概要
ニコニコ動画およびYouTubeで活動するゲーム実況者兼Vtuber。
最終兵器俺達のメンバー。愛称は「ラーヒー」。イメージカラーは緑。
フジと同じく、こーすけが離脱中に助っ人として参戦した。元東方厨。
暴君つるぺたヤンデレでありたてセタのヒラ。稀に別のヒラ(4人ほど)が出てくることもある。
最俺での活動初期は黒い覆面に眼鏡を着用していたが、のちにマスクのみというスタイルに変化した。髪の色や長さにばらつきはあるが、短めの茶髪でいることが多い。かわいらしい声や言葉使いとは裏腹に、重たそうな切れ長の瞼に通った鼻筋と、涼しげな風貌である。
高めの声とゆるゆるとした口調でのんびり進めるゲーム実況が特徴。ふんわりした間延びがちな語尾や優しいアフレコで癒やされるというファンが多い。朗読を習っていたことがあるらしく、難しい用語が並ぶ文章でもすらすらと読み、キャラクターごとに声を使い分けてテキストを読む姿は必聴。
プレイにおいては基本スキルが高く、隠し要素をあっさり見つけ、ボスをあっさり撃破する。マッピング能力が非常に優れており、一度訪れたマップをすぐに記憶するという芸当をたびたび見せてくれる。攻略法を見抜くのも早く、ボス戦でももたつくことはほとんどない。さくさくプレイにさくさくカットで、他の実況者とはまた違った見応えのある動画となっている。
こつこつ努力を重ねて上達していくタイプでもあり、『テトリス99』や『マリオカート』などではその努力の賜物を見ることができる。最俺の『ぷよぷよテトリス』実況で華麗にTスピンを決める格好良さといったら…。
反面、4人実況など多人数プレイでは緊張してしまうのか、真価を発揮できないことが多い。それでも言い訳ひとつしないのがヒラのいいところ。
狙って面白くしようとするのは苦手で大喜利には弱いものの、さりげなく放った天然ボケな言動が周囲の爆笑を誘うこともしばしば。
普段の口調がやや舌足らずで優しげなためギャップがあるかもしれないが、荒い言葉使いをするときもあれば下ネタも平然と口にする。しょうもない下ネタで爆笑することもあり、あのフジやキヨですら苦笑させていた。
視聴者からは時折サイコパスと呼ばれているが、サイコパスというよりは独特の感性の持ち主(フジが作った雪人形の口に並べていた石が落ちたとき、「落ちた」ではなく「こいつ虫歯だ」という言葉が自然と出るなど)。
とはいえ、ちょくちょく謎の狂気を見せることがあり、メンバーも視聴者も置いてけぼりにして奇行に走る。また動画収録前に時折「ラーヒー劇場」を繰り広げているらしく、そのテンションのまま実況に入ってしまったのが伝説の『星のカービィ64』事件(1:13、8:47に注目)。ぜひ一度ご覧いただきたい、これが最終兵器ヒラである。
また、『バイオハザード4』シリーズを筆頭にホラーゲームやCERO Zのグロテスクなゲームを好み、嬉々としてプレイする一面もある。びっくり演出にもあまり驚かず、華麗に敵を倒していく姿は一見の価値あり。
性格はとにかく優しい。
個人の実況を見ていてもわかることだが、実写動画でも相手を強めに叩くことができなかったり、煽りも少なめだったりと、最俺の良心ともいうべき存在。メンバーの動画内で、キヨからは「趣味が人助けみたいな男」、こーすけからは「優しさの具現化」、フジからは「優し過ぎて損しがち」と紹介された。特にフジには「他人に尽くし過ぎている」とまで言われ、2019年のクリスマスには『幸せになる勇気』という本をプレゼントされている。どんだけ優しいんだ。
そんな人柄ゆえか最俺メンバーからは少々甘やかされているようで、ミスをしても励まされたりフォローされたりしている場面が多い。身内に対して当たりの強いキヨですらヒラには優しい。漂う末っ子感。
ヒラが仕切りを行う実況では普段平気で煽り合う最俺もどことなく柔らかくなり、最俺メンバー以外の実況者と組んでも相手が誰であろうと空気が緩くなる。彼からはマイナスイオンでも出ているのだろうか。
こーすけとは幼馴染み。2人実況では付き合いの長さ特有の素らしい緩さがある。ヒラが突然スイッチが入り変なテンションになっても一向に気にせず実況を続ける姿はさすが幼馴染みといったところ。同時期にダイエット企画に挑戦した際はどちらも見事減量に成功し、結果を喜び合う微笑ましい姿を見せた。優しい彼が塩対応するのもこーすけ相手のときくらいである。
フジとは同時期に加入したこともあり非常に仲が良く、実況外でもよく一緒に旅行やアウトドアへ出かけている。視聴者からの通称は「バイト組」。それぞれのチャンネルには2人実況が大量に投稿されており、煽り合いも口喧嘩も微笑ましいレベルの平和な世界が見られるため、癒やされたいときにはおすすめ。『バイオハザード7』『サイコブレイク』などホラーゲームでは怯えまくるフジと冷静なヒラという普段とは違う姿を楽しむことができる。
キヨとは通称「サイコ組」と呼ばれ(おそらく元ネタはこちらのシリーズ)、揃って奇怪な言動を繰り返している様子がよく見られる。キヨはヒラには優しい(しかもキヨ本人もそれを自覚している)ようで、明らかに他のメンバーに比べて態度が違う姿が時折見られる。
食べ物はサーモンが大好物のようで、コストコ名物ビッグサーモンを買うのが夢だったらしい(2020年の最俺クリスマス動画でそれを叶えている)。そのサーモンを堪能する実写動画はひたすらヒラの愛らしさと魅力が詰め込まれているため、ご覧の際は心の準備を。
ちなみに前述のフジとの『サイコブレイク』実況中には、収録のたびにヒラがサーモンの刺身を買っていたため、フジの家の醤油を一本使い切ってしまったらしい。
猫やうさぎといったもふもふしたものが好きらしく、ミッフィー愛好家。『ミッフィーの世界』というゲームを実況した際はミッフィーの本名をさらりと口にし、流れるように課金していた。「ミッフィーに関しては金に糸目はつけないよぉ」
アイコンとなっている覆面時代のヒラを模したキャラクターも、うさぎの耳や双葉のように見える触覚がついている。ぷにぷにしてそう。豚鼻つきゴミ袋ではない。
そして2021年5月12日、ついに…
バーチャルラーヒー爆誕。
アイコンに口がつき、目や触覚が動くようになった。破壊的な愛らしさである。
バーチャル化の理由は、動画内に出されたテロップによると、もともと仮想空間上での表現に興味や憧れがあり、「私の望む好きな姿で活動してみたい」と思ったとのこと。
今後は生配信ではこのバーチャルラーヒーの体を使用する予定だそうで、早速翌日の『Fall Guys』配信から活躍している。
実は近年は思ったように登録者数・再生数が伸びず、活動に停滞が生じてきた。
どのような方針でゲーム実況活動を続けるかと悩み、一時期はサラリーマンになる選択肢を周囲に漏らしていた。しかし、それを又聞きしたキヨが悲しい顔をしたという話を聞いて思い直した。
そこで以前より親交のあった某ホラーゲーム実況者に悩みを相談するようになったらしい。ガッチマンVの話や、穏やかな口調から長時間の動画・生配信に向いている点や、性格の優しさから「最終兵器俺達のヒラ」という役に縛られていることを指摘された?、らしい。
2020年下旬頃からフジと共にAmongUsを皮切りに大型コラボを始めた。
2021年に入ってからの実況は積極的な発言も増え、遠慮なくキレキレで鋭い舌鋒を繰り出してキヨ、こーすけ、フジを幾度も戸惑わせ驚かす場面が増えた。5月からはバーチャルYouTuberとして2021年中に登録者30万人超えを目標に活動開始。バーチャルYouTuber達との大型コラボや、生配信を増やしたことが功を奏し、8月上旬には早々に目標を達成した。
今後の進展に大いに期待がかかる。