八雲みかげ
やくもみかげ
「ねえねえ、外から来た魔法少女!?ミィが助けてあげる!」
「ミィもおんなじだよ! みんなに″姉ちゃ″がヒーローなんだって知ってもらう。そうすれば、きっと姉ちゃの悩みはなくなるはずだもん」
姉が抱える神浜市への恨みを消そうとしている魔法少女。
マイペースで周りを振り回す節があるものの、無邪気で人からは好かれる性質。
駄菓子屋や公園ではひとりで遊んでいる姿が目撃されているが、親友と呼べる友だちもいる。
おねだり上手。
(『マギアレコード』内アーカイブ「魔法少女」より)
左:通常 右:魔法少女姿
神浜在住の魔法少女で、調整屋の八雲みたまの妹。姉のことは「姉ちゃ」と舌足らずに呼ぶだけでなく、他人をあだ名で呼ぶ。
お団子ツインテールの天真爛漫な少女。
駄菓子が好物であり、父親を探しにやってきた里見那由他によく絡んでは駄菓子をおごってもらっている。その他、ファッションを趣味としており、雑誌テラピチを毎月買うほど。
一人称は「ミィ」で、友人の月出里や姉であるみたまからもそう呼ばれている。
余計な心配をかけさせたくないのか、姉には会いたがらず、みたまの方も調整屋で会うまで彼女が魔法少女だということを知らなかった。
姉・みたまを彷彿とさせる自由奔放だが憎めない性格。幼いぶん彼女のほうが他人を巻き込む能力が高く、みたまでも振り回されてしまう。反面、本人は大人っぽい雰囲気を纏っていたり様々な魔法少女と親しい姉ちゃが内心うらやましい様子。
大人が子どもに隠しておきたいような暗いことにまで気づいてしまう聡い子。いろんな意味で似た者姉妹。
誰に対しても分け隔てなく接し、時に友人の相談に乗ったり交渉を持ちかけたりする肝の据わった一面がある。
ユニオンの魔法少女とも友達になりたいが、プロミストブラッドとの抗争に巻き込まれることを心配する姉に交流を止められていて、寂しそうにする場面も。
呼称表
里見那由他 | なゆたん |
氷室ラビ | ラビたん |
佐和月出里 | すーたん |
青と黒を基調とした東洋風の衣装。
武器はジャマダハルないしカタールと呼ばれる特殊な形状の短剣。
魔法少女になった際の願い事は「神浜市を守って」(第2部8章で判明)。
キュゥべぇから姉のみたまが神浜の滅びを願ったことを聞かされ、それを打ち消すように上記のことを願った。みかげによれば「姉ちゃが起こした波を押し返した」とのこと(魔法少女ストーリーより)。
魔法少女の願いは必ず叶う。彼女の願いが具体的にどう叶ったのか、あるいはこれから叶うのかは明確ではない。
アナザーストーリー第2部8章で、みたまは「イブやワルプルギスの夜相手に奇跡を起こして神浜を守ったのだから、みかげの願いは叶い終わっており、自分の願いだけが続いている」という見解を述べている。
(断言はできないが、みかげが契約をした場面のスチルイラストでは雨が降っており、変身ムービーではビルが倒壊していることから、イブやワルプルギスの夜が襲来していた時期かもしれない。)
アクセルゴリラかつコネクトでMP配布ができ、専用メモリアがアクセルドローな為、マギアが重要になるキモチ戦や百禍等高難易度ミッション向けになっている。
コネクト「ミィが手伝ったげよっか?」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 攻撃力UP[Ⅶ]& MP回復 & 必ず魅了 |
★5 | 攻撃力UP[Ⅸ]& MP回復 & 必ず魅了 |
マギア「今だけ悪い子!」
レアリティ | 効果 |
---|---|
★4 | 敵単体にダメージ[Ⅴ]& 攻撃力UP & ダメージUP(全/3T) |
★5 | 敵単体にダメージ[Ⅶ]& 攻撃力UP & ダメージUP(全/3T) |
メインストーリー第2部『集結の百禍編』
第2章『微笑みと火花』
那由他の父親探しを手伝っており、現地の事を知らない彼女に現状を僅かながら伝えた。だが最中で水波レナからプロミストブラッドの仲間と勘違いされたり、そのプロミストブラッドのメンバーである智珠らんかから攻撃される羽目に。だが二葉さなと土岐すなおの加勢でどうにか助かり、調整屋に担ぎ込まれた。
みたまの叶えた願いをキュゥべえから聴かされた事をきっかけに、魔法少女になった事が明かされた。
第5章『揺れて恋歌に霞む理想』
子ども扱いされることに嫌気がさし、月出里と一緒に果てなしのミラーズを調査してみたまやリヴィアに認めてもらおうとする。途中でみふゆ・アリナと合流し、ターミナルを発見する手柄を上げるものの、魔女の強さに懲りたあげくみたまとリヴィアに二人そろって怒られ、背伸びした行動は自粛することになる。
第8章『夢のなごりに芽吹く花』
東西の対立が原因で子供から石を投げつけられる。その子はあした屋の主人に叱られた事で後に謝罪したものの、これがきっかけで姉のみたまは…
第9章『光差す正機迷宮』
姉を連れ戻すために一計を案じ、途中で出会った月夜に協力を求めて・・・
第10章『疾走ドラスティックラバー』
調整屋でももこと出会い、東西の人々が手を取り合って姉を元に戻す「仲良し大作戦」を月夜と一緒に始めていたことを伝え、チームももこも協力することになる。
その後かえでの発案で署名サイトを利用して学生たちの署名を集め、「神浜市の未来を作る学生会議」を立ち上げる。さらに魔女の口づけを受けた市長を助けて学生会議への協力を取り付けるとともに、やちよがテレビ放送で学生会議への参加を呼び掛けたことで活動が広まった。
みかげの努力を知ったみたまと十七夜は未来に希望を見出し、ひめなの居場所を告げた後彼女の仕掛けをリヴィアとともに破壊する。その後2人は行方をくらましてしまった。
第11章『喜びと悲しみの終幕流転』
ひめなが彼女から固有魔法を借り受けた事により、みかげの固有魔法が判明。
ひめな曰く「姉の根底を否定した事で人を壊す力を得たが、心優しいみかげは使わなかった」とのこと。
イベントストーリー
みたまの特訓
いつまでもみたまに子ども扱いされる事に不満を持つみかげは大人っぽくなる為、四苦八苦する。化粧をしても大人っぽく見られないどころか自警団を自称する男に目を付けられてしまうが、そこに現れたみたまはその場をやんわりと対応する”大人の余裕”をみかげに見せる。
みかげも大人とは外見の問題ではなく、気持ちや心の問題だと理解する。
Angels on the Road〜トナカイサンタ繁盛記〜
イベントページにあるようにこの世界の八雲みかげは「リトルバケーション」というゲーム世界の住人で本人ではない。(現実と同様の思考と魔法少女としての能力は持っている)
「あるいはお菓子でいっぱいの町」という町にて登場。千秋理子と新しく友達になった佐和月出里と一緒にゲームセンターで遊んでいた。
たくさんのキャンディを欲しがっていたが、勝てば何でも増やすことができるメダルゲームを使って一時は大量のキャンディを手に入れたが運悪く負けたことでキャンディを失ってしまった。しかし、こうなることを先読みしていた鶴乃のおかげで少しのキャンディは無事だった。
また、この町にあった賭けた物を増やせるメダルゲームが終盤に役に立つことになる。
クリスマスイブの日、那由他の家でパーティーをすると言うので、自身の家族とのパーティーよりそっちを優先する。
那由他の家に贈られたプレゼントの贈り主を探す過程で贈り主がみかげの家族であると突き止めるも、自分は金銭面を理由に望んで産まれた存在ではないと知ってしまう。
一度はショックの余り探索を中断してしまうも、先生との相談を経て母の献身的とも言える行動を知って立ち直り、自分とみたまの為に両親と縁を切ってまで自分を産んだ事を知った。
全てを知った後は結局自宅のパーティーに戻り、祖父母と初対面した事で家族みんなが幸せになったと感じた。
魔法少女ストーリー
八雲みかげ
時系列は第二部3章辺り。
- 第1話「お友達を作ろう」
みかげは不機嫌だった。原因は独り寂しく調整をしてる姉に差し入れを持って行きたかったのに、当の本人が仲間の魔法少女達とお茶をしているのを見て姉が友達のいない自分を裏切ったと思い込んだためである。
それならば自分を友達を作れとラビに言われるも、姉に起こった事が原因で一般生徒からは避けられている為、魔法少女の友達を作りに中等部のひみかを尋ねる。
彼女からエミリーのお悩み相談所を紹介され、そこに集う魔法少女達とファッション関連の話題で意気投合。
しかし自分と遊んでくれたのは単に年下だったからではと思い悩み、今度は自分と年の近い魔法少女の事をひみかに教えてもらった。ひとまず家に帰ると姉が待っており、プロミストブラッドにういが誘拐された事を聞かされ、みかげも巻き込まれる事を懸念して自分が魔法少女だと明かす事とユニオンのメンバーと関わる事を禁じられる。
「せっかく仲良くなれたのに、うまくいかないなー」
- 第2話「″お姉ちゃん″を求めて」
翌日、調整屋に行くみたまに対し自分は魔法少女との関わりを禁じられているのに姉は魔法少女達と楽しくやっている事に嫉妬し、自分を理解してくれる新しい姉を探しに行くと家を飛び出してしまう。
相談所に着いたみかげは梨花、れんと出会い意気投合。ショッピングにて梨花の親切心に触れ、彼女に自分の姉になって欲しいとお願いするも断られてしまい、姉と向き合うよう進言される。
次に偶然かのこを目撃し、遊びに行こうと家までついて行く。そこでかのこに遠まわしに自分を売り込もうとするも、みたまがやって来て連れ戻されてしまう。その際かのこからテレパシーで「本人の為を思って叱ってくれる家族が一番いい」と言われる。
家で待っていたのはみたまからの説教。しかしそれでもお互い平行線。直後、お腹が空いて姉が作ったおかずを見て謝罪と共にかのこの家で作ったペンダントを渡す。
「辛いの一緒なのにね、ごめんね姉ちゃ…」
- 第3話「大きな波の中で」
みたまがペンダントを大切にしてくれているのを喜ぶみかげだが、姉が市長選に立候補する人に差し入れの準備をしているのを見て、自分も同行を願う。
しかし迷惑がかかってはいけないと断られ、代わりに弁当屋へのお使いを頼まれる。
理子の店で彼女とういと出会い、二人は店を手伝うも慣れない作業に戸惑ってしまう。
そんな自分に何故優しくしてくれるのと聞くと、理子からは「一生懸命頑張ってる人を助けたいと思うのは普通」、ういからは「魔法少女は様々な苦しみを知っているから優しくなれる」と言われ、二人と友達になって月出里にも紹介したいと思うのだった。
次の日も弁当屋で仲良くなった理子とういの元に会いに行こうとするも、自分どころかういと理子も外出を控えろと言われた事を電話で知り、またしても自身の友達作りが阻まれてしまった。
姉の願いを知って自身も魔法少女になった時から大きな波に飲まれ、頑張っても頑張っても前に進めない。
ユニオンの人達から遠ざけられてる件も、自身の力ではどうにもできない。
那由他とラビに相談すると、ユニオンの魔法少女達は動揺しているので姉の気持ちも汲んで
欲しいと言われ、しぶしぶ受け入れる事に。
それでも、いつか逆らえない大きな波を自分で変えたいと願う。姉が起こした波をキュゥべえとの契約で押し返したから。
「いつか、すーたんも入れてみんなで遊びたいな」
ひょんなことから月出里と出会い友達になる。ある時、姉から月出里が新聞記事に乗っていた事を知り、調べた結果、彼女が凄惨な事件の生き残りであった事を知る。
コメント
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