられないという人などさまざまな意見がある。
そもそも「実況」という行為自体が「売りものであるゲームの内容や映像」を無断配信するという法的に(黒に近い)グレーなものであり、メーカー側も許可を出している場合を除いてはあくまで黙認という形である。実際に、実況プレイ自体を控えるよう警告されているある作品の配信を行った実況者が、メーカーから刑事告訴を起こされかけたという事例も存在する。→参考
基本的に(メーカー公認でない)「ゲーム実況」という文化自体が、ある程度アングラな立ち位置であることを、視聴者も踏まえておくことが求められる。
ネタバレや普通の(ゲームそのものの)ファンとのすみ分けの為にも、配信ゲームの作品名タグやキャラタグは避ける事を推奨される。
また、上記の理由から、自分ではゲームをプレイせずに実況のみ、また他人の二次創作を情報源としての二次創作活動に嫌悪感を抱く人間が少なくないということは想像に難くない。
時間がない・お金がかかる等の言い訳などは論外である。ゲームの年齢制限に達していないという場合は「そもそも見るな」である。
視聴時の注意・礼儀作法
基本的に一般的なインターネットマナーと各配信サイトの利用規約を守っていればOKだが、実況ならではの注意事項もある。
特に生放送の場合、オンラインで実況者と共にゲームプレイに参加する・その場で質疑応答を行うなど干渉の手段が増えるので、より礼儀作法に気をつけなければならない。
ただしここの注意はあくまで例で、実況主の考え方や他の視聴者の姿勢によって適切な振る舞いは異なることを留意しておくこと。
避けるべき行為
- 他の実況者について言及する
現在視聴中の放送主に対して「○○さん(別人)の放送を見ていた時のことなんですが…」などと言うのは望ましくない。他人と比較することはどんな意図があっても不愉快に感じられやすいからだ。
例として、ゲームに招待されたが拒否した際の理由の説明で「他の実況者の方とプレイしていました」等とうっかり言ってしまうケースがある。
視聴者本人としては悪意なく事実を伝えたまでだが、これは現実で例えると、パーティーの招待を断った際に「○○さんのパーティーに参加していたので行けませんでした」と説明するようなものである。
複数のチャンネルの生放送を視聴し始めたばかりの人に多い失言なので特に注意。
ただ、この行為に対する許容範囲は実況者によって様々で、名前を伏せていても嫌がる人もいれば、逆に名前を言っても何ら抵抗を感じない人もいる。
判断は難しいが、念の為新たな実況者の番組を見る時は概要を読んでおくといいだろう。
- ゲームに参加中に不適切な行為をする
例えば実況主より著しく実力が低かったり、プレイ経験自体が少なかったりする場合、実況主側が「初心者可」「誰でも可」と明言していない限りは避けるべきである。また、快適なオンラインプレイが可能な通信環境が整っていない時や、特にPC向けオンラインゲームの場合は性能の極端に低い機器を利用している時は、そもそものプレイに支障が出るため参加しない方がよい。
チャット等での不適切発言や、そのゲームにおける荒らし・煽り・意図的なバグなどの悪質なプレイは論外である。
- チャットやコメント欄での自身や他のチャンネルの宣伝、二次創作への言及
百科事典で配慮したい点
このピクシブ百科事典では下記のように個別で記事が書かれている実況者が数多く存在しているが、実況者に関する記事に限らず中には個人に対する明らかに行き過ぎた暴言や中傷、ソースのはっきりしない憶測に基づくネガティブな内容が書かれている記事も存在する。また、内容が十分にまとめられないまま書かれて「立て逃げ」「書き逃げ」状態になっているもの、他サイトからコピーした内容が放置されているものもある。
ピクシブ百科事典に限らず事典・wikiサイトはそもそも個人の偏った見解に基づく事実とはかけ離れた内容や、一方的な誹謗中傷を述べる場ではない。
この百科事典は様々な人が閲覧しており、中にはその実況者のファンも必ず含まれている。実況者本人が閲覧する可能性すらある。
例え如何様な理由があろうとそのような行為は決して許されることではない。
もし実況者の記事を新しく執筆する、あるいは追記修正する場合は個人の勝手な意思を加えず、ルールとマナーを守って行ってほしい。
著名な実況者
※50音順、主にピクシブ百科事典内に記事が存在する人物
※YouTuber、生主なども参照のこと。
※ゆっくり実況プレイ動画の投稿者に関しては「ゆっくり実況プレイ」の記事を、実況プレイをしているVTuber、VライバーはバーチャルYouTuberの記事を参照のこと。
あ行 | 愛の戦士 あいろん 赤髪のとも 兄上 アニマルスケッチ アブ あほの坂田 囲炉裏 牛沢 うめだJAPAN うるすぐ えふやん おちゃないと |
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か行 | かすみ ガッチマン がっとれー 加藤純一(うんこちゃん) カフェイン 鎌首 かみおお からすまAチャンネル きゆ 九血鬼 キヨ きよ太 キリン クー(Queue) 栗御飯 黒猫のノア けあー けい KUN コイケヤ 小海老蕎麦(ゲーム実況) 5月病マリオ コジマ店員 CO-DA |
さ行 | さっざぇ さばぴー サンタサン サンヘルプ しあたん 塩と胡椒 じじぃ しにがみ ジャック・オ・蘭たん shu3 しゅうゲームズ しゅーや シュシュ シンクロー しんすけ すあだ すぎる ズズ スナザメ すね毛拡散エンジェル スパーク セイキン セピア せらみかる せんとす SoVault |
た行 | だいぽん たくまんプロ 茸 たるほい タラチオ ツキ つなまぐろ つわはす テラゾー ドグマ風見 トシゾー トラゾー とりっぴぃ towaco |
な行 | なつめ なな湖 南風 なん ニグ にぶぶ ねが⠀ ねねし のりお のばまん |
は行 | hacchi はなのすみれ ハヤトの野望 パンサル パンミミ P(ピー) Hi-ko ひえぴた ひえぴたとユウキ ぴくとはうす B!KZO ヒテッマン P-P ふぁんきぃ ふぅ フルコン ぺいんと poez ポッキー ほっけ |
ま行 | まお ましお 混ぜメン はじめとわた まっくす みつき ミノル むつー ムルムル めささん もこう |
や行 | やまもと やみえん やんわり YU ユニ 湯毛 |
ら行 | ライバロリ らっだぁ rabi ラギ ルーツ レオモン recog レトルト revin Loi Roosan |
わ行 | わいわい |
数記号 | 2bro 28(ふたば) 4NAC (^U^) |
複数人で構成される実況グループ一覧
関連タグ
ニコニコ動画 ゲーム 実況
二次創作 実況プレイ 実況プレイ動画
実況プレイヤー/実況主/ストリーマー…表記揺れ
ポプテピピック:作者・大川ぶくぶの肩書がアニメ版で『ゲーム実況者』となっていた。ちなみにバーチャルYouTuberを名乗っていたこともあるため単なるネタと思われていたが、2022年から実際にYouTubeチャンネルを立ち上げてゲーム実況動画を投稿しており、さらにそのチャンネルでVtuber化もしたため一回限りのネタではなくなっている。
評価タグ
実況者100users入り→実況者500users入り→実況者1000users入り→実況者5000users入り