目次
[非表示]
プロフィール
職業 | Youtuber |
---|---|
所属 | ガジェット通信クリエイターネットワーク |
活動期間 | 2010年~ |
出身地 | 関西地方 |
登録者数(YouTube) | 15万人(2024年時点) |
総再生回数(YouTube) | 3300万回(2024年時点) |
経歴
ゆっくり実況者
- 建築関係で照明デザイナーの職業に就いていたが得意先の倒産に伴い「お金はないけど時間はある」状況に陥ったことで、動画編集ソフトの練習として実況動画を投稿し始めた。現在確認できる最古の動画は2010年の『MHP3rd【ゆっくり実況】しようZE』。
マイクラ実況者/配信者
- そんな中、当時急速にプレー人口を増やしていたMinecraftと出会い、「マイクラって(ゲーム内で)好きに建造物作れんの?!」と開眼。最古のMinecraftの実況動画は2011年の『初めてのマインクラフト』。
- 2011年にマイクラでイベントとしてお化け屋敷をしたいと考えマイクラきもだめしを開催する。しかし、当時ニコニコには実況者同士で慣れ合ってはいけないという風潮があり、「きもだめしの動画が実況者同士で慣れ合っている」と大炎上しコメントも荒らされたため動画を非公開にした。2011年から3年程肝試しが開催されなかった理由であり、実況者同士でのコラボをするという概念がなかった時代で、「時代を先取りしすぎた」とクーさんは語っている。
- 2012年5月にうぇるさんとクーさんで共同主催のマイクラ鬼ごっこinヴェネツィアが開催された。
- 2014年8月にマイクラ肝試し2014を開催する。この年からイベントを復活させた主な理由はニコニコから慣れ合いという風潮が薄まってきたこと。ここ数年でマイクラ実況者が増えたことなどがあげられる。イベントが大成功したため、この年からマイクラ肝試しは通年開催となる。
- ニコニコ動画でチャンネルが設立。検索等では「クーちゃんねる」としたほうがヒットしやすいかもしれない。
- 2015年8月にニコ生の闘会議TV『俺たちの国立競技場 マインクラフト』に出演。新国立競技場の建設を担当した。
- 2015年12月に「Minecraftでつくってみた むかし話編」がKADOKAWAから出版され、クーさんも一部の建築に携わった。
- 2018年からニコ生でのマイクラ肝試し配信からYouTubeでのライブ配信に一本化された。
- 2021年9月にはチャンネル登録10万人突破し、銀の盾の開封動画を後日投稿した。
- 2024年9月にはチャンネル登録15万人を突破し、記念配信を行った。ゲストにマイクラ肝試しでおなじみのあの人がゲスト出演した。
人物
クーさん(2022~現在) | クーさん(2016~2022) | インセインの姿(2011~2018) | クーさん(2011~2016) |
---|---|---|---|
新しい衣装に刷新した(キャラクターデザイン/合鴨ひろゆき) | facerigの3Dアバターを利用していた(右上) | ブラック★ロックシューターのキャラクターをマイクラスキンにしていた(作者公認) | 顔出しをしていた時代でニコニコのイベントなどに出演していた |
- ハスキーボイスかつ落ち着いた口調で喋るのが特徴。関西の生まれであるため関西弁が時折顔を出し、実況の魅力の一つとなっている。(物をチェストにしまってもらうよう指示する時に「なおして(=「しまって」の関西での言い方の一つ)いただいて」と言うなど)ホラー実況などでは普通に悲鳴はあげるが、いわゆる耳を擘く絶叫や音割れボイスを披露することはなく、全体として落ち着いた配信が多い。そのためか、知り合いや視聴者からは「クーさん」と敬称付きで呼ばれることが多い。
- 建築関係のデザイナーをしていたため、建築物へのこだわりは強く、個人実況でも建造物の外見や内装には並々ならぬ熱意を注いでいる。そのデザインセンスや情熱は自らの主宰するイベントMAPの制作にも生かされている。それゆえ海外への渡航経験が多く、その経験をもとにした配信も実施する(後述)。
- また、企画会議などでは一切の妥協なく率直に意見を言うタイプで、共にマップ制作をする運営メンバーとは企画方針についてバチバチに議論を交わすことも多いとか。しかし、それはあくまで企画をより良いものにするためであり、そのおかげでどの企画も回を重ねるごとにクオリティーがどんどん高くなっている。激論を交わすのも、メンバー内で「より良い企画を」という共通認識があってこそ。運営メンバーの中には肝試し黎明期からのメンバーも多いことから、運営一同からの人望と信頼の篤さが窺える。
- 定期的に次の肝試しの準備・制作配信を行なっており、そこではクーさんの実況者・企画者・デザイナーとしての情熱を聞くことができる。
配信内容
- 有名なものは、人気配信企画『マイクラ肝試し』及び『マイクラ腕試し』であり、Minecraftを用いた大規模なイベントである。
- どちらもMinecraft内で専用のマップを用意し、その中に実況者・配信者・VTuberたちを招待する方式をとっている。
- マップ制作自体にはクーさん自身も加わるが、おもに運営・制作スタッフが主体となって執り行われている。クーさんは主に企画部分(と本編の実況)を務める。ゲーム制作でいえばプランナやディレクターに当たるだろうか。
マイクラ肝試し
- 2011年に初めて行われた、Minecraftのゲーム内で多くの実況者を集めたイベント。
- 2014年からは現在に至るまで毎年開催されている。
- 2020年に開催した際には『YouTube Gaming Week』に含まれており、この回で一気に企画の知名度が上昇した。
- 企画名の通り、Minecraft内で肝試しを行う。肝試しのコースは毎回新規で作成されており、制作に1年の期間を費やしている。肝試しの製作中にも来年の肝試しの内容を頭の中で考えている。
- 肝試しのコース以外にも「前川郷」と呼ばれる待機所のマップも別個で用意されており、各回で要素が追加され続けることによって、一種のテーマパークのような場所となっている。参加する実況者たちは肝試し本編以外に前川郷での探索を堪能することができる。
- 以前はイベント開催後に、ニコニコ会員にも「前川郷」を開放していたが、ニコニコとディスコードの連携が取れないため 現在は、YouTubeメンバーシップの加入者限定のみで開放をしている。
- グッズ販売は主にBOOTHで行われる。主な商品としてマイクラ肝試しのスポンサーカードを毎年販売しており、サーバーの維持費やクーさんや制作スタッフへの運営費などに使われている。
マイクラ腕試し
- 2020年3月から始まった、Minecraftを用いたパーティーゲーム企画。
- 弓矢やボートといったマインクラフトおなじみの武器や乗り物を用いる複数のメインステージと、競技場間を走り抜ける移動ステージとで、8名の参加者が腕を競い合う。
- 全ての競技が上位の取り合いになるわけではなく、参加者同士で協力しなければならない競技もある。また、「紅白戦」という形式で、4対4の2チームで競い合うこともできる。
- 『腕試し』という言葉から勘違いする方もいるかもしれないが、あくまで趣旨(ジャンル)はパーティーゲーム。
「純粋な力比べではなく、パーティーゲーム的に盛り上がってもらいたい」とのことで、誰でも気軽に体験できるように難易度設定がなされている。
Google mapで行く海外旅行
- 2019年から始動した、海外をテーマにした雑談放送。Googleマップを用いて、日本から空港を経て事前に決めた都市へと地図を動かしていくデジタル探検旅行となっている。旅行のプランとして資料を事前用意しており、クーさんはさながら添乗員のような解説役を務める。
- 過去に行った場所を皆と一緒に旅するというのがコンセプト。地図上の位置と合わせて、クーさん自身が海外で経験したことや現代時事・日本のものとを照らし合わせた雑学等を語る。かつての職業の話題が登場することも。
その他ホラーゲーム
- 毎年マイクラ肝試しの新規コースを作る関係上、「ホラーのお勉強」として様々なホラーゲームを実況配信することが多い。
- なお、マイクラ肝試しを主催していることから勘違いされがちだが、クーさん自身はホラー耐性ゲキツヨではない。どちらかというと普通に悲鳴をあげる。
- もっと言えば、マイクラ内のアスレチックコースも決して強いわけではない(2014年当時は「アスレは(できないので)テレポートで」、2015年当時は「アスレあかん勢」とか…)。それゆえ、マイクラ肝試し内にアスレチックコースを設ける際にはクーさんが攻略できるかどうかで難易度調節しているとかなんとか……
余談
- マスコットキャラクターとして『クーにゃん』がいる。
- このキャラクターとは別にリアルな猫モチーフのバーチャルYouTuberのアバターもあり、こちらは実際に視聴者の飼い犬や飼い猫が反応することがあるという。
- なお、2018年頃までは「インセインさん」と言う美少女キャラをアバターとして利用していたため、初期のマイクラ肝試し関係のイラストではそちらの姿で描かれていることが多い。
- 車が大好きであり、納車した車等を紹介する動画を上げているだけでなく、車専用のチャンネルも存在する。