「One for All, All for one!俺たちは、ひとり!」
────動画『4人で協力できる音ゲーやったら絶叫で音が聞こえない『Just Shapes & Beats』』より
表記について
当ページのタイトルとしては、『日本トップ4』となっているが、このほか、『日本TOP4』、『トップ4』、『TOP4』とファンが各々に表記していた。これは、かつて長らく公式表記がなく、初期は本人たちの動画字幕などでも表記が統一されていなかったため。
しかし、段々と公式に公開されるコンテンツ(切り抜き動画チャンネル、ANN、イベント…)が増えており、これらでは『TOP4』表記で統一されているため、現在ではだんだんと『TOP4』表記に集約しつつある。
概要
ゲーム実況者『ガッチマン』『牛沢』『レトルト』『キヨ』がコラボしたときの4人を表す呼び名。
4人はニコニコ動画・ニコニコ生放送・イベントにて、兼ねてよりよく一緒にコラボ・共演してきた間柄。
活動拠点をYouTubeに移してからも、2017年4月頃よりコラボ動画を多く投稿するようになっていった。
グループ名の由来は4人によるゲーム実況動画「Fridaythe13th:TheGame」(13日の金曜日)の中で、『【4人実況】罠にあえてかかるというチームプレー【13日の金曜日】』にて「日本トップ4」と発言し、『【4人実況】未知!全員ランダムキャラでも生き残れるのだろうか【Friday the 13th: The Game】』にて「日本最強の4人」を自称し、『【4人実況】自称『日本トップ4』の俺たち、ボッコボコにされる【Friday the 13th: The Game】』にて、4人の実力が日本トップ4レベルだと(ネタで)公言したことから。
ちなみにこれはあくまで4人がイキりプレイをするときの自称であり、4人ともゲームプレイはそこそこ上手いが、日本トップ4と呼ぶには当然ながら程遠いレベルである。
これ以降一時期、「Friday the 13th: The Game」以外でも、この4人でゲームのコラボ実況をする際に、例えほぼ初めてプレイするゲームであろうと(特に4人以外誰もプレイしてないようなマイナーゲームで好んで用いられた)「○○(ゲーム名)トップ4」と発言するマイブームがあったため、この呼び名が定着していった。
つまり本人たちがジョークとして名乗ったのがファンの間で定着したもので、公式な名称ではなかった。
4人としても、わざと調子に乗ってジョークで言った「トップ4」は知らない人からは白い目で見られそうなこともあり、マイブームが去りこの通称が視聴者に定着した後でも自分達では一時期あまり用いなくなっていた。
さらに言えば、牛沢が所属しているゲーム実況グループ「チーム湯豆腐」や、キヨが所属しているゲーム実況グループ「最終兵器俺達」などと違い、この4人はグループではなく、あくまで「よく一緒に遊ぶゲーム実況者友達」に過ぎない扱いであった。
しかし、この4人の実況があまりにも人気になりすぎて非公式の切り抜き動画が多数作られ続けた結果、対策として2021年4月に公式切り抜きチャンネルが開設される。
これにより、「日本トップ4」の名称は後付けで公認のものとなり、4人をグループとして推したいというファンの期待も(消極的ではあるが)容認されたと言えよう。
(公式切り抜きチャンネルの詳細や、チャンネル開設の経緯については後述)
更になんと、2023年1月6日深夜に『TOP4のオールナイトニッポン』が放送され(ハッシュタグは「#TOP4ANN」)、外部でも認められる存在となった。
更に、2023年6月1日には、初のリアルイベント『TOP4 in TOKYO DOME』がタイトルにもある通り東京ドームで開催され、5万人ものキャパシティを誇るドーム会場を埋める程の大盛況となった。
更に更に、同日には、初の全員歌唱の楽曲『フォーマンセル』がリリースされ、作詞・作曲はAyase氏、編曲はRockWell氏が担当した。
ゲームの傾向
TOP4でやるゲームは千差万別、支離滅裂。
牛沢の「質問に答える動画」で質問に答える形で語られた内容によると、とりあえず集まってからその時々で各々がやりたいゲームを好き勝手に持ち込む方式を取っている。
基本的にゲームを持ち込んだ本人が動画を挙げるが、同じゲームをやって各々の視点で1本ずつ動画を作りそれぞれ投稿したりすることもある。
中には誰かが持ち込んでプレイしたら気に入ってしまい、自分で持ち込むようになったり担当が変わったかのような流れになるゲームもある。(UNO、お絵かきの森シリーズ、Propnightなど)
各人、個々のスタイルにより避けているゲームはあるようだが、この4人の集まりで持ち込まれたゲームに限り何でもやるというスタンスで活動しているとのこと。
Vtuberとしての活動で他実況者とのコラボが多いガッチマンはこの「NGゲーム」の問題にぶつかる事が多く、実際にAmong Usでのコラボの誘いが過去に何度も来ていたのを全て断っているが、TOP4(+P-P)でAmong Usが持ち込まれてプレイしたのを切っ掛けにNGを解除し、他からのAmong Usお誘いに応えるようになったんだとか。
ヒューマンフォールフラットはレトルトのみが持ち込むゲームのようで、レトルト以外は一切投稿していない。同様にHALF DEADシリーズは牛沢、QUEST ROOMSやギャングビーストはキヨ、PhasmophobiaやDEVOURはガッチマンのみが投稿している。
Wiiパーティはキヨ投稿が多いがレトルト投稿もいくつか存在する。GTAは牛沢投稿が多いが他の3人のものもある。ハンドシミュレーター系は殆どガッチマンだがレトルト・牛沢のものもある。
UNOは当初はレトルト専だったがいつの間にかガッチマン投稿に変わり、勝手に最終回を迎え、その後キヨやレトルトが再開している。
また、これで持ち込まれたゲームが各々が購入する必要があるものだった場合、基本的に「ゲームの名前だけ聞いて何も言わずに買う」らしい。
そしてそれが「追加の衣装などがあるゴージャス版」のようなものが存在する場合、「他3人が限定衣装使ってて自分だけ初期だと嫌だから」と言う理由で勝手に高い方を買うんだとか。
5人、または欠席が出た際の実況
基本的にはTOP4の実況は前述した4人でのコラボという形になるが、稀に誰かが参加してない場合等では例外的に4人以外での実況となる場合もある。
その際は残りの3名での実況となるか、追加で1人入った状態での実況となる場合が多い。
その際の欠席者は最も多いのがガッチマン、次点で牛沢。また、代役はキヨの所属グループ最終兵器俺達のメンバーであるフジ。あるいは、P-Pが参加することが多い。
また、欠席なしの場合でも、wiiパーティや、テストプレイなんてしてないよなどのカードゲーム系のゲームの際はフジを含めた5人になることもある。
AmongUs実況の際ではいつものTOP4にP-Pを加えた5人での実況が行われた。
レトルトはずっと複数実況で皆勤賞だったが、2021年5月4日の謎解きメール2実況では急遽撮影ができなくなったらしく、惜しくも皆勤賞を逃している。なお、現時点でレトルト欠席の動画はその一度だけである。
普段欠席しない理由を、「(休んだら)絶対にイジられるから」と本人は語っている。実際休んだ際には他のメンバーにイジられたし、ガッチマン・牛沢も休んだ際には毎回イジられている。
『レベメン』について
この4人に、キヨの所属グループ・最終兵器俺達のメンバーであるフジを加えた5人を「レベメン」と呼ぶことがある。
「日本トップ4」とは違い、今でもあくまで通称に過ぎないが、こちらはキヨ・レトルトがメインとなるゲーム実況者オフイベント「LEVEL○」に由来する。
現在までLEVEL1~LEVEL5までの5回開催されている全てにおいて、ガッチマン・牛沢・フジの3人をゲストに呼んで5人で行っているため、この5人をまとめた通称として用いられている。
イベント以外でも、TOP4は4人で実況する事が非常に多いが、1人加えて5人で実況する場合は基本的にフジである。
メンバー
🐈⬛キヨ🐈⬛
イメージカラーは赤。
コラボ動画のシリーズは『Wii Party U』や『QUEST ROOMS』などを投稿。
コラボ時のゲームアカウントは、「Superman(スーパーマン)」名義(英表記とカッコ付きのカタカナ表記で1セット)を基本的に使用しているが、文字数制限で途中で切れていたり、日本語フォントに対応していない海外のオンラインゲームでは文字化けしていることも。(個人実況時に多い「あ」名義などの場合もある)
🦀レトルト🦀
イメージカラーは黄色。
コラボ動画のシリーズは『Human:Fall Flat』や『ウミガメのスープ』などを投稿。
コラボ時のゲームアカウントは、基本的に「レトルト」「retort」名義だが、「華声」(鼻声だとよく言われることから)名義なども使用する。
🐮牛沢🐮
イメージカラーは緑。
コラボ動画のシリーズは『Granny Simulator』や『ASTRONEER』などを投稿。
コラボ時のゲームアカウントは、「ushizawa」名義のほか、「うしざぁ」「ざぁうし」など、もじったり入れ換えた名義を使用することも多い。
🥷ガッチマン🥷
イメージカラーは青、黒。
コラボ動画のシリーズは『The Forest』や『Phasmophobia』などを投稿。
コラボ時のアカウントは「gatchman」が多い。その他、最近では「がっちさん」(他メンバーからの愛称)・「がっち」名義も使用するほか、以前は『Friday the 13th: The Game』などにおいて「入間」やそれをもじった「人間」などの名義にコロコロ入れ替えていたが、転居したため?それらは使用しなくなった。
- ゲスト/代理メンバー
🗻フジ🗻
イメージカラーは紫。
パーティゲーム系の実況で代理でコラボ。『テストプレイなんてしてないよ』を始めとした実写動画などでコラボしている。
👓P-P👓
イメージカラーはオレンジ、水色。
過去に『wiiスポーツ』シリーズで代理でコラボ。
『Among Us』『Feign』でコラボ実況している。
動画内での字幕の色は基本的にこのイメージカラーに沿っているが、プレイヤーキャラ選択で自分のイメージカラーが選べない、もしくはランダムで別の色に決定されてしまった場合は混乱を招かないよう実際に選んだプレイヤーキャラの色を優先している。 また、過去動画ではキヨや牛沢が青色の字幕だったり、ガッチマンの字幕がピンクだった事もある。
メンバーの特徴
呼び方
ガッチマン | レトルト | キヨ | 牛沢 | |
---|---|---|---|---|
ガッチマン | - | レトさん、レトルト氏、レトルト | キヨ | うっしー |
レトルト | ガッチさん | - | キヨくん、お前 | うっしー |
キヨ | ガッチさん | レトさん | - | うっしー |
牛沢 | ガッチさん、ガッチマン | レトルト、レトルトさん | キヨ | - |
ゲーム内でのアバター
ゲーム『ヒューマンフォールフラット』でのアバターは、キヨは初期の白キャラに陰茎を書き足したもの、レトルトは自チャンネルのアイコンにもなっているシルクハット+十字目仮面を可能な限り再現したもの、牛沢は茶色の犬。ガッチマンはカメラで撮影したリアル顔を写し込んだらバグったみたいになってしまった模様のキャラを使っていたが、その後ルパン三世や牛の被り物などを経てジェイソンの仮面をかぶったキャラに落ち着いた。
他のゲームでも基本的には、「キヨ:初期アバターを変にいじったもの」「レトルト:自キャラを再現、シルクハット」「牛沢:ジジイか動物」「ガッチマン:忍者、女キャラ、もしくはその場の一発ネタ」と言う傾向でキャラが作られる事が多いが、たまに他メンバーがレトルトのシルクハットキャラを奪ったりすることもある。
得意なゲーム
4人は当然だが得意なゲームのジャンルでも異なるため、4人のうち1人だけが得意なジャンルのゲームで勝負する事になった場合、自然とハンデを付けたりする流れになったり、協力プレイをしている時は自然と担当が決まったりすることがある。
- キヨ
マリオ系ゲーム全般、特にオーソドックスなアクションゲームのマリオやマリオカートが得意。マリオカートの場合は実力差から「違法バイク」等と(主に牛沢から)罵られる。
Wiiパーティ系も全体的に強い他、ルドーでは4人中唯一ビリを引いた事が無い。
ただしワードウルフは弱く、人狼側になるとボロボロになりがち。
- レトルト
謎解き系ゲームやパズルゲームに秀でており、探索系ホラーゲームでもギミックの解除などはだいたい真っ先にレトルトが正解にたどり着く他、クエストルームズでも謎解きパートだけはレトルトが活躍する。
またボタン連打も早く、オーソドックスな1ボタン連打だとキヨが最初から負けを覚悟するほど。
他には視力が良いのか、異常に字が小さいゲームに出くわした時はレトルトしか読めてない事がある。
逆にクエストルームズは「天敵」とも言われる(牛沢談)ほどに苦手。
- 牛沢
動物を始めとした雑学に強く、クイズ番組では最も活躍が多い。
他にもゴルフゲームではみんゴル・マリオゴルフ問わず抜きんでており、ゴルフ風の謎ゲーでもだいたい強い。ヒューマンフォールフラットでも4人の中で最も悪知恵と小手先の器用さを発揮し撮れ高を稼ぐ。
ただしルドーは謎の弱さを見せる。
- ガッチマン
マッピングが必要な迷路ゲームやその他探索系ゲームでの道の迷わなさはTOP4どころか全ゲーム実況者で見ても群を抜いて強い。
FPS系のエイム力にも優れており、手動エイムのゲームでは殆どガッチマン1人vs他3人の構図になるがそれでもガッチマンに勝てない。
というかホラゲ・探索系ゲーム全般に何でも強く、「写るんです」ではゲーム有数の難所すら記憶に残らないほどあっさりと突破し、同ゲームの当該ポイントで30分以上詰まったレトルトが「(ガッチマンがあっさりクリアしたのを見て)唯一舌打ちしてイライラした」等と笑い話にするほど。他にも何故か「棒から遠くまで飛ばすゲーム」は謎の強さを見せる。
一方でマリオカートに関してはシリーズ問わず苦手。
公式切り抜きチャンネル
TOP4の実況動画の名シーンなどの切り抜き動画をアップロードする、4人公認のチャンネル。
TOP4切り抜きなので基本的に4人実況の動画を扱うが、たまに誰かの個人実況や3人以下の実況、フジやP-Pが参加している動画も混ざる。この場合、フジは紫色、P-Pは水色の字幕が使われる。
なおこのチャンネルが作られた経緯について、ガッチマンがVの配信で語ったところによると、「非公式の切り抜き動画が多数作られた事が発端」ではあるが、ファンの需要に応えるためと言う理由だけでなく、自分たちの活動に支障をきたす可能性がある切り抜き動画も散見されるようになっていたためであるという。
曰く、切り抜き動画をアップロードしている人は大多数が純粋なファン活動で無償で行っている人だが、中には収益を付けて金銭目的でやっている人も存在する。そういう場合、再生数を稼ぐためには「他の人よりも早くアップロードすること」が非常に重要であり、アップロードの早さ競争のような風潮が生まれてくる。
その結果、字幕を入れるなどの編集をせず、切り張りしただけのほぼ丸転載も同然の動画をアップロードする輩まで現れるようになってしまい、流石に見過ごせなくなったのだという。
(字幕などの編集が成されていない切り張り動画だと、同一のコンテンツと見なされてオリジナルの動画も両方公開停止を食らう可能性がある。)
こうした背景から、切り抜き動画の無秩序な増殖に待ったをかける意味合いも含めて公式の開設に踏み切ったのだ、とのこと。
関連動画
余談
- 「日本トップ4」という呼び名が定着する以前は、視聴者の間では、4人のコラボ実況である「ドカポン」の動画タイトルからとって「天国組」や、4人で江戸村に来訪した実写動画から「江戸村組」、4人の頭文字を合わせて「ガレキ牛」など、様々な呼び名で呼ばれていた。
- コメント欄でガッチマンを表す際、🥷ではなく🚴が使われている事があるが、これはガッチマンの趣味であるサイクリングから来ている。
- 13日の金曜日実況で最初に「俺らのことTOP4って呼ぼうか」という話が出た時、Siriが誤起動して「すみません、よく分かりません」と水を差している。
- 「日本トップ4」を使い始めた頃は、「UNOトップ4」など特定のゲームの“トップ4”を名乗ったり、海外のマイナーかつ過疎化していて4人以外プレーヤーが接続していないオンラインゲーム(そんなゲームをどこから見つけてくるのかは大きな謎である)をプレイする場合は「世界トップ4」と名乗ったりもしていた。
関連イラスト
関連タグ
P-P…TOP4と親交のある実況者。かつてキヨ・レトルト・つわはすとコラボを行っており、視聴者からは平和組と称されていた。
本人は2015年辺りから約6年活動休止(実質引退)していたが、2020年5月2日よりYouTubeに投稿を開始。
全身ラジオ…ニコニコ動画で定期的に投稿していたキヨとレトルトのラジオ動画。後にYouTubeへ移行。牛沢とガッチマンがゲストとして何回か呼ばれている。