プロフィール
所属 | UUUM(2017年~2021年9月)→Laser FZCO(2021年10月~) |
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活動期間(YouTube) | 2015年~ |
登録者数(YouTube) | 299万人(2024年12月時点) |
総再生回数(YouTube) | 68億2033万回(2024年12月時点) |
概要
ぜんいちとマイッキーの2人で構成される。実在人物ではあるが、ぜんいちがウサギ、マイッキーがカメをモチーフとしたキャラクターの姿で現れ、演じている人物は性別は男性である以外は素顔、年齢、本名などはこの形で覆面YouTuberとして活動しているとの事なので一切不明である。このため、特に初期動画はバーチャルYouTuberの一種とも言える。
「シスターズ」ではあるが、どちらも男性が演じており、ぜんいちの方が低めの声、マイッキーの方が甲高い声をしている。またぜんいちは赤い耳がついたパーカーを羽織った男性の姿で描かれることもあれば、赤いジャケットをきた二足歩行のウサギの姿で描かれることもある(グッズ展開などでは基本的に後者)。
現在はぜんいちとマイッキーの2人以外にも猫のキャリーちゃんとバナナのバナナくんというキャラクターも動画で登場している。
元々はニコニコ動画で活動しており、2015年ごろに活動の拠点をYouTubeに移した(ニコニコ時代の動画は削除され、アカウントのみ残っている)。
ゲーム実況動画を投稿しており、ゲームによってはゲーム内でキャラクターを動かして演じるアニメーションのような形になっている。
実際に2022年12月時点のYouTubeのチャンネル概要欄では「YouTubeから生まれたキャラクター」と紹介されており、現在の立ち位置としては「YouTuber」というよりは「YouTube上で展開される実況プレイ風の映像作品と、それに登場するキャラクター」に近いと言える。
かつては『大人になってもゲームを楽しむ心を忘れない』事を目標としていたが、現在は『誰もが大切な人と一緒に思い出を作るきっかけを提供すること』を目標及び理念としている。
現在は主にマインクラフトのプレイ実況動画を投稿しており、小学生が好きなYouTuberランキングでHIKAKINやカラフルピーチなどと並ぶ票を得るなど低年齢層の視聴者を中心に高い人気を誇る。
また、2019年からチャリティー活動を初め、生配信の時に視聴者からのスーパーチャットをすべて募金している。2人は、「このチャリティ活動を通して、社会及びYouTuberのイメージ向上に少しでも貢献したいです。」と発言しており、これまでに約100万円を募金している。
ファッションセンターしまむらなどとコラボした衣料品や雑貨が発売されており、チャンネル自体は知らなくてもキャラクターはわかるという人も多いであろう。
2017年からUUUMに所属していたが、2021年10月ごろまでにUUUM公式サイトからプロフィールが削除されているため脱退した可能性が高い。公式発表はなく、また所属クリエイターの公式グッズ販売サイト・MUUU(現在はCreator Store)ではその後もグッズが取り扱われている。
(中の人に相当するクリエイター本人とは別に)キャラクターの版権はUUUMからドバイの会社であるLaser FZCOに受け渡されたことが判明している。
なおUUUMからLaser FZCOへ移って以降に発売されたグッズはMUUU(現在はCreator Store)では取り扱っておらず、まいぜんシスターズの公式サイトにて取り扱っている。
永井ゆうじによって小学館の月刊コロコロコミックにて漫画化された。
問題行動について
2018年3月にガンダムvsシリーズの実況動画を投稿した際、まいぜんシスターズが計画したと主張するある動画が原因で大きな炎上騒動が発生。また騒動の中でニコニコ動画時代の問題行動が複数発覚している。
- 『ガンダムvs』シリーズ公式大会での入賞経験がないにもかかわらず、「自分は全国大会で優勝した」と嘯くなど悪質な経歴詐称を長期間に渡って続けていた
- 「シャゲダン」と呼ばれる行為をはじめとする他のプレイヤーへの煽りや迷惑行為、配信における晒し行為、罵倒や暴言、故意の捨てゲー、回線切り等の悪質行為を意図的にかつ年単位の長期間に渡り繰り返していた
- さらにはこれらの迷惑行為を動画内で「これは相手に敬意を伝える行為である」と嘘をついたうえで無理やり正当化し、指摘を受けてからも迷惑行為を続け、さらには自身の動画内で迷惑行為を視聴者にも積極的に行うよう扇動していた
…等々の行為が一気に明るみに出てしまい、凄まじい非難が集まった。
またそもそもこれらのことが発覚したのは「ある上級者プレイヤーからまいぜんシスターズがプレイ動画を購入し、このプレイ動画にアフレコしたものを『自分で実況しながらプレイした動画』という体で投稿した」という大変悪質な行動に端を喫している。
まいぜんシスターズのプレイに違和感を抱いたあるYouTuberが、上記の問題行動やプレイ動画の取引について調査・指摘。これに対しまいぜんシスターズ側は「本来2本構成になる予定で、偽実況動画は前編であり、後編でネタバラシをする予定であった」・「自分達の仕込みが甘く、すり替えがバレたせいで動画が成立しなくなった」と主張する動画を投稿した。
しかしながら動画内には相手の言ってもいない発言をまいぜんシスターズ側に都合の良いようにねつ造したような箇所があり、さらに自分達はネタを暴かれて悪行として扱われてしまった被害者であるという立場を表明したことにより、まいぜんシスターズの主張を信じた(悪質な)視聴者による相手のYouTuberへの攻撃が起こるなど、いわゆるファンネル行為を意図して仕掛けたとも取れるような言動が見られる。
相手に反論動画をアップされた結果、まいぜんシスターズは当該動画の高評価・低評価を非表示にし、その後コメント欄から自身のねつ造などを指摘する都合の悪いコメントを全て削除、最終的にその騒動の原因となった動画自体を削除している。
それから2022年現在に至るまでまいぜんシスターズからは過去の大量の煽り行為・迷惑行為・晒し行為・虚言・暴言・経歴詐称・上記の騒動における迷惑行為などに対する謝罪や釈明などは一切行われていない。
炎上した該当動画を削除したのみで、ひたすら沈黙を貫きながら現在に至るまで動画投稿を続けている。
なお、本記事における当時の騒動の経緯については、以下のnoteを参考にした。
消せない過去 - 大人気ユーチューバー「まいぜんシスターズ」の真っ黒すぎる信じられない過去と炎上の真相に迫る
またこれらのまいぜんシスターズの行いは、【刑法 233】"虚偽の風説を流布し、または偽計を用いて人の業務を妨害する罪 "『偽計業務妨害罪』の構成要件を満たす可能性が高いと後に指摘されている。
上記の記事内でも指摘されているように人間過ちを犯すことは誰でもあるが、過去に悪質な迷惑行為を大量に行い、それらに関して迷惑をかけた人達に一切謝罪もせずに過去の過ちを無かった事として活動を続けている、というのは非常に問題があると言わざるを得ないだろう。
一方で、まいぜんシスターズが全国大会で優勝したと公言していたのはチャンネルのファンからは一種のギャグ(ブラックジョーク)と認識されており、そのキャラクターも含めて好評を得ていたのもまた事実である。
(ただし当時のガンダム界隈からは「全国大会で優勝したという嘘の肩書きを掲げた挙句に迷惑行為を広めるのはやめてくれ」と批判が多かったのもまた事実である。)
声優変更騒動について
2022年11月に、事前予告無しにぜんいち・マイッキーの声優が変更された。変更後はぜんいちはより凛々しい男性の声、マイッキーはアニメ風の女性の声になっている。ここから、動画においても「実在のYouTuberがキャラクターをアバターとしている」のではなく、「動画に登場する架空のキャラクター」として完全に独立した存在になったと言える。なお、これまで投稿された動画を声優によって吹き替える形で展開されている英語版では、一年ほど前に声優が変更されている。
突然の声優変更はファンに大きな衝撃を与え(特に彼らの主な視聴者層である小学校低学年やその親御さんが前述のキャラクター云々の理屈を理解出来るとは考えづらい)、様々な反応が寄せられた。
晒し系YouTuberのポケカメンも自信の動画でこの件について取り上げたが、視聴者が「荒れている」と情報提供したにもかかわらずまいぜんシスターズの該当動画のコメント欄に声に関する否定的なコメントが全く無かったことからその視聴者が話を盛ったと判断、早々に手を引いた。
然し、まいぜんシスターズのTwitterのリプ欄や今回の件に対する他の考察動画のコメ欄には声優変更を悲しみ真相の発表を求める声が多数溢れていたことから、まいぜんシスターズが自身のコメ欄では声優変更に否定的なコメントを全て削除しているのではないかという疑惑が立ち上がり、事態は混迷している(因みにポケカメンはその後コメ消し疑惑に気付いて続報動画を出している)。
更に、12月23日に公開された動画では声が旧バージョンに戻ったと思ったら、翌日以降また現在の変更されたボイスで動画を投稿する、という非常に理解に苦しむ行動を取っており、ぬか喜びさせられたファンを困惑させた。
いずれにせよ、目下一番の問題はこの一件についてまいぜんシスターズが公式として何の発表も行っていないことであり、一部ではその態度に失望しファンを辞める者や、声優変更への賛否(今の声が好きというファンや声が変わっても動画そのものは相変わらず面白いこら良いとするファンも一定数いる)について他ファンと争い始める者も僅かながら現れてしまっている。
そして2023年2月に、まいぜんシスターズは公式Twitterで声優の募集を発表。ようやく声の変更について公式が認めた訳だが、それが新たな声優の募集という視聴者が求める元の声の復活を暗に否定するが同然の内容だったため、ファンの不安・不満の解消には至っていないのが現状。更に、2月中の動画で声が再び変更されて、今度はぜんいちが女性の声に、マイッキーは元の声に絶妙に寄せた声になった。ここでもやはりコメント欄で声について言及する者は現れず、声優募集の告知ももう済んだとばかりに削除された。
だが突然2023年4月3日に公開された動画では声が旧バージョンに戻っており、声が変更された動画が翌日すべて削除された。
ファンの多くは喜び、今回の騒動でファンを辞める人も小数ながらいるようだ。
旧ボイスに戻った原因は不明でまいぜんシスターズ公式による発表は一切無い。
現在も旧ボイスでの動画投稿がされている。